2025-11-12 37:47

【水曜 #4-1】「マワレ」って何だ?転職でも異動でもない、可能性を広げる新たな選択肢~キニナルをフカボリ~

▼今回のトーク内容

今回のテーマは「在籍型出向研修マワレ」/初回ゲストは主催者の川野義光さん/在籍しながら、別法人で働ける仕組みとは? /視野が狭くなりがちな薬局業界の課題を解決したい/人材不足問題と視野拡大を両立させる「オールウィン」な取り組み/川野さんが語る実現への原動力。「とりあえず1歩目動く」ことの重要性/20歳のアルバイトが会社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を提言した成長事例/参加法人拡大の鍵は「信頼関係」/研修の成果発表とライブが楽しめる「マワレフェス」も開催/薬学生は業界の課題と解決に取り組む企業の活動を知るチャンス!


▼今回のキニナル活動・ゲスト

在籍型出向研修「マワレ」

X:⁠https://x.com/maware_pharmacy⁠ note:⁠https://note.com/maware⁠

ゲスト:川野義光さん(おっす社長)https://x.com/ossu_kawano⁠


▼番組概要

「薬学生の空きコマ ~日々と未来を照らすラジオ~ powered by YakumiLab.」勉強にバイトに研究に、忙しい薬学生へ、癒やしと刺激をお届けするべく、現役薬学生が日替わりでトークを展開する、ニッチでディープなPodcastです。隔週月曜・水曜・木曜・金曜朝6時配信月曜日: 「勉強がちょっと楽しくなるラジオ〜日常にひとさじの薬学を~」水曜日: 「キニナルをフカボリ」木曜日: 「夕暮れの道標(みちしるべ)~薬学5年生の学びと気づきのラジオ~」金曜日:「Let's Speak English!~国際的に活躍したい薬学生のラジオ~」


▼水曜MC

のんのん(薬学部4年生)https://x.com/nonno22_____

いぶき(薬学部5年生) https://x.com/Ibuki_Pharmacy


▼お便りフォーム(質問・感想・メッセージはこちらから)https://forms.gle/KhdC1x1F42e5bBks5


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▼プロデューサー伊藤希美 

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▼YakumiLab.については

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サマリー

薬学生たちは「まわれ」という在籍型出向研修について語り、その重要性や新たな選択肢としての可能性を探求しています。番組では、薬局業界の視野を広げる取り組みや、実際の参加者の体験を通じて変化を促す方法について掘り下げています。ポッドキャストでは、薬局業界における「マワレ」という新しい取り組みを紹介しており、これは社員の異動や転職ではなく、複数の薬局間での協力を通じて成長や採用の手法を模索するものです。また、参加法人の拡大や実際の成功事例も取り上げられています。このエピソードでは、「マワレ」という新たな選択肢について深掘りし、職場の異動や転職とは異なる形で薬剤師業界における信頼関係や可能性を広げる取り組みが紹介されています。参加者の経験やイベント「マワレフェス」についても詳しく述べられています。また、このエピソードでは、「マワレ」という新たな選択肢について語り、転職や異動の枠を超えた可能性を探り、学生たちが自らのキャリアに対する考え方を広げることの重要性にも触れています。

