1. 趣味発見!むしゃむしゃラジオ
  2. #158 マスメディアじゃないか..

同人誌ってポッドキャストに似ているかもしれません。そう思えることがいくつも出てくる同人誌回です。召し上がれ。

ゲスト:たなかときみさん

Twitter:@tokimitokimi


サマリー

田中さんはゲストとして迎えられ、同人誌の楽しみや作り方について話されています。同人誌はニッチなジャンルの本であり、自分自身の好きなものを表現する手段であると説明されました。また、同人誌作成のプロセスや趣味の難しさについても話しています。田中さんは取材を通じて関係性を築き、同人誌を作り上げる活動を行っており、それは個人の思いが詰まったものとして存在しています。さらに、趣味の定義や多趣味の面を探る話題もあります。彼らは趣味について考えるきっかけや同人誌の制作についても話し合っています。同人誌制作の大変さやゴールの有無、自分で行うことの気楽さなども話されています。また、同人誌の発行部数の少なさから大手出版社が扱わないようなマニアックな内容に興味を持つ話もあります。田中さんたちは同人誌の世界が面白く、同人誌と即売会について深く語っています。

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こんにちは、趣味を何でもむしゃむしゃDJいしかわです。むしゃむしゃラジオでは、いろんな方をゲストにお招きして趣味のお話を聞いています。
その趣味の楽しいところや始め方など美味しいところを聞いて、新しい趣味を見つけるきっかけにするための番組です。
自分が詳しいことだったり、自分が言いたいことを発表する場として、皆さんだったら何を使いますか?
むしゃラジオを聞いてくださっているということは、ポッドキャストじゃないかなって思い浮かぶ方が多いんじゃないかなって思うんですけれども、他にもブログだったりとかYouTubeだったりとか、まあいろんな手法がありますよね。今の世の中。
今日はその手法のうちの一つをご紹介していただきました。なんだかすごいポッドキャストに似ている世界だなって思いました。
それでは今日もいただきましょう。DJ鹿のむしゃむしゃラジオ。
早速今日のゲストをお呼びしましょう。今回のゲストはこの方です。
どうもこんにちは。田中時見と言います。40歳。男性です。
ストリップ劇場にたまに行ったりだとか、最近は他にもいろいろな場所に行くのが、出かけたりだとか場所に行くっていうのが結構好きで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。じゃあストリップがお好きということは、この番組自体はもしかしたらストリップ界とかから知っていただいた感じですか?
そうですね。ストリップ界を、確かスーさんでしたっけ?
うん、スーさん。
が話しているのを聞いて、番組のことを知って、それで結構アーカイブでいろいろな趣味の方が喋っていて、ラーメンが好きな高校生の話とか。
聞いてくださってるんですね。
一つ聞きまして、やっぱりいろんな趣味があって、いつか機会があればお話しできればなと思って、
ただストリップの話はもうスーさんされてるし、何かあるかなと思って、ちょっと考えて考えて、タイミング的に何か自分の中で話したいなと思ったので、ちょっと声かけさせてもらった感じですね。
わー楽しみ。ストリップ界、実際あの後また別のムーンさんという方にご紹介いただいて、一緒に行ったりとかして、
ただ単純に聞くだけじゃなく、僕も体験するっていう、よりむしゃむしゃできる趣味の話で楽しかったんですよね。
なんかそれも聞いて、すごいスーさんめっちゃハマってるやんって思ったので、はいすごい楽しかったですね、それも。
ああいう知らない世界を知れるっていうのがね、ほんとやってる意味あるなって思いました。
そうですね、なんか扉開けるまでのきっかけみたいなのがやっぱりなかなか難しかったりしますし。
はい、そうなんですよ。だからある意味ほんと僕が一番役得なんですよね。
ああ、そっか。人の熱量を聞くことで背中押されるというかなんかね、扉が目の前に見えたりとかってありますもんね。
ありますね。だから今日もすごく楽しみです。
同人誌とは
そんな田中さんの趣味って何ですか?
