1. 建築設計とまちづくりの日々
  2. 質問の本質を持っておく
2025-06-13 08:09

質問の本質を持っておく

\ 建築とまちづくりの専門家があなたの想いをカタチにします /

ヤドリギ建築設計舎
まちづくり集団ヒロマチ
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サマリー

設計においては、質問の意義を理解することが重要です。特に相手の真意を把握するためには、シンプルで的確な質問を行うことが求められます。

質問の重要性
つながりが広くなる空間づくりを目指しています。
やるい建築設計者、まちづくり集団、ひろまち代表の吉田よしはるです。
どうぞよろしくお願いします。
この前の週末に、ひろまちの方で、地域サロンというやられている、
マルットさんという団体がいらっしゃるんですけど、
そこの地域サロンの内装を変えるのを設計するというと、
アイデアを出して、もちろん設計して、工事をして、内装を変えようというプロジェクトがあるんですよ。
これが始まったばかりで、この前が先方と初めて会う時だったんですね。
その時の今日のお話なんですけど、その中でも、ミーティングの中で質問するってあるじゃないですか。
何でも、会議でも、打ち合わせでも。
その質問の意図とか、それがとにかく大事だというところを感じたところのお話なんですけど、
設計って一番最初に何から始まるかというと、
とにかく設計する人は聞くことから始まるんですよね。
どういった思いでそこを作りたいのか、その空間を。
人たちが将来どんな場所にしたいのかとか、どういうふうに過ごしたいのかとか、
これは用途に限らず、とにかくこの相手の話を聞き出さないといけないですね。
思いを引っ張り出さないといけないし、もしくはもっと深いところでいくと、
言葉にならないところもつかんでいかないといけないというのが、設計の一番最初の大事なところなんですね。
わかりますかね。言葉にならない深いところをつかむという。
これは働いて設計じゃないお仕事をされている方もわかるかなと思うんですけど、
言葉で言う表面的な仕事の中でのやり取りだけじゃなくて、やり取りだけに終始せずに、
だいたいその意図を組むじゃないですか。
言葉になってないところだって、人と関わるようなお仕事をされている方って。
それはちょっと学生たちには難しいんですけど、
でもその前の段階でも、やっぱり相手の言葉はどんどん聞いていかないといけないというところなんですよね。
だからどんどんこっちがボールを1球投げたら、向こうが10球、20球返してくると。
それが真っ直ぐ自分の方向に投げ返してくれる時もあれば、荒の方向にピョーって投げちゃうこともあるんですけど、
でもそのボールを全てキャッチしてあげるっていうのが設計の仕事だと思ってるんですよね。
それはもう学生でもプロの建築家であっても同じだと思うんですよ。
とにかく相手が投げてくるボールをどんなボールであっても受け止めてあげるっていうことだし、
1球しか投げてないのに何球も投げ返してきてもそれを受け止めなきゃいけない。
これはもう立場が違うんで、これ大事だと思うんですよね。
普通の友達同士とかの会話だったら、もちろんボールが1個しかなくてキャッチボールをするっていうのが大事なんですけど、
こと設計においてはそういうわけにはいかないんですよね。
初回の地域サロンの改修がこれから始まるところで、
今回は事前に学生たちには質問を用意してもらって、それを用意したやつを質問していくという機会にしたんですね。
当日いきなり頭の中で質問を考えさせて、当日質問させようとすると大体大した質問もできないし、
それこそこっちが投げるボールはちゃんと相手の胸に向かって投げないといけないのに、
こっちが投げる質問のボールも荒の方向になっちゃうので、ちゃんと整理して投げるように事前に用意させたんですけど、
それで初回のところは結構質問タイムが長かったんですよね。
質問の本質を考える
もう一つそんな感じでやってたんですけど、
ちょっと気になったのが質問が長いんですよね。
うちのメンバーの。だから一つのことを聞く。
例えば地域サロンのフリータイム。
地域サロンはイベントをやる時間帯もあれば何もなくて、
リーズナブルな料金でカフェができると。
そこでほっこりしたり地域の人と喋るフリータイムみたいなところがあるんですけど、
そこの時の雰囲気がどんな雰囲気かって知りたかったんですね。
その雰囲気でワイワイしてる雰囲気とか、静かに過ごす雰囲気とか、
もちろん日によって違うんで、こういう時もあればああいう時もあるって返してくるかもしれないんですけど、
とにかくどんな雰囲気でこの場所ができているのかっていうのは聞きたいんですよね。
それを質問する時に単的に聞かないとダメなんですよね。
じゃないと、普通はミーティングっていうのは誰かが喋ったら誰かが聞かないといけないので、
ボールは1球しか投げてないんだけど、その投げるのがすごい時間かかって投げてるんだったら、
向こう返す時間がないじゃないですか、ボールを。
なので単的に質問のボールを投げなきゃいけないんですけど、それが長いんですよね。
説明が長い、質問の。
これはいくつか思っているところがあるんですけど、
単に慣れてないから、口下手だからうまく話せてないっていうのが理由だと思うんですけど、
もう一つよく考えたんですよね、帰ってから。
これじゃないかなと思うのは、自分で質問はしてるんですけど、自分で質問を考えて質問をしてるんですけど、
多分質問の意図が本人が分かってないってことなんですよね。
こんなこと聞いたらいいなと思って質問してると思うんですけど、
それ何のために聞いてるのか、その返事によってどういうことを次のステップに持っていこうとしてるのかとか、
多分質問の本質が本人が分かってないってところだと思うんですよね。
だから分かってないから、あれやこれや説明をつけて質問してしまってると思うんですね。
そうなると相手もそれが映っちゃうんで、聞き合えてもよくわからないボールになっちゃうというか、
荒の方向にボールが投げられちゃうと。僕はそういうつもりじゃなくてね。
だからやっぱり本質というか、そういうこともしっかり考えながらやらないと、質問の方でも考えていかないとダメなんだなと思うし、
学生なんでね、それをどう伝えるか、私としてはそこが悩んでるんですけどね。
どうやって質問を端的にしてもらうために、質問の本質をどう投げる、本質を考えるということをうまく説明したいんですけど、
課題が私になっちゃってるっていうところですね。
そういったところで今日はそんなお話をさせていただきました。
今日は一番最初の設計の質問をするという大切さと、その質問の内容がなぜ質問をするとか、
その質問の本質というのがわかってないと、なかなかうまくスムーズに質問できないなというところの話でした。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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ではまた次回もよろしくお願いします。
08:09

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