新企画の紹介
薬学生の空きコマ、日々と未来を照らすラジオ。この番組は、勉強やバイトで忙しい薬学生に、癒しと刺激をお届けするポッドキャストです。現役薬学生が日替わりでお送りします。
水曜日は、キニナルをフカボリ、学生が気になるとある活動を一つ決めて掘り下げていく期間限定番組です。
こんにちは、薬学部4年生ののんのんです。
同じく薬学部5年のいぶきです。
いやー、新企画始まりましたね。
いぶきは緊張してる?
うん、めっちゃ緊張してる。
そうだよね。じゃあ、初回っていうことで、まずは自己紹介といきますか。
じゃあまず、私から行きます。
はじめまして、のんのんといいます。
今年は大学4年生で東北出身で、大学も東北のエリアの大学に今通っています。
他にも月曜日に勉強がちょっと楽しくなるラジオっていう番組があるんですけど、それをなっちょっていう子と一緒にやってますので、ぜひ聞いてみてください。
お願いします。いぶきも自己紹介お願いします。
高科研出身、関東の大学に通っているいぶきです。
ラジオは初めてなのでめっちゃ緊張していますが、頑張ります。
いやー、先輩としてリードしていきたいなっていう感じです。
実は昨日、Zoomでワンオンしたんだよね。
収録の前に一回話しておきたいねっていう風になって、ちょっと話してて、結構通じる部分とかも多くて、
なんかシンパシーを感じたなっていうのがありました。
いぶきもどうだった?昨日話してて。
最初緊張したけど、なんかすごい似た部分もいっぱいあって話しやすかった。
そうだよね。ちょっとじゃあこのコンビで今日やっていくのでよろしくお願いします。
お願いします。
この気になる深掘りは、学生にとって興味深い活動をされている方について、その活動を深掘りする番組です。
まわれの重要性
一つのテーマを3ヶ月間、期間限定で配信していきます。
今回の気になる活動は、在籍型出向研修、まわれです。
一つの法人に所属しながら、別の会社の薬局店舗でも働ける仕組みとなっていて、
仮名法人は現在東北から福岡まで旧法人にも及ぶんだって。
いぶきってまわれは知ってた?
いや、この企画に参加するまで全然知らんくて。
でもなんか転職せずに他の法人とか経験できるって普通にすごいよね。
確かになかなかこういうのって聞いたことないよね。
しかも薬局業界でこういう影響ができるってかなり新しい仕組みだと思う。
私たちが薬剤師になってもちょっと参加してみたいよね。
なんか私はまわれもそうなんだけど、川野さんっていう薬局業界の超超有名人の方とお話しできるのはめちゃくちゃ楽しみです。
というわけで、今日からこの在籍型出向研修まわれの発起人であるメタルファーマシーの川野さんや他の参加者の人、
実際に出向した方など関わった様々な方にインタビューしながら、他方面からまわれを深掘りしていきたいと思います。
初回ゲストはこのまわれを主催している川野良道さんです。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
どうもどうもどうも。
初めまして。
初めましてですね。
のんのんといぶきですね。
お願いします。
名前だけでも覚えて帰りましょう。
よろしくお願いします。
緊張しますね。
そうですね。
ごめん、全然緊張してない。
全然緊張しなくてごめんなさい。
おしゃべりする機会が僕は結構多くてですね。
そうですよね。
慣れてるんで、結構脱線しがちっていうちょっと欠点があるんで、皆さんお二人とも何とか僕のうまいことを乗りこなして、いいところに着手させてくださいね。
うまいところをレールを元に戻す係としてやっていきますね。
いぶきとかそういうの得意?
河野さんの自己紹介
僕は合わせていっぱい話しちゃいますね。
よし、じゃあのんのんに任せよう。
私の負担が重いですね、今日は。
ファシリテイトしつつ、我々もちゃんとうまいこと落としどころ見つけて着手させてください。
よろしくお願いします。
お願いします。
では河野さん、早速リスナーの皆さんに自己紹介をお願いいたします。
ありがとうございます。アーノー河野です。
アーノーとか言われてたから、ちょっとみんな知ってるのかなみたいな感じでなってるんですけど、河野義水と申します。
会社は株式会社メタルファーマシーという会社で、主に関西で活動しています。
店舗としては大阪と京都と滋賀県という三つの都道府県にまたがってやらせてもらっていて、
事業内容的には薬局もちろんメインでやってるんですけど、お弁当屋さんであったりとか、
あとバーであったりとか、あとYouTubeっていうところも手を出していたりとか、
あとちょっと海外に行こうとしてたりとか、ちょっと変わった会社なんですよ。
見た目通りですね、変な奴が社長やってたら変な会社になるもんやなというような会社になっております。
