2025-02-12 11:50

ホンダと日産破談

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
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日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。 水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
さあ山根さん、今日はどんなニュースでしょうか。 今日は日産とホンダの経営統合が白紙になるという件についてお話をしたいと思います。
いやー残念ですよね。結構興奮気味に。 最初に経営統合が出た時は、おおっていうふうにね、ざわってきましたけど。
ちょうど一報出たのもね、水曜日の明け方だったから、私はブローアップの準備をしながら、い?ってなったのに。
早くないですか。 え?って感じですよね、このわずかな期間でね。
こんなにすぐにダメになっちゃうの?っていう気持ちも込めて、実はですね、2月の6日の日に日産自動車がホンダに経営統合に関する交渉を打ち切る方針を伝えたというふうに日本経済新聞がですね報道してるんですけれども、
日産とホンダは2月中旬をみどりに正式に発表する予定ってコメントするに留まってるんですよ。
実はですね、明日2月13日にホンダと日産の決算会見が控えていまして、この場で両経営人がですね、どんな発言をするのかっていうのが今注目という状況なんですよ。
なので明日決算の会見が終わったら、それぞれの多分決算会見の映像とともに、
経営統合を白紙になっちゃったね、両社こんなことを言ったよっていうニュースが出てくると思うので、今日ここで復習と今後の見通しについてお話をしたいと思います。
まず最初はちょっとおさらいしますね。去年の12月23日に経営統合に向けて本格的な協議に入りましたよと発表してですね、
まあまあ3人、日産とホンダと三菱自動車の経営者3人ですね、記者会見をしましたと。
結実に言えばですね、戦後最大級の国内製造業同士の経営統合になるよとか、経営統合したら売上高30兆円を超えて世界第3位の自動車グループになるよなんて言われたんですけれども、
まあまあ今思えばあの時の会見で3人は握手はしなかった。
そしてホンダの三菱社長は、日産との経営統合は魅力的ですか?みたいなことを聞かれた時に、なかなか難しいことを聞くねみたいなことも言っていたなと思います。
はい、そうそう簡単な話じゃなかったけれど、やっぱりホンダはホンダで、世界は電動化だったりとか自動運転を含めたですね、ITを駆使する時代がやってきていて、
ものすごい投資が必要、規模が必要な時代に日産のですね、販売の規模だったりとか持っているものっていうのが非常に組み合わせとして良かったっていう最適解だったんだろうというふうに思います。
一方で、この日産とホンダの経営統合の話のトリガーになったのは、日産の業績が急激に猛烈に悪化したことなんですよね。
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で、この経営統合に向けた記者会見をやった1ヶ月前に発表した日産のですね、2024年度上期の数字っていうのは、もうこれはもう悲惨だったわけですよ。
どれぐらい悲惨かって言ったら、上半期営業利益が前年同期比の9割減ですよ。
9割減!?
9割減!1割になっちゃった利益が。
そう、329億円。わずか。
もうトヨタね、営業利益5兆円とか言ってる時に、半年とはいえ329億円。
このまま赤字に転落すると言われてるわけですけれども、日産もさすがに従業員の7%に当たる9000人をリストラしますよとか、世界の生産能力を2割削減しますよなんてことを表明したわけですよ。
はい。
なんでこんなことになっちゃったかって言えば、もうとにかく日産売れてる車がないんですよ。全く売れてる車がない。
新車も魅力的な新車が全然出てこない。
やっぱね、自動車メーカーってやっぱ売れてる車ないとダメなんですよ。
やっぱりその看板商品っていうのは必要ですよね。
そう、なんとなく売れるじゃなくて、あの車が欲しいと思われるヒットショーみたいなものがある会社じゃないとやっぱり業績が良くない。当然のことなんですけどもね。
でもコロナがあって、自動車業界って供給が追いつかなかったじゃないですか。
はいはい、そうでした。
だからこのなんか売れない車が、売れない車と売れる車のギャップみたいなものっていうのが追い隠されちゃってたんですよ。ちょっとしか車がなかったから。
でもね、供給戻ってきましたよね。新車が手に入るようになってきて。そうしたら人気のある新車が売れて、人気のない車は売れないわけですよ。
で、この日産の業績が死ぬほど悪い原因っていうのは、アメリカで売れない車を売るための販売奨励金積みまくってることが大きな理由だって言われているわけですよね。
はい、車売れないから値引きとかするわけですよ。値引きするためにディーラーにお金いっぱい渡すんですよ。
なるほど。
