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毎週水曜日のこの時間は、山根小雪のBrush Up、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
さあ山根さん、今日のBrush Upのテーマは?
はい、今日のテーマは、PBR一倍割れという流行りのキーワードについて解説したいと思います。
聞いたことありますか?
流行ってるんですか?
流行ってるんですか?
流行ってるんですよ。すいません、これもう、今ね、株式市場とかね、再建市場に関わっている投資家の人や企業にとってみたら、もうめちゃくちゃ流行ってます。
PBRがそもそも何なのか、一倍割れってどういうことなのか、ちょっとハテナがいっぱい浮かんでるんですけど、詳しくお願いできますか?
今日はちょっとこれ、とっても流行ってるので、ちょっとだけ知ったかぶりできるようにですね、簡単に説明したいと思います。
そういうの助かります。お願いします。
ちょうど日経ネリネクストで先週ですね、コーポレートガバナンスの専門家の日本シェアフォルダーサービスっていう会社のですね、藤島雄三さんという方に、大手電力ガスの4割弱がPBR一倍割れ、なぜ上場失格と言われるのかっていうタイトルなんですね。
これもすっごく簡単に書いてるので、もしちょっと今日このラジオ聞いて、ちらっとわかった気になった方はこの記事を読んでみていただけると、もう少し理解が深まるかなと思います。
なんでこれPBR一倍割れっていうこのなんだかよくわからない言葉が今こんなに証券市場や債券市場で話題なのかっていうとですね、今年3月に東京証券取引所が上場企業にある文章を提示したんですよ。
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いっていう文章なんですけどね。これ、東証プライム市場やスタンダード市場に上場する企業の多くが、収益性や成長性に課題ありすぎ、何とかしろ、すぐに対応しろっていう風に結構強い言葉で求めたんですよ。
そもそもこうやって東証みたいなですね、証券取引所が企業に株価を上げろみたいなことを求めるっていうこと自体がめちゃくちゃ異例なんですよ。東証はなんでこんなことを言ったかっていうと、グローバルで見たときに日本企業の株価指標、これPBRとかROEって言われる指標があるんですけど、それがとにかく低いと。
何とかしないとまずいっていうことでこういう文章を出したんですね。なんでこんなこと言ってるかっていうと、東証って去年プライムとかスタンダード、グロースって分けたんですよ。今まで東証一部とか二部とかマザーズとか言ってたやつですよ。
これなんで分けたかっていうと、東証プライムっていう一部上場の中でも時価総額が大きくてピカピカの企業をグローバルの投資家にガンガン投資してもらおうっていう。僕らいい市場を作りましたぜ。ここに日本企業のいいのいますって言って市場を作ったのに、このプライム市場に上場している企業がいくらなんでもだらしないじゃないかと。株価ちゃんと上げろと。
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看板倒れにする気か。こういう文章を出したわけなんですね。この時に出てきたのがPBR一倍割れっていうキーワードなんですよ。PBRが一倍割れている企業は速やかに対応してこれを超えるようにしないとダメだよって言ったんですね。
PBRって何?ってめちゃくちゃ分かりにくい。株価純資産倍率。自家総額を純資産で割ったもの、もしくは株価を一株あたりの純資産で割ったものなんですけども、つまることはこれ何かっていうと、この会社が将来にわたってどれだけ稼ぐ力、儲ける力を持っているのか。
投資家がそれをどういうふうにこの会社が稼げるなって思ってるかどうかっていうことを示した指標なんですよ。つまり株価が一定ね。株価と資産の数字を割ってみると、この会社はこの先も稼ぎ続けられるね。いけてるって判断できるかどうかの基準がPBRなんですよ。
それを1.0を上回っていれば有料ってことですね。逆に1を割れてたらPBRが一番割れてる株価ってのはどういうことかっていうと、もうこの会社は成長する良質値が全くありませんねとか、今の経営人はもう事業を成長させる力がないね。このままだったら株式持ってても事業成長しないから、今のまま会社生産してくれた方が僕らにとってはまだマシだ。
っていう風に投資家が考えてるってことなんですよ。
すごいな。激しいね。
こんな風な激しいことを言われるようなものなんですよ。PBR一倍割れ。だからですね、PBR一倍割れ企業のことを日経新聞では、「上場企業失格投資」みたいな言い方をするわけです。
怖い言い方だな。
失格の楽園が押されるの?