ちなみに会社の名前ですね、メタルファーマシーというのはヘビーメタルが好きだから、
ただそれだけでメタルファーマシーって付けたという恥ずかしいことがあります。
ちなみにメタル好きだけど、金属アレルギーなんでよろしくお願いしますね。
そうなんですか。
そうなんですよ。
私も金属アレルギーです。
おいしい。
そうなんだ。
わかる。
時計とかね、アップルウォッチしかできないから。
という変わった人ですけど、今日はよろしくお願いします。
お願いします。
結構有名な方で、Xのフォロワーとかも、今見たら2.6万人とか。
すごい。
いぶきどう思う?
すごいね、めっちゃ有名人って感じ。
ほんとそうだよね。
いやいや、たまたまですよ。
たまたま。
そんな河野さん自身の深掘りとかも2回目とかにさせていただきたいので、その点もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では今回は、在籍型出向研修、マワレについて深掘りしていきたいと思うんですけれども、
まだマワレを知らない方に向けてどういった活動なのかというのをお話いただけますか?
ありがとうございます。
マワレというのはですね、一応僕が北起任となっているんですけど、
もう一人ですね、北起任、佐渡町財という会社の三谷さんが、
一応この二人が北起任という形でやってるんですが、
薬局ってお二人はまだ実習とかは行ってない?
僕は実習今最中です。
今行ってる。
薬局ってね、店舗の中にいる人数って結構少ないじゃない。
どういう店舗に行ってるか次第ではあるんだけど、
少ないところだったら2名くらいから働けるっていうのもあるし、
多いところでもめちゃくちゃ大型店舗と呼ばれるところでも、
20人いたらめっちゃ多いなっていうぐらいの箱なわけですよね。
毎日毎日同じところに出勤して、同じメンバーと働いてってなってると、
やっぱり視野が狭くなりがちなんですよね。
薬局という法人自体も、いわゆる超大手みたいなところの
過銭化ってやつが進んでないんですよ。
なので、小っちゃい単位の法人がたくさんあるっていうような業界になっているので、
法人としての単位もすごく小っちゃい単位で、
法人としての視野も狭くなりがちみたいなところは、
僕としてはすごく業界に課題感を感じていてですね。
僕自身の経験としても何回か転職してるんですね。
薬局という業界内で転職をしていて、
転職するたびに前の職場で常識だったことが、
新しい職場で全然常識じゃないみたいな、
むしろ悪みたいなことが出てくるんですね。
そういうことがあって、
今、いぶきも実習行ってると思うけど、
別の店舗をもし見てみたら、
あれ、これやらなくていいんですか?みたいな。
これやったらダメなんですか?みたいなことがあるんよ。
そこだけが薬局の全てじゃないから、
やっぱりそれぞれの法人、それぞれの店舗での常識っていうのが全然違って、
そういうのを感じるたびに、自分の中で視野が変わってきて、
そういうのを感じるたびに、
自分の中で視野が広がった感じがすごくあったのね。
だから、新しい会社に行って、
前のところでのノウハウみたいなところを、
前の職場ではこうやったんですよみたいな、
ちょっと調子乗ったら嫌われるけど、
いいところをミックスして、
新しい職場に提供するとかいうことに非常に価値を感じて働いてたわけですね。
その体験って非常にいいなと思ってるんですけど、
じゃあ、いざ自分の会社で、
自分のところの従業員に視野を広げて欲しいからって言って、
じゃあ、お前ちょっと今日から退職して、
別の会社行ってこいよとかさ、
言えるわけないやんか。
意味分からんよね。
だから、できませんと。
とはいえ、やっぱり狭い箱の中で働いてるんで、
視野広げてくれたら嬉しいなと思う中で、
在籍しながら他の法人で研修が一定期間できますみたいなものがあるっていう、
そうやって視野を広げるっていうお手伝いは、
めちゃくちゃスムーズにいけるんじゃないかなと思うし、
そのまま出向するんだけど、
出向を出す側もそうだけど、
受け入れる側っていうのも視野がすごく広がるわけですね。
他の会社から来て、
こんな感じでやってますとかいうのをミックスしてやっていくみたいなことができるんで、
その業界的に視野が狭い問題みたいなのを解決する位置上になるんじゃないかと、
思ってこの周りという取り組みをやってますっていうことですね。
なるほど。
そうなんですね。ありがとうございます。
結構ご自身の現体験が元になってるんですね。
そうですね。
そもそもその薬剤師がいません問題とかもあったりはするのね。
それだけがもちろん目的というわけではなくて、
もう一つは薬局って僕らみたいな中小の薬局って、