今日話そうと思ってるのは、同人誌で、同人誌の即売会、コミケだとかに行ってみようじゃなくて、本を作って出てみませんかっていう風なのをちょっと話したいと思ってきました。
本を自分で作る。
そうですね、自分で作る。自費出版というか本当に自分で本を作るっていうような感じですね。
その辺の自費出版で本を作るんですっていう方と同人誌と、あと最近なんかジンとかとかあるじゃないですか、あの辺なんとなく聞いたことあるんですけど、あれってなんかそれぞれ全部違うものなんですか?
自分もジンと同人誌の違いとかもネットで今日話す前に調べたりとかしたんですけれども、あまりなんか同人誌、ジン、あとディトルプレイスみたいな言い方もあって、多分本人たちがどう呼びたいかっていう風なところなのかなっていう風な気はするので、間違ってるかもしれないですけども、自費出版はどこか出版社の方からとかで、自費出版専門の出版社みたいなものもあったりとかするので、
きっとそういうところでなのかなという。
なるほど。僕自身が同人誌の即売会、コミケとか、あと他にもあるんですかね、行ったことがなくて。
そうですね。
同人誌って聞くと、好きな漫画とかゲームの作品を自分なりの物語を考えて漫画にするものっていう印象がすごい強いんですけど、その認識はあってますか?
なんかあれですよね、いわゆる薄い本みたいなやつですよね。
自分の中ではその感覚ではなくて、もちろんそういう風なものもあるんですけれども、自分の好きな本を自分で作るっていう風な感覚ですかね。
なので、むしゃらじで言うと、本当に趣味の方結構、趣味の方結構で、皆さん趣味の話をされるじゃないですか。
その趣味のものを話すじゃなくて、本にするっていうような感覚ですね。
なので、作ってる本も人それぞれなので、創作で自分の小説作ったりだとかする方とか、自分の漫画を作る方もいるし、自分の場合はストリップ劇場の同人誌を作ってるんですけども、
それを同人誌で、そういう風などこかの場所を取材してっていう風な形でやってる方もいるので、本当に幅広くいろいろな、ジャンルなしで何でもOKっていう風な世界ですかね。
一般的にその同人誌って聞くと、その薄い本イメージしちゃう人もいると思うんですけど、僕みたいに。
そうじゃなくて、それはもうそのワン・ノブ・ゼムで、もっと世界が広いんですね。
自分がよく出ているのが、コミケが多分すごく有名なところだと思うんですけども、文学フリマっていう風なお買い替えがあるんです。
先日小説を書いていると、テクストダイバーっていうポッドキャストをやられている方から聞いたんですけども、その小説を書いて出しているのが文学フリマっておっしゃってたと思います。
文学フリマのコンセプトが、自分が文学と思うものならば何でもOKっていう風な形なんですね。
なるほど。
なので、今同人誌の話を言ったんだけども、人によっては写真を売ったりだとか、アクセサリー的なものを売っている方もいますし、
本だけじゃないんだ。
本だけではないので、二次的なものっていう風な、何かのパロディだとかアニメとかっていう風なことじゃなくても、本当にそれだと多分は文学と思うものだし、そうですね。
なるほどね。
ご自身が好きなものを、僕の場合はこうやってポッドキャストで喋るのが好きでポッドキャストで配信しているし、
人によってはブログで配信してたりとかする人もいるし、
その表現をするもののメディアがYouTubeだったりとかいろいろある中で、
また同人誌っていう紙に落として、それを本として閉じるもので表現したいみたいなことがそこに現れるんですかね。
そういう形ですね。
同人誌の場合は、自分が思う同人誌の面白さって形なんですけども、
例えばYouTubeだとかブログだとかでアップして、
有料でとか会員がしか見れないっていう風な方法もあると思うんですけれども、
同人誌はその場所に行かないと買えなかったりだとか、
あとは勝負数で作って、50人だったらこういう内容を見せてもいいみたいなことを書くこともできるし、
あとはネットだと流れてしまうけれどもずっと手元に置いてもらえるっていう風なことだとか、
結構同人誌ならではの面白さっていう風なのは、
同人誌の広がり
あと同人誌じゃないと取材がしにくいものとか。
ああ、そうか。取材もするっておっしゃってましたもんね。
そうですね。なので、例えば大手になればちょっとしにくいっていう風な、
表に出にくいんですっていう方でも、
同人誌とか勝負数だからじゃあいいよっていう風なこともあるので、
逆に同人誌だからこそ書けることとか伝えれることっていうのもあるっていうのはありますね。
なるほど。マスメディアじゃないからこそ知れる情報っていうものが、
この時代だと特に存在するんですね。
だと思いますね。どうしてもネットは間口が広すぎて、
誰が見るかっていう風になってしまうときに、
スポットでここっていう風に当てることができるので。
じゃあ田中さんがやられているストリップの同人誌もある種そこに入ってくると思うんですけども、
他にもそういういわゆるニッチと言われるジャンルのものがいっぱいあるんですね。
