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毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrush Upです。
さあ、山根さん、今日のテーマは何でしょうか?
はい、今日は、電気とガスへの補助金再開、これについて解説したいなと思っております。
切れたばっかりなのに、補助金がっていうね。
そうですよ。この間、終わるね、終わるね、終わるねって、
ねえ、給電の料金高くなるけど、まあ前が安かったからね、なんて話したばっかりなんですけど。
ですね。
時間ばっかりなんですよ。5月末で終わって、まだ高い料金が来てない。
6月、6月分はね、と7月分はね。
6月仕様分から切れるってあれでしたもんね。
そう、切れるって話だったんですよね。でもまあ切れてるんですよ、今。切れてますよ。
切れてるんだけど、6月と7月の2ヶ月を空けて、8月から10月の3ヶ月間だけ復活させると、まあ岸田さんが言ったわけです。
はい。
21日の日にですね、まあだいたい方針を出して、昨日ですね、記者賞発表しましたよ。
どうですか、このバータリ的な感じ。
もう本当にバータリ的ですよね。
ねえ、さすがにね、あの、例えばね、Xとか見ててもですね。
はい。
いくらなんでもっていうね、声がですね、まあネットを含めてかなりありますね、今回はですね。もちろん嬉しいっていう声もあるんですよ。
ねえ。
でね、6日だから家計が苦しいから、少しでもやっぱり電気出やすい方が嬉しいとか、エアコン使う時期に嬉しいって言うんですけど、
まあでもね、一応今回だから、国書乗り切り緊急支援なんて名前つけてるんですよ、岸田さんが。
そうなんですよね、またね。
でもね、7月対象じゃないんですよ。
8月から10月って、なんで7月は漏れてんですか、じゃあ。
ないの?
国書でしょう、きっと。
急に国書が来るってことになっちゃったのかな。もしかして。
補助金が切れるって言ってた時からもう、夏はわかってるわけですもんね、夏になると。
今年は暑いよねって言われてるわけですけど、きっと岸田さんが国書に気づいちゃったのは6月19日に、野党の4党志と3年ぶりに党志討論したから気づいちゃったのかもしれないですね。
そこね。
遅い。
あの時ですね、ちょうど立民の泉代表が、出賃金マイナスの中で補助金辞めたのは何だんだみたいなことを結構問い詰めてるんですよね。
その2日後に再開の方針が明らかになったということなわけなんですよ。
現場は相当戸惑うでしょう。
現場はですね、実はここ最近エネルギーを見ている官僚の方々とお話をする機会は取材の中であるんですけども、
まあまあまあこの話ばっかりでした。
先生方が大騒ぎしてると。
もとはといえばですね、ワイドショーがですね、かなりワイドショーがこんなに騒ぐからって官僚の方がおっしゃってたんですけども、
例えば吸収電力4割アップみたいな、東京電力いくらアップみたいな話がずいぶん取り上げられたじゃないですか。
あの時は補助金の終了のタイミングで上がりますよっていう報道がたくさんあったわけですけども、
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あのタイミングからこんなに今やばい、政権基盤がやばい時期に補助金をやめるなんてどうなんだということで、先生方からずいぶん説明を求められて、
対応に奔走してたと官僚たちはですね。
ただ今日これから説明しようと思いますけれども、こういうタイプの補助金って永遠に続けるものじゃないんですよ。
本来ですよ。お金の使い方っていろいろあるわけですよ。
別に電気じゃなくて携帯電話料金値引きしたっていいわけじゃないですか。
だから電気だけ永遠に安くするなんていうものじゃない。
だからこの事業って激変緩和対策っていう名前がついてるんですよ。
だけどやることになりましたというような事情からということですね。
じゃあ元々何の補助金だったのかっていうと、
これっていうのは2022年の2月にロシアがウクライナに侵攻して、
ロシアが天然ガスの輸出国だったので世界的に資源価格が高騰した。
これに対しての対応だったわけなんですよ。
日本の場合電気の約7割を火力発電所で発電してるんですね。
中でも天然ガスを燃やして電気を作る発電所、いわゆるガス火力発電所っていうものが非常に多く使われていて、
これが大体電気の天然ガスで4割ぐらい賄ってるんですよ。
じゃあこの天然ガスの値段ってロシアがめちゃめちゃ輸出してるわけですけども、
実際どうなったのっていうと、確かにウクライナ侵攻でめちゃくちゃ上がりました。
バーンって上がったんですけど、今はどうかって言ったら、
もう半額ぐらいまで安くなってるんですよ。落ち着いてます。
ウクライナ侵攻から2年が経過して、戦争はまだ続いていて大変な状況なわけですけれども、
資源価格は落ち着いてるんですよね。
今年の1月から見ても今時点で3割ぐらい安くなってるわけですよ。
なので元々この補助金は、こうやってウクライナ侵攻で世界的に資源の値段が高くなったから、
とにかくまず家庭を支援しましょうと。
燃料価格が落ち着いてきたら段階的に縮小してやめていきましょうねっていう趣旨のものだったので、
今年の5月で終了したっていうことなんですよね。
はい。
なので、終わるべくして終わったわけですよ。
それにしてもかなり長くやりました。