人問題結構あるわけですよ。
全社員が5000人いますっていう会社だったら、
一人退職しますとかなっても5000分の1やなって言ったら。
だけどうちらみたいな会社って今60人70人くらいかないるんだけど、
そのうち一人が辞めますってなったら結構ダメージでかいやん。
そうですね。
70人でもでかいんですか。
バカでかい。
そうなんですか。
バカでかいオブザイヤーです、これは。
そうなんですよ。結構痛いんですよ。
もっとちっちゃいところだったらもっともっとでかいダメージだろうし、
一人余分に人員を抱えておくっていうのは、
人件費的にやっぱり厳しいものがあるんですね。
そうですね。
そうそうそうそう。
だからこれってずっと永遠の課題かなって思ってたんだけど、
例えば採用がうまくいきすぎて人が多いときには出向として出せます。
でその分のその人の給料。
みたいなのは向こうの会社に持ってもらってっていうことができたりとか、
一時的に人が足りませんっていうときにちょっと信用を受けるところから
人をこっちにやってもらうとかいうことがスムーズにできたら、
視野を広げる新たな取り組み
しかもその上でさっき言った視野の問題、
研修という形でお互いにとってメリットがあるような形で進められたらなおよし、
みたいな形も目的の一つとしてあるので、
そういう日本立てですね。
じゃあ結構薬局も薬剤もあるんですかね。
薬剤もあるんですかね。
薬剤も日本立てですね。
じゃあ結構薬局も薬剤師もウィンウィンっていう感じなんですね。
オールウィンですわこれは。
いいですね。
素晴らしい取り組みなんですよ。
では実際によしやろうって思ったきっかけとかそういう出来事ってあるんですか。
いい質問しますね。
ありがとうございます。
出来事はですね、さっき言ったそのホッキニンの三谷さんとXでスペースをしたんですよ。
スペースってわかりますか。
音声だけで喋るっていうね、通常のシステムなんだけど、
それが目的としては三谷さんって新潟の佐渡島で薬局やってらっしゃる。
新潟の市内とかもあるんだけど佐渡島にも薬局があって、
いわゆる離島なわけですね。
離島での採用ってめっちゃ難しいぜみたいな。
それを公開の場で相談させてくれみたいなスペースだったの一応。
でそこで僕の過去の経験から、実は知り合いのところにうちの採用がうまくいきすぎてた時に出向でちょっと出してて。
うまくいきすぎてた。
そうそうそうそう。
うまくいきすぎてたりうまくいかなさすぎたりっていうのがね、ちょうどいいがないんですわ。
なるほど。
そういう時に知り合いの近所の薬局のところに社員が出向で行ってもらって、
そういう人件費の問題っていうのを割とカバーできてる時期とかちょろっとあったよみたいな話してたら、
それめっちゃいいじゃないみたいになって、
それで三谷さんと打ち取ってそういうことができたらめっちゃいいんじゃないみたいな。
積極的に採用できるんじゃないみたいな。
なるほど。
そこが原点だったんですね。
そうそうそう。
一歩目を動かす重要性
そういう話があって、
もう一人、2社だけでやるのもなんかあれやし、
もう1社入れたいなみたいな。
3社あったらええんちゃうみたいな話になって、
それはね、なんでか全然覚えてないけど、
福島県の藍沢貨物にある愛知地域薬局さんが、
いきなり東北。
2人の中からピッて出てきて、
もう絶対あの人やってなって、
お誘いして3社で始まるっていう、そういうことです。
そうなんですね。
なんかその形にするぞっていう、なんか原動力というか、
どういう思いがあって実現したいって思ったんですか。
実現したいと思った。
まあそれで言うと、
言ったからやるみたいな感じだけど、
実現したい。
なんやろうな。
どうやって実現したかみたいな話でいいんかな。
そうですね。
オッケーオッケー。
だいたいこういう話って流れがちですよね。
飲み会にいるときに、
え、スノボ好きなん?
スノボ好きだったら今度一緒に行こうよみたいなやつ。
でも一生達成されへんやん。
学生でもあるでしょそういうの。
よくありますね。
それなんでかって言ったら、
誰も一歩目をやらないからやと思ってんね俺は。
なるほど。
とりあえず一歩目を動くっていうのが僕は大事やと思ってて、
一歩目動き出したらもう動いてしまったから、
周りの人ももうやるしかないんよ。
そうですね。
自分で最初から最後まで、
1から10まで全部やり切って、
っていうパワーは僕は別にそんなにないと思ってるんで、
でもなんかこう、
一歩目ギュンって動いて、
規制事実作るみたいなのは、
僕はもう結構得意なタイプなんですよ。
へー、なるほど。
そうなんですね。
何て言うんかな、
相手の都合を考えずにこれやりましょうよみたいな、
無責任に言うみたいなことを得意としてるんで、
