今回前後半は主にポムさんの方で進行してもらおうと思います。
そんな感じで千奈さんに紹介をしてもらおうと思います。知らせ千奈さんです。
お願いします。
ありがとうございます。知らせ千奈と申します。今はですね、いわゆるニートをしております。
かっこよく言うとキャリアブレイクという形で、仕事と仕事の間をブレイクで、今いろんな興味があることとかに手を出しながら、次のキャリアをどうしようかなと考えているというような期間を過ごしております。
その中で、さっきしょうごさんからも話があったんですけど、津田の編集学校という場所に行ってしょうごさんと一緒に学びをしておりました。
その中で、今回呼んでいただけたということで、ちょっとですね、べらぼうすごい私も大好きなんですけど、見てる人が周りに全然いなくてですね。
悲しいです。
リハーサルを聞き始めたことをきっかけに、ぽむさんとお話しするようになって、ぽむさんもめちゃくちゃべらぼう大好きっていうことでお話しさせて、X城とかでお話しさせていただいたので、今日はすごい楽しみにしておりました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すいません、せなさんの自己紹介ノートとか、あとXのアカウントとかは概要欄に貼っておくので、もし興味があるかと思ったらそちら見ていただければと思いますが、
ありがとうございます。
本編いきましょう。ぽむさんお願いします。
はい、オッケーです。私もね、周りにべらぼうを語れる人ってあんまりいなくて、ノートでよくべらぼうについて一人で語ったり書いたりとか、
あとはなんか、私のいつも行ってる本屋さんがあるんですけど、そこに結構歴史好きで大河ドラマ好きの人がいて、その人に時々そのべらぼうについて教えてもらうんですよ。
初回に会ったときは江戸の初代将軍から第15代将軍までっていうのを全部教えてもらって、その人に。
この将軍はこれをしたんだよって。今べらぼうの、私べらぼうの政治サイドが全然わかんないので、その人に政治サイドのことについて教えてもらったりしてたんですけど、
なんかその人は政治サイドについて結構詳しくて魅力を持ってる方だから、でもちょっと私の興味とはあんまり違うところにあるなって思ってたので、
なんか瀬名さんは多分私とそのべらぼうの中でも興味がちょっと似てるかなっていうのを感じていたので、そういう瀬名さんと喋れるっていうのはすごく嬉しいなって思ってます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあちょっと、べらぼうについて今から語っていきましょう。
今回なんですけど、将軍さんは全然べらぼうについて知らないし、多分これ聞いてくださっている方もべらぼうについて全然知らない人も聞いてくれるかもしれないので、最初にそのべらぼうのざっくり概要を紹介したいなって思います。
このべらぼうは2025年の大河ドラマです。
2025年1月から始まって今25回目。
そしてべらぼうの舞台は今までの大河ドラマで描かれてこなかった江戸中期の長人の世界です。
江戸中期なので本当に戦がないんですよ。
他の大河ドラマって結構戦のシーンとかあると思うんですけど、べらぼうは本当に平和な、血の争いがない舞台でなってます。
その中で政治の対立とか争いとかはあるんですけど、本当に長人の粋な文化について描かれているっていう作品になってます。
このべらぼうの主人公ってツテヤ・ジューザブローなんですけど、このツテヤ・ジューザブローって江戸のメディア王って言われました。
北川宇多室とか葛飾北斎とかの浮世絵師とか作家たちを見出して、今で言う漫画とかラノベとかアイドルの写真集とかを出版した江戸のメディア王ツテヤ・ジューザブローについて描かれるっていうお話です。
ちょっとこの後瀬名さんにも聞くんですけど、私がそのべらぼうを見始めたきっかけっていうのは、私は本当に大河ドラマとか全然見たことなくて歴史もそんな詳しくないんですけど、
予告を見てすごく面白そうだなって思って、私も本が好きだったので、予告で江戸のメディア王とか、
日本をエンタメを日本で変えるっていうのを予告でされてたんですけど、それがすごい魅力的だなって思ってみました。
瀬名さん的にはどうですか、どういうきっかけがありましたか、べらぼうを見るときに。
そうですね、私もポムさんと似てるかなと思うんですけど、ちょうどさっき言った集いの編集学校っていうのに通って決めたのが12月のタイミングだったりとかして、
