洗面所の重要性
どうも、やるい建築設計者の吉田嘉春です。大阪を受信に、つながりが濃くなる場所づくりをコンセプトに建築設計をしたり、学生とのまちづくり集団、ひろまちの代表として活動しています。どうぞよろしくお願いします。
今日は洗面所ですね、住宅の手洗いの部分の話をしたいなと思います。
洗面所って結構設計の中では、ないがしろにされがちな、あとに考えがちなものなんですね。
私たちが設計するときは、もちろん全体的に空間を考えていくので、
置いてきぼりというわけじゃないんですけども、
例えば最初の位置とか、洗面所の位置をどこにするかはもちろん決まってるんですけど、
それは進んでいって、中のデザインのところですよね。
どんな風にするかっていうのが、結構後になりがちなんですよね。
お客さんの方が一番後になりがちなことが多いんですよね。
他の方がもっと気になると、リビングとか寝室とかキッチンとか、
そういったところが大きいところですよね。
やっぱ洗面所は面積も小さいので、ちょっと後になりがちなんですけど、
とはいえ、使う回数っていうのがやっぱりめちゃくちゃ多いですよね。
なので、その辺りはなかなか話に出ないので、
今日はそんな話を少ししたいなと思います。
デザインの工夫
設計してていつも難しいなと思うのが、
晴れ時計って日本語であるんですよね。
晴れの舞台とか言いますよね。
表だって出てくる部分と、裏側の部分というかね。
空間って結構日本は晴れ時計っていうのがあるんですけど、
洗面所っていうのはどちらかというと毛の部分、
つまり裏肩に属するような部分になるんですね。
というのも、大体のところは洗面所と隣にお風呂とかトイレがついていて、
脱衣を一緒になるっていうことが多いんですよね。
そうなってくると、洗面所でお風呂入るために服を脱いだりとか、
そこに洗濯機があったりとかね、っていうところになるので、
結構言ったら見た目もちょっとごちゃごちゃしてしまいがちなんですよね。
出来立てはいいんですけど、
実際生活するといろんなものが置かれてごちゃつくので、
そういった毛の部分に当たりがちなんですけど、
問題はというか、出てくるここでちょっと気になるときがあるのが、
お客さんが来た時どうかっていうところがあって、
例えば洗面、よくある形っていうのは、
洗面所にお手洗いとお風呂がつながっている状態。
お客さんが来たらお手洗い借りたいというので行くと、
その洗面所を通るか使うかということがあるんですよね。
お客さんが来るところっていうのは基本的に晴れの部分なので、
あんまり私生活が見えるのも恥ずかしいじゃないですか。
もしくはお手洗い行かなくてもね、
ちゃんと外から来たんでちょっと手を洗いたいとかね、
そういったこともあるので、
洗面所のデザインって結構難しいなと思うんですね。
方法としては2つあって、
単純に別々にしちゃうということですね。
ちょっとこれはスペースもお金もかかっちゃうんですけど、
本当に洗面という手を洗ったりとかね、
洗面台を使うだけに特化した場所を設けるというのとは別に、
脱衣室を設けるということですね。
ただやっぱり脱衣のところもお風呂入る前に、
やっぱり水を使ったりしたい、鏡があった方がいいとかということになるので、
どちらかというと脱衣って服脱ぐだけの場所じゃなくて、
やっぱり洗面機能があった方がいいということになっちゃうと思うんですよね。
なので2つ作るというのが一案ですね。
もう1つはしっかり収納すると。
扉とかを閉めたら綺麗になるよということですね、見た目が。
だから洗面所では歯ブラシが置いてあったりとかタオルが置いてあったり、
その他洗剤とかいろいろ置いていると思うんですけれども、
扉付きの収納でしっかり見場をきれいにすると。
だから思っている以上に、人の動作の動き以上に
ちょっとこの広い洗面所を作るとそのあたりがストレスなく、
お客さん来てもちょっと見られても恥ずかしくもないし、
普段も使っていてもすっきりしてるし、
でも必要なものはそこに全部揃っているような形になるということで、
広くとるという形をとってもいいかなと思います。
そのあたりはちょっと本当に設計で時間なくなると
ちょっとないがしろにされがちな部分なので、
しっかりそういった部分も話していきたいなと思うんですよね。
最初に言った通り、洗面所は日々朝使って、
例えばお風呂入るときも使うし、
家から帰ってきて手を洗うでも使うし、
使う回数が多いですね。
滞在する時間は短いんですけどね。
だからそんなに回数が多いものなのに、
ちょっと後になるというのが、
それは私の方の時間配分の問題もあるんですかね。
うまくちゃんと説明しないといけないんですけど、
そこをしっかり説明していつも気をつけています。
なので皆さんもちょっと、
これは住宅に限ってのことですけどね、
洗面所も結構いろいろ考えるところがたくさんあるので、
いろんな事例を見ながら、
どういうふうに使うかね、
想像しながら考えてみてもらったらどうかなと思います。
今回も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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ではまた次回もよろしくお願いします。