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2021-03-02 10:16

#136 Devise a way to receive feedback

#134 で話した「フィードバックを受け取る際に人格と脳みそを分ける」という内容について質問を頂いたので、深堀りしました。

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はい、おはようございます。ゼロトピックです。今日はちょっとフィードバックの受け取り方についてお話ししたいなと思っています。
ベースが第134回でTenXに入社してくれた田村さんとの対談の中で、
僕がこういうフィードバックを受け止める時に人格と脳みそを分けて回すみたいな話をしていて、
それについてのご質問を大地さんからいただいたので、それをベースにお話ししたいなと思います。
ありがとうございます。質問の内容です。
最後の人格と脳みそを分けるという部分について詳しく聞いてみたいです。
360度レビューされていた時、真摯に受け止めて改善策を実行していく姿がすごいなと思ったのを覚えています。
評価を受け止める上での背景や何を大事にしているか等を改めてお伺いしてみたいです。
本当にフィードバックをどうやって受け止めているかとか、何を大事にしているかということですよね。
これについてはフィードバックを受ける技術みたいなのがそもそも必要だし、その長端ってめちゃくちゃあるなというふうに思っています。
先に言うと、僕は起業するまでフィードバックを受けるスキル自体はそこまで高くない。
頭では分かっているんだけど、なかなか心理的にうまくできないなというのが率直、偽らざる自分の評価でした。
自分自身がフィードバックは、いわゆる人への批判ではなくてことへの批判であると。
頭で割り切っているのに、どうしてもある種自分のできていない自分の人格へ対する批判みたいなものを勝手に感じちゃうみたいな部分って消しきれないなというのを思っていました。
これ自体はいろんな人と例えばワンオンをしてフィードバックを与える側に回ったりとか、あるいはコーチング的にワンオンのセッションの中で話す中でも
フィードバックの受け取り方で完全にことだけを切り離して受け取ることができる人というのはどちらかというと稀だし、
逆に言うと稀なできている人というのはそうやって受け取る訓練をしているなというふうに気づいたんですよね。
というので、それ以降自分自身も自分のやったことだったり自分が作ったものに対する評価を受け取る時というのはできるだけ切り離して考えるように訓練を積んできたというか、
訓練というほど体系だったプラクティスはないんですけど、完全に切り離して受け取るように心がけてやってきたというところがあって、
その結果こうやるとうまくいくなみたいなのもできてきたかなというふうに思っています。
なんか顕著な例で言うと、自分が作ったもので言うとプロダクトってあるじゃないですか。
プロダクトとかブログってものすごくフィードバックが早いんですよね。
今だとTwitterのディストリビューションのアルゴリズムが結構変わってきた関係もあって、リンクがつかれたツイートっていうのはなかなかディストリビューションしにくい。
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あまりバズらないみたいな状態になってきてはいつつも、いまだにね、例えばブログピって公開するとすごいスピードでリツイートされたりして、
その引用リツイートでこいつが言っていることは間違っているとか、そういうフィードバックをいまだに僕でも受けることはあるんですよね。
でも昔はそういうフィードバックを受けたとき、結構やっぱり怒りというか、この人分かってないなとか、そういう人に向かって矢を向けることが多かったんですよね。
だけど逆にその人に向いてた矢を自分に向けなきゃ自分に向けなきゃって活動すること自体も結構きついなと思ってて、
それは結構な怒りだったりを全て自責として転換するので、それはそれで大きなストレスがかかるので。
どうしようかなって考えた末に、人格と自分の人格、自分の体みたいなものと、
あとはそれを受け取る脳みそみたいな、心理的な精神というか魂みたいなものを全く別のもの、
魂はこの人格を操作している主であるっていう、そういうふうな分け方をした上で、
この魂から見て、そうすると魂と人格が一致しているという状態だと、
自分に向けられた矢っていうのは魂にも人格にも刺さってくるんですけど、
魂と人格が別だというふうに認識していると、人格に刺さっていて、
その人格に刺さった理由とか原因とか課題みたいなものを客観的に見るっていうのはしやすいんですよね。
本当ただのイメージというか頭の中で作っている群像の話しかないんですけど、これが意外に効くんですよね。
というので、ある種自分を客観的に見るということを癖づけることで、
フィードバックを真摯に受け止めることができるようになっていったかなというふうに思っています。
あとは起業してからですね、起業するとフィードバックにさらされる機会がやっぱり人の10倍ぐらい増えるんですよね。