私の中でも本とか出版とかそういうものに興味がすごい湧いていたタイミングで、次の大河がこういうツテヤ・ジューザブローっていう江戸のメディア王って呼ばれる人っていうことを知って、
見てみようかなって思ったっていうところがあって、私自身もポムさんと一緒に大河ドラマってほとんど今まで見たことがなくて、
なんか今年こそ見るぞと思っても、ちょっと2、3話で離脱してしまったりとか。
めっちゃわかります。
そうですよね。
あれあるというか、結構やっぱり1回貯めてしまうと、1年間っていうのもあるので、
結構ハードルが高いものだったりするのかなっていうイメージもあったりして、
なんですけど、見始めてしまったら本当に45分間バンと一本勝負みたいな感じなので、結構見やすいし、
あとさっきポムさんもおっしゃってた通り、本当に戦とかがないんですよね。
なので結構見やすくて、普通のドラマを見ているような感覚で学び回りつつ、楽しみつつみたいな感じで。
はい、見てます。きっかけは本当に、その時自分が興味を持っていたものが題材になるっていうことで、
じゃあちょっと見てみようかなみたいなところが始まりでして。
そうなんですね。なんかベラボーって本当に1話1話すごい完結してて、展開も早いからすごい面白いですよね。
面白いです。めちゃくちゃそれメモしてあったんですけど、1話で完結するって。
そうなんですよね。だいたいその1話ごとに課題が出てくるんですよね。
その課題に対して本当に1話でツタジューがアイデアを出して、周りの力を借りて解決していくっていう感じですよね。
全然知らんかった。それみんな知らないんじゃないかな。
そうなんですよ。だからなんか次の話に行くなんかソワソワみたいな感じとか、もやもやみたいなものがなくて、
結構パパンって感じで終わるんですよ。見てない方はわかんないと思うんですけど。
最後になんかパパンみたいな感じの音があるんですけど。
ありますね。
次回予告につながるまでの音がめっちゃ好き。終わった。今日も綺麗に終わったなっていう感じがすごい好きです。
綺麗に終わったって感じしますよね。本当に。
なんか展開が早すぎて、見てる私ですらなんかツタジューもいつの間にこんなに人気になったのって感じで、めちゃくちゃ江戸の人気者になってるっていう。
面白いですよね。
なんかあれですね、私も瀬奈さんもそういう本好きのところから、ちょっとツタジューのストーリーに惹かれて見てみたって感じですね。
本当そういう視点から、なんか自分の興味関心から見ても本当に面白い話ですよね。
いや面白いですね。
こういう風に本作りやっていったんだって。
本当に面白いなと思います。でもなんかこういろんな要素が入ってるというか、ビジネスとか、それこそ人情的なものもありつつ、前半はちょっと政治パートも少なめだったりもして、
でもこれから後半にかけて政治パートの色はちょっと強くなっていくと思うんですけど、いろんな要素が彫り込まれてて、結構誰でも見やすいんじゃないかなとは思ったり、ちょっとタイ画初心者が言うのもなんですけど、思いますね。
本当にまさにそのベラフォーで描かれている舞台って大きく分けて3つあると思うんですけど、一個が吉原、一個がビジネス、一個が政治。
本当に政治のところも描かれはするんですけど、これってツタジューの物語だから、ツタジューがどう江戸のメディア王になっていったかっていう話だから、
中心は江戸の秋内とか、江戸のコンテンツをどう作っていったかとかそういう話なので、結構とっかかりやすいですよね。
本当にいろんな人を楽しんで見てもらえるんじゃないかなって思いますね。
じゃあですね、今回そのベラフォーのポッドキャストをやるにあたって、しょうごさんが全然ベラフォーについて知らないから、ベラフォーについてしょうごさんに魅力を知ってもらうために、しょうごさんに切り口になるクイズを出そうっていうことを考えてみました。
ということで、私とちょっと急なんですけどね、私と瀬名さんで1問ずつ考えてきたので、しょうごさんに答えてもらえたらいいなって思ってます。
じゃあちょっと私から行きますね。私からクイズを出させてもらうんですけど。
じゃあ第1問。第7話、後期到来、間書きの花っていう話があったんですけど、この時に主人公のツタヤ・ジュー・ザブローは、これまでの売れる債券を作ってみせますと宣言しました。
債券っていうのは江戸の優格である吉原のガイドブックのことなんですけども、この債券を売りつくってみせますってツタジューが言ったんですけど、ツタジューはこの債券を売るためにどんな工夫をしたでしょう?