それでさっき言った3社目の、
愛岐地域明けの、
参加法人の増加と今後
馬場さんっていう社長さんなんだけど、
もうその足でも、
スペース終わってすぐ馬場さんに、
ちょっとなんかこんなことやろうと思ってるんでやりません、
みたいなメッセージをすぐ送るということで、
そっからこう、
あれよあれよと進んでいったっていう感じですね。
なるほど。
いぶき、どう思う?
ここまで。
一歩目を動く大事さっていうのがすごい、
やっぱなかなかやりたいなと思っとっても、
動けんかったりとかがあるけ、
その一歩目を動かして、
動けんかったりとかがあるけ、
その一歩目っていうのがすごい大事やなって思った。
確かに。
本当にそうだよね。
なんかめんどくさいから後回しに、
したいがちな、
こう飲み会の場でなんか話してて、
私もスノボじゃないけど、
なんかそういうことが前にあったから、
実際動き出すって本当にすごい大事だなっていう風に感じました。
じゃあいぶきはなんか河野さんに聞きたいことはある?
なんかその実際に出向した方々の中で、
なんか印象に残っている変化とかってありますか?
印象に残っている、
その出向に行った人が変化した。
そうですね。
うちからも、
テスト期間中みたいな感じなんだけど、
一人、さっき出てきた愛知地域薬局さん、
福島県の方に出向に行った子がいて、
その子はね、当時20歳の、
20歳のバイトの子が行ってくれて、
すごいあなたたちより年下ですよね。
そうですね。
そうですね。
本当にバイトやけど、
なんか行っていいですかって言われて、
行ったんですよ。
その方は、
薬学、
学生ですか?
いやいや、学生じゃなくて、
薬学部とか何にも関係ない感じの、
単純にうちの薬局でバイトしてる子だったのね。
その子のお母さんが薬剤師で、
そのお母さんがもともとうちの会社で働いてて、
息子も働いていいですかって言って、
当時高校生だったのか、働き始めたとき。
えー。
で、高校中退して、
すごい。
別にうちで働くために中退したわけじゃないで。
そう言うとっけど。
高校中退して、うちでバイトしながら、
別の学校に通ってみたいな。
学生と言えば学生だね。
一応専門学生なのかな。
なるほど。
なるんだけど、その子が行ってくれて、
で、やっぱりこう、
在籍方出向研修という、
その研修の名目あるので、
課題感持って行ってもらって、
何かを得て帰ってくるっていうことを、
してほしいなという話をしてたんだけど、
向こう行ってですね、
お母さんの家に行って、
お母さんの家に行って、
ものすごい可愛がられたんですね、彼は。
可愛がられた。
可愛らしい男の子。
ちょっと、
なんていうか、
ちょっと頼りなさそうで、
みたいな、
いい感じの子なんだけど、
すごく可愛がってくれて、
いろいろ向こうの人たちに教えてもらったみたいで、
彼なりに、
うちの会社と向こうの会社を比べて、
うちの会社に、
向こうのエッセンスを取り入れたいって思って、
くれたことがあって、
その大きい一つが、
うちって、
いわゆるMVVがないんですよ。
分かりますか、MVVって。
MVVって何ですか?
ミッションビジョンバリューって言って、
会社の目指すべき指針みたいなものを、
言語化したようなやつですね。
ありがとうございます。
みんなその目的に向かって、
仕事をしていこうねっていう、
その指針となるようなものですね。
それが、向こうの会社さんは、
すごくいいのを設定されていて、
それが非常に良かったから、
うちに今ないんで、
それを作りたいですって、
帰ってきてから言ってくれって。
そうやって会社の、
結構大きい部分に関わるじゃない。
そうですね。
それをさ、
二十歳のアルバイトの人の子がさ、
言ってくれてさ、
めっちゃ嬉しかった。
こんな成長したんや、
みたいなのをすごく思ったので、
結構こう、
割と内気じゃないけど、
俺みたいに喋るタイプじゃないから、
なんかこう、
いろいろ思ってたことがあったみたいだけど、
それを向こうで発散して、
そして良いものを得て帰ってきてくれて、
そこはもう非常に成長を感じて、
本当に良い体験してくれたなと思った。
なるほど。
そうだったんですね。
良い話を引き出してくれましたね。
ありがとうございます。
こちらこそ素敵なお話ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ、まわれっていうのは、
あの、
2023年から
スタートでしたよね、
確か。
そう、そうや、そうや、すごい。
知ってるな。
調べた。すごいね。
はい。
そうです。
オープンにしたのが2023年の年始ぐらいだったと思う。
なので、もう今2年半、
もうすぐ3年っていうところですね。
へー。
