1. 日経エネルギーNext編集長 山根小雪のBrush Up
  2. 日産自動車 追浜工場27年度末..
2025-07-16 15:03

日産自動車 追浜工場27年度末に生産終了。九州に移管

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
山根さん、おはようございます。おはようございます。今日は日経新聞でも一面で報じておりますが、日産自動車、ついに発表しましたね。
発表しましたね。もう言われてはいましたけども、神奈川県横須賀市の追浜工場の生産を2027年末に終了すると昨日発表がありました。結構突然の発表だったみたいですね。
私が所属する日経グループの中でも、いろんな情報が行き来しているわけですけども、地元の調整も全然せず、昨日取り締まり厄介があって、その場で、もともとこの県は岩上スピノーサ社長と側近の方々で
検討していたけれども、もうやるって取締まり厄介で決めて即発表になったということなんですね。
それだけ日産が置かれている状況が厳しいということだったり、これはどうしてもやらないとどうにもならないということだったり、でもやるのはやっぱり調整を含めて非常に大変なので、こういう事前調整をあえて地元も含めてやらずに
調整をしたのかなぁなんて思いながら、日産の今の苦しい状況がわかる展開だなというふうに思っているんですが、というわけで改めて、日産のオッパモ工場の生産の終了の件、福岡の方々、九州の方々にとっては、日産はやっぱり九州工場がものすごく大きくて、一時期心配された方もいらっしゃったと思うので、改めて状況を整理したいというふうに思います。
はい。というわけで、昨日発表したのは、横須賀市ですね、神奈川県横須賀市のオッパモ工場の生産を27年末に終えるということと、ひらつか市、神奈川県ひらつか市にある日産社体湘南工場ですね、これは日産の子会社で生産を委託している子会社なんですけども、ここへの委託も26年末までで終了するということを発表しました。
日産が国内の工場の生産能力を大幅に削減するっていうのは、カルロスゴーンが経営再建をやっていた頃、2001年に東京にあった村山工場を閉鎖して以来25年ぶりということですね。
田畑さんからもいろいろ話がありましたけど、日産は去年から急激に業績が悪くなって、抜き差しならない状況までいっちゃってですね、今年5月の13日にリーニッサンという再建計画を発表して、この中で世界で2万人の従業員を削減して、完成者の工場が17カ所あるけれども、これを10カ所まで減らすという方針を明らかにしてたんですよね。
7カ所工場を閉じると言っていて、その中でインドチェン内の工場とですね、アルゼンチンにあるピックアップトラックの工場についてはもう閉鎖するっていうのを前々から明らかにしてたんですけれども、残り5つの工場をどこを閉鎖するかっていうのは公表していなかったんですよ。
03:07
それが昨日2つですね、出てきたっていうことなんですね。
昨日夕方5時からスピノーサ社長記者会見してですね、その会見の中で国内5カ所あるんだけども、2カ所を停止して、これで国内の車両生産ですね、工場の統合っていうのは完了だということを言っています。
はい、なので残る3工場ですね。3つっていうのは、九州にある神田町にあるですね、日産の九州工場、それから日産車体の九州工場、それから栃木県にある栃木工場ですね、この3つはこのまま残るということで国内体制はこれで決まりということになります。
はい、これで九州でご心配された方は、この先も本当にバキバキの主力工場として国内を背負っていくということになりました。
もうすごいんですよ。もともと日産の九州工場って50万台生産能力あって、オッパマ24万台でですね、圧倒的に大きかったんです、九州工場が。ここに50万に上乗せして24万台、オッパマから移ってきます。
はい、なのでもう九州がもう本当にほぼ全てみたいな状況になりますね。残る3工場って言っても栃木はですね、何作るかっていうと、EVと高級車なんですよ。
ほとんど全ての、いわゆる普通の車、車、全部九州でこれから作っていくようになります。
