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どら
やさしさアングルは、もっと世界がやさしくなったらいいなと思っている、のみとどらちゃんの会話をこっそり公開しているポッドキャストです。
もしよかったら、深夜ラジオを聞く感覚で、そんな他愛のないおしゃべりに耳を傾けてみてください。
のみ
ホテルとかのさ、出るとき、綺麗にするか、そのまま汚くするか。
どら
ああ。
のみ
汚いけど、チップを多めに置いていくか。
どら
あははは。
のみ
まあね、相手が何を喜んでるかわかんないけど。
どら
確かに。
のみ
汚すぎると絶対掃除する人も嫌だよね。
どら
そりゃそうでしょ。部屋開けてうわって思うよね、それが汚かったら。
自分もできるだけゴミはゴミ箱に入れるし、タオルも一箇所にまとめたりとかするけどね。
日本でも旅館でさ、最後出るとき、浴衣とか全部一緒のところにまとめてとかってするけど。
そのままにしていく人もたくさんいるんだろうね、やっぱりね。
どうせ人を誰かが掃除するんでしょうっていう感じで。
のみ
自分のものじゃないし、金払ってるんだから。
どら
そうそう、その金払ってるんだからみたいな、やっぱりそのお金に換算しちゃうんだよね、みんなね。
確かに。
どら
もらってない、この分もらってないからやらない、この分払ったからやるみたいな、なんかそういう感じになるのかな、やっぱり。
その考え方はとっても、なんて言えばいいんだろう、
卑しいわけじゃないんだけど、なんかすごく悲しいというか、なんかそれって自分に返ってくるよって思っちゃうんだよね。
のみ
なんかさ、それって正当じゃん?
どら
うん。
のみ
自分たちが払ってるものだから。
どら
もちろん。
のみ
で、逆にその人が例えば友達の家に無料で泊めてもらったら、多分綺麗に使うんだと思うんだよね。
どら
払ってないからね。
のみ
そこは払ってないから。
どら
顔が見えてるからとかあるしね。
のみ
ね、そうそうそう。
でもそれって普通じゃん。
でもお金払ってるのにホテルを綺麗にするっていう考え方の方が無駄かもしれないし、
非効率かもしれないけど、なんか質が高い気がしない?
どら
そう、すごいわかる。
のみ
だからそっちをやりたいなってなんか思うな。
どら
そうだね、そうだね。
のみ
なんかだから、その正当な経済関係とかなんか普通、そりゃそうだよねを超えて、なんか無駄だけどそれをやれてる余裕があるというか、なんだろう。
どら
でもなんかそれが豊かさな気がするちょっと、なんて言えばいいのかわかんないけど。
なんかさ、これはまあこれも卑近な例だけど、高級なレストランで何かこう、もちろん高級だからサービスが悪いなんてことはほとんどないんだけど、何かサービスが悪かったときに、すごいそれに対してその場で何か起こったりとかする人ってあんまり見たことがないんだよね。
でも逆にファミレスとか、なんか安いもののところに限って何かトラブったりしたときに怒っちゃうお客さんとかいない?なんかすごい。
なんでこれはこうなんだよとか、なんかさサービスが悪いみたいなところで文句を言う人が多くて、それで金払ってるのにみたいなことを言う人が多いような気がして僕の中では。
それってやっぱりなんか余裕であったりとか、それこそ本当に品であったりとか、なんかそういうのをすごい出すなって思うんだよね。
やっぱりそういう、ファミレスごときって何を文句言ってんのって僕なんかはすごいやっぱり思っちゃうし、恥ずかしいから逆にそんなこと絶対言わないし、みたいな。
でもそれこそだからさ、じゃあコースで5万円のお店に来ましたみたいなときに、なんか粗相があったらさ、それは文句の一つも言いたくなるけどさ、やっぱりなんかそうではない雰囲気というか、そこで別にそれを言うべきではないというなんかこう、品というか常識というかなんだろうね。
そういうのがよりやっぱりなんか出てくる気がするので、なんだろうね、なんかそういうのあるんだよね。だからそういう安いものに限って金払ってんだみたいなことを主張する人が多いような気が私はちょっとしたっていう。
どら
なぜかはわからないけど。
のみ
買ったものが壊れてた。買ったもののサービスが不当だった。文句を言います。クレームを言います。普通だよね。正当な気がします。
だから、だけど、その正当の上を行くというか、人格的というのか、姿勢的というのか、なんか良い気がするなーという生き方をしたいなーと思う。
どら
そうそう、すごいわかるわかる。そうなんだよね。
のみ
文句を言うのが当たり前のときに文句を言わず。
どら
言わないっていうね。
のみ
言わない。
どら
すごいわかるわ。
のみ
文句を言わず、なんとなく教えるとか、別にいいじゃんと思って、そんなこと気にしないと言って、指摘もせずに店を出るか。
