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こんにちは、ゼロトピックです。
ゼロトピックは、10Xの代表である矢本が経営や日々の気づきについて話すポッドキャストです。
今回は久々の収録なので、ちょっと近況みたいなところと、
あとはいただいた質問に答えする収録をしたいと思います。
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はい、ということで、だいぶ前回から間が空いてしまったんですけども、
非常に忙しくさせてもらっていました。
12月からですかね、12月、1月で、見通しでは2月、3月も含めて、
ちょっともう本当、1週間後営業日のうち、
まず2日ぐらいは、2日、3日ぐらいは地方か、あるいは海外の出張で埋まっていて、
その間に東京の本社の方でアポがあって、
またまた大阪の方でもアポがあって、みたいな感じで、
かなり忙しく日本、あとはちょっと日本の外を含めて、
移動させてもらっていました。
すごいタフなスケジュールなんですよね。
特に今とかは、中間評価のタイミングとかあったりして、
社内的なイベントも多いですし、
あとは会社の中で、少し緊急的にリソースを割かなきゃいけない出来事とかも発生したり。
他方で事業で言うと、
12月、特にネットスーパーは結構書き込み時というか、すごく跳ねる時、特に冬ですね。
今回の冬は日本全国で大雪が降ったりして、
やっぱりスーパーに買いに行けないといったお客様の需要がすごく跳ね上がる瞬間が多かったりしていました。
なので、既存の事業の方もすごく活発に動いていましたし、
あるいは新規の、我々からするとパートナー様との対話みたいなところも非常に活発になってきているというところで、
結構体が持たないくらい、色んなところに少し顔を出しながら仕事をさせてもらっていたので、
正直結構忙しかったなと思っています。
すごい忙しい中ではあるんですけど、
私はですね、起業してから、
多分1回も風邪とかインフルエンザとか、コロナもそうですけど、
体を崩したことがなくて、体調を。
本当に丈夫な体というか、
そこだけは自分のめちゃめちゃ誇れるというか貴重な資源だし、
この丈夫に生んでくれた親にはめっちゃ感謝だなというふうに最近つくづく思っていました。
多分皆さんの周りでもね、今東京とかだとインフルエンザがすごい流行っているみたいですし、
この乾燥して寒いという時期なので、
かなり風邪とかも流行りやすい時期だと思うので、
どうぞご自愛いただければなというふうに思っています。
まずそんなところが最近の近況でして、
これ以外にプロダクトの話とか、組織の話とか結構いっぱいあるんですけど、
全部話してると大変なので、
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私の個人の近況みたいなところはそんな感じです。
会社のアップデートみたいなのは、また会社からプレスリリースとかメッセージとか、
なんか出ていくものがあると思うので、
ぜひ関心ある方はそちらを楽しみにしていただければなというふうに思っています。
ということで、今日はわりとプライベートに近いご質問をいただいたので、
そちらもお話ししていけばなと思っています。
ではちょっと読み上げますね。
こんにちは。いつもPodcastを楽しく聞かせてもらっています。
ヤモトリさんの考え方が純粋に面白いので、
肩肘を洗わずに続けていただけると、一リスナーとしてとても嬉しいです。
いつも聞いていて、ツイートを見ていて、家族への愛が深いなと感じるのですが、
何か原体験のようなものがあるのでしょうか?
そして一般的には結婚をピークとして、
夫婦間で家事や子育てについてすれ違いにより溝が深まったり、
リスペクトがなくなったりすると思うのですが、
ヤモトリさんはそうならないためにどのようなことを工夫されていますか?
