2025-03-21 10:52

土間の魅力

1.Small talk()『将棋の厳しい世界』
2.Main theme()『土間の魅力』
建築にある土間空間
みなさんどのように使っていますか?
世の中には大きな土間のある建築は少ないですが、
その魅力のお話です。
今日も聞いていただきありがとうございます。

#ヤドリギ建築設計舎
#ヒロマチ
#設計
#土間
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サマリー

このエピソードでは、吉田嘉春が土間の魅力について語っています。土間は靴を履いたままで使用できる空間で、収納や屋内外の便利な使い方が提案されています。特に、玄関部分の活用方法やキャンプ用品の収納、濡れた物を干すスペースとしての利点が強調されています。

00:06
どうも、リアデルギー建築設計者の吉田嘉春です。
大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに、建築設計をしたり、
学生とのまちづくり集団、広町の代表として活動しています。
設計やまちづくりでの過程、思いを届けていきます。どうぞよろしくお願いします。
これから、本自体は古いと思うんですけど、
小説で大崎さんという方の「将棋の子」を読もうかなと思っていて、
将棋は私、あんま上手くないんですよ。ルールは知ってるぐらいで。
だけど、将棋をテーマにした漫画とか小説っていうのが大好きで、
特に小霊会が舞台になっているところが、壮絶な話がすげえなと思うんですよね。
それが大好きで、漫画も将棋が舞台になったのも多いし、
小説で言うと大崎さんって言ったら、里市の青春を以前読んだことがあって、
めちゃくちゃ面白くて、あれはもちろん将棋の話ですけど、
村山里市さんの騎士の人生、あの人は壮絶な人生ですけど、
それが中心だったんで、将棋はどちらかというと、
村山里市っていう騎士の人生で、その人は騎士だったっていうぐらいなので、
ちょっと違うかもしれないんですけど、だから舞台の将棋の子を読んでみたいなと思っていて、
私も設計とかプロダクトとかデザインをしている世界にいる人間からすると、
ここもちょっとこのある部分、厳しい世界でもあると思うんですよね。
答えのない部分を、デザインを素晴らしい、デザインはあるにせよ、
素晴らしいデザインってないじゃないですか、その部分難しいなと思うんですけど、
将棋界の世界を見ると、世界は違えど、すごいなっていうね、壮絶な。
将棋一本でずっと勉強して、地元では神道と呼ばれ、
将棋界でも入ってきたら、上には上がいるみたいな世界で、
プロになれる方が少ないですよね、将棋界入っても。
将棋界入って、棋士を諦める、プロ棋士を諦める人の方が多いですよね。
その後の人生、どうなるのかな、将棋一本で生きてきた人たちが、
っていうことを色々考えたりすると、色々考えさせられますよね、あそこの世界ね。
そんなことを考えると、私も40半ば過ぎてきて、
そういう心境になってきたのは、もしかしたら大人になってきたのかなっていうのも、
最近、このことを思い浮かべると、やっと大人になったかなと思ったりしてます。
土間の基本と特徴
今日は建築のお話で、土間の魅力についてお話していきたいなと思います。
皆さん、土間、ご存知ですかね。
言葉はみんなご存知だと思います。
土間ってどういうもんかっていうのは、もしかしたら、
これも土間って言うんか、みたいなことはあるかもしれないんですけど、
基本的な土間は、建物の中にあるけども、靴を履いた状態の場所なんですね。
よく使われている床は、タイルを張ったりとか、コンクリートで仕上げたりとか、
ウッドデッキのフローリングの板を張るっていう場合もあったりしますけど、
基本的には靴で歩いても大丈夫な素材っていうことですね。
それであれば何でもOK。
だから反対にダメな方が少ないかもしれないですね。
畳とかは靴で歩くと傷んじゃうんで、畳はダメ。
だけど大体他がいいみたいな感じです。
木でも結構張っても大丈夫だと思いますね。
ただ濡れやすいので玄関だとね、あんまり水が吸いやすい木は苦手かもしれないですね。
乾燥しやすい環境にしておくとか、そんなのはあるんですけど、
とにかく基本的には靴で歩いても大丈夫な材料だったら、土間の材料は何でもいいんですけどね。
そういったところなので住宅で言うと、玄関の靴脱ぐ場所が土間にあたります。
なので住宅は基本的に土間は持っていると思います。
土間を使った収納のアイデア
その部分がもっと広げてみたら、いいことが生活であるんじゃないかと。
使い勝手がいいんじゃないかなっていうのが今日のお話なんですね。
