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マツダミヒロの余白白書。 今日も少し立ち止まってみませんか。マツダミヒロです。
今ね、新刊の何にもしないという本が全国的に売れてるんですけども、そのショートドラマを作ろうと思っています。
で、ショートドラマの脚本というかシナリオのアンケートを取ったんですよね。
で、それが一番多かった、投票が多かったものに決定しようと思います。
その原筋をちょっと今日はお話ししたいと思います。 タイトルは何にもしないという予定ですけども、これはちょっと仮になるかもしれません。
ショートドラマなので1分1話の12話。 これどんな話かというとですね、4人の人が出てくるんですね。
全然繋がりのない4人なんですよ。 1人は32歳の広報の女性。
1人は29歳のアパレルのPRの子。 もう1人は41歳の飲食店のマスター。
1人は35歳の虹のお母さんと、これバラバラですけれどもね。 この4人とも全員ちゃんとしている人。真面目な人なんですよね。
周りからも信頼されてるし、仕事もやってるし、誰にも心配されてない。 でもですね、1人になった瞬間に休めない。
例えば広報のみさきは、家に帰って暗い部屋でスマホの光だけで見ている。
はるかはSNSに投稿した瞬間にふと表情が消える。 これアパレルの子ですね。
飲食店の店主は閉店後の椅子に座っているのに力が抜けない。
虹のお母さんは家族が寝た後にソファに座るんだけど、自分が何を感じているのかわからない。
これを聞いてちょっとドキッとした人いませんか?
僕はですね、ちょっと思うんですけど、今の時代、つらいって気づけない人が多いと思うんですよね。
だってね、ちゃんとやれてるから。 回ってるし誰にも迷惑をかけてないわけですよ。
でもね、息が浅いというか、呼吸が浅いというかね、なんとなく。
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で、この4人がですね、ある日それぞれ街角で小さな本屋兼カフェの前を通りかかるんですよね。
で、入口に手書きの小さな札が出ていて、そこにね、こう書いてあるんですよ。
今日は何もしない。
誰もまだ中には入らないんですけど、で、この一言だけがなぜか離れなくって。
ここからが面白いんですけど、この4人はお互いのことを全然知らないんですよ。
名前も知らないし、顔も知らないし、住んでいる場所も抱えているものも全然違うんですよね。
でも、1人が何にもしないを選んだ瞬間に、知らないうちに別の誰かの日常が動き出すという。
本人はね、気づいていないし、相手も気づいていない、でも繋がっているっていう見えないところでね。
で、最後のシーンは、実はね、4人が同じ場所にいることになるんですけども、
なんでそうなるのかっていうのは、見てのお楽しみと。
まあね、別に劇的なことは何も起きないし、事件もないし、恋愛もないし、ドロドロしたものもないんですね、今回のショートドラマは。
でもね、全部最後に繋がっていくっていうかね、足すんじゃなくて開けていくとか、
頑張るんじゃなくて止まるとか、それだけで動き出すものがあるんじゃないかなと思い、
まあこれですね、見終わった後にちょっとだけスマホを置きたくなると思います。
まあ今のところこんなシナリオなんですけども、まあ撮影していくうちにちょっとね、変わっていくかもしれませんが、このシナリオに決定したということで、
これからですね、このショートドラマをさらに一緒に作っていくようなリターンを出していきたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
それではまた、次の余白で。
松田みひろでした。