学生のまちづくりと収入
どうも、宿り建築設計者の吉田嘉春です。
大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに、建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、広町の代表として活動しています。
どうぞよろしくお願いします。
今日は、まちづくりのお話で、稼ぐというところをお話したいなと思うんですね。
この前、マルットマルシェに出展して、そこで思ったことがあったんですね。
カフェの出展だったんですよ。
大阪調理製菓専門学校さんとコラボ出展で、製菓の学生さんが来てくれて、フィナッシュを作ってくれたんですね。
うちの方は、飲み物を提供するというので、役割分担したんですね。
一つは、カフェというところだったんですけど、もう一つは、広町の大本命のまちづくりのところで、ライブペインティングと地図づくりを仕掛けとして作ったんですね。
この二つは、参加自由なので、別に材料費が出ていて、売り上げが上がるわけじゃないというところだったんですね。
もう一つのカフェというのは、もちろんお金をいただいてやるところで、建築学科の学生なので、カフェの提供する屋台のデザインと、そこで座ってもらうベンチのデザインをしたんですね。
それでちょっと考えてたのが、お金に関することなんですね。
聖火の専門学校生さんは、避難所で作ってもらって、150個ぐらいかな、作ってもらったんですよ。
途中で、マルシェが終わる前に完売してしまう人気っぷりで、見た目すごい美味しそうで、後で買おうと思ったら、私買えなかったんですけど、話によると美味しいと聞いてるんですけど、
妻は買って食べたみたいなんですけどね。
手頃な値段というのもあって、早々と完売したんですよ。
さすがだなというところなんですけど、うちは飲み物、飲み物は多めに持っていたから完売ということはなかったんですけど、
その後終わってからちょっと考えたんですよね。
街作りというのは、お金になるというのは難しいんですよね。
お金に買いにくくて、ボランティア性が高くなっちゃうんですけど、
それこそライブペインディングとか地図作りというのは、材料費がどんどん出ていくだけで、お金が儲からないものなんですよね。
もちろん地域の人に喜んでもらうための仕組みなので、それでいいんですけど、
横でカフェやってて、めちゃめちゃ安い、1杯100円とかのやつだったんですよ。
帰ってきて売り上げを見てみたら、大した金額じゃないんですよね。
そこで売り上げが低いから気になったわけでもないんですけど、
学生と一緒に街作りをするっていうと、
ついついお金のことを棚の上に置いちゃってる状態になってるんじゃないかと思うんですよね。
それがいいかどうかを悩み出したんですよ。
世の中の評価ってあるじゃないですか。
物事の評価されるされないって。
それを考えてみると、例えば学生だったら成績が評価ですね。
いい成績取ったら評価されてるし、
コンテストとかあれば賞を取れば評価だし、
仕事をしていればお客さんに喜ばれれば評価になるじゃないですか。
その評価軸の一つに、売り上げというか利益というか、
稼げるというのも評価の一つだと思うんですよね。
学生だからとか、街作りだからとか、
学生が街作りするからというのが一番強いと思うんですけど、
そういうお金というのが学校から出てくるので、
学びにはもちろんありがたいことでいいんですけど、
自力である程度お金を得ていかないとダメなんじゃないかなと思うんですよね。
それは一般的な街作りでもお金で苦労されているところ、
すごい良い活動をされていてもお金が苦労されているところがいっぱいあるんですけど、
学生でもその視点って大事なんじゃないかなと思ったんですよ。
稼ぐ力の重要性
つまり学生の頃はいろいろ学校からお金が出て、
良い経験をして学びになって、
もしかして社会人になって同じように街作りの活動をしようとなってくると、
次はお金に苦労することになるじゃないですか。
学校という存在がなくなってくるんでね。
補助金とかもあるかもしれない、あるかもしれない、ありますけどね。
学校からよりはなかなか申請して報告してみたいなのは大変なんでね。
って考えると学生の頃からやっぱりやりたいことを続けるっていうのは一定の稼ぐ力。
そしてそれは稼ぐということは評価されるということなので、
その軸もちゃんと置いた上でどんどん進めていきたいなと。
もしくは行かないといけないかと思うんですよね。
今回のマルシェとかカフェとか出展してきて、
そんなことをちょっと思ったんで、
次はその方向でもお金に関することもしっかり考えていきたいなというふうに思ってます。
というわけで今日は学生の活動とか街作りというものと、
お金を稼ぐということに関するお話、考えていることをお話しさせていただきました。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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ではまた次回もよろしくお願いします。
