山根小雪のBrushUp
2023-06-21 13:42

山根小雪のBrushUp

日経エネルギーnext編集長 山根小雪

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毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrushUpをお送りしております。
山根さん、今日は関西電力をめぐる使用済み核燃料の行き先、行き先ってことですかね。
はい、そうなんですよ。
今日はですね、この話、何が問題なのかっていうのを理解していただくのに、ことの経緯をですね、ちょっと遡ってお話ししたいなと思うんですね。
昨日ですね、私が編集長をしている日経エネルギーネクストに、 旧知の関連がゴールポストを動かす、フランスへの搬出は中間貯蔵と別物という記事を公開しました。
この記事ですね、ジャーナリストの青柳さとしさんという方に書いていただいたものなんですけれども、この記事に過去の経緯がかなり詳しく解説されているので、
今日ちょっとこれをもとにですね、お話ししたいと思います。詳しく知りたい方はぜひまた記事見ていただけたら嬉しいです。
ちょっとプチ情報なんですが、この青柳さん、実は元毎日新聞の小倉の西部本社でお勤めだった人なんですね。
今はお辞めになられて、この界隈にお住まいなんですけれども、なんて小倉が大好きっていう方なので、お見知りいただけたらなと思います。
いいですね、北九州ラバー。
北九州ラバーです。
今回のこの件ですね、報道各社はですね、奇策とか裏技、その場しのぎ、ウルトラシーみたいな言葉を使って説明しています。
NKネルネクストの青柳さんの記事では、ゴールポストを動かすという言葉を使って表現しているんですね。
じゃあこれ一体何なのかということを説明します。
使用済み核燃料って何なのかっていうと、これは原子力発電所で使い終わった燃料のことですね。
福島第一原発の時にこの使用済み核燃料の温度がだいぶ話題になったので、記憶のある方もいらっしゃるかもしれません。
発電終わった後もですね、核燃料はずっと発熱が続きます。熱を放出し続けるんですね。
なので使用済み核燃料をプールと呼ばれる水の中で長い間冷やし続ける必要があります。
国の方針はこの使用済み核燃料は全量再処理するということになっているんですよ。
青森県の6カ所村でプルトニウムを取り出すようなですね、再処理というのをやるということになっているんですけど、これ30年間全く完成していません。
なので使用済み核燃料は方針としては全部再処理してずっとリサイクルして使い続けますっていう方針だから、
その埋めて捨てなきゃいけない使用済み核燃料は出ないよっていうのが日本の一応表向きのシナリオなんですよ。
でもその再処理工場は出来上がらないので行き場が決まらない使用済み核燃料がどんどんどんどん各地の原子力発電所の中に溜まっています。
もちろん九州だったら玄海原発や仙台原発の中にもあるんですよね。
再処理はいずれやりますっていう方針は変わっていないので、
じゃあ一旦原発の敷地の中のプール、使用済み核燃料プールがいっぱいになっちゃったら原発が動かせなくなっちゃうので、
03:02
じゃあ溜まったものは中間貯蔵という施設、中間貯蔵施設に移しましょうと。
それで再処理を徐々にやっていきましょうねっていうことになってるんですよ。
今回はこの中間貯蔵っていうのはすごいキーワードなんですけれども、
関西電力はものすごいたくさんの原発を福井県に立地しています。福井県のことは原発銀座なんていうぐらいですね。
福井県は中間貯蔵施設を県外に作ってくださいっていうことを1990年代からずっと関西電力に求めてきたんですよ。
再処理ができずに最終処分所も決まらないまま、どんどんどんどん自分たちが原発立地している場所に核のゴミが溜まっていくっていうことをやっぱり自治体は懸念してるわけですね。
そこそもそもいろいろ難しいじゃないかって思う方もいらっしゃるかもしれないけど、
それは置いといて、関西電力はわかりました。県外に持っていきますって言ってるわけですよ。ずっと言ってきました。
ずっと言ってきたんだけども、それはなかなか形にならないわけですよね。そんな形にならないまま、今度福島の原発事故が起きます。
全国の原子力発電所は全部止まって、どこから再稼働しようかって話になっていくんですよ。
関西電力は2017年に震災後ずっと止まってた大井原発を再稼働させてくださいっていう福井県にお願いするんですね。
関西電力はその時に福井県知事に2018年度中に中間調動施設ちゃんと計画出しますからって言って、
だから再稼働させてね。原発事故の後ずっと止まってたやつお願いしますって言って再稼働したんですよね。
でも動いたらごめんなさいできませんでしたって謝るんですよ。まず一発目。
今度高浜原発、これ運転開始から40年超えてるんですよ。だから本来のルールでは再稼働できなかった。
だけど再稼働させてくださいお願いしますって頼むんです。
いやいやいや福井県、中間調動施設どうするかっていうことを先にでしょそっち側って。
大井原発の再稼働の時もそう言ったよね。ちゃんとやりますからって言って40年後の原発動かしました。
でも見つからない場所。いやすいませんでした見つかりませんでした。はいはいまた謝罪ですね。
いやいやいや勘弁してくれよって。
ごめんなさい、この時まだ一回ごめんなさいして、その後勘弁がですね。
いやもうほんと今度見つからなかったら2023年末までに見つけられなかったら、2023年末ここポイントです。
だったら今度原発3機止めますから福井県のやつ。もう止めるからやらせてお願いって言って40年後のやつ動かしたんですよね。
