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2021-01-16 12:18

#109 実験のやる/やらない、優先順位はどう判断していますか?

「実験のやる/やらない、優先順位はどう判断していますか?」という質問にお答えしました。

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Zero Topicです。実はこれ1回目撮ろう と思ったときにフリーアジェンダ
ですって言っちゃって間違った ので、2回目撮り直しをしています。
今回もお便りにお答えしていき たいなと思ってます。内容を読み上げ
ます。yamottyさんに質問です。実験 する領域や対象を決めるまでには
何を考えますか。実験することの メリットはありつつ、実験には
それなりのコストがかかると思 っていて、その大きさの実験を
いつ行うかの基準や、それまでに やることやらないことをお聞き
したいです。背景としてTenXさんの カルチャーに実験という言葉が
入っていることから、今回お聞き したいと思いました。企業における
事業選定やイシューの見極めには 大小さまざまな実験がありつつ、
払えることをすべて実験して行動 するには時間がかかるため、何を
持って実験するかの基準が気になり ました。ということですね。実験
をどうやって何の対象にするの。 その意思決定自体はどういうメカニズム
でするのという、そんな質問かな と思います。質問いただいたのは
シュウ・上村さん。前もフリーアジェンダ のほうで質問いただいたことがある
コスメブランドではありません という方ですね。ありがとうございます。
内容についてお答えしていくと、 確かにちょっと補足するとTenXの中
にはTenX Valuesという3つの行動詞、 組織OSというふうに呼んでいるんですけど、
3つがあって、そのうちの1つ目がTenX から逆算するというバリューなんですよ
ね。そのバリューが、要はTenXって 非連続なものが未来のあるべき姿
とか非連続性の高い状態、理想の 状態を描いてそこから逆算しましょう
という行動詞なんですけど、その 中にDoという、すべきというか推奨
されるべき行動の姿勢みたいな ものが3つついています。そのうち
の1つが1人の重大なシュウから始める。 2つ目が小さく実験し事実を集める。
今回の質問はこれにかかっている と思います。3つ目が非連続性、不確実
ながら大胆な意思決定や大きな 変化で戦うという、この3つを推奨
するDoとしてTenXから逆算するという バリューに紐づけてあるという
感じですね。このバリュー、僕的には 一番お気に入りというか一番重要
だと思っているTenXらしさを示す。 そのTenXという文字列すら入って
ますからね、バリューなんですけど、 その中に非連続性から逆算する
みたいな大きいものから逆算する ということと小さく実験し事実
を集めるということの間に何とか 一目見ただけだとギャップがある
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ように感じられる部分は誰にしも あるかなと思っていて、それがこの
質問の背景にもなっているのかな と思っています。実験というのは
確かに大事だけどコストがかかる しどういう大きさでどういう基準
でやるのとかやるやらはどうやって 決めるのみたいな話だと思います。
ありがとうございます。これはすごい 個人的にもこだわりがあるもので
全てを実験する。実験ってそもそも 何かというとアクションですよね。
自分たちで行動してその結果を サンプリングしてそのサンプル
から言えることを導き出す。しさを 導き出すというのが一貫した実験
という行動の定義というかやり方 だと思うんですね。実験で何を
得るかというとしさを得るとか 自分たちがわからなかったけど
分かっていることを増やすという 要は不確実性を一つ減らすという
のが実験の目的なんですよね。その 実験をどこに向けるかというと
おっしゃるとおりで実験という のはやっぱりコストがかかります。
コストは実験を行う人の人件費 もそうだしそのために新しいスキル
を身につけなきゃいけないという ような非連続性があるコストも
あるしもう一つは時間がかかる。 例えばわかりやすい例だと新しい
機能を新しいユーザーにスプリット テストで試しますみたいなとき
ってその機能が効果があるかどうか とかイシューに対して適切な対処
をできているものかどうかという のを測るには一定の時間を見て
それこそ使ってくれた人が継続 率がそうではなかったコントロール
グループと比べて高かったかどうか みたいなそういう検定を行って
くるわけじゃないですか。っていう 意味では時間がかかるんですよね。
あと集計とか分析をするとかそういう ことにいろんなマインドシェア
とかもいろいろ払ってその分かっている ことを一つ増やすという行為なので
やっぱり実験をすべき場所っていう のは僕はピンポイントを特定して
いくべきだと思ってます。じゃあ 何によって実験をやるやらない
かっていうのを判断するかという と結局やっぱイシューの重要度
だと思ってます。イシューって何か っていうと今は不確実でだけど
非連続な未来から描いたときに ギャップがあるものの埋め方みたいな
ものを僕はイシューだと思って いて何だろうな分かりやすい例
だと例えば個人間送金をシームレス に簡単にできるようになるべき
だみたいなシンガポールのように 日本もなるべきだみたいなそういう
理想像があったときに現実はでも 規制の問題とか資格の問題とか
でできていないその間を埋める ときにどういうやり方があるか
っていうのはいろいろ機場では 試行できると思うんですけど果たして
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ユーザーが使ってくれて習慣に 馴染んで本当に使い勝手のいい
手段で社会に実装するにはどう したらいいかっていうギャップ
が生まれるんですよねこれを何とか するっていうのがイシューでその
何とかの仕方を例えばソリューション として3つぐらい用意して試して
みるとかこれかなり大きいイシュー だとは思うんですけど例として