どら
そうね。
のみ
そうしたら改善されず他に迷惑かける人がまた増えるとか、それはね、いろんな、なんか言ったらなんかもらえたかもしれないじゃんとか、いろんな考えがあるけど、
あれその、想定できるというか正当、1たす1が2っていうみんなが思ってることをしないっていう生き方がなんかいい気がするんだよな。
どら
まあね、そもそもね、その、例えばサービス業的なところで、そういうなんかちょっと、この人のサービスはどうなんだろうなって思うようなことをするような人に、何かそこで指導したからといって、改善はしないと僕は思っていて、そもそもそんなことをする人が、あの接客業に向いていないって私は思うけれど、
もちろんね、その間違ったこととか何か起こったことがアクシデント的なものなのか、なんかもうその人のそういう態度なのかによって全然こっちもだから反応というか変えるけど、
あ、この人は多分こういう人だから、なんか言ったところで、それはお客様に対して失礼じゃないですかって、例えば言ったところでもうすでにやってるっていうことは多分その人は失礼だと思っていないから、言ったところで多分わかんないだろうなって僕はもう思っちゃうのでもう言わないっていう風にしていて、
ただ、なんかアクシデント的なことで何かちょっとそれは間違ってますよねっていうのが例えばあったときはお知らせしたりするけど、なんかもうこの人はこういう人なんだろうなっていう内容のときは、もちろん何も言わないし、なんか怒りもしないっていうかな、こういう人なんだなこの人はって、なんか納得しちゃうっていうか、そういう風に最近はなってるかもしれないね。
でも言ったほうがいいのかな、わかんない。
怒るっていうのはしないけどさ、なんか。
のみ
生き方というか価値観というか人生観というか。
どら
そう、そうなんだよね
のみ
だからあれだよね、みんな本当に思うけど、じっくり思考せずにそういうものだ。
髪の毛が入ってたら髪の毛入ってますよっていうもの。
テーブルが汚れたら汚れてるから拭いてくださいよっていうもの。
なんかそういう、AだったらBみたいなのが単純思考して生きてる気がするけど、そうじゃなくてもいいんじゃないって思いたいな。
どら
そうね、確かにね。
少なくとも言い方は考えるけどね。
そこでやっぱり怒って言うのがいいのか、すいませんっていう風に言ったほうがいいのか。
それはやっぱりなんか、自分はそういう、ああいう場で怒れないっていうか。
単純にお願いするだけになるけど、なんかああいう怒ってる人を見ると、なんか人生が大変なんだろうなこの人ってちょっと思っちゃうね。
こんなことで怒るって辛い人生なのかなとか。
のみ
でもだからもう反応だよね。
どら
そうそう反応なんだっていうかね、そうなんだよねきっとね。
のみ
怒るべきこと。
で、金払ってそうじゃない、真っ当じゃないことされたらそれは怒ることとかっていうのも反射だよね多分ね。
どら
そうだね、そうだね確かに。
のみ
そう教育されて育ったのか、そうなんだろうね。
周りが反応してる中で育ったら反応しちゃうんだろうね。
どら
そうね。
のみ
まあそれはそれで楽しいことが起きたら超楽しく反応するのかもしれないから、幸せかもしれないけど。
どら
まあそういう人はでもさ、人によってすごい反応違ったりする、反応の仕方っていうか人によって態度がすごい違ったりするから。
店員さんに対してすごい高圧的な態度をとっているおじいちゃんみたいな、でも別に普通に話したらすごいいい人だったみたいな、そういうのもよくある話だから。
人によって態度を変えるのはどうかなって思うよね。
のみ
人種差別と一緒だよな。
どら
そうだと思う。
のみ
宗教差別とか違うものは大切にしなくていい的なね。
どら
家族と家族以外とかをすごい分けるとか。
ああいうの見ちゃうと、ああこの人怖いなあとか思っちゃうね。
のみ
もっと広く捉えたらいいんだよね、地球の人みんな。
どら
ほんとほんと人類みな兄弟でほんとに。
のみ
兄弟喧嘩しちゃうけど。
どら
下手したら動物とかも植物とかだってそうだよ、そんなこと言ったらね、と思っちゃうね。
のみ
見えないところで喧嘩してるんだろうね。
どら
日本はクマがいっぱい出て大変みたいだけど、
それもいろいろクマ保護派の方と、
どら
狩猟自体が減っているのでクマが出てきちゃうようになった。
でまあもちろん気候変動と餌不足とかね。
のみ
もうそろそろ冬眠するよな。でもいっぱい食べないと冬眠しないのか。
どら
そうだよ。いっぱい食べてから冬眠するでしょ。
のみ
だから餌置いておけばいいじゃん。クマさんにどうぞっていう。
どら
そうね。でもそれに慣れちゃうと餌がないときに人里まで降りてきちゃうんじゃない?
