00:00
はいみなさんこんにちは、山岸でございます。では早速行きましょう。
さあ、今日のご質問ですね。これはめちゃめちゃ確信に迫るご質問をいただいています。
のぞみ8018013からのご質問です。
診療についてということなんですけど、理想のイメージを伝えるのがとても苦手です。 写真を用意してもその人のバランスだから似合っているのかもしれないと思ったり、
二重と鼻と輪郭等々それぞれ理由があってもバランスが取れているか不安に思ったり、 でもダウンタイムはできるだけ重ねたいと思うのは贅沢でしょうか。
また美容外科全体がトータル的に相談できる風潮になってほしいです。 もちろん事前にある程度の知識をつけていきますが、
カウンセリング予約で今回はどういった施術をと聞かれることに違和感があります。 それを見てもらうのではと思ってしまいます。
特に口元の悩みは歯科共生も大きく関係してくると思うので、 そこも含めて詳しく話が聞けるところが増えてくれると嬉しいです。
商売なので仕方ない部分もありますが、 その病院のいいようにしか言わない気がして、そうなると心開いてお話ができません。
という質問というかコメントですね。 贅沢でしょうかっていう質問かな、これをいただいています。
深いですね。これねめちゃめちゃいい質問だと思います。僕はね。 どう思いますか皆さん。美容外科とかを美容クリニックを受診されるときですね。
皆さんのイメージどんな感じあります。 どうしてそういう風な聞き方をするんだろうっていう目で会話をしていかないといけないと思います。
なぜこの人はこの施術を進めてくるんだろうっていう話ですね。 例えば、目ばっかりやってる先生が目を進めてきた場合に、
得意だから進めてるっていう、本当にその人にとって必要な技術も当然あると思いますけど、
もしかしたらこの目っていう施術をすることで、一人のお客さんとしてビジネスとしてカウントされてるんじゃないか。
っていう風なゾワッとした感じをですね。 まあ持った方がいいと思うんです。僕はね。
で、よく韓国なんかではだからその目のクリニック、鼻のクリニック、骨のクリニックみたいにこうやって分かれていってることが多くて、
細分化をしていくとそうすると数がたくさんあるから、くるくるくるくる回していって慣れるから手術も上手くなってダウンタイム短くなってみたいなことを言うんですけど、
じゃあそのデザインで誰が決めるのっていう話になるわけですね。 こののぞみさんがご質問いただいているように、
それを見るのが美容外科でしょみたいな話になってくるんですけど、これが僕がいつもお話をするですね。 いわゆるそのオーケストラのコンダクターですね。その指揮者さん。
03:11
要は目の手術をする人、鼻の手術をする人、骨の手術をする人っていうのは楽器みたいなもんですよね。
だから上手にその楽器が演奏できるっていうのが手術で言うと目の手術が上手やとか鼻の手術が上手やとかっていう話になってくるんですけど、
じゃあこのオーケストラとして全体がちゃんとその何かこうミュージックとしてハーモニーが取れてるかってなるとやっぱり指揮者さんが必要なんです。
あの意味なさそうに見えてるこっちこっちとかやってるのはやっぱりあのプロの間ではあの指揮者っていうのは依頼なんですよね。
歴史が変わるとやっぱりその音楽の雰囲気が変わってくるんです。それがフェイシャルハーモニーってやつでお顔にもそういうふうなハーモニーっていうのがあるんだよってことなんですよね。
顔全体を見る力っていうのは実はその一箇所一箇所お顔のパーツとかですね、状態、いわゆるたるんでるかたるんでないとかそういうのを評価するのとはちょっと別次元の評価っていうのが必要になってくるんですよ。
これはいわゆる何かこう線を描いてですね何対何で黄金比がどうたらでここは何ミリ何ミリでみたいな話っていうのはあれはスーパー素人の話でそんなあのなんて言うんでしょう企画通りにはいかないんです顔って。
なぜならあの何でも変えれる絵やったらいいんですよ。だけど人間の体ってもうすでにね、脳みそのサイズ変えれないし目ん玉のサイズ変えれないし何でしょう変えれる分と変えれない分っていうのがやっぱあるんですよ。
それでその制限の中でどういう風な美しさを作っていくのかっていうのはやっぱりあの
何でしょう、無能的な要素と作能的な要素の融合になってくるのでやっぱり経験が必要で、それを何かこう
きちんと判断できるような仕組みっていうのはですね、僕も何か考えているところでできればいいなというふうに思ってるわけですけども
お顔の場合にはですね、その1個1個の施術っていうのは他の部位にどういう影響を及ぼすかというのを把握しないといけないから
目の手術もちゃんとできる、鼻の手術もちゃんとできる、骨の手術もちゃんとできる、ぼかりの手術もちゃんとできる、何だったら皮膚の状態だってちゃんと診断して治療もできるみたいな
もうパーフェクトやないと顔前提を見れへんって話になってくるわけですね。これは難しい。なぜなら時間がかかる。
量産が難しい。本当に。僕自身はまだ自分で修行してると思ってるんですけども
もう言うても10年以上おじさんやってますよね。そうするといろんな経験があるわけですね。国内外、それこそ老若男女
病気を持って生まれてきたお子さんからがんになったおじいちゃんおばあちゃんまでいろんな形を見ていく中で
頭の中にものすごい数のデータベースがあるわけですけども、ここに至るまでにまいったら10年以上かかるわけですね。そうすると教育という形で
06:07
若手を今からゼロから育てますというのに10年かからんと一枚になられへんって言ったらですね、むっちゃくちゃ時間かかるわけですね。やらなあかんですよ。やらなあかんのが分かってます。
それはちゃんと続けていくわけですけども、なので皆さんの中でお医者さん選びをするときにですね、そのトータルで見て欲しい場合に行く先生と
いや私はもうここフォーカス絞ってるからここだけ見てもらえる先生みたいなのをちょっと分け合った方がいいと思うんですね。
すべてを求めすぎずにですね、使い分けをしていくっていうのが美容外科の多様性につながっていくわけで、もちろん美容外科サイドもですね
美容診療全般がトータルでちゃんと見れる人っていうのをどんどん排出していくべきだし、そういうふうな教育をしていくべきだと思いますけども、ユーザーの皆さんとしてはお医者さんをですね、その使い分ける。
賢く使い分けて、私は今はこれだからこっち行ってみようかしらみたいな感じで使っていただくのがいいのかなと思います。
一つ気をつけないといけないこととしては、いらんことをどんどんどんどん足されていくっていうのは本当に気をつけた方がいいですね。
いわゆるこれ専門の先生のはずやのに、なんか気づいたらいろんなところをするみたいになってるみたいな。
三つ盛り賞もらったら、え、何これみたいな。ようわからんのいっぱい入ってるけど、みたいな状態の時はちゃんと確認してくださいね。
必要最小限で綺麗になる。満足をしてもらうっていうのはと思いますので、皆さんそういうふうにちょっと見方を変えて診療に伺ってみてはどうですかね。