結構ニッチないろんな本がありますね。貨物船で旅行をしてみたみたいな人が。
そんなことできるんだ。
そう、できるらしいですよ。
もうその時点で確かにニッチですね。
だからやっぱり貨物船なので、荷物が優先されるので、人間のことではなく、
だから荷物の動きによって自分の行きたい場所とかもずっと足止めされてみたいなのも、
そういう風なことを書いている方もいるし、
本当に家族のこととか、あとは風俗体験していてちょっと人には言えなくてみたいな方が書いていたりだとか、
そういう風なものから、本当に道祖神とかあるじゃないですか。
あれに2年間とか3年間、お供えものをどういうものがお供えされていくかとか、
あとはコンクリートを置いといて、それがお供えされていくかどうかっていうのをずっと何年も追って、
徐々に物を誰かがとか、寿園を置いてどんどん神様になっていく、
家庭用印刷の本にする方とか、本当にニッチだから面白いようなものは結構多くありますね。
同人誌の楽しさ
確かに出版社がやってビジネスになるっていうものじゃないから本人はされづらいけれども、
そうなんですよ。
こうやって聞くと、読んでみたいって思うっていう面白いポジションなんですね。
1万人、10万人が読まないかもしれないけども、100人だったら絶対買うみたいなものを作れるっていう風な楽しさはありますね。
どこかはやっぱポッドキャストに似てるところはありますね。
なんかそれはちょっと自分も今回話すときに思って。
結構僕の場合はいろんな方に趣味を聞くっていうので、またちょっと違うジャンルではあるかもしれないんですけども、
宇宙の話をされたり広告の話をされたりとかっていう、わりとご自身が得意、興味があるっていうジャンルに絞って配信されてる方が多いので、
それはある種同人誌に似てるところなのかななんてお話を伺いながら思いました。
同人誌を作る上で取材もされるっておっしゃってましたけど、
どこからどこまでご自身の手でやられるものなんですか?
僕の場合でいいですかね。
僕の場合は一冊本の中に今言ったストリップ劇場で言えば、劇場の人だとか踊り子さんまたお客さんだとかにお話を聞いたりだとかっていうふうなこと。
全部ですかね。
話を聞いてそれを聞いたものを文字起こしをしてどういうふうにしてっていうふうな何ページにしてっていうふうなこともそうですし、
漫画を自分は書いてるので、漫画をそこに入れたりだとか、
中にステージ写真だとか劇場の写真も入れてるので、
劇場に行って写真撮らせてもらえるかどうか確認をとって写真撮らせてもらって、
同人誌作成のプロセス
どういうふうな構成にしてっていうふうなものまで作って一冊に落とすっていうとこまで。
すごい、それが文業じゃないのも一般の書籍本屋さんに並んでるものともまた違いますもんね。
そうですね、なので本当に自分が好きなものを好きなように作れるっていうふうな感じですね。
田中さんが直近で出されたその同人誌って何ページぐらいあるものなんですか。
自分が直近作ったら150ページ。
150ページ。
はい。
これはインタビューとかしてから150ページぐらいだなってまとまっていくものなんですか。
それともある程度150ページの台割りを振っていって、
そこに合うコンテンツをどんどん取材したりとかって入れていくものなんですか。
いや、もともとは110ページぐらいで収めようと思って考えたんですけども、
取材をしていくとどんどん長くなって、
この話もやっぱり面白いしあれもっていうふうなので、
一回台割りしたら200ページ超えてしまったんで、
さすがにちょっと同人誌なんて何ページでもなんですけども、
自分がいつもお願いしてる同人誌の印刷書も200ページとかは蹴玉割ってない感じだったんで、
それで削るというか、200ページだと本当に辞書みたいになっちゃうので。
でもその辺のページ数、多少は自分の中での決定でできるって言ったところも、
関係性の構築と同人誌作成
ある種同人誌ならではのところなのかもしれないですね。
そうです。だから110ページで売らないとってもんじゃないから、
別にそこで200ページで売ったとしても全然OKですし、150でもいけるっていうふうな。
僕もポッドキャストやってて一番いいなって思ってるところは、
構想時間とか編集しての尺が決められてないんで、
50分もOKだし、
今日ちょっと一人で喋って短いなのに20分でも配信できるっていうところに
救われてる部分もあるなと思ってて。
一番コンテンツが自分が美味しいと思う状態で出せるって言ったところは、
なんかいいですよね、こうやって作ってる上で。
そうですね。なのでページ決まっているとどうしても削りたくないとこまで削らないといけなくなってくるけれども、
それはしなくていいので、見せたいとこを見せたいとこまで見せれるっていうふうなのは。
その150ページの同人誌って、じゃあ作るぞって、
なかなかの自分の中での作るぞっていう決意が必要な気もするんですけど、
作るぞってやってから、実際にじゃあ製本できましたまでに、
どれぐらいの年月がかかるものなんですか?
