はい、今回のテーマは研究室トークです。ということで、今回はまたゲストが来てくれたので、それぞれの研究室生活について思いっきり語ってみようと思います。
いいね、楽しみですね。
楽しみですが、第7回収録を盛り上げてくださった真面目そうなゲストがまた今日も来てくれたので、よかったら簡単にまた自己紹介してもらっていいですかね。
第7回も参加させてもらいましたりゅうです。今回もみんなと違った視点で新しい視点を届けられたらいいなと思っています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
真面目そうと言いましたけど、実は真面目じゃないかもしれない一面も出していけるように頑張っていきたいと思いますが、
じゃあ最初というところで、まず研究室、みんなどういうところいるのかっていうところを話し切っていこうかなと思います。
じゃあちょっとみーたんからお願いしていいかな。
そうですね、私が所属している研究室は薬物動態の研究室で、がんの治療をメインに扱ってます。
へー。
で、配属に関してなんだけど、私は4年生の夏から研究室選びを始めて、11月に配属されました。
でも私たちの大学はCBTとOSCEが遅かったこともあって、実際に研究室での活動は年明けからという感じで今に至っています。
みなさんの大学はどんな感じですか?
じゃありゅうどんな感じ?
えーと、僕の大学は3年生の終わり頃から研究室の規模を聞き始めて、配属は4年生の4月から。
僕は有機系の研究室で、主に点々物の化合物の合成とか、そういった反応条件の検討とかを行ってます。
へー。早いね。3年生に研究室選びをして、4年生から配属されるんだ。
うん。でも全員が研究するわけじゃなくて、ちょっと後々説明するけど、研究室は4年生からやって、そうじゃない人が一定に集中するみたいな感じかな。
そうなんだ。へー、楽しみですね。みきはどんな感じですか?
そうだね。私のところも実は3年生の後期の時に研究室を選ぶっていう感じだったんだよね。
で、配属はCBTを好きじゃなくて、普通に3年生の試験が終わった後の配属だったから、早いところで2月。
で、私のところが3月に基礎実験の実習みたいな感じなのがあったかなって感じです。
へー、すごい。そうなんだ。
うん。って感じで、私の研究室は臨床薬学系で、私自身は薬剤の投与経路と吸収率とかについて調べる研究を研究室ではやってる感じです。
で、研究室ではないんだけど、ちょっと別で研究をするっていう機会を私はいただいていまして、そこではアンケート調査を行って、統計解析を行うドライな研究にも今、携わらせていただいております。
へー、すごいね。研究室の活動でプラスアルファで自主的にアンケート調査とかやって研究してるんだ。
たまたまそういう大学のそういう別で研究するとか、そういう機会があったっていうのもあって、そこで自分でこういう研究したいんですっていうのを、今実はそういう研究をやってるって感じなんだよね。
そうなんだ。え、それはこのアンケート調査の研究はこのメインの臨床薬剤の研究につながるものなの?それとも別のものなの?
いや、本当に全く関係ないもので。
そうなんだ。
そう、ちょっとそういう機会があるかなっていう感じで、また別の研究の仕方を勉強させていただいているっていう感じかな。
すごい。
そんなこんなで、みんな研究室いつ頃から入ったみたいな話をしてたと思うんだけど、どういうふうに研究室決まった?
じゃあ、みーたんから話聞こうかな。
そうとね、私のところはあらかじめ研究室ごとに人数の枠が決まってたの。
例えば、薬物動態学研究室は11人です。薬理学は15人ですみたいな感じで、定員が決まってて、成績順に好きなところ、好きな研究室に入っていくっていう感じだった。
なるほどね。りゅうのところどうだった?