のみ
降りてきて、人を襲わないで餌ちょうだいっていう風に。
どら
餌だけあげてね。
のみ
もはや家畜。
どら
そもそもあとはクマの天敵のオオカミみたいな昔いたオオカミが、
ニホンオオカミなんかもう絶滅しちゃってるし。
とかそういうのもあったりするみたいだよね。
でもすごいよね。ほんといろんなところで出てるからね。
のみ
でもなんでワンちゃんでオオカミで逃げるんだろうね。
人間もガオガオって言ってればいいってこと?
どら
わかんないけど。やっぱり早いんじゃない?動きがオオカミの方がもっと。
のみ
後ろからとか突然来られるとビビるんだろうけど。
どら
そりゃそうだ。
のみ
だから公民館に高齢者集めてみんなでガオの練習をしまう。
ガオももっと大きな声で。
でも本当にそういうことで防げる可能性もあるよね。
どら
いやもちろんそうでしょ。実際には別に彼らだって会いたくないだろうからさ、本当は。
のみ
びっくりしてる可能性もあるさ、向こうだって。
どら
そりゃそうでしょ。
のみ
だってヒグマ、巨大な北海道のヒグマじゃなくて、問題になってる秋田とかだとツキノワグマでしょ?
そこまで巨大にならない。
でね、オオカミの方絶対ちっちゃいからさ。
どら
そうだよ。
のみ
オオカミでビビるなら人間でもガオ。
ボタン押したらそういうの叫ぶとかね。
どら
そうね。まあいろいろもちろん人間側が対策できることはするしかないよね。
ここまでなんか報道とかされているから、そんななのかなと思って。
のみ
そっちでもそうなんだ。
どら
こっちはさ、こっちでは見てない。もちろん日本のニュースというか日本の報道を見てるだけであって、
アメリカでは報道されてないけど、日本のクマがとかは報道されてないけど、
僕はそうだね、NHKワールドとか見たりとかもしてるし。
まあでもこっちは逆にね、クマはまあそんなに出てこないけど、いろんな野生動物と出会うことも多いから。
クマが出てきたら
のみ
アメリカってクマみたいなでっかいのいるからね。
どら
クマも出てきちゃったらびっくりするんだろうけどさ、それは。
のみ
いやもう人間が絶滅させてる数なんてもうよくわかんないけど、何万なんて単位じゃないだろうから。
どら
そうだよね。
のみ
クマさんがいつの間にかいなくなっちゃうかもね。
どら
いやーでも本当そうだよね。だってもうね、北極クマ、白クマだってさ、
絶滅危惧種だし、本当もう地球の生物のバランスは崩れきっているので、人間だけこんなに増えちゃって。
のみ
本当だよ、人間と家畜で終わりだよ、もう。以上終わり、地球上。
どら
よくないね
のみ
なんかアフリカからこうずっと上に来て、ヨーロッパ大陸とかユーラシアのところに来て、
人間が移動しているのに沿って絶滅させてるらしいんだよ。
どら
そうだろうね。間違いなくそうだよね。
のみ
土地だってそうだよね、木々もこうやって砂漠にしちゃって。
どら
恐ろしい生物だよね。
のみ
恐ろしい生物だよ。
どら
本当に。
のみ
そういう自覚しなきゃ。そういうのを学校で教えたらいいのに。
どら
それこそなんかすごい西洋では反対というか、やっぱりキリスト教的なというかさ、
人間がやっぱり一番上に君臨していますみたいなさ、
考え方じゃ神に創造されたやっぱり何か能力を与えられた生き物として特別ですっていう、
その感覚やっぱりちょっとあるんじゃない?
