オープニングとバケットリスト
山ドクターの北杜らいふ、国際山学医のペコマです。
北杜市明之町に住む北杜診療所医師のペコマが、
登山の魅力、応急処置のヒント、健康の秘訣など、楽しく真面目にお伝えします。
この番組は、社会福祉法人緑寺会北杜診療所の提供でお送りします。
こんにちは、ペコマです。
今日のバケットリスト紹介は、大きな本棚を部屋に設置したいです。
結構本が好きで、家に本いっぱいあるんですよ。
だけれども、本棚が少なくてですね、ちょっと本があふれてきちゃって、
で、置こうと思えば、いろんなところに置けるわけですよ。
ただ、結構ね、本は見せて収納したいっていうところがあってですね、
この本を並べて、例えばリビングの目立つところとかにバーって本棚に本が並んでるのとかが好きなので、
今ね、そういう状況じゃなくてね、ちょっと隠れた本棚しかないので、
なんかリビングに大きな本棚設置して、そこに自分の好きな本いっぱい並べたいなーなんて思っています。
さて、今日は何の話をするかっていうと、
春先の寒さ対策の重要性
ちょっとね、寒さ対策っていうのはどういうことかっていうのを、
なんか結構いつも話してる気はするんですけれども、改めてお話したくて、
っていうのも、特にアウトドアアクティビティっていうことを考えたときに、
真冬よりもこの春先とかっていうのが寒さが問題になることが多いんですよね。
なので、ちょっと今一度話をしていこうかなと思っています。
で、まず寒さに対策するために考えなきゃいけないことって大きく3つあって、
濡れと風と冷たいものとの接触。
これを避けようよっていうのが大事っていうのを何回か伝えているんですけれども、
その中の濡れっていうところが実は冬よりも春の方が問題になることが多いんですよ。
まず一つは雪か雨か問題。
冬だったら基本的に山とかはね、雪なので、雪は濡れないわけですよ。
雪が服についたってそれを払えば、そのままただ下に落ちていって、
服の中まで濡れてくるなんてことはないわけですよね。
なんだけど雨は当然染みる可能性がある。
ということで春の方が濡れやすい。
あとは汗もかきやすい。
やっぱ冬は基本寒いので汗をそこまでかかないですよね。
だけど春は場合によっては暖かくて、ちょっと体を動かすと汗をびっしょりかいちゃうと。
その状態ですごく風が強い寮船みたいなところまで上がっていくと、
一気に体の温度が冷えていく。
装備の有効活用と実験の予告
で、低体温症みたいなリスクがあって、
結構ね冬よりも春の方が低体温症を結構気をつける必要があるんじゃないかなと思います。
で、あともう一つ考えたいのが、
そのどうやってその寒さを守るかっていうところで、
当然あったかいものを着るとかね、濡れないようにするっていうのはもちろんなんだけれども、
その持っている道具をちゃんと有効活用できてますかっていうこともちょっと言いたくてですね。
何が言いたいかというと、結構山やられる方はわかると思うんですけれども、
ファーストエイドキットって言われているような中に、
アルミシート、エマージェンシーシートって言われているような銀紙みたいなやつですね。
で、それにくるまるとあったかいよって言われているものとかあると思うんですけど、
そういうのを本当に使ったことありますかとかですね。
セルトって言われている簡易テントとかあるんですけれども、
そういうのも念のため持ちましょうねって言われているので持っているけど、
開いたことありませんみたいな方もいらっしゃるんじゃないかなって思うわけです。
だからその寒さから身を守るっていうことを考えると、
そういう道具をちゃんと正しく使えるかどうかっていうのが非常に大切になるわけですね。
なので、それらを踏まえて、ちょっと先日ね、自分で実験してみたんですよ。
どういう実験かっていうと、すごい薄着で山に登る。
あえて寒い環境に、寒い格好で山に登って、
自分が持っているエマージェンシーシートとセルトで、
本当に暖かくなれるのかどうかをちょっと試してみたんですね。
狙いとしては、エマージェンシーシートっていうのは、
体から自然に出てくる放射を跳ね返してくれるっていう役割があるし、
セルトっていうのは風を防いでくれるっていう役割がある。
あとは薄着だからそもそも濡れていない。
あとは冷たいものにも接触していない。
なので、体温を奪ってしまう経路である濡れと風と冷たいものの接触、
登山実験の詳細と結果
それから放射、これを防げば本当に暖かいのかどうかを、
実際に山で試してみるという実験をしてみたんですよ。
これね、僕のYouTubeで実験結果出しているので、
ぜひYouTubeをご覧になってほしいんですけれども、
ちなみにYouTube、三角いちっぺこチャンネルっていう番組ですね。
三角いとかで検索すると出てくるので、ぜひ見てください。
後半は、実際に山に行ってそれをやってどうだったかっていうのをちょっとお伝えしようと思います。
その前に1曲お聴きください。
あらいゆみの卒業写真。