俺のところは、研究室はもう全部、どの研究室も人数は一緒で均一になるように定員が決まってて、成績が学年の半分より上の人は自分で早く研究を始められる権利、4年生から研究してもいいですよっていう権利がもらえて、それを希望する人が先に決まる。
あとの人は、残りの人たちで研究室を希望して決めるって感じで、どっちでも成績順で決まるかなって感じ。
そうなんだ。
その話とか結構面白そうだなって思うんだけど、でも私のところもほとんど成績順の抽選だったかなっていう感じで、行きたいところを1から3、第3規模まで書いて、それがダメだったら2次抽選みたいになってっていう感じだったかな。
みんな行きたい研究室入れた?私運良く第1規模入れたんだけど。
俺も第1規模にはちゃんと入れたよ。
私も。
良かったね。みんな第1規模でそんな感じであれだったと思うんだけど、ってことは入る前と入った後って結構実はギャップあったりしたんじゃない?じゃあみーたんから。
そうだね、私はもともとがん治療に興味があったので、ちょうど私の今所属している薬物同体学研究室は抗がん剤の薬剤体制がテーマの研究室だったので、すごいがん治療に詳しくなれそうだなっていうイメージで入りました。
なるほどね。りゅうのところは?
俺のところは、ゆうき系はそもそも周りの友達はみんなちょっとブラックだから行きたくないみたいな子が多かったので、それで実際俺も入ってみて大変かもしれないなって思ってたけど、それでもゆうき科学勉強してすごい今まで楽しかったし、
あとそこの研究室の先生が結構自分のことを研究している前からすごい認めてくれて、それでやっぱそれでもやってみようかなと思って決めた感じかな。
なるほどね。みきは?
私はどこの研究室かっていうのはちょっと不正させていただくんだけど、名前的にいかにも薬学部っぽいなっていう感じの研究室を選んだんだよね。
だから真面目に別の研究をするのかなって思ってたから、それで実際入ってみたらなんか東洋経路関連って言われて、あれなんか最初こういう研究するのかなって思ったら、なんか私に与えられたテーマがあれなんか思ったのと違うっていうのはぶっちゃけあったかなって感じで、っていうこともあります。本当に。って感じだったかな。
そうやったんだ。
で、実際みんな私はそういう感じで、実際入ってからはなんか自分が思ってた研究のテーマとは違うとか、そういうのはちょっとあったんだけど、なんか実際はどういう感じの研究室だった?じゃあみーたんからまた聞こうかな。
そうだね、なんか私はこのがん治療をやってる研究室で選んだから入ったのね。で、なんか最初はこの抗がん剤の治療について研究してますってことだったから、こうなんて言えばいいんだろう、これ実際にこの人に投与するとなんかこんな感じになりますみたいな感じで研究進めていくのかなって思ったんだけど、もっとねなんて言えばいいんだろう、基礎研究だったの。
この先生がやってる研究が。だからなんかこう、人間にフォーカスするっていうよりはこう細胞メインの研究室だったから、こう実際にその新しく研究されてるがん治療がどうやって人間に応用されるのかっていうじゃなくて、この細胞自体にこういろいろいろなお薬を入れたりして実験を進めていく感じの研究だったので、
その辺ではちょっとイメージの差っていうのはありました。
なるほどね。確かに細胞を使うっていうのってなんかちゃんと見てみないとわかんないところあるよね。で、りゅうのところは本当にブラックだったの?
そうによっては結構ブラックって感じるぐらい、やっぱり研究自体はすごい肯定とか主義でこなすことがたくさん多くて、すごい回りもちょっと遅くなっちゃうし大変なんだけど、天然物の合成を今やってるんだけど、その天然物の合成って自然から取れる成分をなんで人工的に合成するかっていうと、今薬の供給とかそういうのがすごい不安定だったりして、
でも今世の中の薬って結構天然物が結構大半の割合を占めてて、それを最終的に工場とか製薬会社のそういう生産ラインまで持っていくにはまず主義っていうか自分の研究室の中でそういうのをちゃんと再現するっていうのがこんなにも大事なことなんだなっていうのはすごいやってみて結構驚きだったし、そこが面白かったかもしれない。
あとはみんな息抜きですごい筋トレをものすごくする研究室だったのが結構驚きだった。
筋トレ研究室だったの?
