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どら
やさしさアングルは、もっと世界がやさしくなったらいいなと思っている、のみとどらちゃんの会話をこっそり公開しているポッドキャストです。
もしよかったら、深夜ラジオを聞く感覚で、そんな他愛のないおしゃべりに耳を傾けてみてください。
でもさ、なんか、世界の幸福度ランキングとか見るとさ、北欧とかすごい、いつも高く出るじゃない、なんか。
のみ
高いね。
どら
本当、どういうふうに聞いてるのか、ほんと知りたい。どういうふうにあれ、聞いてるの、質問とか。
のみ
聞き方もあるし、謙遜しないっていう国民性もあるし。
どら
そうだよね。
のみ
教育ももちろんあるしね。だから当然それはそうなんだけど。
どら
そうだよね。
のみ
なんか別に日本人に生まれても、すぐ赤ちゃんの頃北欧に行けば、でもわかんないな。
周りが白人ばっかりで、自分がアジア人だと感じないかもしれない。
どら
あー、そうだね。それも興味深いね。確かに。
のみ
バランスがいいのかな。落ち着いてる。あくせくしてないけど、仕事はあって社会保障もいっぱい税金取られるけど充実してて。
人口減も増もあんまりなく。競争もすごい厳しいわけじゃなく。
どら
そうだね。そこはでもあるだろうね。競争で煽られているというか怖い、恐怖を感じるというか競争させられている感があるかどうかっていうのは結構ありそうだね、確かにね。
のみ
なんかちょっと幼稚な表現だけど、ダメな人たち、例えば学校で成績がみたいなとか、運動のクラスでうまくできないとかっていう人たちを見捨てないで手厚く伸ばそうとする制度があると、
安心して幸福的に生きれる気がするんだよな。確かにね。総論としてね。
だって何をしたくてもできる人はそれでなんかできた、これも達成した、俺はあいつよりできるみたいな優越的な幸せ的なのがあるけど。
相対的に負けそうな人たちを助ける仕組みがあると、全体の幸福度が上がる気がするよな。
どら
確かにそれはあるね。でも逆に何かそれを自分で何もそういうのがなくサポートとかなくてもできてしまう人にとっては、なんか不公平じゃんって思う人もいるのかもしれないけどね。
難しいよね。そこは本当に。自分ももちろん弱い人を助ける方が大切だと思うんだけど、でもそうじゃない、
そこに合わせちゃうと今度はもっと伸びられる人とかもっともともとできる人が不満に感じる可能性もあったりするから、本当にバランスが難しいよね。
不公平感とか、もうだって不満のっていうか、幸福との逆の感情じゃない?なんとなく公平に取り扱われていないっていう感じっていうのが。
のみ
たとえば今、日本も税金すっげえ高い。社会保障で税金というの。介護費とか医療費とか取られるけどさ、それが正しく使われてるってわかったら役立ってるなって思うけど。
なんか政治家の裏金なのか懐なのか、一部の特定な人にお財布に入ってるように見えると、自分の税金取られたのが損してるというか。
そこが日本はダメだよね。現実的に変なところに回ってるようにしか見えない。
のみ
そうだから一回混乱しちゃえばいいんだよね。
どら
そうね。まあ一回混乱しても多分大丈夫なんだろうね。きっと。そこはね、確かにあるね。
のみ
そんな状態なんだもん。
どら
いや、なんかね、やっぱりアメリカに来てから、お役所的なことの処理の遅さとか、めんどくささとか、驚かされるくらい遅いとかそういうことがあるんだよね。
今グリーンカードの発行がめちゃめちゃ時間がかかってるんだって。
で、それもまあ今回の政権が変わったことによってそこのコストとかっていうか、多分人員カットがあったりとか、いろいろ混乱しているためなんだけど。
それのせいで実際に会社のトップが、働くオーソリティがなくなってしまうから、CEOを辞めなくてはいけないみたいなケースが出てきてるんだって。
で、それくらい今混乱が起こっていて、日本で例えばその何かのお役所の仕事で何かを発行する、何かの証明書を例えば発行するみたいなことが大幅に遅れていますみたいなことってさ、
