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2026/05/20 山ドクターの北杜らいふ
2026-05-23 12:48

2026/05/20 山ドクターの北杜らいふ

暑熱順化で夏を快適に

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サマリー

この記事では、暑さに体を慣らす「暑熱順化」の重要性について解説しています。暑熱順化により、汗をかきやすくなり、脱水症状や体温上昇を防ぐ効果が期待できます。夏を快適に過ごすために、1〜2週間前から軽い運動を取り入れることや、無理のない範囲で継続することが推奨されています。

オープニングと料理の話題
山ドクターの北杜らいふ、国際山学医のペコマです。 北杜市明之町に住む北杜診療所医師のペコマが、登山の魅力、応急処置のヒント、健康の秘訣など、楽しく真面目にお伝えします。
この番組は、社会福祉法人緑寿会北杜診療所の提供でお送りします。
こんにちは、ペコマです。
今日のバケットリスト紹介は、というか、今日もなのかもしれないんですけれども、料理が上手くなりたいということでね。
もうね、バケットリストで正直あんまりこう、公にできるようなものが少なくなってきててですね。
もうバケットリスト紹介というよりは、ペコマの料理上達過程みたいな感じになってるわけですけれども。
以前ね、燻製機買いたいって話してて、買ったんですよ。
キャンプ用に簡単に燻製できる機械みたいなのを買って。
いろんな種類があるんですけれども、その中でも非常に安いやつを買って、
そういうのでできる燻製なんて高が知れてるかなと思って使ってみたんですけれども、予想以上に美味しい燻製ができるんですよね。
非常に良くて、キャンプはもちろんなんですけれども、カセットコンロみたいなので、
簡単にちょっとね、10分、20分で燻製できるんで、
家のね、ウッドデッキでちょっとそれやって、お肉とかね、チーズとか燻製にして食べるっていうのがね、結構日々の楽しみになっていますね。
暑熱順化とは何か
ということで、今日のテーマは全然関係ないんですけど、初熱潤化っていう話をしようかなって思っています。
初熱潤化、聞いたことありますかね。
熱い、熱って書いて初熱で潤化っていうのは、慣れるっていうことですけれども、
この初熱潤化っていうのは実はすごく重要な考えなので、ちょっとそれをね、今日はお伝えしようかなと思っております。
で、こうね、だんだん熱くなってきてますけれども、そうするとニュースでね、熱中症とかそういう話題よく耳にしますよね。
で、結構ね、初熱潤化って言葉も一般的に知られるようになってきてると思うんですけれども、
つまりね、体を熱さに慣れさせようよっていう考え方ですね。
で、人間の体には熱さに適応する能力があるので、この能力をうまく引き出して夏を乗り越えていこうっていう形ですね。
で、今日の前半ではこの初熱潤化っていうのはどういうものなのかなっていう話をして、
後半では具体的にどうやったらいいのかみたいな話をしていこうかと思います。
で、まず初熱潤化とはっていう話ですけれども、人間の体っていうのは熱い環境に晒されていると、だんだんその環境に慣れていくんですね。
で、例えば最近5月で暖かくなってきて熱いって感じる日もあるわけですよね。
なんだけれども、その全く同じ気温であっても真夏にその気温だとむしろ涼しいって感じるぐらいの気温だと思うんですよ。
で、それはつまり暑さに慣れて熱く感じてたのが涼しく感じるって話なんですけれども、
いわゆる慣れっていう話ですけど、これ結構なんとなく精神的に慣れるとかそういう話じゃなくて、ちゃんと体の生理機能っていうのがちゃんと変化してるんですね。
で、それがどういうものかっていうのをちょっと簡単に説明したいと思うんですけれども、
結構この初熱循環って考え方は医学的にも証明されてて、スポーツ医学会だったりとか熱中症診療ガイドラインみたいなところでその初熱循環が重要ですっていうのが結構強調されてますね。
で、どんなふうに変化していくかっていうと、簡単に言うと暑さに対して体が効率よく熱を逃がせるようになる。
熱中症っていうのは体温が上がっちゃうってことなんですけれども、それを防ぐためには要は体温が上がらないようにする。
つまり熱をどんどんどんどんうまく外に出していくっていうことですけど、それが上手にできるような体になっていくっていうことですね。
で、具体的に言うとね、まずは汗をかきやすくなります。
汗をかくっていうのは、つまりその体を濡らしてそれが蒸発するときに気化熱っていうので体温を奪っていくっていうことですけれども、
つまり汗をかきやすいっていうのは体の温度を冷やしやすいっていうことですよね。
なのでこの初熱循環っていうのが起きると汗をかきやすい体に変化していくということですね。
で、それもね、薄い汗になるんですよ。薄いっていうのはなんていうんだろう。塩があんまり入ってない汗。
塩分はちゃんと体に残しながら水分だけを外に出せるような体に変化していくということです。
で、2つ目の変化としては脱水になりにくい体になるということですね。
汗が出しやすい体になるってことは、つまり水をどんどん外に出しちゃって脱水になっちゃうんじゃないかって思われるかもしれないですけれども、脱水にもなりにくい体になるんですね。
体の中には水分があるわけですけど、その中の血液として使われる水分の割合が増えるって考えればいいのかなっていう感じですけれども、
いわゆる水分が足りないっていう状態にはなりにくくて、そうすると暑い中で運動したりしても心拍数とかがあんまり上昇せずにパフォーマンスも上がってくるみたいな、そういう感じで脱水にもなりにくい体になると。
