2022-10-18 11:49

2019-11-30 - 美容クリニックに行く前に【必ず】知っておくべきポイント〜お医者さんの使い分け〜

2019-11-30 - 美容クリニックに行く前に【必ず】知っておくべきポイント〜お医者さんの使い分け〜

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はいどうも、羅針盤リゾナスの山口です。
さあ、今日のご質問ですね。これはめちゃめちゃ、何て言うんでしょう、革新に迫るご質問をいただいています。
のぞみ8018013からのご質問です。
診療についてということなんですけど、理想のイメージを伝えるのがとても苦手です。
写真を用意しても、その人のバランスだから似合っているのかもしれないと思ったり、
二重と鼻と輪郭等々、それぞれ理由があってもバランスが取れているか不安に思ったり、
でもダウンタイムはできるだけ重ねたいと思うのは贅沢でしょうか。
また美容外科全体がトータル的に相談できる風潮になってほしいです。
もちろん事前にある程度の知識をつけていきますが、
カウンセリング予約で今回はどういった手術をと聞かれることに違和感があります。
それを見てもらうのではと思ってしまいます。
特に口元の悩みは歯科共生も大きく関係してくると思うので、
そこも含めて詳しく話が聞けるところが増えてくれると嬉しいです。
商売なので仕方ない部分もありますが、その病院のいいようにしか言わない気がして、
どうなると心開いてお話ができません。
という質問というかコメントですね。
贅沢でしょうかっていう質問をいただいています。
深いですね。めちゃめちゃいい質問だと思います。
どう思いますか皆さん。
美容外科とかを、美容クリニックを受診されるときですね。
皆さんのイメージどんな感じあります?
なんか、ちょっと目元が腫れぼったくてって相談に行ったときに、
例えばどういう話があるかとかですね。
これはね、トータルで相談できる風潮になってほしいですっていう風なお話があるんですけども、
そもそもトータルで治療できる外科医が少ないんですね。
これが一番の問題なんですね。
美容診療っていうのはですね、医療の中で言うと自費診療になっているので、
極めてビジネス職の強い診療になっているっていうのが現状の、
日本の中の世界でもそうですけど、実情にありまして、
そうするとですね、一般的には自分が得意な施術を進めているっていう風になるわけですよね。
例えば、手術の習得が簡単な施術。
ヒアルロン酸とかボトックスとかマイボツフォーとかですね。
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おそらく1ヶ月もあればできるようになってしまうんですね。
なのでコピーが量産できるみたいな感じ。
そうすると教育に時間がかからないので、簡単にコピーしてそれをバンバンやっていくみたいな話になってくると、
そういう、例えば研修医が終わった後にすぐに美容外科医になって、
いわゆる量産型の施術だけは覚えた先生がいるっていう風なクリニックに行ったとするじゃないですか。
そこで私の顔をトータルに見てくださいって言ってますね。
そのお医者さんはそもそもトータルにお顔を治療するっていうことを学んでいないし、
何だったらそういう風な施術ができない先生なので、
そうすると必然的にあなたはやっぱり目でしょみたいな。
コミュニケーションのまでは目ですから、まずは目じゃないですかみたいな。
いや先生私鼻丸いのが気になってるんですけど、いやいや目ですみたいな。
っていう話になっちゃうわけですよね。
そうすると、例えば鼻専門のクリニックみたいな、例えばあったとするじゃないですか。
そうすると、いや先生最近私このたるみが気になって、
なんかこう、この何て言うんでしょう、上げるっていうのはどうなんですかとか、
フェイスリフトってどう思うんですかみたいな質問で言ったとしても、
そうですね、あなたはやっぱりお鼻が垂れ下がってるからたるんでるように見えるんじゃないですかねみたいな。
鼻は別にいいんです。いやいや鼻ですあなたはみたいな感じにこう言ったら、
オリエンテーションという方向性をつけてしまうんですね。
なので、どうしてそういう風な聞き方をするんだろうっていう目で、
会話をしていかないといけないと思います。
なぜこの人はこの施術を進めてくるんだろうっていう話ですね。
例えば、目ばっかりやってる先生が目を進めてきた場合に、
得意だから進めてるっていう、本当にその人にとって必要な経験も当然あると思いますけど、
もしかしたらこの目っていう施術をすることで、
何て言うんでしょう、一人のお客さんとしてビジネスとしてカウントされてるんじゃないか、
っていう風なゾワッとした感じをですね、
持った方がいいと思うんです、僕はね。
よく韓国なんかでは、目のクリニック、鼻のクリニック、骨のクリニックみたいな、
こうやって分かれていってることが多くて、
細分化をしていくと、そうすると数がたくさんあるから、
くるくる回していって慣れるから、手術も上手くなって、
ダウンタイム短くなって、みたいなことを言うんですけど、
じゃあそのデザインって誰が決めるのっていう話になるわけですね。
こののぞみさんがご質問いただいているように、
それを見るのが美容外科でしょ、みたいな話になってくるんですけど、
これが僕がいつもお話をするですね、いわゆるその、
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オーケストラのコンダクターですね、その指揮者さん。
