2022-10-18 10:08

2021-03-08 - 美容施術で絶対に満足できない気持ちの罠。満足度と実際の結果と術前期待値の公式

2021-03-08 - 美容施術で絶対に満足できない気持ちの罠。満足度と実際の結果と術前期待値の公式

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はい、ではですね。
今日のテーマはですね、ちょっとしっかり目にお話ししたいこととしてはですね、
治療の満足度っていうところをちょっとお話したいと思うんですよね。
皆さん、何かしらコンプレックスなり、自分の中で気になる部分があって、それを改善したいからっていうところで施術を受けるということになってくるんですけども、
これはがんの治療とかですね、高血圧の治療みたいにですね、この測定する何かっていうのがないわけです。
例えばがんだとがんがあるかないか。あったらそれを取って治りましたっていう検査をしていって、よかったじゃ治ったね。
高血圧だとこれぐらい140ぐらいあるような血圧、180ぐらいあるような血圧っていうのは、だんだん120ぐらいまで下がってきたね。
あ、じゃあもう大丈夫じゃん。みたいな感じで一つ目標があるんですけども、
美容の施術っていうのはですね、そのゴールの設定っていうところが非常に形にしにくい。
なぜならゴールが一人一人違うからというところになってくるわけですね。
皆さんが治療を受けたいという時にですね、当然治療をしたら満足度を得たいから、
してよかったなっていうのを得たいから施術を受けるんですけども、
ここでちょっと気をつけないといけないところがですね、
患者さんの満足度っていうものが公式になるんです。
患者さんの満足度っていうのはイコール実際に手術として改善したっていう良くなった部分、
割ることの患者さんの期待値っていうのがあるんですね。
ここをぜひちょっと話したいなと思うんですけど、
期待値っていうことと満足度っていうこと、
なんかちょっとふわっとしててわかりにくいと思うんですけど、
簡単に言うとですよ、例えばですね、目を大きくしたいっていうテーマがあるとするじゃないですか、
私は目がちっちゃくて目が大きくしたいんです、みたいな。
この時にじゃあデカ目の眼鏡活用したらいいんじゃないのとか、
ダレ目をして白目を大きく見せたらいいんじゃないの、目がちも切ったらいいんじゃないの、目地も切ったらいいんじゃないの、
いろんな施術っていうのは組み合わせとして当然あるんですね。
だけどこの時にですね、自分の目の大きさっていうのが手術をしたらですね、
3倍にも4倍にも大きくなったような感じになったらいいなと思って、
例えば手術を受けるとするじゃないですか。
そうすると、たとえ世界一の外科医が手術をして目を最大限に大きく見せるようなことができたとしても、
実際の患者さんの満足度っていうのは、
例えばですね、さっきの公式でいくと、実際に目が大きくなったのは1.2倍大きくなりました。
割ることの患者さんは5倍大きくなったらいいなと思ってるわけです。
そうすると1.2割る5やから、患者満足度はですね、1を絶対に超えない。
つまり100%を超えないって話だわけです。
何だったら5分の1ぐらいにしかならないから、
満足度20%みたいな話になっちゃうわけですね。
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一方で目大きくなったらいいなと思ってんねんけど、
まあせいぜい大きくなって、もうちょこっと大きくなるかもしれない。
ちょこっと大きくなったぐらいかな。1.1倍ぐらいって思ってたとしたら、
実際に大きくなってんのは1.3倍までいけるとしたら、
1.3割る1.1なので、当然これを100を超えますよね。
1を超えてくるわけです。100%を超えてくるわけです。
なので、要するに患者さんの期待値、
手術をしたいなっていう人がどれだけ自分が
その結果に対して求めてるものがあるのかっていうので、
手術がめっちゃ良くても良くなくてもですね、
まあ良くないはあかんよな。良くないは大体満足度が上がるわけです。
手術がほんまにめっちゃちゃんとされてても満足度が下がっちゃうって話なんです。
なのでここちょっと気をつけないといけないのは、
皆さん痛い思いをしてお金を払ってダウンタイムを乗り越えてですね、
何とか結果に向かって走っていくわけなんですけども、
その過程ですね、自分が期待値を上げすぎてる場合には
これは気をつけないといけない。下界の方も本来はですね、
期待値が高すぎる場合には手術を通常断るわけですね。
あなたの言ってるところまでは到達できません。
というふうなお話をするわけですけども、
患者さん自身もですね、それを知っておかないといけない。
中にはですね、その患者さんの期待値に便乗して、
あなたの言ってることわかりますよ。私は何でもできますよ。
あなたの言ってることにはもうこれもやったらいいし、これもやったらいいし、
これもやったらもう最高。もうこれも今日は特別。
もう何パーセント今日やっちゃうよみたいな。
っていう感じでですね、どんどんいわゆるアップセルを受けてしまうとですね、
期待値はものすごい膨らんでて、もう私はこれもやった、これもやった。
だからもうこんなに良くなるやろうと思って手術を受けるとですね、
例えばその手術1個1個がうまくいっていたとしても、
期待値が膨らみすぎてですね、満足度が100パーセントを超えないということがあるんですね。
なので、これも患者さん側の要素になってくるので、
自分をですね、よく考えてみて、変えれる部分っていつもお話します。
手術の時にね。要は、結果的に変えれる部分っていうのは限界があるんです。