多分今まで起こったことがないと思うのね。そんなことって。
もともと日本のお役所仕事遅いとか、全体的に遅いような気はするけど、それはそれ置いといて。
でもその政権が変わったせいで何かまた遅れていますみたいなことってあんまり聞いたことがないので、それはもちろん日本の行政と政治がちょっと分かれているというか、
完全に違う層が動かしているというかいうところがあるから、それが起こっているんだと思うんだけど。
のみ
まあ確かにそれも一理あるよね。
どら
一回経験してみるっていうのはね、悪くないと思うんだよね。この不便さを。
日本人ってね、日本って便利だと思うの。本当に何もしなくても、こっちから何にもアクションをしなくても、大体予想通りに物事が行われるじゃん。いろんなことが。
こうなるだろうなと思うとこうなるっていう。実際それが起こるんだよ。日本では。
でもアメリカでは、こう普通はこうだよねっていうことが全然そうはならないことがすごく多くて、いろんなことでそういうことが多くて。
もうね、日々、日々まだもう十何年も住んでるけど、日々そんな感じのことがあって、今、今日実は起こっていることがあるんだけど、食洗機が壊れたわけ。食器洗浄機が。
で、まだ買って3年くらいしか経ってないからちょっと腹立たしいんだけど、一回故障だから直してもらおうと思ったら、それの故障を直す費用が結構相当な額で、新しいの買っちゃった方がいいっていう話になったから、しょうがないから新しいの買いましょうって話になって、
新しいの買って、デリバリーされました。昨日、されました。で、取り付けもしてくれるっていう一応パッケージみたいなのを買って、すごく高かったんだけどしょうがないから。で、持ってきてくれて付けてくれようとしたら、この方式、家のキッチンの感じだと付けられませんって言われたわけ。
知らんがなって思ったんだけど、というか今付いてるんだからさ、付けられんじゃんとか思って、何かがどこか電気が来てませんとか、排水ができませんとかだったらわかるけど、今実際に前の食洗機が付いた状態で、それとスワップするだけ、交換するだけなのにできませんってどういうこと?って思って、相当怒ったんだけど、
それでしょうがない。そんなこと言われてもその人たちもできませんみたいな感じで、しょうがないから帰られちゃって。で、しょうがないから違うところでやってくれるところをすごい探して、今日の朝代わりの人が来てくれて、それはそれで早くすぐ見つかってよかったんだけど、でもその人もこれですとすごいお金がかかりますみたいな話とかされて、
何でこんな普通のただの電気、電化製品を1個設置するだけの話なのに、何でこんなに素直にいかないのっていうね。1つ本当にこうなんていうのかな、素直にいかないんだよね、いろんなことが。日本だったらもうこんなの何の問題もなくさーっと来てさーっと付けて帰ってくれるんだろうな、みたいなことが終わらないんだよ、素直に。
そんなことばっかなの、アメリカ。その生活を1回苦しみを1回こう味わうと、何かもう少し寛容になるんじゃないのかなって思うんだよね。何か日本人って厳しすぎるんだよね、そういうことに対して。こういうことが起こるのに違いない。で、そしてそれが起こるっていうのを日々体験しちゃってるから、それが起こらなかったときの、何ていうのかな、怒りのパワーというか負のパワーというかさ、何でこんな簡単なこともできないんだよ、みたいな感じのことが。
で、僕も今でももちろん心の中ではそうは思ってるんだけど、表面上はもうしょうがないねって言うしかないから、その人に怒ってもしょうがないからさ、実際に。1回みんな体験してみるといいよ、この不便な生活をってちょっと思っちゃったから。
そうするとね、もうちょっとね、いろんなことに寛容になれると思う。
のみ
日本人は我慢する。
まあ、マジョリティ、世間体があるところは我慢するよね。
どら