それがちょうど本当にこの時期ならではなんですけど、コロナがあったじゃないですか。
コロナがあったじゃないですか。今もあれなんだけども、やっぱり取材をしていくものなので、
取材がしにくい時期があったりとか出てきたので、劇場が実際休んでる時期とかもあったりだとか、
あとは始まってはいるけれども、本当に人が全然、なかなかお客さんも来れない状態でっていうふうな時期もあったので、
最初に本を作るぞって思ったのからは、できるまでに3年かかって、
ただそれは本当にそういうコロナとかもありつつで、
だからあれですよね、結構最初に作ろうと思ってよしやるぞっていうのと、
結果としてできたものっていうのは全く違うものになってきましたね。
そっか、それは世の中の情勢だったりとかも含めて、伝えたいことも変わっていくっていうことですね。
そうですね、だいぶと変わりましたかね。
すごいですね、3年とかってやられてる間に、当然取材とかはしてるけれども、
アウトプットを誰かに見せるっていうことはできないわけですもんね。
そうですね。
それを頑張って全部集めて作って、やっと3年でリリースっていうのって、すごい感慨深いでしょうね。
結構ね、楽しかったですよ。
僕は毎週週2回作って出して作って出してをやっているので、
そこはちょっと違う部分かもしれないですね。
それはもうそのタイミングでって決めてるんですよね。
いやそうなんですよ、最初音声コンテンツを甘く見て、
まあ週2回いけるでしょっていう何の戦略もなく決めた週2回に、
続けられるうちは続けようって思ってやっているせいで、
自分の首輪じゃんじゃん締まってるんですけど。
編集とかも考えると結構大変ですよね。
そうですね、本当に甘く考えてたなって思ってますけど、
まあ縛られたら縛られたで、その縛られた中で生み出すものにも意味があるのかなって思ったりはしているので、
続けられるうちはやってみようっていうふうに思ってます。
でもポッドキャストと似てる部分とまた違う部分とってあると思うんですけど、
僕はこうやってお話聞く方がいないと成立しない番組をやっているから余計気になるんですけど、
田中さんがストリップ劇場で同人誌を作られているっていうのって、
さっき写真も撮らせてもらったりとかっておっしゃってましたけど、
普段写真NGじゃないですか。
そうですね。
そういうところで写真撮らせていただいたり、
踊り子さんだったりとかにお話聞いたりとかされてるわけですよね。
それって簡単じゃないと思うんですけど、
どうやってそういうお話を聞いたり写真撮らせてもらったりとかしてるんですか。
本当に一つ一つの劇場とか踊り子さんも含めてですけども、
少しずつ関係性を作っていくっていう感じですかね。
自分の場合、今回直近で作ったのが取材をした本でいうと4冊目なんですね。
それの前に、同人誌を作る前に結構ストリップ劇場の漫画を書いていて、
劇場の漫画を書いたりとかしていたので、
それもたまたまツイッターで書いたのがバズって知ってもらって、
知ってもらったことで、そういう風な人ならばっていう風なので、
お話した時に大丈夫だったりとか。
なるほど。
趣味の難しさと趣味の定義
それを本当に積み重ねて場所一箇所っていう風な感じですかね。
どう言えばいいんですかね。
人間関係が作れていけば向こうもどういう人かも分かってくれるので、
それに対して気持ちだとか伝えれば。
はい。