私自身は両親が仲良く、私や妹という子供を授かってからも、
お互いがお互いを好きなんだろうというのを感じて育ったため、
私もパートナーといつまでも良好な関係でいたいと思い、
妻とは職場への通勤時間、子供がまだ小さいため寝かしつが終わってからの時間に何気ない今考えていることを話すようにしており、
お互いの今の状態を理解するように努めています。
はい、ということで質問ありがとうございます。
まず肩肘を洗わずに続けてくださいみたいなのはめちゃめちゃありがたいなって思いますね。
もう一個、友人のヒカルさんとやっているフリアデューナという方も、
めちゃめちゃ肩の肘を張らずにやっていて、このゼロトピックも何ですかね、何で始めたんだっけな。
すごいコロナ、2020年3月とかにコロナで消化不良的なとこがあって、
それで自分の創作エリアとしてポッドキャストを始めて、
ノリで当時は毎日撮ったりもしてたんですけど、今はすごい不定期で、
週に1回撮れない、今だと月に1回かになっちゃってるんですけど、
そんな感じなんですけど、肩肘張らずに続けさせてもらえるとすごいありがたいなと思ってますし、
何のかだね、こっちがねすごい聞かれてるんですよね。
1本出すと、何か本当数千人、2、3千人くらい、
大体いいものだと4千くらいいくんですけど、結構聞いていただいててめっちゃありがたいなというふうに思ってます。
はい、考え方が純粋に面白いというので、
結構ね、僕の考え方って、何だろう、すごい王道じゃないですけど普通だと思うんですよね。
なんだけど、それが面白いって言っていただけるのは、何かこう返せるものがあるのかなと思って、ちょっと嬉しくなりました。
で、あとはこの結婚の話ですよね。
一般的に結婚ピークとして、夫婦間での家事や子育て、すれ違い、溝、リスペクトがなくなるみたいな、
確かに一般的には何かそういうご家庭を、何か自分の身の回りでも、例えば東京時代の友人とか、
結構全然違う、スタートアップとか、過去の職場とかと全然関係ないソーシャルグラフの中でも、
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そういうケースって割と散見されるなっていうふうに思っていますし、
肌感覚としては、確かに3割くらい離婚してるんですよね。
日本統計だと3割くらいらしいんですけど、やっぱ3割くらい離婚もされてたりするので、
どうも合わなくて、夫婦関係を覚えるっていう方も結構周りにはいるかなと思っています。
愛が深いと感じる。何か原体験のようなものって書いてるんですが、
原体験は多分大量にあって、どれがどれに効いてるとか、あまりに複雑すぎて、分かんないっていうのは実態だと思うんですね。
例えば自分の父親と母親のことを見てどう思ってたかとか、
あとはその身の回りの人を見てどう思ってたとか、
あるいは自分がどうしたいとか、自分が奥さんからなんて言われたとか、
いろんな原体験のもとに自分のスタンスみたいなものは決まってると思うので、
一概にこれがマジでヤバかった、キツかった原体験で、それを超えるために今こうなんですみたいなものはあんまりない気がしていて、
そういったイベントとか、日々感じたこととか、そういうものの塊で今の自分のスタンスとか、
そういうものは気づかれてるのかなと思ってます。
家族への愛が深いみたいなのは、ちょっと深いかどうか分かんないですけど、
やっぱりすごく大事な存在として扱うようにしている。
扱うっていうか、そうですね、付き合うようにしてますし、
子供も奥さんも含めて、自立した存在として付き合うようにはしています。
どういう意味かというと、彼らには彼女たちには自分自身の価値基準みたいなものがしっかり、
あるっていう前提で、それを壊さないとか、それを前提に。
あるいは子供の場合はそういった基準がまだ培われてないケースもあるので、
問うように接しているみたいなところはありますね。
ただこれにちょっと近しい回答として、2019年ぐらいに1本ブログを書いてるんですよね。
それが「愛する」ということっていう本を読んだ感想のブログで、そのままのタイトルで自分のサイトの方に載ってるので、
ぜひ見てもらえばいいなと思うんですけど、
フロムさんという方が書いたすごい名著で、それを読んで僕は結構衝撃を受けたことがあって、
「愛する」っていうのは技術であるっていう、なんか技術があるんですよ。
「愛する」っていうのは例えば「向こうが愛してくれるから愛する」とか、
「自分が好きだから愛する」とかそういうものではなくて、
付き合う方、パートナー、その存在を心から認めて、
自分がどうなろうと、その人が幸せであるためには何をすべきか、どう振る舞うべきかっていうことを考えたり行動に移す。