はい、九州の方々にほっとする一方でですね、横須賀、神奈川県の方々にとってはもう本当に衝撃的で大変つらいニュースだったろうなというふうに思います。
オッパマっていうのはですね、日産にとっては蘇業の地に近い工場なんですよ。
日産っていうのは実はトヨタよりもほんの少し早くできた自動車メーカーで、1933年に横浜で創業したんですよね。
日本初めての初の量産の自動車工場も実は日産が作った横浜工場なんですよ。ここでダット産を作ってですね、日本の自動車産業がスタートするわけなんですね。
オッパマ工場っていうのは1961年にできるんですけども、横浜工場の生産量が伸びてこれを保管するために作った工場なんですよ。
横浜市の隣にあるのが横須賀市で、本社は今でも横浜にあるんですけど、本社があって本社工場がある横浜の真横に作ったメインの工場。
それからですね長らく、横浜はもう今工場はないですから本社だけなのでですね、オッパマ工場って言ったら日産のマザー工場で日産にとってはメインの工場と言われてきたんですよ。
06:04
私が本当に日産とか自動車産業を担当して記者として取材をしていたのは2000年代の終わりから2015年ぐらいまでなんですけれども、
その頃はやっぱりオッパマといえば日産のメイン工場だよねって吸収ができるんだみたいなところだったからですね。
もうなんかあのオッパマが閉鎖になるということはやっぱり一つ大きなものすごく大きな節目だなっていうふうに感じます。
この生産の話っていうのは実はですね、もともと日産のリーフっていうEVをオッパマで作っていて、
このリーフについては今年モデル刷新があるんですよね。このタイミングで栃木工場への生産遺憾っていうのはもう前から公表されてたんですよ。
ただそこで開いちゃった生産キャパどうなのって話の時はタイで作ってた車をですねオッパマに遺憾するっていう方向で調整していたというふうに言われていて、
なのでオッパマは作るものちゃんとあるから大丈夫なんじゃないだろうかって言われていたんですよ。
そんな中でやっぱり急激な業績悪化が去年あって一気に削減の対象になったと。
一気に削減の対象になったかと思ったら地元調整なしでも急遽発表になった。
だからこの1年弱の間にこの先も未来EVを日本の日産の自動車生産を支えるだろうと思っていた横須賀の方々にとっては
急転直下工場を2年後に閉鎖するという話になったっていうことなんですよね。
なのですごく大変な状況だと思います。
サプライヤー800社ぐらいあるんですよね。
生産は九州に移管するので大きいところは九州に主軸を移してくるんだと思いますけれども、
自動車ってすごく裾野が広いからですね。
小さな中小企業もこの自動車を作っているサプライチェーンの中にはいらっしゃって、
移っていけないところ、体力的に厳しいところっていうのも中にはあるんじゃないのかなというふうに推察します。
それから2400人従業員の方がいらっしゃって、日産は27年度末生産が終わるまではオパモ工場で勤務を継続してもらって、
その後は方針が決まり次第知らせるという言い方になっているんですけれども、
働いている方々にとっても九州のキャパが大きくなるからといって、
神奈川の地でずっと例えばご家族もいらっしゃって、お子さんも育てていらっしゃって、
そこでどっか移るのかって言ったらこれはまたすごく大変なことになるのでですね、
オパモ工場の跡地がどうなるのかとかも含めて、
なかなか難しい厳しい選択を迫られるニュースになったなというふうに思います。
他方ですね、実は横浜市、横須賀市の街の経済という意味では、
09:01
影響は限定的だっていうことみたいなんですよね。
地場の浜銀総合研究所、横浜銀行系かなと思うんですけども、調査部のコメントを見たらですね、
県内、神奈川県のですね、県内総生産の横須賀の自動車って0.14%しかないっていうことなんですよ。
やっぱり神奈川県っていうのがどれだけ人が多くて、どれだけたくさんの企業が存在するのかっていうことですね。
もしこれ福岡県だったらもっともっと影響大きいじゃないですか、
日産九州とか自動車産業全体ってなると思うんですね。
そこはやっぱり神奈川の懐の深さっていうのを感じるけれど、