そうなんですよ。日本企業といえばね、ちゃんとやってれば見ていてもらえる、みたいな気持ちあるわけですよ。でもね、そんなこと言っててもダメです。こういう指標がちゃんと基準を余っていないと、投資家に見放されますね。
投資家がPBR一倍割れはダメよって言ったことに対して、基幹投資家は大賛成です。
大賛成。
大賛成。
投資家から来るわけですよ。これだけじゃないです。企業にとってのリスクは大きいんですよ。アクティビストファンド、いわゆる物言う株主。株主総会の時に、オタクの経営どうなんですか?みたいな。
例えばこの間、ソゴーとセーブのストライクのアクティビストファンドが、親会社のセブン&アイホールディングスは百貨店事業なんかやめてコンビニだけに集中しろ、みたいなことを言うわけですよ。成長するところはどこなのか、僕ら株主はちゃんと成長してもらわないとリターンないんだからやってくれよって言うんですけど、これPBR一倍割れが続くと、こんな経営陣はダメだ、経営陣交代という株主提案が出てくる。こういうケースも出てきてるんですよ。
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さっき投資家みんな賛成って言いましたよね。物言う株主が経営陣交代って言ったら、はい賛成賛成って期間投資家も賛成しちゃう。そしたら経営陣交代しなきゃいけないですよ。株主総会そうなったら。
あとはこんな低いPBRなんだったら、敵対的買収しちゃおう。だってヘボい会社だから。それもいいじゃないかって株主が賛同しちゃうかもしれない。だってこの経営陣じゃダメなんだから。
これかなり経営陣に対してはプレッシャーというか緊張感を与えるやり方ですね。
実は日本のプライム市場の半分ぐらいがPBR一倍割れてるんですよ。プライム半分ですよ。
アメリカのS&P500だったらPBR一倍割れ企業って5%しかないんですよ。日本企業ヤバくないですか。
そうですね。
日本企業が実は株式市場というところで見るとかなりヤバいっていう。
でもすごくヤバいので慌ててみんな色んなことやってます。実はトヨタも一倍割れてたんですよ。ものすごい業績良かったけど株価がすごく低い。
つまり投資家が評価してくれないから株価低いわけですけども。
それで投書文書出した時は一倍割れてたんですけども、この夏に一倍を超えました。
トヨタ大慌てで色んなことやって株主に還元しますとか自社株買いますとか色んなこと言ってそこにこれから自動車産業をリードするって言われている次世代電池のニュースが出てきたんですよ。
トヨタがやってるよって。これで成長しそうだねっていう風に見て株価が上がったのでトヨタはPBR一倍を超えました。
PBR一倍割の企業は規制産業とか成熟産業に多いんですよ。銀行とか繊維とか金属とか私が担当している電力ガス。電力ガスめちゃめちゃ多いです。
規制の中でこのままやってればうまくいいや。それなりに稼げるでしょ。
ぬるま湯ってことですね。
ぬるま湯。そうまさにぬるま湯。新しいチャレンジしたらリスクあるしいいよね。やらなくて。
なんてことやってるとですよ。自分はいいと思ってても経営者の人。投資家が市場がいやそんな会社はダメですよっていう風に楽園を押してくる時代になっちゃったんですよ。
今ESG投資も積極的じゃないですか。そういう中でやっぱり会社経営人としてもやっぱりそういうところに社会に対してどれだけ貢献できるか。自分たちの技術を使ってどれだけ地球のためになるのか。
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っていうところがもっと活発感じがなってくるって感じなんですかね。
これ本当にそうで。やっぱり目先では株価分子にちゃんと向き合うこと。それから中期的にはダメな事業を切っていい事業に成長する事業に切り替えていくこと。
そして長期的には今まさに田畑さんがおっしゃったESG気候変動だったりとか人材にちゃんと投資していい会社になって中長期にきっちんと成長していきますよっていうことを
いろんな側面でちゃんと説明して行動に移して見せていけるかどうかっていうことにかかってるんですよね。
中身が見られてますね。見られてますよ。
EDR1万円を超える状態をずっとキープしていかないと。ずっとキープ。
利益だけじゃないってことですね。
なるほど。企業の本気の姿勢が問われているということでもありますね。
やはり日本企業ちゃんとやれ頑張れっていう言い方ですね。
そうですね。カツを入れられてる感じがしました。
山根さんありがとうございました。
ここまで日経エネルギーネクスト編集長の山根紗友希さんでした。
×少女隊の春野きいなと。
青井リノアです。
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