アプリでピッて引っ張るのとかって、それはね、どこまでも変えていけますけど、
実際には脳みそは大きさが変えられないし、眼球の大きさは変えられないしですね、
骨を切るっていったって神経があるわけですよ。
むちゃくちゃなことは当然できないです。
で、そういうような手術を、例えばヘイズリフタってそうですよね、
上げる上げるといったって、ちぎれるほど上げれないんですよね。
当然もう引っかかるのは骨なんですから。
ということは、骨の形までなんです限界は。
ということは、手術をする前にですね、
自分が変わりたい部分っていうのをよくよく考えないといけないっていうことと、
同時にですね、どこまで変えれるのっていうのをですね、知っておかないといけないです。
だからこのリアルなイメージっていうのを持たないといけなくて、
そのためにカウンセリングっていうのがあるし、
期待値に対しても、私はこれくらい変わりたいと思ってるんです、
って伝えてもらったらいいと思いますし、
その時にそれができるのかできないのかっていうのを、
お医者さんとしては正直に答えていくっていうのは、
真摯な診療なのかなというふうに思うわけですね。
なので、皆さんの中で、
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別人になりたい、実際に別人っぽくできるような手術もあるんですけども、
そこの、本来は別人になりたいと思ってんねんけど、
別人になるような大きな手術はしたくなくて、
だけどこれだけやったらちょっと変われるんじゃないかっていうのが、
なんか手術を受けるってことイコール別人になれるんじゃないかって思いを思い出して、
オンしてしまったりすると、
実際は受けてる手術はそんなに変わらへん手術を受けてんのに、
期待値がものすごく膨らんでいて、
結局自分が手術を受けた時にガーンって変わられへんかったやんみたいなですね。
私全然良くなってへんやんみたいなことになってしまうわけですね。
なのでそうなると元気なくなっちゃいますから、
普通にちゃんとした診療を受けてて良くならないってことはなくて、
医学的に言うとその形態はちゃんと変わってますよっていうのは、
例えば僕らの診療ですと一眼レフで確認するわけです。
写真を撮ってあなたの形はどうなってるのって見比べてですね、
同じ環境感。
例えばよくスマホで撮ってですね、
あれ全然良くなってへんみたいなって言ったりする人いるんですよ。
影の状態とか全然違うのに。
皆さん知ってるか知らないか分からないですけど、
スマホのカメラはめっちゃ歪みます。
真ん中の部分は大きく見えて、
周りの方が小さく見えるっていうような効果がありますので、
めちゃめちゃ歪んで見えてるんですね。
これは全然真実を反映していないので、
スマホで何分見比べてですね、
良くなった、悪くなったって言っても、
実はあんまり真実を反映してないです。
だから僕らは一眼レフカメラで、
同じ環境下でこう一定の距離で写真を撮るっていう風にしてるんですけども、
そういう風な経過観察の中で実際に客観的にこう変わったよ、
どう変わったよっていうのを見ていくっていうのもですね、
自分の中の変化を客観視して安心をしたりとか、
ちゃんと変わってるやん、
自分で顔毎日見たらもう分からなくなってくるんですけど、
客観的に見てもらって変わってるやん、
良かった良かった、こんなに良くなってるやんっていうのを
知っていくっていうのも重要だったりします。
ですので、今日のお話としては患者満足度、
やっぱり施術の満足度っていうものと、
ご自身の期待値、どれくらい期待値があるのかっていうのが、
たとえ施術が最高級のクラスの施術ができたとしても、
この期待値一つによって満足度が全然変わっちゃうよ、
というふうなことを知っておく必要があるというお話でした。
ですので、私は手術頑張っておけたのに全然良くならへんねん、
って言ってる言葉の向こう側には、
実はめっちゃ良くなってんねんけど、
あなたの期待値が5万倍良くなると思ってたっていう人だったり
っていうのはあるわけですね。
なんかここら辺は難しいと思います。
これが行き過ぎるとですね、
いわゆる集計恐怖症っていう言葉があってですね、
もともとそんなに感はおかしくなくて、
別に全然感を形変えなくていいのに、
自分はブスだブスだって言ってですね、
手術を繰り返してしまう人たちがいるんです。
その人たちの言葉って結構辛辣な言葉を出したりするんですけども、
下界もボロカス叩いたりとかですね、
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あるんですけど、実はその人の期待値がむちゃくちゃ高いせいで、
誰が何をやっても失敗と判定されてしまう、
というふうなことがあるわけです。
通常はお医者さんはですね、
そういう集計恐怖症の可能性のある方の
手術というのはしないというのが、
美容業界での一般的なセオリーになってくるわけですけども、
やっぱり悩んでる方は悩んでますしね、
形に悩んでる方っていうのは、
形で変えていかないと幸せになれないというようなペーパーも
やっぱりあるのはあるから、
向き合っていきたいなとは思うんですけども、
いかんせんそういう期待値のコントロールですね、
ご自身の中で知っていくっていうのもむっちゃ大事になってきますね。
ぜひともですね、今日は満足度の話と
期待値の問題というところをですね、
客観的に知ってもらうということをお勧めしました。
参考にしてみてください。
以上です。
じゃあねー。
See you!
10:08

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