そういう態度っていうのは、すなわち日常的な事故の欲求に抗うことも含まれるので、簡単なことではない。
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故にこれは技術であるっていうような書かれ方がされているんですよね。
なので、例えばDay1というか技術を学んでいないソフトウェアエンジニアが、
良いプロダクトを行動かけるわけがないとか、
トヨタに入社した初日の人が良い車の整備をできるわけがないとか、
当たり前なんですけど技術がないとできないことっていう、なんかそういう順番になっていて、
「愛する」っていうのはみんな愛を受けたから愛を返せるとか、
あるいは「好きだから好き返す」とか、でもたまに嫌いになるとかすれ違っちゃうとか、
そういうことによって変動するものではなくて、自分がいかに発揮した技術によって培われるか、提供できるか、
なんかそういう存在なんじゃないかなって風に捉え直すことができたのが、その本の個人的な衝撃でしたね。
それ読んでからは、やっぱりすれ違いはどうとか、価値観が違うとか、
会話が噛み合わないとか、そういうので、なんか僕自身も妻、奥さんだけではなく、
あらゆる人と接するときに発生するんですけども、
でもそこのあらゆる人との接点において、その「愛する」っていう技術みたいなものを結構意識している気がします。
それはさっき子供に接する時とか奥さんに接する時とかに、自分が取っている態度として話したような、
自分がどうこうっていう前に相手の価値基準を尊重する。
その上で自分はこう思うとか、相手が幸せになるためのステップってものをどのように踏めばよいのかってことを考えるようにするっていうのが大きいところかなと思っています。
これはなんか社員とのワンオンみたいな、そういう小さい話でも結構同じことだなと思っていて、
僕ら入社する時とか入社した後に、その入社していただいた社員に対してどういう態度をとっているかっていうと、
私たち会社っていうのはこういう方向に進みますと、
それは一定創業者である自分の意思っていうのはすごく込められているし、
自分はその方向に進みたいと思っているけど、
そこと自分の人生が折り合うのであれば気持ちいい、あるいはその相手にとって幸せな時間を過ごせるはずだっていう前提で、
折り合っている間っていうのはぜひこの船に乗ってほしい。
けど折り合わなくなったら離れることも、それはあなたにとってはとても大事なことだよねっていうのをまずすごく前提として話してますし、
船に乗ってくれている間っていうのは、例えば分からないこととか、その船での過ごし方とか、絶対分からないことたくさんあると思うんですよね。
そこにおいての情報提供だったり、その上でどう考えるかってところは、
頭ごなしに決めつけたものを落とすっていうよりは、その相手に考えていただく。
それが本当に自分にとって幸せなのかっていうところを含めて、自分にとってそれが良い意思決定なのかっていうところを含めて、
一人一人に自立というか、価値基準のもとの判断ってものを促すっていうのを、結構ワンオン中でも自分としては意識しているポイントですね。
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それはなんかまさしく自分が子供に接する時とか、パートナーに接する時と、その態度としては何ら差がないものだと思っているので、
愛するっていうのはすごく汎用的な技術であって、自分もまだまだだと思うので、
それを磨き続けることによって、その人との接点だったり、自分と対峙してくれる人の幸せの総量みたいなものが上がっていく、
なんかそんなものなんじゃないかなと思っています。
きっとこういう考え方は割と自分が会社とか組織とか、あるいは事業を作る時にもいろんなステークソルダーがいらっしゃるので、
そのステークソルダーへの接し方っていう意味でも一定共通化されている部分なんじゃないかなというふうには思います。
もし自分と付き合いの深い人が「いやいや、やむとそんなとこないよ」みたいなことを言うケースもあるかもしれないですけど、
一応僕はそういうつもりでやっております。
そんな感じですかね。
自分で書いたブログながら、結構忘れちゃうんで読み返したりするんですよ。
自分が読み返す、自分が書いた文章、ナンバー1は「愛する」ということなので、
このポッドキャストの概要欄とかにも貼っておくので、もしご関心あればぜひ読んでみてください。
またこの本件について何かコメントとかあれば、ぜひTwitterとかQueryMeとかでいただければなと思います。
それでは。