要は目の手術をする人、鼻の手術をする人、骨の手術をする人っていうのは楽器みたいなもんですよね。
だから上手にその楽器が演奏できるっていうのが、
手術でいうと目の手術が上手や、とか鼻の手術が上手や、とかっていう話になってくるんですけど、
このオーケストラとして全体がちゃんとミュージックとしてハーモニーが取れてるかってなると、
やっぱり指揮者さんが必要なんです。
意味なさそうに見えてる、こっちこっちとかやってるのは、
やっぱりプロの間では指揮者っていうのは依頼なんですよね。
歴史が変わるとやっぱりその音楽の雰囲気も変わってくるわけです。
それがフェイシャルハーモニーってやつで、
お顔にもそういうハーモニーっていうのがあるんだよってことなんですよね。
だからここで楽器を演奏する人に、
全体のハーモニーよっていう話になったらどうですか?
例えばピアノがめちゃめちゃ上手いですとか、
バイオリンがめちゃめちゃ上手いですとかっていう人に、
オーケストラ全体を束ねてくださいっていう話になったらちょっと違う気しません?
そうなんですよね。だから顔全体を見る力っていうのは、
実は一箇所一箇所お顔のパーツとかですね、状態、
たるんでるかたるんでないとかそういうのを評価するのとはちょっと、
別次元の評価っていうのは必要になってくるんですよ。
これはいわゆる線を書いてですね、
何対何で黄金比がどうたらで、ここは何ミリで何ミリでみたいな話っていうのは、
あれはスーパー素人の話で、
そんな企画通りにはいかないんです顔って。
なぜなら何でも変えられる絵やったらいいんですよ。
だけど人間の体ってもうすでにね、
脳みそのサイズ変えれないし、目ん玉のサイズ変えれないし、
変えれる部分と変えれない部分っていうのがあるんですよ。
それでその制限の中でどういう風な美しさを作っていくのかっていうのは、
無能的な要素と作能的な要素の融合になってくるので、
経験が必要で、それをきちんと判断できるような仕組みっていうのはですね、
僕も考えてるところでできればいいなというふうに思ってるわけですけども、
なので美容外科全体がそれができるようになったら、
それはめちゃめちゃいいことなんですけども、
それができるようになるっていうのは、
前提としてお顔の場合にはですね、
その1個1個の施術っていうのは他の部位にどういう影響を及ぼすかというのを
把握しないといけないから、
目の手術もちゃんとできる、歯の手術もちゃんとできる、
骨の手術もちゃんとできる、ボカリの手術もちゃんとできる、
何度だったら皮膚の状態だってちゃんと診断して治療もできるみたいな、
もうパーフェクトやないと顔前提を見れへんって話になってくるわけですね。
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これは難しい。なぜなら時間がかかる。
量産が難しい。本当に。
僕自身はまだ自分で修行してると思ってるんですけども、
もう言うても10年以上おじさんやってますよね。
そうするといろんな経験があるわけですね。国内外。
それこそ老若男女、病気を持って生まれてきたお子さんから
がんになったおじいちゃん、おばあちゃんまで
いろんな形を見ていく中で頭の中に
ものすごい数のデータベースがあるわけですけども、
ここに至るまで今いたら10年以上かかるわけですね。
そうすると教育という形で、若手を今からゼロから育てますというのに
10年かかると1人前になられへんって言ったらですね、
むっちゃくちゃ時間かかるわけですね。
やらなあかんでしょ。やらなあかんのが分かってます。
それはちゃんと続けていくわけですけども、
なので、皆さんの中でお医者さん選びをするときにですね、
トータルで見てほしい場合に行く先生と、
いや、あたしはもうここフォーカス絞ってるから
ここだけ見てもらえる先生みたいなのを
ちょっと分け合った方がいいと思うんですね。
なので、全てを求めすぎずにですね、
使い分けをしていくっていうのが
美容外科の多様性につながっていくわけで、
もちろん美容外科サイドもですね、美容診療全般が
トータルでちゃんと見れる人っていうのも
どんどん排出していくべきだし、
そういうふうな教育をしていくべきだとは思いますけども、
ユーザーの皆さんとしてはお医者さんをですね、
使い分ける、賢く使い分けて、
あ、あたしは今はこれだからこっち行ってみようかしら
みたいな感じで使っていただくのがいいのかなと思います。
なので、一つ気をつけないといけないこととしては、
いらんことをどんどんどんどん足されていくっていうのは
本当に気をつけた方がいいですね。
もういわゆる、これ専門の先生のはずやのに、
なんか気づいたらいろんなところをするみたいになってるみたいな。
三つ盛り賞もらったら、え、何これみたいな。
ようわからんのにいっぱい入ってるけどみたいな状態のときは
ちゃんと確認してくださいね。
いわゆるお商売のビジネスでいうアップセルですね。
どんどんどんどん足されてる可能性がありますので、
必要ないことはやっぱり必要ないと思います。
余計なことをせんと、必要最小限で綺麗になる。
満足をしてもらうっていうのがいいと思いますので、
皆さんそういう風に見方を変えて診療に伺ってみてはどうですかね。
ということで、のぞみさん答え合ってますでしょうか。
以上、山口からのご見解でした。
以上です。
See you.
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