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こんにちは、やまぐちです。
今日は、眼鏡と言うところです。
輪郭とパーツの関係について、いろんなところで話しているんですけども、
今日はですね、ちょっと簡単な実験をしたいと思います。
よくですね、輪郭が小さくなると中のパーツがよく見えますよ、という話はですね、
症例のおやぱさまの報告なんかでも出しているんですけども、
これをですね、ちょっと実験的に見ます。
まずですね、この症例をちょっと見ていただきますと、
こちらのレモさんはですね、実際に見ていただきますと、
お顔の横幅感が小さくなって、
なんていうのかな、そっと持ったような感じになっていると思いますけども、
見ていただきたいのは、この輪郭のもちろん変化、
ここのですね、こういう変化も当然あるんですけども、
中のパーツの見え方がですね、なんとなく変わったというか、
ちょっとこちらのお顔の場合には平面顔の印象が強くなっている分が、
横幅が減ってくることによって、なんとなく立体感があってですね、
猫顔というかですね、ニャーの顔になるわけですね。
これをですね、ちょっと実験でお見せしたいと思います。
こちらがですね、全く同じ大きさの配置をしているですね、
模式的な状態で、いわゆるパーツですね、
目、鼻、口、眉みたいな感じで描いているものですけども、
例えばですね、これでちょっと実験してみたいと思いますのは、
この状態でですね、
大きさ、輪郭をちょっと入れてみるわけですね。
例えばこちらの輪郭を、こういうふうに、例えばですよ、
こう入れていきます。
で、これちょっと繋いでみます。
こういうですね、例えば、こういう輪郭。
猫の時に見えているお顔の形とですね、
例えばこちら、同じような高さに設定をしまして、
こっちも同じような高さに設定しまして、
で、何て言うんですかね、ちょっとパーツと輪郭が近いみたいな。
どうだろう、これ何か違うように見えてるかな。
こう見たらどうですか。
あんまりわからんかな。
えーと、こっちの顔の方がですね、
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例えば、髪の毛を同じように入れまして、
こんな感じで大髪の毛があったとして、
こっちもちょっと頭のサイズの違いがあるからずるいんちゃうという感じになりますけどね。
シュッシュッシュッと。
こうなってくるとですね、どうですかね。
わかる?わからんかな。
このこっち側のお顔の人の方が、なんか平面顔の感じしません?
で、パーツ、さっきまで全く同じやったはずなんですけど、
こっち側の目とかちょっと大きく見えません?
鼻とかもなんか、この人の鼻よりもこっちが大きく見えたり。
唇もこっちなんか細くて小っちゃい感じですけど、こっちなんかちょっといい感じというかですね。
ここに来てこれ首がですね、例えば同じ太さであってもですね、
違うように見えるんですね。これも首が長く見える。
これ伝わってるかな。
まあこれは錯覚なんですけどね。いわゆる同じなんですけどサイズは。
違うふうに見えるんですよ。
伝わったかな。
まあなんかあのね、こう見ていただきますと、
お顔の輪郭面が変わるだけでですね、なんかパーツの大きさが違って見えるんですけど、
これ最初お見せしたようにですね、まったく同じ大きさのものだったわけですよね。
これがその輪郭とパーツが違って見えるよっていうその一つの原理なんですけど、
よくですね、パーツが小っちゃい方がですね、やっぱりその手術を繰り返してパーツを結構大きくしたりとか、
鼻が大きいよっていうふうに感じる人がですね、鼻をちっちゃくちっちゃくしようとするんですけど、
そうするとですね、今度顔がでかく見えるというようなですね、錯覚効果に襲われるというかですね。
いかんせんですね、お顔っていうのが、皆さんがですね、思ってるよりもですね、
人間の脳みそがですね、顔を一つのパターンとして認識してるよっていうところを知らないといけないですね。
これが認知、知覚というところなんですけど、
センサーで情報を受け止めるところと、それがどういう信号ですかっていうふうに認識するこの脳みそのところは、
実はちょっとずれてるというかですね、乖離してるんですね。
よくあるのがですね、お月さま。
空高くあるときのお月さまってすごいちっちゃいように見えるんですけども、
ものすごい低いところにあるお月さまでめちゃめちゃでかく見えたりするんですね、おぼろ月的な感じ。
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ビルとビルの間のお月さまなんかめっちゃでかいけどみたいな。
ああいうのもそうなんですけど、
要は認知っていうふうに人間が感じるものって対象物、周りに何があるかによって全然違ったふうに見えるんだよっていうお話ですね。
だから、個性とかと一緒ですよね。
誰と一緒におるかでその個性は生きるか死ぬかが決まるんですみたいな話になってくるんですけど。
なので、欠点が利点に変わるみたいな。
なので、お顔もですね、決して気になるパーツがあるのはわかるんですけど、
そのパーツだけを見ると気を見て森を見ずの話になってしまいますので、
そこがですね、ぜひとも全体のバランスを見ながらですね、
作戦を考えていってほしいなというふうに思うわけですね。
なので、輪郭の施術系ってやっぱり大きな手術が多いですし、
簡単にできるものはもちろんないと思うんですけども、
皆さんが悩んでいるポイントが果たして本質的にどこが問題やねんっていうところをですね、
見極めていくというふうな参考にしてもらったらいいのかなというふうに思います。
以上、今日はですね、ヘタやながはく山口でした。
じゃあね。