やっぱり人間がやっぱり一番優れているよねっていう感覚。
そこ日本人はちょっとさ、なんか違うよね。
ちょっとやっぱりなんか日本人間も自然の一部ですというか、
なんか生き物の一つでしかありませんっていう考え方がどっちかっていうと強いような気がするから、
そこ相入れないなって思うんだよね、やっぱり。
で、日本でさえこうなわけじゃない?
だからアメリカなんてさ、もっと人間が人間がなわけですよ。
のみ
今もね、もういろいろ気候変動とかね、いろいろアメリカとかヨーロッパの影響を受けてるから、
ちょっとね学び出してるかもしれないけど、前話したかもしれないけど、
面白いなって本当に思ったのは、高校生のときに何かの先生がしてくれた、3枚のお札の話。
3枚のお札って、お寺の小僧が何かお使い、山に何か取りに行ったら山姥に見つかって食べられてるようになって、
そしたら3枚のお札がビョーって出てきて、
一つが、小僧が逃げてお寺に戻ろうとして、お札を一枚投げるとこの大きな巨大な山ができて、
山姥を乗り越えていって、その間に小僧が逃げれて、
また山姥が近づいてきたらもう一枚のお札を出すと、大きな川が流れて、流されないように山姥が追っかけていって、
最後火が大量にあるとこでアチアチ言いながらやってきて、小僧はやっと無事に逃げれましたと。
和尚さんと山姥とトンチ合戦か何かして、和尚さんが勝って無事に終わりますって話したんだけど、
ヨーロッパにも、具体的な国は忘れちゃったけど、もう類似の偶話があるわけ。偶話、童話っていうのは、昔話。
その時に山が出たら、ドリルか何かで穴を掘るんだよね。
川は風か何かで吹き飛ばすのか、火は消しちゃうんだよね。
つまり、自然のそういう山とか川とか火を、ヨーロッパの昔話は全部人間が力でやってる。
日本の山場はアチアチーとか言いながらとか、一生懸命川を泳いだり山を登ったりして、自然に逆らってないっていう。
どら
そうだね。面白いね。
のみ
その比較を高校の先生がしてくれて、すごい面白いと思って。
どら
それは確かに面白いね。
のみ
人間みんなどこにいても同じだからさ、似たようなことわざとかもそうだけど。
どら
そうだよね、ことわざとか童話とか似てるよね。
のみ
いっぱいあるけど、こういう思想の違いって実は随所に出てくるんだろうなと思って。
どら
確かにそれ面白い例だね、確かに。
のみ
面白いと思った。
どら
でもなんか人間は自然に勝てないというか、
日本人はちょっとどこかそういう思いを持っている、
なぜそこがそういう考え方が醸成されたのかはちょっとパッと思い浮かばないけど、
そういう例えば昔話であったりとか、
童話とかからそういう発想を得ている可能性はでもあるよね、やっぱり。
のみ
島国だから、
違う、そんなことないな。
何だろうね。
どら
何だろうね、本当に。
のみ
比較的自然は逆らえないもの的な。
どら
そういうイメージ強いよね。
何でだろう、そういう思いというか。
自然災害が多いとかそういうのも関係あるのかな。
でもそんなこと言ったらアメリカだったらハリケーンの被害とか結構あってたけどね。
のみ
昔からね、生贄とかしてね、自然の脅威をどうにかしようと人間は考えてきたけど、
諦めが早いのかな。
不思議だね、何だろうね。
四季がある。
変化が恒常的にあるから受け入れてたのかもね。
ヨーロッパだってあるよな。
ずっと寒いとかずっと暑いとか、夏しかないとかだと、
突然何か起きるとビビるのかもね。
どら
それはあるかもしれないね、もちろんね。
のみ
でもヨーロッパだってね、四季が普通にあるところもあるし。
どら
何の違いなのかな。
のみ
何だろうね、何だろうね、本当。
色んな人種が入り混じってたのかな。
分からん。
どら
分かんないな、意外と分かんないな、それは。
のみ
でもなんとなくね、伝統的に自然と調和型だよね。
どら
のような気がするね。