さらに3つ目としては、体温そのものも上昇しにくい体になる。今言ったのは、汗をかくことで体温を冷やしやすいよっていう話もしたんだけど、そもそも体温が上がりにくいような体に変化していくということで、
こういう変化を初熱循環って言って、それがあるおかげで暑い夏でも快適に熱中症になりづらく過ごしていける、または暑い中での運動のパフォーマンスも上げることができるということがあるわけです。
暑熱順化の方法と注意点
後半では、じゃあ実際に初熱循環っていうのはどうやってやったらいいのっていう話をしていこうと思うんですけれども、その前に1曲お聴きください。
サザンオールスターズ ホテルパシフィック。
はい、なんだかワクワクする曲ですよね。まだ5月ですけれども、夏休みが始まるとか、どっかお出かけするみたいな感じで気分が良くなりますね。
さて、今日は初熱循環っていうのが大切ですよっていうお話をしているわけですけれども、後半では実際に初熱循環っていうのをどうやったらいいのっていうのをお話ししていきますね。
まず何日前ぐらいから始めるかというと、大体1週間から2週間ぐらいで初熱循環っていうのは起きるっていうふうに言われています。
が、最初の4、5日の変化が特に大きいというふうに言われているので、もし仮にこの暑い環境で何か運動をするっていうのがもう分かっているのであれば、1、2週間前から初熱循環っていうのをやる。
遅くとも5日前ぐらいから初熱循環っていうのをやるべきかなと思います。
暑い環境での運動っていうのは、例えばマラソンに出るよとか、スポーツ大会野球の試合があるよとか、サッカーの試合があるよとかね。
そういうのであればその前から少なくとも2週間ぐらい前ぐらいから初熱循環っていうのをやるといいよっていうことですね。
初熱循環するともうそれでOKなのかというと、そうではなくて、その後涼しい環境で長時間過ごすとだんだんね、その循環した状態っていうのが失われていって元に戻っちゃうんですよね。
この元に戻るのも1、2週間ぐらい経つとだんだん元に戻り始めるって言われているので、結構ね、この夏の間は初熱循環っていうのをずっとやり続けるみたいなイメージを持っていると快適に過ごせるんじゃないかなと思います。
じゃあ具体的にどういうことすればいいかっていうと、これは非常にシンプルで、やや暑い環境で適度に体を動かすという感じですね。
このやや暑い環境で適度に体を動かすって難しいんですけど、ちょっと汗ばむ程度っていうふうに考えていただければいいんじゃないかなと思います。
だから普通に暑い中、ウォーキングしたり軽くジョギングしたりとかっていうのが一般的な初熱循環としてよくある話なんじゃないかなと思います。
もっと具体的に言うと、暑くなる前、だからこの5月とかが一番ちょうどいいと思うんですけど、ぐらいから1日30分から60分ぐらい、軽く汗ばむ運動を週5日ぐらいで1、2週間程度は継続するっていうのが一般的によく言われている初熱循環のやり方なので、
ぜひこの夏を快適に乗り越えたいなと思っている方は、今から運動習慣をつけて、それも涼しい場所で運動するというよりは、あえてちょっと暑い時に軽く運動を取り入れるっていうのがいいんじゃないかなと思います。
とはいえ、どうしても運動は嫌ですと。そんな暑い中運動するなんてとんでもない。だけど夏にバテちゃうのも嫌ですっていう人は、お風呂とかサウナでも大丈夫ですっていうのは最近研究されてきてますね。
だからシャワーだけで済ませるんじゃなくて、湯船に使ってっていうのもある程度初熱循環になるっていうのも研究はされてるんですけど、とはいえそれはどうかなと思いますけど、しっかり外に出てある程度運動しながら汗かくっていうのがやっぱり健康的だし、実際に夏を本当に快適に乗り越えるにはその方がいいんじゃないかなと私は思いますけど。
で、これはとても大切なことなんですけれども、無理をしないようにしてくださいね。初熱循環しなきゃって言って暑い環境で一生懸命運動して、その結果熱中傷になっちゃったらもう元も子もないので、ちょっと辛いなって思うときはやめたほうがいいです。
で、この初熱循環という考え方は夏を快適に乗り越えるっていう意味ではとても大事ですし、あとスポーツの現場としても非常に重要ですね。
前半にもちょっと言いましたけど、例えばマラソンの大会があるとか山でいうとトレーランニングの大会がある、もしくはね結構きつい登山を計画しているみたいな場合は、その計画している前にちゃんと初熱循環の計画も立てるということですね。
そのパフォーマンスを発揮するには初熱循環も組み合わせて計画しないとその本番でのパフォーマンスは発揮できないと思います。
今、スポーツの世界では常識として取り扱われている話ですので、この初熱循環、ぜひトレーニングとしても取り入れてみてください。
初熱循環したからといって、暑いところが全然平気ですというわけではありませんので、特に最近はもう夏の猛暑というのはこれまでの地球の歴史上一番暑いんじゃないかという猛暑なので、
人間の体もそこにまで適応できるかというとそうではない可能性もあるので、しっかり油断せずに初熱循環をしっかりするのも大切だけれども、実際に暑いときにはしっかり涼しい環境で休むとか、そういうことも考えながら快適に過ごしていただければいいんじゃないかなと思います。
エンディング
さて、山ドクターの北斗ライフでは皆様からのご感想やご質問を募集しています。
FM八ヶ崎公式ホームページのお問い合わせフォーム、もしくは私個人のインスタグラムにもお問い合わせフォームを準備しておりますので、お気軽にコメントしてください。
それではまた次回の山ドクターの北斗ライフでお会いしましょう。
山ドクターの北斗ライフ、この番組は社会福祉法人緑寺会、北斗診療所の提供でお送りしました。
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