なるほど、そっか。
いきなり体当たりするのではなく、
ツイッターあって、どこか一つの劇場を書かせていただいて、
あの劇場の漫画を書いている人だったらみたいな感じで、
どんどんどんどん次はあそことあそこを書いている人ならみたいな感じで話しやすくなっていくっていう、
もちろんそんな簡単な話じゃないと思いますけど、
ギュッとすると、そうやって関係値を築いていってお話を聞いていくっていう、
やっぱり単純じゃないというか、
簡単じゃないことをやられているから商業ではない、
個人の思いが詰まった同人誌になるんですね。
そうですね、はい。
すごい。
僕もこうやってストリップの話とかもお伺いして、
実際行ってみてっていう、
面白い世界だなってすごい思っていて、
お話を聞く前のイメージと聞いた後、
行った後でイメージがガラッと変わって、
なんか潜入感とはまた違う、
すごい深くて、みんな真剣だし、
こんなにも見せられる世界だななんて思ったんですけど、
ここを取材したいなっていうふうに思う気持ちは、
本当僕なんてもうにわかですけど、
それはすごいわかるなって思ったので、
田中さんすごい活動されてるなーなんて思いました。
なんかね、そういうふうな、
どんどん知れば知るほど面白くなってくるような、
場所もそうですし、
人自体にみんな魅力がというか、
面白みがあるっていうので、
話も聞きたくなってっていうところもすごくあるので。
そうですね。
今田中さんがやられていることって、
趣味っていうカテゴリーに当てはまるかなぐらい、
結構もうやられていることが滝に渡ってますよね。
そう、わかる。
でもなんかそれって、
趣味って何なのって話をなると、
なかなか話せないじゃないですか。
そうですね。
本当今150回ぐらい聞いてて、
逆に趣味ってどこからどこまで、
みたいなのがわかんなくなってくるんですよね。
で、趣味を仕事にするとかっていう話があったりとかするじゃないですか。
はいはい。
とかも含めると、
どっからが趣味って呼んでいいか、
もちろん個人の自由なんですけど、
よりわからなくなってくるんだなっていうことに気づいてきてます。
ちょっと雑談的な感じでしゃべらせてもらうんですけども、
そう、趣味の難しさっていうの。
自分も本を同人誌作って、
いろんな場所で売って、
取材をちゃんとするってなると、
しっかりしすぎちゃうんですよね。
でも趣味って、
本当に道端に落ちてる石ころを拾って、
それをたまにいいのがあれば拾って部屋に置いておくぐらいなことを、
別に誰に言うわけでもないし、
っていう風なのをずっとたまにやってる。
1ヶ月に1回、2ヶ月に1回やってる。
でもそれを本人の中で、
趣味とすれば趣味でいいし、
それをでも発表、
例えば今回同人誌作ろうって言ってるけども、
いざ本人作っちゃうと、
それが趣味じゃなくて、
外にオープンしていくものになってくるから、
どんどん自分の中でも趣味じゃなくて、
ひとつの表現になっちゃったりだとかしたら、
とかいうのもあるから。
なんなんですかね。
難しいところではあるから。
これはちょっともしかしたら、
僕がこうやっていろんな方に趣味を聞いていく番組の、
ある種最終目標になってくのかもしれないんですけど、
新たな趣味の定義付けみたいなことが、
こうやって聞いていく中で見つかったら、
面白いななんて思ってはいます。
石川さんは趣味ってなんですか?