悪いのはコストになる。結局車が売れなかったら何もかもうまくいかないということなわけです。
でと、こんな状況だから日産は、よしじゃあホンダと一緒になろうと思って、決算の経営統合の会見に臨んだわけです。
で、その時は日産とトヨタは対等に経営統合をすると。持ち株会社を作ってその下に2つの会社がぶら下がって、両者対等な立場でやるっていうことでやったんですよ。
ただ、ホンダは日産の時価総額5倍あります。
全然対等じゃないんですよ、規模からしたら。
5倍ですよ、5倍。
で、だからホンダは日産にその業績悪いのなんとかしてきてよと。それからだよね、話はと。
ターンアラウンドって言うんですけど、事業再生を条件とするということを言っていて、ホンダは日産に1月末までにリストラ作をまとめなさいねということをホンダが言ってたんですよね。
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まあこれが日産が何にも出せない。やるやるって言ってるけれども抜本的な策が出せない。生産量ちょっと減らしますみたいなことしかない。
で、ホンダはこれは諸説あるんですけれども、これはもう日産に自分でこの事業再生を委ねていたらいつまで経っても何にもできないぞということで、ホンダ側から日産に完全子会社化ですね。
日産をホンダの下にぶら下げる子会社にして、もうホンダは日産の立て直しやってやるよっていう提案をしたと。
そしたら日産側は台頭じゃないのか、こらーってなって、もうそれは絶対にノーだっていう風になってしまって、日産側からこの経営統合に向けた交渉は白紙に戻しましょうということをホンダの刑事に2月6日に伝えたというのはことの経緯なんですよね。
台頭じゃなきゃダメって台頭なんだっけ、5倍の時価総額の差があってと。やっぱ思うわけですよ、これだけ常識の差があってと。
やっぱりこの、よく言われます日産っていうのはすごくプライドの高い会社だって言われるんですよね。
トヨタよりも会社の設立が4年早いんですよ。だからトヨタよりも僕らの方が歴史のある会社だと。日本を支えてきたのは僕らなんだみたいな気持ちをやっぱり今なお持ってるんじゃないかと言われるんですけどね。
でも日産ってね、やっぱり1999年に一回経営破綻寸前まで行ってるんですよ。その時世界中の自動車メーカーに救済を打診してみんなに断られて、もう最後の最後にフランスのルノーが救済を引き受けて、株式を6千億円分買って買って37%ですね。
でカルロスゴーン氏が来て、そこからはもう凄まじい合理化ですよね。猛烈な合理化をやって立て直したっていう経緯があるわけですよ。
今はその当時ほどの危機感が日産にはないんじゃないかとか、当時はルノーが助けてくれたけど、今は他のメーカーもみんな電動化とか、AIとかいろんなのに投資が大変で日産を助ける余裕はないんじゃないかとか。
今回のこのチャンス逃してどうするんだっていうのはですね、多くの専門家たちの。いろんなコメントがアナリストだったり、自動車ライターだったり、大学の先生だったり出てるんですけども、オブラートに包みながらも皆さん言ってるのは、おい何やってんだよ、プライド高すぎるよっていうのを、あの手この手で皆さんインタビューで答えてらっしゃるなっていう風に思いますね。
みんながやっちゃうよ、日産って思ってるんでしょうけどね。
そうですよ。
やっちゃうよ、やっちゃうよ、ほんと。
Aちゃんに頼もうか、ここは。
なのでこの先どうなるかですけど、明日ね、決算何を言うかということもありますし、本田が敵対的TOBですね。日産の合意がなくても、日産買ったほうがいいんじゃないかっていう専門家もいますし、いやまあまあまあ、もともとはいろんなこと一緒にやろうと言っていた2社だから、系統合が破綻になっても緩やかにいろんなことやっていくんじゃないのとか。
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まあやっぱり日産は台湾の本廃ですね、シャープを買った本廃。ここがまあもともと日産に興味を示しているという話があるので、シャープの、第二のシャープじゃないですけれども、台湾メーカーに買われてしまうみたいなこともあるんじゃないかとか、いろんなことが言われているんですが、私自身も数多くの専門家と同じくかつては自動車業界を長く取材していたので、なんだかな、この難しい時代にやっぱり規模は必要で生き残っていくときに、
まあまあこんなこと言うのはなんですが、やっぱり日本のメーカー同士で日本の自動車メーカーとして日本経済を支えてくれたらいいなと思っていたので、大変残念です。
ここ福岡は日産非常にゆかりの深いエリアでもありますしね。
日産にとって主力の生存のエリアで、雇用への影響なんかが出ないといいな、日産の業績がさらに悪くなってしまってと心配をしています。
山田さんここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
山田沙耶記のブラッシュアップでした。
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