1. 建築設計とまちづくりの日々
  2. 版築ベンチ構想
2025-05-14 07:31

版築ベンチ構想

\ 建築とまちづくりの専門家があなたの想いをカタチにします /

ヤドリギ建築設計舎
まちづくり集団ヒロマチ
代表の吉田秀栄です。

建築設計(住宅、店舗、施設)、空き家リノベーション、そして「人」と「場所」をつなぐまちづくりに関するご相談を承っています。

【こんなご相談、お待ちしています】
・こだわりの詰まった建築を実現したい方
・空き家を再生し、新たな価値を生み出したい方
・地域の課題解決や活性化に貢献したいと考えている方
・魅力的なコミュニティスペースや公共空間のデザインに関心のある方

相談は無料です。
あなたのビジョンや課題をじっくりお伺いし、最適な解決策をご提案します。
まずはお気軽にお声がけください。

▼無料相談のお申し込みはこちら
DMで「相談があります」
とメッセージいただければ、日時や場所の
ご連絡を差し上げます。

▼活動実績や考え方はこちらでも発信中
https://gui5.net/list/
(note,Instagram,threads,etc)
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/67a8097c11be6ce817c09d9b

サマリー

宿木建築設計者の吉田嘉春氏が版築を用いたベンチのプロジェクトについて語ります。土を使った自然な素材でベンチを作ることで、環境に優しく、再利用しやすい選択肢を提案しています。

版築の紹介とプロジェクトの背景
どうも、宿木建築設計者の吉田嘉春です。大阪を中心に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに、建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。どうぞよろしくお願いします。
版築っていう材料を使って、ベンチを外に作ろうという、ひろまちのプロジェクトを考えていて、そろそろ5月の中旬くらいには本格的に進んでいくので、
そもそも、版築ってどんなものなのか、なんでそれでベンチを作るのか、まちづくりのお話をしていきたいと思います。
版築なんですけど、まず字の方なんですけど、版築の版は版画の版かな?そうですね、版画の版ですね。版画の版に築は建築の築っていうので、版築って読むんですけど、結構昔から、昔はあって今は少ないものなんですけど、
土ですよね。よくある土。土を押し固めていって、どんどん上から押し固めては土を敷いて、押し固めては土を敷いて、みたいな感じで、どんどん層にしていって、壁を作るという感じなんですね。
横どうなってるかっていうと、皆さん、鉄筋コンクリート像の工事の想像していただきたいんですけど、横、板枠、型枠みたいなものがあるのわかりますか?
サイドに板があって、その中にコンクリートを流し込むっていうのが鉄筋コンクリート像なんですけど、それと同じなんですね。左右には板があって、上から土を入れて、上からどんどん押し固めていくというような方法なんですね。
そういうのが半築というので、壁を作ったりとか、外の塀を作ったりするものなんですね。ちょっと土壁に近いものだと思うんですけど、理屈は。そういったものがもともと塀とかで作られていたんですけど、それをベンチにできないかっていうのがあったんですね。
なんでそんな話になったかっていうと、ミノーのご近所さんのNPOさんの方で、芝生の広場があって、ピザ窯があってピザ窯を直すっていう話があるんですよね。
それはちょっと置いておいて、そのピザ窯の周りが微妙に空いてるんですよね。2メーター、2.5メーター角ぐらいの広さのスペースがあるんですね。
それはちょっとこの芝生広場の端っこにあって、なんとも言えない場所になるんですね。わかりますかね。端っこにあるとスペースとしてはあるんですけど、使いにくいような場所になってるんですよね。
その場所なんか使えないかみたいな話になったんですよ。その時にちょうど道に面しているので、近くにも駄菓子屋さんもあるので、座れる場所があったらいいなみたいな話になったんですよ。
そしたらベンチ作るかって、座れる場所とかね、憩いの場所にするかって話になったんですけど、ただ本当に使うのかっていうかね、どんな形だったら使うのかちょっと想像つかないんですよね。その場所を観察してもね。
で、ちょっと考えたんですよ。そのNPOさんと話してても、感触的にもベンチには感触いいんですけど、何て言うんですかね。このベンチの話をした時のリアクションからすると、多分100点じゃない気がするんですよね。
もしくはね、どんなベンチかよくわかんないみたいな、想像ができないんじゃないかなっていうのがあったんですね。なら壊れてもいいし、壊せてもいいみたいなね。
例えば木でベンチ作っちゃうと、いらなくなったら壊さないといけないじゃないですか。壊したらそれゴミになるじゃないですか。再利用って難しいですよね。
どうしたもんかって想像した時に、もともとはね、土壁の土使おうかなと思ったんですよね。自然のもので作れば、木も自然ですけどね、地面にあるね、そういう土を使えば、いらなくなったら、壊したら、鋭利なものでね、スコップとかで壊せば、また形も変えれるし、やめちゃってもいいしね。
自然に土に返せばいいんじゃないか、だろうかということで、考えたんで、土壁しようかなと思ったんですよ。最初。
ベンチのデザインと進行状況
ほんだら形も変えれる。やめたけりゃ壊せばいい。ゴミにならないみたいな。
でね、ちょっとベンチを考えたんですけど、よく調べてみたら、この半築っていう工法があって、さらに調べていくと、もうすでにね、半築でベンチを作っているところがね、もうすでにいくつかあって、一番じゃなかったんですよね。
そりゃそうですよね。
今度は簡単に思いつきそうですね。
それはいいんですけど、むしろね、そういったのが今、インターネットでやったっていう事例もあるし、本も、資料もあるっぽいんで、読めばいけそうなので、むしろある意味はね、あって安心したんですけどね。
成功率は上がったんで、それをちょっと読みながらやろうかなという風に思っているところなんですね。
というわけで、まあまあ、そういう裁量というか、形を自由に変えれるとかね、そういったものをすれば、最初にベンチをいった時のNPOさんの、リアクションは本当にそうなのかわからないですけどね、私がそう見えただけなんで。
わかんないんですけど、それで作れば、イマイチでも、ベンチ自体がイマイチだったら壊せばいいし、ベンチの形がイマイチだったらもう一回作り直せばいいし、みたいな感じでできたらいいかなと思っていて。
せっかくなんでね、夏になるんでちょっとわかんないんですけど、ぜひとも押し固めるのはね、うちの学生だけじゃなくて、デモドラムみんなに一押し固めずつね、やってもらいたいなと。
たぶん楽しいと思うんですけどね、土遊びはね。そんなことも考えながらちょっと進めていきたいと思いますけど、またどんな形かどうかとかね、
インスタグラム見ていただいたりとか、ちょっと状況もどうなっていくかをね、またここでご報告させていただきたいと思いますので、ぜひ引き続き聞いてくださると嬉しいです。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
宿井建築設計社はこの放送の他に、ノート、インスタグラム、スレッドでも発信しています。
プロフィーラーにリンクを載せていますので、ぜひアクセスしてみてください。
ではまた次回もよろしくお願いします。
07:31

コメント

スクロール