僕は結構多趣味だと思うんですよ。
それこそ映像作品見るのも好きだし、
ドラマ映画とかも好きだし、
小説読むのも好きだし、
漫画も好きだし、
週に一回とかってレベルですけど、
ジムに行ったりとかするのも好きだし、
音楽も好きだしとかってなってくと、
あと仕事が趣味みたいな感じぐらい、
仕事やってたりとかするんで、
なんかその辺がこれっていう、
趣味の悩みと考え方
逆に言うともうこれですっていう、
一個絞るっていうのが、
あんまりできてないのもあって、
趣味ってなんだろうな、
他の人どうやって趣味やってるんだろうな、
っていうのを聞いてみたいが、
割と発端にはあったんですね。
教えて言えば旅とかが割と好きですけど、
その答えがもしかしたら、
こうやっていろんな人に聞いていったら、
なんか見えてくるのかもしれないなって、
最近思い始めたところです。
聞いて見えてきそうな感じは、
聞いて逆にわからなくなるというよりかは、
聞いてわからなくなってるんですけど、
完全に。
でも最初なんかわかったつもりになってたのが、
わからなくなってきたんで、
なんかこれを越えたら、
何か新しく言語化できる、
何かが見つかるかもしれないなって、
思っているので、
ちょっとこの辺はいろんな人の話を聞いて、
悩んでいこうかなって思ってます。
趣味って熱するものだから、
急に好きじゃなくなることもあるじゃないですか。
ありますよね。
変な義務感でやってるなって気づくときとか、
あったりとかもしますしね。
好きなものを嫌いになるのをどんどん探し出す時期とか、
ありますもんね。
好きだからやってるはずなのに、
なんか義務に感じちゃったり、追われちゃったり、
好きだけど嫌いになれないとか、
嫌いになりたいのにみたいな感じのことを、
思っている方がいたりとか、
そこが面白くもあり、
僕もまだ全然答えにたどり着けないなと思ってるんですけど、
1000回ぐらい言ったら何か見えてきますかね。
1000回はされるって形なんです。
まだわかんないです。
田中さんが同人誌を3年もかかってとかって、
結構大変な中、
それでもハマられてやってるわけじゃないですか。
最初の同人誌を作った時ってどんな感じだったんですか。
大変なことだと思うんで、
しかも1冊目って右も左もわからない中で、
なんとか本にしてっていうことがあったと思うんですけど、
その大変さを味わってても、
他にもまた作りたいなって思うようになったと思うんですね。
今も続けられてるってことは。
ハマったきっかけみたいなのって何かあったのかなと思って。
1冊目作って僕もう二度としたくないと思いましたよ。
それなのに続けてるんですね。
多分鹿原さんと同じかわからないけども、
1回やったら続けていける可能性が見えてくるというか、
作ったことで周りからこういう本を作ってくれたことっていうのに対して、
当時はそんなにストリートフィクションを取材して、
いろんなものを書いてる本がなかったので、
結構周りからそういう本を作ってくれたこととか、
ファンの方からすると喜んでもらったりだとか、
劇場さんだとかからもやっぱりこういう本を作ってくれてありがたいような形で
言ってもらえたりだとかしていったりだとかしていくと、
ちょっともうちょっとせっかくさっきも話に戻ると関係性ができてきて、
あの本作ってるんだったらっていうふうに思ってもらえるのであれば、
またこう作っていくことが自分はできるのかなっていうふうなところですかね。
結局その人なんですよね。
どんどん届いたとか、
そうやって新しく知り合える人がいたみたいな感じの
人間関係が広がっていくことでやめられなくもなるし、
やってて楽しさも味わえるっていうのは、
僕もポッドキャストでそこを結構感じています。
そう、でも人ですね。
だから本作るのもそうだし、
即売会に出るのもやっぱり人と会うとか、
あとは隣のブースもやっぱりみんな好きなものを作ってる人なんで、
隣のブースの人と喋るのもやっぱり面白いんですよね。
みんな独自の好きを探求してる人たちなので。
なのでそうですね、やっぱり人と、
どちらかというと、
人と会う人と喋るっていうふうなことが面白いっていうふうなのは、
今回なんか石川さんに、
同人誌制作の大変さと続ける意義
もしよければお会いしてって大丈夫ですかみたいなお話したじゃないですか。
それも今リモートで話してるじゃないですか。
リモートだと声はわかるんですけども、
表情もわからないですし。
あと会ったと電話で喋ったって全然違うじゃないですか、関係性として。
その辺もあって、
でもやっぱりそうですかね、人っていうふうなとこですかね。
人と会うのが、どちらかというと趣味で言うと、
好きなことで言うと自分もそこかもしれないですね。
なるほど、やっぱりちょっと似てるんですね、
同人誌とポッドキャストってね。
うんうん、なのかもしれないですよ。
田中さんがこう同人誌を続けていく上での、
目標というかゴールというか、
いつか同人誌でこんなことできたらいいななんていうことってありますか。
ないですかね。
即売会っていうふうにさっきの文学フリーマンとかの話でいうと、
即売会に出ることは自分は趣味でいたいっていうのがあるんですね。
何かこういうふうなゴールっていうのを決めちゃうと、
やっぱり目的ができちゃうとそこに縛られちゃうというか。
はい。
なので特に決めずに続けていければいくし、
出たくなければ出ないしぐらいの感覚でやっていければ一番いいのかなというふうな、
あくまで趣味の範囲としてというふうな。
なるほど、いいですね。
やっぱゴールがあるタイプの趣味と続けていくことが目標というか、
続けて、単純に自分が楽しいから続けていきたいっていう趣味が、
この2パターンが大きく分かれてあるなっていうのは、
ここまでいろんな方に聞いてて思うんですけど、
その趣味とずっと一緒にいたいって思えるってめっちゃいいなって思うので、
同人誌もそういう感じなんですね。
そうですね。
でも本当にさっき言った、やめたくなったらいつでもやめようかなとは思ってるので。
それぐらいの関係がいいですよね。
たぶん。
3年かかった同人誌を出されたのが今年ですか?