延長、延長でしたもんね。
延長、延長でかなり長くやって、今回ガスもまた3ヶ月再開ですね。
ガソリンについてはまだ年内まで続けるって言ってるわけですよ。
世界でも確かにこういう補助金っていうのは、このロシアによるウクライナ侵攻の後、
いろんな国がやりました。
欧米諸国みんなのきなみやったんですけども、みんなやめてるんですよ。
こうやって電気とかガスに補助金を入れて、ものすごいお金がかかります。
ガソリンまで入れたら10兆円以上使ってるし、電気だけでも3.7兆円使ってるって言われてるんですよ。
3.7兆ってどんな金ですか。
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本当ですね。
もう、うさまじいお金ですよ。
いっぱいいろんなところに使うべきものがある中で、
もうすでに燃料価格は下がっていて、当初の目的を果たした補助金に、
すでに3兆円以上のお金を使ってるのに、またここに突っ込むと、しかも予備費でと。
そうですね。2兆円ほどって言われてますね。
そうですね。
ちなみになんですけど、火力発電所ってすごく大きなものを作るのに、
1機、お金かかっても1000億円ぐらいで作れるわけですよ。
1000億。なるほど。
3兆円って巨大火力発電所、30機作れる。
例えばですよ、今脱炭素やろうって言って太陽光パネルとか風力発電とかやろうとしてるじゃないですか。
どれだけの発電所を作ることができるか。
資源を輸入しないでも日本でエネルギーを賄うための発電所をどれだけたくさん作ることができるか。
もしくは、たとえばあまりお金がないんだけれども給湯器が壊れちゃったっていうお家に、
高効率の給湯器を買うときに補助を出してあげる。
例えば、家がすごく寒いんだよねっていう安心な公共の住宅に断熱回収をする。
3兆円あったらものすごい量の住宅の断熱回収ができるんですよ。
断熱回収すればそもそもエネルギーを使わないで済みます。
だから補助金じゃなくてそもそも払う電気料金が減るわけですよ。
しかも高級的に。
そういう将来につながるお金の使い方の選択肢がいくらでもあるのに、
もう3兆10兆使ってきてまだ使うのかと。
本当ですね。
未来を見せて賢く使ってほしいのに。
その場で無駄遣いというか。
これね、アメリカはもともとはこういう補助金やってたんですけど、
今はやめていて、アメリカも脱炭素化やるって強く言ってるわけですよね。
バイデン大統領、相当強く言っていて。
3兆円ぐらいのお金を実はこういうエネルギー関連のところの、
国民向けですね、消費者向けに当ててます。
何をしてるかっていうと、低所得者向けに、
さっきも申し上げたですね、給糖機だったり太陽光パネルを買いたいけど買えない、
お金がないから買えないよっていう人たちに補助金だったり、
定理での融資をやったり、そういうことにお金使ってるんですよ、3兆円。
ねえ。
それに比べてってなっちゃいますよね。
なっちゃう。
これね、その中でもう一つ話題なのが大手電力会社過去最高益ですよ。
過去最高益。めちゃくちゃ儲かってます今。
当時やっぱりウクライナ振興の頃は大変だったと思うんですよ、大手電力会社みんなですね。
電気ってサーチャージのような燃料費調整額っていうのがついていて、
サーチャージで設定できる金額が国のルールで決まっていたので、
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それを上回るほど資金の値段が上がってしまって、
一時期は福み損を抱えているような、
損失をたくさん抱えて自分たちで吸収せざるを得ないような状況になっていた。
今最高益で財務の立て直しをやっていると思うんですよね。
どんどんその時苦しかった分を一生懸命回収して正常化しようとしていると思うんですけど、
でも普通なんですよ。
競争が働いているマーケットだったら企業と企業が戦っている。
そしたら最高益出てみんなが困っていたら、
よしじゃあここでもっといいサービス出してお客さんを取りに行こう、ライバルよりも。
料金を下げて魅力的に見せていこうって言って、
料金値下げの効果が働いていくはずなんですよ、本来だったら。
最高益なんだからね。
普通はね。
でも電力自由化してから、もう2016年に誰でもどこの電力会社でも選べるようになったので8年ぐらい経つんですけれども、
大手電力会社のシェアはなんとまだ85%もあるんですよ。
競争は全然働いてない。
ライバルの存在を気にしながら安くしようっていうモチベーションも働かないので、
今の状況がなかなか変わらない。
もうね、うつうつしておりますよ私は。
なんかこう、突破口みたいなのが欲しいですけどね、返還のための。
このままなんですかね。
このままはまずい。
私たちの大事なお金がこんなふうな使われ方するって、もっと怒らないとって思って。
まあ私毎週怒ってますけど大体。
怒りん坊キャラだからですね。
いやでも今週はもううつうつしてむちゃくちゃ怒ってます私は、心の中で。
その呼びきだって我々の欠税ですからね。
そうですよ。いい使い方してほしい。
本当に有効に使ってほしいものです。
山根さんありがとうございました。
この時間は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根太幸さんでした。
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