筋トレ研究室だった。
なるほどね。
でもなんか真面目そうな研究室って言うほど、なんか遊ぶときめっちゃ遊んでるっていう感じがして、で私のところの研究室もなんかジェミ発表はすごい活発だったし、なんか遊ぶってなったらもうなんかジェミ終わった後、よし飲み行くぞーとかもうなんか遊びに行こうとか定期的にイベントを開催する感じでオンオフの掲示面がしっかりついている楽しい研究室に配属されたなっていう感じだったから、
なんかそういうキャップはあったかなって。
いいね、研究以外にもこう研究室の友達と何か遊んだりとかしていい思い出もできるし、そういう意味でこう研究室生活ってこう楽しみ方がいろいろあるよね。
ね、青春だよね意外と。
ね。
で、みんなどういう生活、研究室に配属中って、なんかみーたんじゃあちょっと一日研究室だったみたいだけどどんな感じ?
そうだね、私のところはコータイムっていうのがあって、研究室にここからこの時間置いてねっていうのが週5の9時から5時だったので、高校生みたいな生活をしてました。
で、この研究に関しては結構先生がいろいろ指導してくれて、それをもとにこう自分で研究計画を立てる感じでした。
で、結果については先生とディスカッションをして、それで反省点とか課題点とかを見つけて、それをブラッシュアップしてまた次の実験に向けて計画を立てていくっていう感じで、結構月っきりで研究を先生は月っきりで見てくれていました。
え、なんか実験とかうまくいかないとかっていうこととかなかった?
実験はほとんどうまくいかないよね。
まず細胞を育てるのが結構大変なんだよね。
実験はね、私の場合はあんまりうまくいかないことが多かったですね。
なるほどね。で、りゅうのところはブラックだと思うか思わないかっていうのをちょっと聞きたいんだけど、どういうところがそう思った?
みんなこういう風に研究とかやってて、
思い通りにいかないっていうこととかいっぱいあると思うけど、
これっていうのある?
みーたん、よかったら先に。
なんだろう、結構ハプニングが多かったんだけど、
一番ショッキングだった事件としては、
最新の注意を払って育てていた細胞が急に死んだことが、
私の中では一番の事件でしたね。
どういう風に細胞とかって育てていくっていうのとかって、
なんかコツとかあったの?
なんかコツはあって、私が研究してる細胞はこのリンパ種の細胞で、
浮遊細胞っていう、普段の私たちの、なんだろう、
例えば肝細胞とか、そういう細胞とかと違って、
液体なんだよね。育てる時の状態が。
で、配置を入れて、
ノーマルなものと、あとは抗がん剤を入れ続けたものを、
2つ比較対象になるように細胞を育ててっていう感じで、
培養してたの。
で、私がやりたい実験っていうのは、
細胞を卵黄とか回収しなきゃいけなくて、
まあまあ必要なのね、細胞が。
で、そのサンプルが集まらないと始められなくて、
その細胞が育ってから回収するまで大体2週間ぐらいかかるの。
そう、だから急に細胞が死んじゃうと、
研究がその時点でもう2週間遅れちゃうことになるから、
すごい焦ったよね。
えー、そっか。
ちなみに龍のところとか、
勇気のブラックなところの失敗って相当大変じゃない?
いやー、大変だよね。
一番多いのは、分液ロートとかで分液をしてる時とかに使う、
溶媒で使う作酸位置とかが、やっぱりNMR取ったら残ってて、
取り出す時はすごい綺麗なNMRじゃないといけなくて、
それをエヴォポレーターで頑張って蒸発させて飛ばしたいんだけど、
なかなか物によっては粘性が高くて飛んでくれなかったりとかして、
何回も取り直しに行ったりとか。
なんか言い方あれだけど、ゴミが残ってるってやつね。
そうそうそう。
そういうのがすごい大変かな。
あとは代表っていって、
代表準物質、テトラクロロイタンで周率をNMRでその順に分かれるようにするんだけど、
それが残ってても良くなくて、
それが溶媒では飛ばせないから、からもわざわざし直すと、
周率をちょっとで曲げたいのに、またからも何回もしちゃうと周率が下がっちゃうから、
そういうのが結構大変かなと思って。
なるほど。
なるほど。
うちの研究室も結構、代表が代表がってみんな、
代表で騒いでることも多かったなって思うし、
そもそも代表決まらないとかっていう話とかもあったようなっていうのを思い出しながら今聞いてたんだけど、
でも一番そういう経緯の、
どこの研究室でも一番あるあるなのって、
HPLCで移動層だけが流れてる事件じゃないって。
本当はこのピーク出したいのにそのピーク出てこないんだけどみたいなことって結構あるっていうのと、
それさ、結構解析時間って何時間とか1日かけて解析を行うみたいなのとかであって、
移動層大量に無駄にしたっていうこと結構あるあるじゃない?