このね、卒業シーズンね、こういう曲聞くと学生時代が懐かしくなったりする方も多いんじゃないでしょうか。
さて、寒さっていうことをより深く理解するために、
ちょっと自分でね、実験をするために山に行ってきて、
それをね、YouTubeの番組として放送してますので、
ぜひちょっとそちらもご覧いただきたいんですけれども、
ここではね、ちょっとね、簡単にどんな感じだったかなっていうのをしゃべってみたいんですが、
まずね、やったこととしては、非常に薄着で山に登りました。
その時はね、地上でも気温5度ぐらいだったんで、
多分頂上はね、標高1760メートルの神奈川岳っていうところなんですけれど、
多分もう0度近かったんじゃないかなと思います。
で、非常に風、北風の強い日で、風速10メートルぐらいは吹いてましたね。
っていう、そういう日なんだけれども、タンクトップと短パンで登りました。
まあ結構クレイジーな感じだと思うんですけれども。
で、登って行って、頂上で休憩するときに、
寒さで重要である風と濡れと冷たいものとの接触と放射、
これを防げばその格好でも寒くないんじゃないかっていう実験ですね。
実際にやってみるとね、登っているとき寒すぎて耐えられなくて、
結局上着来ました。
で、登っているときね、風が強すぎるんですよ。
風が強すぎてどんどん体温奪われて、
運動しているから、熱をどんどん出しているから、
暖かいかなと予測してたんですけれども、
やっぱね、風による体温の奪われるスピードが速すぎて、
ちょっとこのまま続けるのはリスクがあると判断して、
その寒いタンクトップに登るのを諦めて、
まとめとアウトドアライフへの提言
ちょっと上着を着て登りました。
で、頂上に着いて、上着を脱いで、
さっきのほぼすっぱだかみたいな状態にあえてなって、
そこでまずエマージェンシーシートにくるまりました。
で、その上からゼルトを羽織るっていう状況にすると、
なんとね、もうポカポカなんですよ。
で、行動中、運動をしていても寒くて耐えられなかったような環境なのに、
もう運動をやめて自分で熱を一生懸命作り出しているような状況でないにもかかわらず、
ちゃんとエマージェンシーシートとゼルトを使うと、
ポカポカで頂上で過ごすことができるんですよね。
だからやっぱり風をいかに遮断するかっていうのは重要なことだし、
エマージェンシーシート、銀のアルミシートですけれども、
あれもちゃんと正しく使う。
あれは服の上から羽織るというよりは、
なるべく皮膚に密着させて羽織ったほうがいいです。
皮膚から自然に出てくる温度を跳ね返すという役割がありますので、
なるべく皮膚に近いところにあれを使うと。
で、風が強い日だったんで、
そのアルミシートを体に巻こうとしたら、
結構風でバサバサ飛んじゃって、
うまく巻けなかったんですよ。
だから結局やったのは、
服の中、そのタンクトップの中にエマージェンシーシートを入れて、
風に飛ばされない工夫みたいなのをしましたね。
だからもう皮膚に直接アルミシートが付いている状態。
で、そうするとね、もうめちゃめちゃ暖かい。
もうホカホカしてきますね。
で、さらにセルトをかぶることによって、
風も防げて、
もうそれだけで、
もうこれ1日過ごせるなというぐらいの暖かさでしたね。
なので、この時期アウトドアやる方、
ぜひそういう持っている装備をちゃんと使いましょうという話だったりとか、
体温が奪われてしまう原因をちゃんと考えて、
そこを防いでいくっていう対策をちゃんとやっていけば、
寒い日だったりとか風の強い日だったりしても、
非常に快適に過ごすことができるんですよね。
で、そういったことをね、
考えるのがとても重要で、
やっぱり整理学的なアプローチ、
プラス道具を正しく使う。
この組み合わせで快適なアウトドアライフを送れるはずなのでね、
ぜひね、自分が持っている道具とか知識を
フル活用していただきたいですね。
これからだんだん暖かくなってきてね、
アウトドア活動する方もたくさん出てくると思うんですけれども、
結構ね、山は天気変わりやすいですし、
街はもう暖かくても山の上はまだまだ冬山っていう場合もいっぱいありますのでね、
ぜひそういうことにも気をつけながら、
アウトドアライフを楽しんでいただきたいと思います。
さて、ヤマドクターの北斗ライフでは、
皆様からのご感想やご質問を募集しています。
FM八ヶ崎公式ホームページのお問い合わせフォーム、
もしくは私個人のInstagramにもお問い合わせフォームを準備しておりますので、
お気軽にコメントしてください。
それからですね、YouTube番組もぜひ見てくださいね。
YouTubeで三学一って検索すると、
三学一ぺこチャンネルっていうの出てくると思いますので、
今日お話しした実験の内容とかも出てますし、
他にもいろいろアウトドア山で役立つ三学医療の情報を配信しておりますので、
そちらもぜひご覧ください。
それではまた来週お会いしましょう。
ヤマドクターの北斗ライフ。
この番組は社会福祉法人緑寺会北斗診療所の提供でお送りしました。