うんうん、確かに。
のみ
みんなが地震でどうのこうのとか。
どら
うんうん、そういうときはね。
のみ
みんなで混雑がどうのこうのとか。
最近カスハラみたいなさ。
どら
うん、そうそうそうそう。
のみ
カスタマーハラスメントってアメリカで問題にならないでしょ、だって。
どら
ならないね。
なる場合、なるケースもあると思うけど。
のみ
個々のケースでは不当なね、要求してくるお客さん当然いると思うけど、今も昔も。
でもそれ国全体でカスタマーハラスメントってのは法律化して、大企業はそれを、そういう方針出したりして、ちゃんとやりなさいっていうのが、
罰則規制は当然ないけども、法律にしちゃうみたいなのはアメリカないでしょ、たぶん。
どら
確かに。
のみ
わかんないけどさ。
どら
ていうかもともと許容範囲が広いなと思うよ、そっちの。
例えば、返品とかアメリカすごいするしさ、みんな。
で、受ける側もみんな受けちゃうからさ。
そう。
だからもともとあんまりカスタマーハラスメント的なことにならないというか、それを実際に受けちゃうんじゃない、アメリカの場合は。
そのまま素直に。
だからあんまり怒りにならないなと思う。
のみ
そう、だから今みたいなケース、食洗機が来て、それをもしお客様の立場として怒ったり、過大な要求したりなんかしたら、
それカスハラですよ、みたいな。
何が言いたかったかというと、切れやすくなってる感はあるよね。
どら
あとは、お客様は神様です的な、お店側とかカスタマーじゃない側がへり下り過ぎ、まず日本が。
だからそういう態度に、さらに図に乗らせてしまっている。
どら
でも放置されたお客様としては、新しく来た食洗機とつながっていない食洗、なんかものだけがあるっていう。
なんかドヨーンとした気持ちになるんだけど。
でもなんかもう慣れてきたから別にああはいっていう感じで、何の不思議もなくそれを受け入れている自分もいたからすげえなと思って。
のみ
そうだね、そういう。
どら
これはね、体験しないと多分この感覚がわからないので、日本みたいな便利な何も問題が起こらない普段のこう正常運転が非常にスムースに行われている国にずっと住んでいると、多分理解できない。この感じが。
ぜひ体験していただきたい。だから日本にアメリカ、海外行きたくないとかいう人が。
のみ
でも逆にそのおかげで自分も淡々とこなせるし、多大な要求されてもできませんって断られるから、とも言えるし、自分も雑でもいいから、それが心地よい人たちが日本を堅苦しく思い。
どら
そう。
のみ
海外に行くんだよね。
どら
そうだと思う。
のみ
いやー。
どら
それをプレッシャーと感じるかどうか。それで幸福度が下がる可能性はあるもんね、だからね。そういうふうにプレッシャーを感じることによってさ。なんかこう、通常運転をずっと守っていかなくてはいけないっていうプレッシャー?
のみ
いや、そうだよ。だから日本の方がストレスが多いし。
どら
だからストレスが。
のみ
自殺という人ってそんなにないでしょ?
どら
もちろんいると思うんですけれども。
のみ
もちろんね。
どら
でも日本の日本みたいな数じゃないよね、たぶんね。
のみ
不思議だね、面白いね。
どら
そうだから。で、普段は何も起こってないときは、もちろんその生活の方が気分的にも楽というかストレスなくいくんだろうけれど。
それを、その社会を維持するためにどれだけの人がストレスを感じているか。っていうのはちょっとね、はたと考え直した方がいいと思うよね。
のみ
日本もね、だいぶ楽チンになってるけど。
どら
だとは思うんだけどね。昔と比べるとね、仕事の環境とかはずいぶん良くなったと思うけどね。
のみ
そうだよ、スーツ着てネクタイ着て行って、上司は近くでタバコ吸ってて。
どら
ね。
ちなみにだけど、海外の自殺の状況っていうのが今、これなんだろう。
厚生労働省のデータがあるけど、世界のG7の国の中では日本が一番高いんだけど、アメリカはその次です。
のみ
そう、多分それ数?率?