はこんな感じかなと思っています それがやっぱり事業に対してどれ
だけ重要なのかとか会社にとって それをやったことで例えばうまく
いかなかったとしても分かることが 増えるわけじゃないですかこれは
うまくいかなかったとかこのときは こういう点は良かったけどこの
点は駄目だみたいな分かることが 増えるその増える分かることっていう
のは会社にとってどれだけ資産 になるのかっていうBSには載って
こないそして目にも見えないけど 資産ですよね明確にだってその
会社しか知らないことになるんで っていう意味ではどれだけ重要な
資産になるかっていうのをやっぱり 判断して実験するリソースを割
くべきかどのぐらい割くべきか っていう判断をするものかなっていう
ふうに思ってますこれに対して どれだけコストを割いてやるやらない
の判断をしてるかっていうのは あんまりなくていろんなレイヤー
ごとにされてるかなと思います 例えば僕は経営なのでTENXって会社
がより非連続に大きくなるって ことに自分のイシューを持ってる
んですよね個人としてどうやったら このTENXって会社をより大きな場所
に導けるかとか持っていくことが できるかっていうあるいはより
大きな社会影響を及ぼせるよう になったりより多くのユーザー
にいいメリットを提供できるように なったりより多くのパートナー
に提供できるようにするかっていう こういうイシューがある中で会社
をより早く大きく大胆に前に進 めてくれるものってのが自分に
とっては重要なイシューだから そういうものを書き出してその
上から優先順位をつけて実験リソース を振っていくっていうそういう
考え方ですねあるいはプロダクト を見てくれている例えばグロース
をやってるエンジニアとかプロダクト マネージャーとかデザイナーで
あればプロダクトのある重要な KGI 継続率とかあるいはUUの数とか
あるいはGMVとかそういうものを 伸ばすために今何から実験をすべき
かっていうのを優先度順位をつけて それに対して実験リソースを振って
いくっていう形になってますじゃあ その機能を開発するとか何か新しい
授業やるとかそういうときに全て が実験をするのかっていうとそれは
ノーだと思っていてほとんどの 目的に立ち替えると分からない
こと分かることに変える分かっている ことを一個増やすってのが実験
をやることで得られるものだから もう既に分かっていることに対して
実験をする必要はないんですよ ねつまりこのプロダクトに対して
こういう機能があったらこの理想 の状態に対しては確実に一歩進
むっていうときにそれをわざわざ スプリットテストする必要はほとんど
ないんです逆にあるとするならば その機能によってどれだけの影響
度プラスの影響度が起きている かっていうことを可視化したり
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データとして比較可能な状態にする ためにスプリットテストをやります
なんだけどやっぱりそれはリソース との見合いだと思っていてすごく
重要度の低い実験だなと思っています 本当に重要度が高い実験っていう
のは到達点あそこに行きたいっていう ときに分かっていることを一個
増やして進む速度を上げなきゃ いけないみたいなこういうもの
に応えられる実験っていうのが 本当に重要度が高くていい実験
だなと思っていますいい実験を している人にはナイスだ実験
だみたいな話をよくしたりとか 実験をするっていうのは間違い
なく手を動かさなきゃいけない ですよね頭で考えて実験をデザイン
しているだけだと絶対に前に 進まないからそういう意味だと
頭を動かした上でいい実験いい 手を動かし方をしてアウトプット
した人っていうのはやっぱり素晴 らしいし実験は視差を得るまで
なのでやりっぱなしじゃなくて ちゃんと分析してドキュメント
を書いてみんなに伝えて会社の 視差を一個増やすっていうとこ
までやるのが実験でそこまでやる ようにお願いしているわけじゃ
なくて過去のTenXっていう会社に たくさん実験した形跡のドキュメント
とかいっぱい残っててそういう のを一人一人が見てすごいそれ
をさらにブラッシュアップした 形で実験の結果みたいなもの
をまとめてくれるようになったん ですよね例えばエンジニアの山
和さんっていう前職は中古不動産 の売買のプラットフォームを開発
していたもともとGNOSHとかLayerX とかでも活躍していたエンジニア
がいるんですけど彼とかは本当に ドキュメントを読み漁ってくれて
旅のときに作ってた実験のとか 読んでこれはいいフォーマット
だって言ってそれをさらにブラッシュ アップした形で素晴らしい実験
をやって進めてくれてたり今だ と店舗の現場にガンガン入って
いってデザイナーとPMと一緒に 行って本当に全く新しいプロダクト
をその現場でテストしてそれを 観察してドキュメントにまとめて
次のタスクに引き落としてっていう のをぐりぐりぐりぐり回してくれたり
するんでまさに10Xから逆算する 中の小さく実験し事実を集める
っていう文化自体は本当に会社全体 に行き渡っている素晴らしいもの
になってきてるなっていうふう に思っていて見ててめちゃくちゃ
安心をして背中を預けてますね ということで実験についてはやる
やらないの意思決定と何に対して どういう順番でやる判断をする
のかっていう2つの意思決定がある としたらやるやらないは会社を
前に進めてくれるかとか分かっている ことを増やしてくれるかっていう
もの優先度についてはその速度 がどんだけ早く出るかとか会社
に対してたまるものの大きさみたいな もので判断しているよっていう
そんな回答になるかなと思います こんなところでどうでしょうか
しゅうえまらさん 最近はお便り 回答するコーナーがすごい増えて
きていて僕のほうに来るお便り めちゃめちゃこういう真面目な
ものが多いんですけどこういう のはすぐ回答できますし普段聞か
12:00
れないようなこともぜひ回答して みたいなと思うんでまた何かあったら
Twitterとかで気軽にください あとは感想ある方ぜひハッシュタグ
ゼロトピットサブスクリプション お願いしますそれではまた
12:18

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