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2025-07-25 07:58

【まちづくり】版築ベンチの試作

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サマリー

このエピソードでは、版築ベンチの試作を通じて地域サロンでのまちづくり活動について話されています。具体的な工程や試行錯誤を通じて、土を使ったベンチの耐久性や製作方法について深く掘り下げられています。

版築ベンチの試作
この番組は、つながりの場をつくる建築設計事務所の代表が、日々の設計やまちづくり活動についてお話ししています。
この前、前の放送かな、地域サロンの金額行ったお話をさせてもらったんですけど、その日のね、午後にベンチを作る別のプロジェクトでね、学生と一緒に版築ベンチっていうやつを作ろうってやつがあるんですよ。
で、版築って、ざっくり言うと、日本の昔からある技法で、砂と粘土質のある土と水とにがりを混ぜて、塀とかね、外の塀とか作ったりするんですよ。
で、にがりが固まる成分らしくて、調べたりyoutube見たりすると結構硬くてね、コンクリートほどはもちろん硬くないんですけど、自然素材の中ではかなり耐久性あるんじゃないかなと思うんですけどね。
それをちょっとある時に知ったんですよね。で、今回ずっと途中経過はお話しさせてもらったんですけど、その経過を全部話するとちょっと長くなっちゃうんで、とりあえずベンチを作ろうということね。
で、なんで土でベンチを作るかっていう経緯もあるんですけど、それも説明していったらちょっと終わらなくなっちゃうんで、ちょっと割愛して、とりあえず今日はベンチを作った話を、試作をちょっとお話ししたいなと思うんです。
で、この半熟ってやつは調べたら色々出てくるんですけど、具体的な数字が出てこないですね。水と砂と粘土質のものですね。
そうそう。でね、にがりを入れると、さっき言ったみたいに硬くなるんですけど、今回は潰せ、作り変えれるっていうのがコンセプトなんで、ちょっとにがり入れるのをやめようって話してるんですよ。
にがり入れたら本当にカチカチになって、解体する動画だったかな、写真家見たんですけど、本当にゴミになっちゃうんですね。だから土に返せない、自然に返せない、返しにくいんですよね。
で、今回は砂と粘土だけで作ると、多分耐久性は下がるんだけど、作り変えが簡単だっていうので、それをやろうとしてるんですよね。
ただその分量が分からないと。あんま水も含めて。で、多分これは昔からやってる盛ん屋さんとかだったらちょっとご存知だと思うんですけど、それが分からなくて、本もなくて。
で、行き着いたのがAIですよね。チャットGPTに分量聞いたんですよ。で、合ってるか合ってないかわかんないんですけど、もちろん出してくれるんですね。この比率でやればいいみたいな。
それでも水はちょっと分からなかったんですよね。何リッターというよりこんな感じで、質感ですね。砂の質感がこれくらいになったらOKみたいな感じの説明があったんで、手がかりもないし、とりあえずそれやってみるかみたいな。試作だし最初はね。
で、とにかくそのチャットGPTの言ってる分量が比率が合うかどうか。で、にがりなしで固めた時にどれだけ耐久性があるか、1ヶ月間様子を見ようと。それで作ってきた。
で、どうやって作るかというと、上は空いてて四角いね。直方体のベンチを作ろうって言ったんですね。試作は。横は全部木で枠を作って、上が空いてる状態なんですね。もちろん下も空いてる。
で、その混ぜた土を上から入れて、トントン上から木で叩いていくんですね。10センチ角くらいの太めの木をトントン叩いて、上から叩いて締め固めていくんですね。
で、例えばベンチ40センチの高さしようとしても、全部土入れれないみたいなんですよ。それはね、ちょっとちゃんとしたところから調べたららしいんですよ。だからちょっと入れては固めて、ちょっと入れては固めてっていう風に順番に締め固めていかないといけないっていうのは出てたんですね。
で、その方法でエチラホチラやるんですけど、最初水の分量間違えたり、間違えたっていうのは多かったんですけど、やってる途中で気づくんですよ。木枠に入れて叩いてたら、もうブニョンブニョンしてる。スライム叩いてるみたいになって、これ水多いなって分かったんですね。
で、次水少なくしてやったりとか、いろいろ試しながらやったりしてて、最初は水多かったもんだから、木枠の下から土がはみ出したりして木枠が浮いたりとか、一応できたんですけど、ちょっとなんかいろんなことに、なんかえらいことになってる。
とにかく締め固めるのはできました。すぐ外すのかな?ちょっと分からなかったんですけど、とにかく今回水多かったんで、多分開けたら泥って外にちょっと膨らみそうだったんで、水が他に浸透したりとか、こんだけ暑いんで蒸発してなくなるのを期待して、ちょっと型枠は2,3日置いた状態にして、外しにいこうかなというようなところなんですよね。
まちづくりへの提案
ちょっとドキドキしますけど、でもやっぱり試作するってなんかいいですね。楽しいし、やっぱり分からなかったことがもういっぺんに分かってくる、やってくると。
結果はまだ分からないですかね。やりながらこういうところ分からなかったなとか、こういうところ気をつけないといけないなとか思ったり早かったなと。
早くできたんです。何時間もかかるかなったら。上から見たら40cm×70cmで、高さが40cmくらいのやつを作ろうとしたら、結構数時間かかると思ったんですよ。トントン叩くの。
40分くらいかな。で、できたんですよね。型枠とか外すとかはやってないですかね。そっち混ぜて作るのが40分くらいできた。
結構簡単だなと。ただまあまあこれから外してまずは形になるのかどうかということと、耐久性がどんだけあるかね。雨降ってすぐさま流れてしまったらもうちょっと面白いですけど、ちょっと悲しいです。
まあまあそんなことをね、ちょっとこの前やって。またこれは2、3日後外して途中経過またここで報告したいなと思っています。
はい、そして最後に2つお知らせをさせてください。1つ目は建築や街づくりのことで話してほしいテーマを募集しています。
概要欄のところにフォームのリンク貼っているので、そこからメッセージを送っていただいてもいいですし、DMでもコメントでもどのような形でも楽な方法で送ってくれると嬉しいです。
で、もう一つは大阪の梅田のカフェで個別相談、設計の方ですねをやっています。何から始めたらいいかとか、まあちょっと費用感ってちょっとよくわかんないとか、なんかちょっと設計に頼むかどうかの前にちょっとわかんないことがあるとか、そういった時にちょっと気軽になんか聞ける人いたらいいなと思うんですね。
こういうこと仕事してると。でもなかなか設計事務所ってこう、あまりね、縁のない方はなかなか気軽に相談できないんで、カフェとかでちょっと相談できるようにできたら、もっとね、なんか設計っていうのが短いなるかなと思って、まあそんなことやってて、相談料とかはかかんなくて、カフェでやるので相談者さんのドリンク代ご負担いただくぐらいですね、になります。
事前の申し込みになりますので、こちらも概要欄のところにリンク貼ってます。そこからお申し下さい。今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
ヤドリ建築設計者はこの放送の他に、ノート、インスタグラム、スレッドでも発信しています。プロフィーラーにリンクを載せていますので、ぜひアクセスしてみてください。ではまた次回もよろしくお願いします。
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