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どうも、宿木建築設計者の吉田よしはるです。
大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、
学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。
どうぞよろしくお願いします。
ある漫画で、ドロヘドロという漫画があるんですけど、
もう完結した話で、結構好きな漫画の一つで、
この前ちょっと読み返していたんですね。
そこで屋根の形について、いろいろ考えることが気になることがあって、
今日はそんな屋根の形のお話なんですけど、
その漫画は、知っている方はもうわかると思うんですけど、
この世というか、ここの人間のいる世界と、魔法使いの世界があるんですよ。
そこの2つの世界を行ったり来たりするっていうのは、
その魔法使いが、自分の魔法を使って扉を出せる。
どこでもドアみたいな感じなんですよ。
扉を出すと、こっちの人間のいる世界に行けるみたいな話なんですね。
内容はちょっと割愛して、
そういう世界の中で人間と魔法使いが対立してるんですけど、
その中の設定では、魔法使いの世界は雨が降らないっていう設定なんですね。
途中で雨が降るっていうところがあるんですけど、
普通なら降らない世界、だから雨なんてないっていう世界なんですよ。
そこで描写されている魔法使いの街の世界っていうのは、
日本の街並みとは違うんですけど、
現実的な街並みで作られているんですね。
屋根の形を見たら、
この勾配屋根、屋根が傾いているやつですね。
建物って屋根って、屋上が登れるフラットな屋根と斜めになっていて、
人が乗るのは難しいような屋根、勾配屋根って言うんですけど、
斜めの屋根と大きく分けると2種類になると思うんですけどね。
その街並みを見ていると、勾配屋根なんですね。斜めの屋根になっているんですね。
その時に一番最初に見た時は何も思わなかったんですけど、
読み返してみるとちょっとそこら辺が気になって、
というのも屋根って大体どういう風にして形を決めるかっていうのが、
結構この雨に左右されるんですよね。
だから雨がなければ結構その建物のコンセプトとかね、
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お客さんの好みとかで自由に形は作れるんですけど、
その屋根の制約っていうのがとにかくこの雨なんですね。
で、これが世界で見ると日本って結構雨の多い地域なので、
とにかく上から降ってくる雨を建物の中に入れない、
だから雨漏れしないっていうためには、
とにかく雨を地面にさっさと流してあげたいんですよ。
で、そのためにはどうすればいいかというと、
屋根を斜めにするっていうことなんですね。
で、これは屋根の材料とかにも左右されてくるんですよ。
結局ちょっとおしゃれな屋根の材料があったとして、
これかっこいいなと思っていると、
その屋根の材料はこの勾配、斜めの角度が決まってるんですね。
この角度からこの角度の間で設計してくださいっていう風に、
ルール切り回しされてるんですね。
ゆるい勾配ができない。
ちょっとした斜めにできないんですよ。
で、それなんでできないかって言ったら、
施工が難しいとかね、
物理的に取り付けられないじゃなくて、
雨漏りするからなんですよね。
だからその結構材料と形とかいろんな組み合わせっていうのは、
本当に雨に左右されるっていうのが、
結構この設計する中では悩みどころなんですね。
屋根をどうしようかっていうのは、
コストとか施工の技術的なところに加えて、
この雨っていう水っていうのが、
一番最初に出てくるところなんですね。
で、それを漫画を見てたら、
なんでこれ、雨降らへんのに、
なんで勾配屋根をわざわざすんねんっていう、
あの話とは全然関係ないんで、
いいんですけどね。
ちょっと気になって。
振り返ってみたら、
実はというか、
ずっと設計していると、
自然に何も考えずに、
そういったことを無意識でね、
雨のことを意識して、
形を考えたり、設計してたり、
反対してたんだなっていうのが、
そこで気づいて。
振り返ってみたら、
結構屋根って、
よく考えたら難しいなみたいな。
もちろん雪国のところはね、
また同じように、
雪が問題になってくるんですかね。
これは雨じゃなくて雪。
すごい勾配、
急斜面の屋根ですよね。
あれは、
水雨漏りっていうよりも、
同じですけど、
屋根の上に雪を乗せて、
重たく、
屋根が重たくならないようにするっていうことですね。
これは多分、
多くの方が知っているような、
ニュースとかでもね、
屋根から雪を降ろす、
雪を降ろすニュースとかね、
よくやってるんで、
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だから急な斜めになってるみたいな、
話をよく出てくると思うんですけど。
今日はね、
屋根の形っていうのが、
雨から結構決まってくるみたいな、
お話をさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださり、
ありがとうございました。
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では、また次回もよろしくお願いします。