どら
率。自殺死亡率。
日本が一番高くて、アメリカがその次で、フランス、ドイツ、カナダ、イギリス、イタリア。
ちょっと前のデータだけど、2020とか2019とか2017とかのデータだけど、一番低いのはイタリアだって、なんかわかる気がする。
面白いね。面白いとか言っちゃいけないね、自殺率の話だから。
のみ
まあ宗教の影響。でもアメリカもいるか。
どら
アメリカに。
のみ
自殺、ちょっとあの、あんまり迂闊に言うのよくないけど、自殺の質が違う気もするな、なんか。
例えば何かの取り過ぎでそのまま死んじゃった自殺。
どら
簡単に自殺できるっていう、またそのちょっと違う意味でもあるよね。
拳銃とかがやっぱり簡単に手に入るから、しやすいっていうか、身近なところに死ねる、なんて言うんだろう。
理由じゃないな、死ねる手段があるか。
のみ
あとそのインテンショナルとアンインテンショナルの境が微妙なケースも。
どら
でもそこは自殺、そうだね、どうなのかね。
確かに、睡眠薬飲みすぎとかは自殺として扱われるのか、事故として扱われるのかっていうのは確かにあるよね。
のみ
的なね。
どら
確かにオーバードースとか入れたら多分だってアメリカはすごい多いと思うから、それは事故って考えるんだろうね、多分ね、きっと。
とは思うけど、でもある意味自殺だよね、確かに。
のみ
やっぱり軍隊の規模、人数とか、自衛隊も多いからね。
どら
確かにこれは結局どういう理由でというか、どういう理由なのかとかどういう手段なのかによってっていうのは結構違ってくるね、確かにだいぶ違うだろうね、実はね。
でもなんとなくイタリアが低いっていうのはなんとなくわかる。
それも勝手な推測というか、なんかステレオタイプでしかないけど。
のみ
だからやっぱりそういう、ちょっと短絡的だけど能天気的な、しょうがねえさ的な鈍感力というのが昔流行った。
そういう国民性なのか教育なのかDNAなのか。
でもやっぱりさっきの地図の話じゃないけど、地理的な条件ってある気がするな。気づきにくいけど。
どら
あると思うよ。だって天気によってやっぱりさ、雨がね、あまり晴れが少ない地域では雨が多いとかさ、そういうのもあるし。
だから北欧の人とかって冬とかはさ、だって真っ暗なわけじゃん、結局。
暗い時間が長いわけじゃない、やっぱり。
それってやっぱりうつになる可能性高いよねとか。
逆にそれが夏のずっと明るいのでバランスされてるのかもしれないけど、
そういう地域性って、天気もそうだし、日照時間もそうだし、
なんかいろいろな体のいろんな意味で精神的なものもそうだし、
精神だけじゃなくてもしかしたら本当にね、単純に本当に健康的な部分もそうかもしれないけど、
影響あるよね、地域的なものは確かに。
のみ
あるよね、絶対。それが。
日本人とかがさ、やっぱりヨーロッパ駐在になって、
特に旦那さんと奥さんと分けるのはあれだけど、
働いてない人が一緒について行ったケースの場合ってやっぱり、
さっきの話じゃなくて忙しくもないし、会社に行くってこともなくて、
どんよりしててこううつになっちゃうケースって散見されるけど、
もともとそこに住んでる人ってそれが当たり前だし、
夏の遊び方とかってのが実は優れてたりとか、
もしかしたらDNA的にそういうのがあんまり気にならないような、
人だけが生き残っている可能性もあるから。
どら
そうね、その可能性もあるよね。
のみ
だから強いかもしれないね。
どら
でもそれはね、本当それは大切なポイントだよね。
それこそだから日本で、日本のいろんなイベントが、
年間の例えばイベントが、やっぱりその地域に住んでいる人たちが楽しく生きるための、
快適に生きるためのすごくスパイスになっている可能性があるとか、
日本ではじゃあ夏花火大会があるから、もしかしたら日本人は心の安定が保たれているかもしれませんとか、
そういうのって関係している可能性が大いにあるよね。
やっぱり。
北欧の人はじゃあ湖に、夏は遊びに行って、
湖に入って泳ぐのが、もしかしたら体にすごくいい影響を与えていますとか、
これわかんないもんね、こんなのね、確かに。
のみ
ね。
でもありそうだ気がするよね。
どら
食べているものかもしれないもんね。
食べているものの栄養素によってもしかしたら影響を受けているかもしれないから。
だからやっぱり、
その土地に行ったらその土地の習慣に従うというのはある意味正しいかもしれないよね。
でものみが言ったようにDNAが関係している可能性もあるから、