はいもうお願いやらせて再稼働させて、ごめんできませんでした。
もうめちゃめちゃ古いやつも再稼働させて何とかするから、2023年末までに中間調動の道に着けるから何とかやらせて再稼働しました。
06:05
はい2023年6月です今。
もうあと半年ですよ。
あと半年ですよどうしますか。何のプランもないですよね。
いろいろ候補はありましたがことごとくいろんな自治体に拒否されていて、全く道筋はついていません。
で今回関西電力は使用済み核燃料の一部をフランスに出しますっていうことを言ったんですね。
これが規則とか言われてるアイデアですよね。
そうですフランス。わずか200トンの使用済み核燃料、もともと約束してたら2000トンでした。
でもねこのフランスへの搬出っていうのは実は関連の話ではなくて原子力を持っている11の電力会社が共同でモックス燃料というプルサーマル発電をやっている。
ウランとプルトニウムを混ぜた普通の使用済み燃料とは違う核燃料の再処理の仕方が技術的に確立していないので、
フランスと原子力を持っている電力会社11社で共同研究をやりましょう。そのための燃料を日本から送りますっていう研究のためのお約束なんですよ。
これなぜか11社でやるフランスへの研究用の燃料の搬出これを関連は、
いやいや中間貯蔵の道筋がつきました。フランスに送りますからこれで約束通りですねというふうに6月12日に福井県知事に報告した。
すごい良い解釈ですよね。
残りの電力会社は多いですよね。
いやもうそうなんですよ。でもこれ翌日経済産業省がいやいやそうですねこれなら中間貯蔵ですねって言ってるんですよ。
残りの電力会社は関西電力さん困ってるならしょうがないですね。
みたいなノリでしょう恐らくですね。
これどう思います?
やっぱり一旦再稼働した原発を止めるっていう判断は自治体ではなくて電力会社じゃないとできないんですか?
一応ですねやっぱり動いてますからね。もちろん基本的には止めます。絶対に止めてくださいって今までそういうことはないんですけども今のやつは許しません止めてくださいって言ったらどうなるか
っていうことはあると思います。だから福井県は本来いやもうこんだけ約束守るんだ守らないんだったら止めてください約束でしたよねって言えるはずなんですよ。
ただ福井県といえば。
もちろん原発銀座って言われるぐらい原子力発電所がたくさんあってそこで働いている人もものすごくいてものすごく原子力マネーといわれるお金が落ちてるわけですよね。
どっちが強いのかわからないですよねそういう関係性が。
今の背景これまでのプロセスを見ると何度も約束を保護にされて今回もちょっとそのフランス行きが中間貯蔵施設とはちょっと理解しがたいしそんなの断固NOだって言いたいところだけどでも県民の一部にはその原発マネーによって潤っているそして仕事が成り立っている人もやっぱり多数いて。
09:10
いや本当にそうです。
いや本当にこれ原発事故の時に福島第一原発であんなことがあって福島県どうするのって福島県って一体何があったんだっけっていうことで当時私たちはこの原子力とのジネット自治体の難しい関係っていうのをすごく報道で知りましたよね。
同じことがやっぱり福島だけじゃなくて関西電力と福井県もちろんそれは九州電力と九州の原発立地自治体の間でもあるわけですよね。
なんかこう一定のリスクがあるものを引き受けているだからちゃんと約束を守ってねっていうのは自治体側で当然の権利だしそれに対してもちろんその電力会社はちゃんと答えなきゃいけないし原子力はやっぱりそんな民間企業が単独でやるもんじゃないですから国の原子力はやるんだっていうこの政策のもとに動いてるわけで。
岸田政権はこの間GX法案って言って原発60年以上長くなっても動かしていいよとか再稼働やろうとか新設やっていこうとかっていうのを法案通したばっかりなんですよ。
岸田さん法案通したんでしょ原子力なんかやるとかいろいろ言ってましたよね。でも使用済み核燃料の核のごみの問題はずっと棚上げですかってことですよ。
こんなゴールポストを動かすっていうような最初の約束はどんどん保護にして違うことをあたかもこれでやりましたなんていうことを堂々とやってこれは報道各社だってみんなすごい書き方しますよ。みんなわかるのにそれをやりきるなんですかね。
ずうずうしたっていう言葉じゃ表現しきれない何か。
常に原発ありきっていう考え方と次世代のことを何も本当に考えてないんだなって。やっぱりなんかこの無責任さみたいなものを感じますね。
本当ですね。
我々の国はやっぱり被爆国でしかも福島第一の事故もあってその上で原子力を使うのか使わないのか使い続けるならどうやってみんなが安心して使えるようにしていくのかっていうことから本当は絶対に逃げちゃいけない立場にある国なんですよ。
頼むよって言いたいと思ってます。
本当に思いますね。今回のこの関西電力のこの奇策と言っていいのかどうかっていうのもちょっとなんか疑問符がつくわけですけれども。
ちょっと本当に真剣に向き合ってこの先の次世代子供孫の世代にどう引き継いでいくのかっていうのを真剣に大人が今の我々が考えなきゃいけないんですよね。
本当にそう思います。
12:00
しっかり見ていかないといけないですね。この先の動きをですね。
反らせてはいけない事実だと思います。山根さんありがとうございました。
ありがとうございました。
日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
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×少女隊の春野きいなと青井梨奈です。
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