2つおすすめなことがあって、1つは収納。
土間の部分の収納を作ると。
これ何を直すかっていうと、キャンプ用品、テントとかバーベキューとかね。
これ直すところって結構悩むことが多くて、
元々キャンプしない方がね、途中でキャンプって楽しいなっていうので、
道具が増えてくると、どこに直すかっていう話になって、
収納はあっても、建物の中にね。
普通に収納があっても、外でのレジャーの物ってやっぱり土が付くので、
なかなか家の中に入れにくいじゃないですか。
砂がパラパラ落ちちゃうんで、掃除が大変になっちゃう。
なので直しておきたい。
でも外に置いておくともちろん濡れるのでダメだっていうので。
そういう時にはドマの部分、玄関のところに脇にでも収納の部屋を作っておいて、
そういった外で遊ぶようなアウトドア。
小さいお子さんがいると外で遊ぶおもちゃとかもありますよね。
そういったものを直すのが便利なんですよね。
結構ね、物って断捨離とかして意図的に減らさないと、
基本的には生活の中では増えていくものなので、
最初はね、いらないな、そんなもの持ってないみたいなね、
外で使って直しておきたいものがないと思っていても、
ある程度ね、確保しておくと意外と使えると思うんですよね。
でね、それでもないっていう場合でも、
床がただドマ、靴で歩く部分の部屋なだけであって、
別に棚の部分は建物の中なので普通に使えるんですね。
だから収納の部屋を作りました。そこに棚が付いてます。
っていう時に、例えば季節のもの、扇風機片付けたいとかね、
暖房器具片付けたいってなった時は、
別にドマの収納に片付けても別に支障がないので、
なので、収納をこれぐらい確保したいっていう時に、
その収納の一部がドマの状態になっている
っていう風に考えてもいいかもしれないですね。
そうすると結構収納のこのバリエーションというか、
収納しやすいとかね、これはここに直す、
あれは2階に直すとかみたいな感じで、
分けて収納するのが結構便利だなと思います。
といった意味では、別に外のものがなくても、
将来増えないって言っても全然収納は使えます。
というのが1つ目です。
土間の多様な利用法
もう1つはドマを広げる、特に玄関のドマの部分の方が
ちょっと大きいと思うんですけど、
例えば雨の日、傘さして帰ってくるとか、
レインコートで帰ってくるときに、
ちょっと干しておきたいじゃないですか。
ボタボタなった状態でね。
すぐしまうこと、畳んだりできないんですよね。
傘も濡れた状態で縛ってしまうと、
ずっと水を含んでしまうのであんまり良くないし、
レインコートだと特に畳めないじゃないですか、濡れたまんま。
でも物干し場が別の場所にあったら、
そんなボトボトの状態で運ぶのも大変なので、
しばらくは玄関か入ってきた時のドマのところで
干せる場所があれば結構使い勝手いいと思うんですね。
特に濡れてるときって本当に傘もそうですけど、
結構スペース使うので、そこは大きい広くとっておいてあげると、
本当にストレスなく、濡れた状態をなんとかね、
家の中まで入れないようにできるかなと思います。
あとは自転車とかをね、例えばメンテナンスするとか、
特に今冬だとね、外で何か触るって寒いんで、
ドマのところでやると、建物の中なんで寒くないとか。
例えば庭に繋がっているドマだと、
靴履いてるのですぐに庭には出やすいけども、
それは中になので寒くなかったりとか、
ソファー置いたりもできたりするので、
ドマの可能性というか魅力というか、
いろいろ使い勝手が本当に上がってくるので、
想像したらあんまり出てこなくても、
意外とその場所を、ドマの場所を作っておいてあげると、
逆反対に想像して、こういう風に使えるみたいな感じで、
結構生活もいろいろな使い方で面白くなるかなと思っています。
これから住宅とか、他でもいいんですけど、
二足制というか、靴脱いで上がらないといけない建物の場合は、
あまりドマの部分を靴脱ぐだけだから、
コンパクトにという風に考えずに、
いろいろ使い方を想像してもらうと、
本当に広げてあんまり使わなかったな、
みたいなことにはならないと思うので、
想像してみてもらえたらどうかなと思っています。
今回はドマの魅力について、
ちょっとお話をさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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では、また次回もよろしくお願いします。
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