わからん。
考えて考えて。
その名前は誰でしょう?というところで、
これは本当にスタジオがプロデュースした浮世絵師がたくさんいるんですけど、
結構教科書にも載ってる。
スタジオザブロって多分教科書に載ってないかなって思うんですけど。
載ってないですよね、そう。
載ってないですよね。
載っててもおかしくないですよね。
いや、本当になんで載ってないんだろうと見始めてから思いました。
本当ですよね。
もう教科書に載ってくるくらいの人です。
で、実はちょっと一人にね、絞るのは難しいなと思ったので、
ちょっと三択にしてみました。
ありがたい。
みんな有名です。
みんな有名です。
はいはい。
じゃあ、まず一人目が東修在、シャラク。
シャラクみたいな感じでいわれるんですね。
ピラネーション。
シャラクって思ってください。
はい。
で、二人目が北川宇多丸です。
それは聞いたことある。
で、三人目が葛飾北斎です。
はいはいはい、聞いたことある。
ダメでしょ。
ダメでしょ。
わからなすぎるなー。
えー、なんか、そのなんだろうな、なんかヒントっつうか、
ロジックで考えるとわかる何かがある。
それわけでもないです。
ロジックは正直わからないと思います。
えっと、空丸はなんか最初に、空丸の才能を伝授が見出したシーンがあるんですけど、
それがその空丸が、すごい絵が、似せて描くのがすごい上手だったんですよ。
4話のところで、西経を、ちょっと待ってくださいね。
西経が出てくるんですよ、4話で。
そこでね、津田寿が、これ津田寿がやったことが、
本を売るために、西経に各女郎に五福屋の着物を着せて、
その五福屋の着物って実在するもので、
その五福屋から資金をもらうっていうことをやったんですよ。
広告みたいなことをしたんですよね。
その時に西経を描いてもらったのが、
磯田古流祭っていう人に描いてもらったんですけど、
その絵があって、その絵をね、津田寿の兄貴にあたる、
ジロベイっていう兄さんがいるんですよ。
なんかすっごいチャランポランな兄さんがいて、
その兄さんがその西経に水をこぼしちゃったんですよ。
その時にカラマルが、僕これ直せるかもって言って、
その時にその磯田古流祭の絵を真似て、
その女郎の絵を描きました。
めちゃくちゃ精密にその絵を真似して描きました、カラマルは。
そこで津田寿が、お前はめちゃくちゃ絵が上手いな。
俺はお前を東大一の絵師にしてやるっていう、
すごいいいセリフがあったんですけど。
それヒントかな。
もう一回3択言ってもらっていいですか?
えっとですね、1番が、シャラク。
2番が、北川宇多摩郎。
北川宇多摩郎、はい。
3番目が、葛飾北斎です。
はいはいはい、分かりました。
僕はまず1、2を全く知りません、名前を分かりません。
葛飾北斎はめっちゃちゃんと聞いたことあるなと思っていて、
軽くだけググっちゃったんですけど、
僕の回答は3で、葛飾北斎が描いて、
僕が多分知っている波の絵。
波の絵がめちゃくちゃ印象的で、
今の話聞くとこういう再現力がすごいみたいな話なのかなと思ったので、
回答は3です。
正解はですね、2番の宇多摩郎でした。
全然違う。
宇多摩郎ってどういう人でしたっけ?