去年の12月ぐらいに出したんですかね。
もうその次って動き出してるんですか?
あとね、もう一冊は作りたいっていうふうに思ってはいて、
いろいろやったりはしてるんですけれども、
今作ってるやつが結構まだなかなか動いてない部分があるので、
今はまずこれを売らないと部屋が大変なことになってるんですよ、結構。
倉庫機能もご自身。
そうですそうです。
すごい。本当に何から何まで自分でやるんですね。
そうですね。
なのでまずちょっと足伸ばしてゆっくり寝れるようになってからですかね。
次のこと考えるのは。
なるほど。
それ動き出してどなたかにインタビューしてしまったら、
どこかに出さないとさすがにいけないっていうのもありますもんね、きっと。
そうですね。
たださっきもコロナがあったりとかで内容が変わるとかもそうなので、
必ずしもそのインタビューが当初の目的のインタビューと変わっちゃうこともあるしね。
すごいな。
全部自分でやるっていうことの範囲が、
最初にお話聞き始める前に思っていた全部よりも、
さらに前と後ろがもっとありましたね。もっと全部でした。
そうです、もっと全部で。
ただなんか文章のおかしいところだとか、
構成するときにこれだとちょっと上手いことページ行かないよとかは、
見てもらってる人がいるんですけども。
同人誌制作の楽しみとゴールのなさ
同人誌を作られるときは、
田中さんの場合はもう最初から最後まで文章だったりとか、
写真だったりとかはもうご自身なんですか?
例えばこのページ寄稿してもらうみたいな感じのこととかもやるんですか?
最初はしたんですけれども、
一回目以降は全部自分でしてますね。
それはポリシー的なことですか?
いや、別にポリシーではないんですけども、
人と作るのって大変じゃないですか。
それはまた楽な部分と大変な部分とっていうのがありますよね。
自分は別に、仮にしんどい大変な作業があったとしても、
自分が大変なだけなんで、
大変な感情は自分だけで背負うけれども、
その大変さを他の人も背負ってくれるかっていうと、
別にそういうわけではないので、
やったらやっぱり自分でやってっていうのが一番気楽ではあるので。
大変だけど気楽みたいなところありますよね。
一人でやっていく部分って。
そうですね。
だから人とすると、
みんな気持ちも時間も感情もありますからね。
なかなか。
その気持ちは僕もソロポッドキャスターなので、
わかる気がします。
だから人と作る楽しさっていうのはやりたいんですけれども、
でも意見が合わなかったらとか、
いろいろと出てくるかなというふうなことを思うと、
なかなか。
そうですね。そのセッションが大変ですもんね。
そうです、そうですからね。
そうなんですよね。
なるほど。
いつも趣味の話最後にお伺いしているのがですね、
田中さんの同人誌、そして即売会っていう趣味に、
僕石川をはめるとしたら、まず何からやらせますか?
文学不倫は一回聞いてほしいですよね。
言ってみたいです。
だいぶと規模が大きくなってあれなんですけど、
でも楽しいです。
いろんな人が俳句短歌からエッセイから、
さっき二次的なものも、二次的なものはないのかな?