なんか参加法人って、
どういうふうに増えていったんですか。
どうやったっけな。
結構このまわれ始めたときに、
3社で始まったんだけど、
話して、
いろいろその参法人で最初、
立て付けをどうしていくとか、
内容をどうするみたいな話をしているときに、
3社とも結構、
SNSをやってるんですね。
はい。
で、そのSNSで、
まわれっていう取り組みをやってますみたいなのを
発信してたんですけど、
それでやっぱり、
良い取り組みって思ってくれる方は
すごく多くいらっしゃってて、
で、なんか参加したいんですけど、
みたいなのは結構言われてたんですよ。
へー、なるほど。
僕らなんかちょっと調子乗って、
断ってたんですよ、最初の方。
そうなんですか。
それはなんか理由があったんですか。
いい質問ですね。
理由があってですね。
これって、このまわれみたいな取り組みって、
多分、全然調べたわけじゃないんだけど、
多分この業界的に、
昔からある程度やってる人いるんちゃうかなって思って、
やってて、
薬剤師の薬剤師不足って、
昔からずっと言われてることなんで、
お互いでやり取りできたらいいんじゃないみたいな、
思いつきそうやん。
信頼関係の構築
カット。
あれ思いつかないかな。
いや、俺は思いつきそうやなと思ってて、
で、多分やってみてダメだったんだろうなって思ってんね。
うーん、なるほど。
で、それはなんでかっていうと、
さっきお伝えした通り薬剤師不足、
人員不足みたいなのって、
ずっと薬局の課題なので、
結局、その出向に行った人を、
その引き抜きとかあるんちゃうって思って。
あー、確かに。
そういう人の問題があって、
なんか今まで生き残ってる取り組みがないんじゃないかなっていうのは、
勝手に、本当に勝手にね、
なんかあったわけじゃないんだけど、
勝手にそんなこともあったんだろうな、
そういうことがまあ想定されるじゃない。
やっぱり人不足で、
出向で研修に来た子がめちゃくちゃいい子やった、
わあ、こっそりスカウトしようとか、
なんかまあ思いがちやんか。
ありそうですね。
ありそうやんか。
確かにありがちな話かも。
汚い大人がいっぱいいるからね。
だから、やっぱりすごく信頼関係を受ける人たちとしか、
やらないでおこうよっていう話にはしてるの。
なるほど。
で、その問い合わせいくつかいただいた中に、
一社、僕がその話聞きたいですって言われて、
遠くの地に話しに行ったわけですよ。
はい。
そしたら向こうの担当の人が、
薬剤師送ってくれるんですよね、
みたいなことをめっちゃ言ってきてて、
そんなんじゃねえわと思って、
だめんなお前。
下心がすごい。
そう。
こっそりしかも言ってきやがってさ。
嫌ですね。
お前なんやねんとか思ってしまって、
やっぱりそういう人たちっていうのは、
一定数いるんだろうな、
こっちの発信の仕方があって、
ちゃんと伝わってなかったっていうのも、
もちろん悪いとは思ってるんだけど、
そういう思わぬというか、
想定してないというか、
嫌な感じの参加のされ方、
みたいなのは、
ちょっと良くないなと思っていて、
自分たちが本当に信頼できるような人たちとだけで、
進めていきたいねみたいな話は、
この3社でやってたわけですよ。
なるほど。
その基準というか、
僕が思ってる基準だけど、
例えばうちから、
1人出向行きました。
そこで、
この会社めちゃくちゃいいって思って、
自らこの会社に引っ越しもして、
就職したいですって、
もし言ったら、
それはもうめっちゃ嫌や。
愛岐さんと間違いないし、
行っといでって言えるぐらいの関係性の人。
お互いにリスペクトがある、
そういう会社さんとだけやっていこうっていう、
そういうことになってます。
まわれの効果
そうだったんですね。
なので、ちょっとゆっくり広がりましたね。
はい。
そういう理由があったんですね。
そうそう。
ありがとうございます。
すごく納得する理由でした。
ありがとうございます。
質問が良かったね。
これまで何人ぐらいが、
まわれを利用したんですか?
いっぱいいるんだけど、
何人やろうか。
10人ぐらいじゃない?
いっぱいいますね。
ごめん、間違えたら申し訳ないけど、
今パッと思いつく感じで、
だいたい10ぐらいは行って、
同じ人が2回行ったこともあるから。
そうなんですか。
すごいたくさんいらっしゃる。
そうだね。
やっぱりみんな同時で良かったと思ってくれてると思うし、
受け入れ側も出した側も、
その企業さん的にもすごく学びがあって、
やっぱりやってて良かったなっていうのは、
まわれが行われるたびにみんなで思ってますね。
なるほど。
そうなんですね。
では、実際にまわれを実現するにあたって、
結構苦労したことってありますか?
何か。
苦労したことね。