あるかもしれない、俺もちょっと。
なんか絶対みんな1回はやる、移動層全部無駄にするって。
そうだよね、ミスしやすい操作とかって結構あるよね。
だからそういうところとか1回1回本当に注意払うっていうのって結構神経質になるなっていう、
私の研究ハプニングはだいたいそういうところ。
確かに確かに。
でも研究室さんみんな結構大学生の青春みたいなことやったんじゃないの?
ちゃんみーさんなんかやった?
なんだろう、私は一日にいたのが同じ学年2人だけだったから、
その子と一緒にほとんど過ごしてました。
あんまり人数がいるわけじゃないから派手にパーティーとかっていうことはなかったんですけど、
2人でピクニックと会話作ってお昼ご飯を外で食べたり、
あとなんかセブンティーアイスチャレンジっていうのをやったりしてました。
なんかもはや友情って感じだね。
そうだね。
2人だったので小人数でできる遊びをやって仲良く研究もしてました。
楽しそう。
ちなみにりゅうのところとか意外と有機系って人多いからあれなんじゃない?
なんか大規模なこととかもするんじゃ?
大規模なことかはわかんないけど、
俺のときはちょうど1、2期と3、4期の人がガラッと入れ替わるから半々ぐらいだったかな。
それでみんなで辛抱会が変わるためにバーベキューやったりとか、
学会とか卒論の後は飲み会に行ったりとかカラオケに行ったりとか、
あとは先生が3人いてそれぞれの先生のお誕生日会もその日になったらやるみたいな感じで、
先生も一緒に入ってちゃんと仲良くするっていうところも結構楽しかったかな。
あるかも。
確かにね。
私のところも結構そういうのはあったなって思ってるし、
ゼミ発表の後にじゃあみんなでバーベキューしよっかってなって、
バーベキューやったりとか、
それこそ飲み会行くかって言って飲み会行ったりとかで、
飲み会で先生の恋話聞くのがめっちゃ楽しかったなっていう、
そういうのはあったかなっていうのと、
あとはクリスマス会とかハロウィンパーティーとか、
ちゃんと企画してちゃんとやってたなっていう。
そうだったんだ。
いいね、やっぱり楽しそうだねみんなの研究室も。
でもこれ本当に研究室の規模って感じだよね、本当にあったイベントって。
そんなこんなでみんな各々の研究室の話してきたと思うけど、
じゃあみーたんから、みーたん、りゅう、私の順でメッセージ最後に伝えていきたいと思います。
じゃあみーたんお願いします。
そうですね、私の場合はやっぱり研究は思い通りにいかないことが本当に多いなっていう実感がありました。
なんか本当に挑戦して失敗してっていうことが結構多かったので、
5年生の前期は本当にメンタル強化習慣みたいな感じで、
結構精神的にも鍛えられたなっていう実感があります。
でも学生生活している中で、自主的に何かに取り組む機会って結構貴重だと思うので、
皆さんもぜひこの研究室での活動を通して、いろんなことに挑戦してみたり、
興味を持ったことに関しては自分で勉強したりして、いろんな経験をしてほしいなって思いました。
ありがとう。じゃありゅうお願いします。
やっぱり研究って、世の中で誰も分かっていない未知のことに挑戦するっていうのは、