宇多摩郎は美人画の人です。
美人画をすごい美しく描いた人で、
今出てきたこの3人、3人美人が並んでいる絵があるんですけど、
これとか、あとこれ何かな、コッピン?何だっけ?
コッピンの女っていうやつですね。
ここでいうとポペンか、ポペン。これは結構有名ですね。
さっき言った磯田古流祭も西経に女郎を描いていて、
女の人の美人画を描いてたんですけど、
それをカラマルがすごく綺麗に写しとったっていうお話ですね。
なるほどね、そういう話だったのか。
ちょっと疑う宇多摩郎。
高校の時のテストで描いた記憶しかない。
そうですよね。
私がさっき、多分わからないと思うって言ったのが、
実はここが忠実とフィクションが混じってる部分だからなんですよね。
実はそのカラマルっていう少年がいたかどうかも、
その少年が後に宇多摩郎になるかどうかも、
実はわからないっていうのが正直なところで、
スタジオがプロデュースして、北川宇多摩郎が世に出ていくっていうことは、
治療として残っている本当に忠実の部分なんですけど、
その少年がいてみたいな、すごい絆が強くてですね、
すごい物語としては厚い部分なんですけど、
実際にそういうやりとりがあったかみたいなことは、
実はわからないっていう部分なんですよね。
そうですよね。
そうなんです。
なんかここがエンタメと忠実をうまく混ぜていて、
面白くしている部分だなと思って、
タイガ、タイガすげーって思った。
すごいですよね。
そうなんですよね。
このポッドキャストの企画を立てるときに、
瀬野さんがすごいいいことを言ってくださって、
このタイガは実際はそのわからない部分の余白が、
うまくエンタメになっているっていうことを伝えていただいたんですけど、
まさに私たちの余白のことに寄せてもらって、
余白っていうキーワードを出してくださったんですけど。
これね、実際私が今ベラボーンについて、
本屋さんで会う人に話を聞くってことをやってるって言ったんですけど、
その人が言ってたことも、
本当にまさに瀬野さんが言ってたことと同じで、
タイガドラマって歴史について描くものだから、
実際にその確定した歴史っていうのがもうすでにあるんですよね。
でもその中で資料化されてないものとか、名文化されてないものがあって、
それをいかに面白く物語として見せるのかっていうのが、
タイガの魅力っていうことを言っていて、
それを本当にねベラボーンでも感じることで、
すごいね、そこのなんかね、制作人のやっぱね、
すごいですよね、この魅力を伝える力、
本当にいいものを見せてもらってるってもう毎週思いますよね。
いやー本当です。
そうですよね。
確かに歴史物語みたいなのは、
まあ確かにおっしゃってもらった、
最初はわかんない部分をうまくエンタメにしてみて、
そうだなと思って。
ちょっとせっかくなんで話を逸らしちゃうと、
僕が今これで話を思い浮かべた作品が2つあって、
両方とも漫画なんですけど、
1個はキングダム、今も続いてますけど、
あれも結構史実とは全然違うようなことを書いてると聞いているんですけど、
まだそこらへんが結構面白く書かれているから人気なんだろうと思うし、
あと今ジャンプでやってる逃げ上手の若気味っていうのも、
これ包丁家、包丁家の生き残りが活躍するというか、
主人公の漫画なんですけど、
まあなんか史実的には包丁家って滅んでいく方なので、
別にあんまり面白くないじゃんって感じなんですが、
まあなんかいろいろあるらしくて、
まあその逃げ上手っていうので、
逃げるのが上手っていう意味なんで、
包丁家がいかにして生き残っていったかみたいな、
そういう目線で書かれてる漫画なんですよね。
これもなんか結構史実とは、
史実は史実で言ってるんだけど、
その空白部分はうまく埋めて書いてる感じがあって、
その漫画の中に書いてあるんですよ、
これは本当にこうだったかよくわからないみたいな話とか、
そういうところは結構書いてあったりして、
だからその歴史系の物語っていうのは、