実現するにあたって、
割とね、
最初に始めた3社の社長陣、
僕と江戸崎の三谷さんと、
あと愛紀さんのババさんという3人いるんだけど、
結構ね、カラーが違うんですよ。
3社のカラーが。
カラーが違うんですよ。
カラーはもちろん。
3社3業というか、
僕なんかはですね、
やろやろやろやろ、
とりあえずやるぜみたいな。
行動の時みたいな。
そうそうそう、タイプなんだけど、
一方でババさんっていうのはですね、
めちゃくちゃ素早く準備してくれるタイプ。
なんかこう、
契約書とかいるんちゃいますとか、
そういうのとか、
シャロウ氏さんに依頼して、
こんなの作ってもらいましたとか、
そういう、しっかりしてくれるんですよ。
しっかりしてるんですね。
三谷さんはね、
間を取り持ってくれるというか、
いい感じにバランサーみたいな、
そういう感じで、
結構ね、僕ら、
いいトリオやと思うんですよ。
いいトリオですね。
だからね、
めちゃくちゃ困ったなみたいなことはね、
正直あんまり今のところないかなと思ってて、
そうなんですね。
各社苦労はしてると思うんだけど、
僕自身は、
全部楽しくやれてるし、
タイプの違う人たちが補完しあって、
上手いことぐるぐる回って、
いい感じに進められてるっていう実感があるんですね。
なるほど。
めちゃくちゃいい関係性ですね。
勝手に僕が思ってるだけかもしれないけどね。
向こうはまたこいつ言っとるなみたいな、
思ってることは思ってる。
いや、そんなことはないと思いますけど。
そう、信じてます。
じゃあ、次の質問なんですけれども、
今後周りをどうしていきたいかっていう、
なんかビジョンとかお聞かせください。
ありがとうございます。
やっぱり自分たちですごく手前味噌なんですけど、
めちゃくちゃいい取り組みをしてるよなと思ってはいるので、
興味持つとか、実際に参加してみるとかっていう人が
もっともっと増えてほしいなとは思ってます。
さっきちょっとお話しした、
信頼関係がおけるような企業さんとだけっていう話もあるんですけど、
とはいえやっぱり進むのを広くしていきたいなと思っているので、
参加方法っていろいろあると思うんですよ。
学生さんだったら周りをやっている企業さんとか、
別のところに例えば就職したとしても、
その企業に頑張って働きかけて周りに参加してもらうとか、
そういうこともあり得るかなとは思っているんだけど、
他の企業さん、普通に働いている役割師さんとかだったら、
自らやってみたいです、参加してみたいですって言って、
この取り組みに参加してもらうとか、
ああいう方向もあると思うんだけど、
何しか関わっていく人たちを増やしたい、
これを体験する人を増やしたい。
こうやって最初の取り組みの目的である視野が広い人たちっていうのが、
この業界の中にたくさん増えていったら、
もっともっとこの役割師の業界っていうのが非常に良くなるんじゃないかな
っていうのは思っているので、
たくさんの人に関わってほしいなと思っています。
まわれフェスの開催
素晴らしいビジョンのお話ですね。
ありがとうございます。
変なやつはいれへんけどね。
変なやつはいれへんけどね。
じゃあ、マワレについてもそうなんですけど、
確かもうすぐマワレフェスというイベントが10月ですよね。
もうすぐ開催されますよね。
そうですね、この収録時点では、収録時点で10月14日、
10月18日、土曜日に大阪であります、大阪の高槻市というところですね。
大阪医科薬科大会、大阪医科薬科大会、今は。
の膝元で行われるんですよ。
そうなんですか。
そうです。ちなみに僕は大阪医科大学出身です。
僕は、ってことですか。
そうなんですよ。
大阪医科薬科大会。
大阪医科薬科大会。
大学出身です。 母校でってことですか? 母校の近くで。近くでやります。
今回で何回目なんですか? 今回で3回目かな。
そうなんですね。 これはどういうこと、内容なんですか?
そうですよね。これ結構ね、みんなに分からないんですよ。 こっちの情報発信が弱いのか、まわれフェスってなんなん? みたいなのをよく言われるんですけど、
基本的にはフェスなんで、ライブです。 ライブします。 僕、ライブします。
結構いいプロの音楽家たちがまわれには参加しているので、その人たちとですね、コピーバンドですけどね、コピーバンドでライブするっていうのが、僕の主目的なんですけど、
みんなの主目的としては、一応この聖火報告会というのがメインになっていて、実際にこのまわれに参加して、
まわってきた人たちが、実際そのまわったことでどういうことを感じたのか、どういうことが学べたのか、みたいなことをみんなの前で発表するっていうのが、一応まわれフェスの主目的ですね。