何かというと、例えば資金調達のときに投資家さんから受けるフィードバックとか、説明がわかりづらいとかね、
ビズデブとか特にトップクライアントとかと事業開発するときに向こうの経営者から言われることとか、
あとは先ほどのプロダクトを使ってくださっているユーザーから言われることとか、
あとは会社のメンバーからもらうフィードバックとか、とにかくフィードバックがかかる量がめちゃくちゃ多い。
それを自分の魂へのフィードバックとして受け取ってしまうと、やっぱり魂が削れていっちゃうんで、
人格とか体とか、ある種客観的に見たヤモトっていう人形じゃないですけど、
そこへのフィードバックを受け取って、その人形を回収していくっていう考え方で、
今自分を操縦しているようなイメージでやっているっていうそんなところですね。
なので360度レビューのときも、ある種、僕は魂があって人格があってっていう状態がある程度できていたんで、
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会社のメンバーからいろんなフィードバックが来ているけど、
それってなんか自分が自分の人形を見たときに客観視してみたときと、なんかズレがないんですよね。
なんかある種自分を客観視する訓練ができているので、
他の人から見た自分と自分から見た自分みたいなもののズレがあまりないなって思ったので、
であればその課題である部分を淡々と直していくとか、
それによって事業を大きくするとか会社を大きくするための課題が自分にあるということを受け止めやすかったみたいなことがあって、
今もですけどその360度レビューでいただいたフィードバックをすごく会社だったり自分に落とし込んでいる最中かなと思っています。
この半年は結構それによって自分自身成長が促されたかなと思っているんで、
それもちょっと半歩を引いた後ろの魂から見たときに良くなっているなという感じで、
いや俺は伸びているぞイエーイみたいな感じではないんですけど淡々と自分を直していくみたいなことをやっています。
これが自分の受け止め方で、この対談を一緒にさせてもらった田村さんもフィードバックを受け止める訓練がされているなというふうに思ったんです。
すごく上手いなと思っていてそれはどういうことかというと、
初めは田村さんはすごい不安を持っていたんですよねトライアルの時とか。
その不安を例えば第三者に彼を紹介してくれた人に話して、第三者自体で我々が聞くということがあったりして、
僕らにフィードバックがかかったんですけども、それについての対応とか本当はこう考えているみたいなものを
しっかりトライアルのタイミングで問わさせていただいた時とかに話したりすることによって、
そのある種お互いがバイアスを持っている状態からフラットな状態になるために、
田村さんもすごくフィードバックを受けて歩み寄るというのが早かったんです。
というのがまず一個思ったことと、もう一つは入社して初めに必ず僕は全社員とワンワンをするという形で、
オンボーディングのプロセスの中に組み込まれているんですけど、
その時に田村さんからご自身からどんなフィードバックでも構わない、とにかくたくさん欲しい。
その伝え方もあまり気にしなくていい。
僕はそのことだけを受け取る、要は訓練じゃないけどようにしているので、
正直そういうものを包み隠してオブラートに包んで伝わらないよりははっきりと言ってもらった方がいいという、
伝える側へ自分にはどういうフィードバックが効くのかということも前提として提示して、
これからよろしくみたいな話をしたんですよね。
これはすごくうまいというか、訓練されているなというか、
本当の意味でのバリューというか価値のもとの平等さをすごく意識されていて、
めちゃくちゃやっぱりプロフェッショナルだなというふうに思ったんですよね。
もちろん今いるメンバーもそういうメンバーが多いし、
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フィードバックは結構フラットにするもの、それこそ背中を合わせることだという認識がかなり会社のカルジアとして付いているんですけど、
田村さんほど言語化している人がいなかったんですね。
結構これはびっくりしたというのがありますし、
フィードバックを受ける訓練という意味では、
たくさん受けたいとか自分がフィードバックを受けてどうなりたいのかというのを明示化した上で逆算すると、
フィードバックはどういう形で自分にかかった方がいいのかまで言語化している。
人間関係というか社会の中での自分の立ち位置の決め方みたいなのもしやすいんじゃないかなというふうに彼を見て思いました。
というので、自分の話、人格と魂を分けるみたいな話は再現性あるのかよくわからないですけど、
結構やってる人もいるだろうし、そういうのもありつつ、
たくさん受けるにあたってとか自分がフィードバックを受けた上でどうなりたいのかを描いた上で、
どういうフィードバックを受けたいのかって相手に明示化していくってことはめちゃくちゃ有効かなというふうに思います。
そんなところでしょうか。
ということで今日はフィードバックについてという内容を使いました。
それでは。
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