あればさっきの同祖人的なものからあるので、
こんなこういうニッチなものをやってる人がいるんだっていうふうなのを、
それをみんな、その熱量の人が何千人っているので。
そうですよね。
なんならもしかしたら、
むしろ味のゲスト探しにもすごく向いているのかもしれないですね。
あ、んな感じはしますね。
そう、勝手なことを言いますが。
次が関東で話してもいいですか?
はい、もちろん。
11月11日の土曜日に文学不倫は東京っていうのが流通センターっていう場所であるんですよ。
それにやっぱり来て、
同人誌の世界
さっき言った本を置いている、同人誌を置いているお店もあるんですけれども、
やっぱりお店は本が置いて、店員さんがいてっていうふうなことなので、
作った作者さんがいて、本を売っているっていうふうな場所が、
その熱気はやっぱりその場所に行かないと感じれないと思うので、
ぜひぜひ一度もしお時間あれば。
めっちゃ興味出てきました。
田中さんもその11月のやつは出展されてるんですか?
もう応募したので、はい。
最後に田中さんから何か告知とかあればぜひお願いします。
あとは、今そうは言って、すごく近いところで本を売るイベントをまたしようと思っていまして、
それが7月の23日に、
蘇我屋にブックショップトラベラーっていう本屋さんがあるんですね。
つい最近できた場所なんですけれども、
そこでそこの店主の方と、
今回自分が作ったのがストリップをよろしくっていう本なんですけれども、
その本を通してタイトルが、ちょっと今回のと似た形なんですけど、
僕が欲しい本を僕で作るっていうふうなので、
どうやって同人誌作ってるかだとかっていうふうな話だとか、
なんでストリップの本作ってるのかっていうふうなことになるのかな、きっと。
そういうふうなトークショーをしますので、もしよければ。
はい。ありがとうございます。
ちょっと行けそうだったらぜひ伺いたいです。
ありがとうございます。ぜひぜひ。
ありがとうございます。田中さん、今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
田中さんとは年も一緒だし、どこかでお会いしたいなって思っていて、
先日アドバタラジオさんと一緒にやらせていただいたイベントに、
田中さん来ていただきまして、
ちゃんとね、この後直接お話しするということも叶いました。
いや、同人誌の世界すごい面白そうだなと思いました。
自分の好きなものを表現するっていうイメージがすごい強かったんですよ。
どちらかというと、漫画の自分が思い描いたカップリングを表現する場、
みたいなのが同人誌っていう印象が強かったんですけれども、
その次にあったのは、
マニアックな自分が語りたいものっていうイメージがあったんですけど、
この発行部数の人だけだったら伝えていいよとか、
大手出版社が出版するには難しい内容が同人誌で出てるっていう話って、
めっちゃ興味ありません?
むしゃらじ名詞いっぱい配って、
いろんな方にゲストに出てもらう機会にもすごくいいななんて思ってしまいました。
というわけで、本日の趣味線流。
趣味線流とゲスト募集
趣味話し、書にして届ける同人誌。
趣味話し、書にして届ける同人誌。
声にして届けるのがポッドキャストですからね。
書にして届けている同人誌。
これはね、本当に、
声にして届けるのがポッドキャストですからね。
書にして届けている同人誌。
これはポッドキャストを作る上でもとてもヒントになりそうだなと思いました。
というわけで、いつものゲスト募集です。
どんな趣味でも構いません。
番組に出演してみませんか?
あなたの好きなものの話を聞かせてください。
むしゃらじに出演してみてもいいよと思った方、
Twitterでむしゃらじを検索していただき、
固定しているツイートにいいね、もしくはそのままDMをください。
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メールアドレスは、むしゃらじお。
むしゃらじおは、musharadioです。
皆様からのいいね、DM、メールお待ちしております。
最後にむしゃらじは、
Spotify、Apple Podcast、Google Podcast、
Amazon Music、KKBOX、YouTubeなどで配信しています。
内容はどれも同じなので、使いやすいものでお楽しみください。
その際、番組フォローやコメント、評価をお願いします。
それでは今回は、同人誌と即売会をいただきました。
ごちそうさまでした。お相手は石川でした。バイバイ。
36:16

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