でも横須賀の地元ってことを考えるとかなりでかい。
横須賀には他にもNTTのですね、大きな研究施設とかいろんなものがあるにはあるし、
自衛隊とかですね、そういった基地関連の収入なんかもあるとは思うんですけども、大変な事態だなというふうに思います。
でと、じゃあ横浜工場この先どうなるのっていう話なんですけど。
あとうちどうするのか。
あとうち54万平米もあるんですよ。
昨日はエスペクトローザ社長は会見では決まってないと。
ただ原則的に工場の買い手を探してるっていうふうに発言してるんですよ。
で、売却が大中心だっていうことですね。
というのも日産って赤字なんですよ。
今年の3月の決算で赤字を形状していて、利益が出ないってことは、
払うもの払っちゃったらお金全然残んなくてお金足りないっていうことですよ。
つまり資金繰りがすごく大変。
で、たくさんのお金を借りていろんな投資をしたりして、
お金また返しながらやっていくっていうのは企業経営ですから、
お金が手元になくなっちゃったら本当に大変な状況になってしまう。
1週間前に新しく新たに社債を発行するって発表していて、
今年返さなければいけない社債の償還ですね。
借金の返済については明度が立ったと言われてるんですけども、
でもやっぱりこれ経営立て直すためには、
このオッパマをですね、土地の価値もすごく高いところですから神奈川で、
これを売却して、とにかく経営を立て直すんだと方針を示してます。
で、たぶん気になるのは、ホンハイって何か話しなかったっけ?
よく取り立たされてますよね、名前はね。
はい、登場されてますね。
日産と本田が経営統合するって言った時も、
ホンハイがすごく近づいてきている。
やっぱり国としては、日産は日本のメーカーだから、
ホンハイに買われるのはそこはちょっと、みたいな話とか含めていろいろありましたし、
10日前にですね、7月6日の日、日本経済新聞がですね、
日産がホンハイとのEV生産を協議。
神奈川オッパマ工場存続へっていうタイトルの記事を売ってるんですよ。
これはですね、ホンハイと一緒にEVを作って、
で、オッパマでそれをやるんじゃないかっていうことに関する記事だったんですよね。
12:00
で、昨日この記者会見でスピノーザ社長がですね、
合弁でやるっていうことについては否定してます。
ホンハイ云々ってことは一切言ってなくて、
で、工場はやっぱり売却すると。
で、記者たちはみんな質問するわけですよ。
ホンハイと一緒にやらないんですか?
ホンハイと合弁を作って、
オッパマを日産が持ったままEVを作るっていうことはないんですか?
みたいなことを聞くわけです。
それについては否定をしてます。
あくまで日産としてはオッパマは手放すと。
ただホンハイの話が完全に消えたわけではなさそうで、
その場合は工場を丸ごとホンハイが買って、
ホンハイがEVをそこで作る。
で、ホンハイってどういう会社かってことなんですけど、
受託生産する会社なんですよ。
iPhoneとか作ってます。
今年5月には三菱自動車のEVを作りますって、
ホンハイが作りますって言ってるんですよね。
設計だったりとか生産を代わりにやってあげる会社なので、
ホンハイとしては日本に何らかの工場を持って、
いろんなメーカーのEVを受託生産したいというふうな思惑があると思うので、
この話はまだ継続的に見ていく必要があるのかなと思います。
ただ日産は何とも言ってないですね。
今のところリーフについても栃木で自分で作ると言ってます。
跡地の行方、そして日産自体は主力となる目玉商品を作れるのか、
そういうところを期待したいところです。
この時間山根さんに解説してもらいました。
ありがとうございました。
聞きたいラジオ番組何にもない。
そんな時間はポッドキャストで過ごしませんか?
RKBでは毎週40本以上のポッドキャスト番組を配信しています。
あなたのお気に入りの声にきっと出会えるはず。
ラジコ、ポツファイ、アップルポッドキャスト、
アマゾンミュージック、ユーチューブミュージックで
RKBと検索してフォローしてください。
RKBオンラインのポッドキャストまとめサイトもチェック。
15:03

コメント

スクロール