なるほど。 そうそうそう。そういうのを通じて、いろんな人にそれを聞いてもらって、まわれに興味を持ってくれる人たちが増えたらいいなっていうのが、まわれフェスの目的でございます。
じゃあ聖火も聴けるし、音楽も楽しめるっていう、めちゃくちゃ面白そうなイベントですね。
音楽がいいんですよ、やっぱり。
大事なんですね。大事な要素なんですね。
うん、もうこのライブがやりたくて、このまわれフェスを僕は提案してるんで、そうそうそうそう。
じゃあ、このまわれフェスは役学生も参加できるっていうことだと思うんですけど、役学生にはどんな点がおすすめですか?
役学生にはですね、さっきお伝えした、まわれに実際に行って体験してきた人のお話聞けます、みたいなのは一つとってもいいことかなと思っていて、
多分、あのさっき最初の方にお二人聞いたように、実習に行ってます、行ってません、みたいなとかって、結構視野の話、視野がこう、
なんかその課題感まだ全然持ててないと思うんですよ、学生さんって、いろんな役局で働いた経験なんて絶対誰一人ないと思うし、
だからこの業界ってこういう課題感があって、そういう課題感を解決しようとしている人たちがいるんだっていうところを知って、
そういうことを、こういう取り組みをやってる企業って、こんな人たちがやってるんだ、みたいなのは知ってほしいなと思っていて、
僕はその役学部の学生さんに、結構なんか、なんて言ったらいいんかな、もっと頑張ってほしいなって思ってる点が、結構その実習に重きを置いてる人が多いなと思ってて、
マワレの紹介
で、その実習で、その役局と病院と行くやん、で、その行った役局、その行った病院が、この役局のすべて、病院のすべてって思ってる人結構多いなって思うね。
確かにそれあるかもしれないですね。
そう、あれはまあでも近くないことだと思うんやけど、それって、なんかその行った病院が全然その子に合わなくて、だからもう病院行くのやめましたとかいうこと結構多いんだけど、
多いですね。
いるやん、そういう子って。それって本当にもったいないなと思うんで、うちはまあもちろん今回役局しか参加してないんだけど、役局の中にもいろんな役局があって、
それぞれ地域の課題とか、業界の課題みたいなのを解決しようと思って頑張ってる人たちもいるんだぜっていうのを知ってもらうっていうのは、あの学生さんにとってすごい価値あるんかなとは思ってます。
なるほど。
行ってみたいですね。
ああ、4日後お待ちしてますよ。
ぜひちょっと関東の方でも開催していただけますか、来年あたりに。
去年は東京やったんやけどね。
ああ、そうだったんですね。
そうそうそう。
今後も開催はされる予定なんですか?
あの、もちろん僕はずっとライブやりたいので、絶対開催します。
ぜひ来年あたりに。
ぜひ九州でもお願いします。
九州ね、参加企業に福岡の企業いるんで、九州にもちろん行きます。
ありがとうございます。
その際は、遠くても手を遠くても。
遠くても。
実習がなかったら行きたかったです。
それみんな言うやけど土曜日やけどなあ。
土曜日実習ないけどなあ。
ここの一歩を動くってところですよね。
そうですよ。
学生の視点
確かに。
とりあえずやってみるのは大事やからね。
そうですね。
でもまあ無理せず、あなたの近くに行きますんでよろしくお願いします。
ありがとうございます。
川野さんから周りのことをいろいろ聞いてみましたが、
イブキ、どうだった?
イブキ そのやっぱ一歩目に動くっていう大切さをすっごい刺激受けて。
そうだよね。
イブキ あと信頼関係も大事やなって改めて実感した。
なんか周りについて、そのきっかけから現在までの流れっていうのがすごくわかりました。
信頼関係とか、あとそうですね、自分の生きざまみたいな、率先して動くっていうそのマインドとかすごく尊敬できるなっていうふうに思いました。
こんなバイタリティあふれる川野さんご自身の生き方にも興味がありますので、
次回はぜひそちらをお聞かせいただければなというふうに思っております。
今回はありがとうございました。
川野 ありがとうございました。
4日後にマガレフェス控えてですね、僕はベースを練習しないといけないので、
この辺で終わっておきましょうか一回ね。
ありがとうございます。
あとで聴きますベース。
川野 お願いします。
僕も聴きます。
川野 お願いします。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
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ここまでのお相手は、のんのんと、いぶきでした。ありがとうございました。
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