1. XCrossing
  2. ep151 Daft Punkのイントロに..
2025-10-08 38:36

ep151 Daft Punkのイントロに見るサンプリングの妙と、「うれしすぎる」フィードバックが生む前向きな循環

spotify apple_podcasts youtube

前半はDaft Punk「One More Time」の元ネタ分析や、音楽制作ツール「Tracklib」の見せ方に感心しつつ、サンプリングの創造性についての考察。後半は、カスタマーサポートへのポジティブなフィードバックから始まる「うれしすぎる」やりとりが、事業者と利用者の間に前向きな循環を生むことや、フィードバック文化に見る国民性の違いについて話しました

音楽制作ツール「Tracklib」の見せ方がうまい − 既存曲の波形とどの部分をサンプリングに使っているか可視化

Daft Punkの「One More Time」のイントロの作られ方の巧みさにびっくり − 1979年の曲のサンプリング

プロミュージシャンに聞いたTracklibとサンプリングへの考え方

コーヒーメーカーに「美味しすぎる」と感想を送ったら「嬉しすぎる」という返事がきた(1億ビュー超え)

牛の匂いが落ちまくりすぎる洗剤→「うれしすぎる。開発チームに伝えすぎる」→「牛、栄えよ」

良いフィードバックはサービス提供者側のモチベーションを上げ、機能開発にも反映

日本のアプリストアのユーザーレビューは世界で突出して低い(ことで有名)

間違った店を指定していたことに気づいたとき、タクシー運転手が料金そのままの神対応

否定的な言葉を肯定的に言い換えるビジネススクールの訓練は、受け手のメンタルを変える

NPSスコアの国民性の違い:9-10が「OK」なのに対し、日本人は5-6を「普通」と思って付ける

アメリカの病院アンケート:質問数80(!)、受付から医師の対応まで細かく聞かれる

ロックバンド「GLAY」が30周年ライブ後に実施したファン向けアンケートがすごくちゃんとしてた

フランス人はまず批判を先に言う。アメリカ人は最初は褒めるのでフィードバックが全然伝わらない

言い方の順序、強調するポイントをその言語向けに最適化することが重要(言葉を翻訳するだけではダメ)

エピソード内で取り上げた情報へのリンク:

テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います。

及川卓也
プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家
自己紹介 ep1, ep2

関信浩
アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋
自己紹介 ep52

上野美香
マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス
自己紹介 ep53

https://x-crossing.com

サマリー

このエピソードでは、音楽のサンプリング技術とダフト・パンクの楽曲について触れながら、SNSでのポジティブなフィードバックの重要性が語られます。音楽制作におけるサンプリングの驚きやその効果的なプレゼンテーションが描かれています。また、ダフト・パンクの音楽におけるサンプリング技術と、それに対するフィードバックがどのようにポジティブな循環を生むのかが考察されます。さらに、日本におけるアプリ評価の厳しさを背景に、良いフィードバックの重要性が強調されています。ダフト・パンクの楽曲におけるサンプリング技術やその影響についても議論され、フィードバックを通じて生まれるポジティブな循環についても触れられます。ダフト・パンクの音楽におけるサンプリング技術が議論され、彼らの作品が与える「うれしすぎる」フィードバックが前向きな影響を与える様子が描かれています。音楽の革新がリスナーにどのように影響を与えるかにも焦点が当てられます。

サンプリング技術の特性
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた街も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を聞かせる、おしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Takuya Oikawa
おはようございます。及川卓也です。
プロダクト開発のお手伝いとかをしております。
Mika Ueno
こんにちは、上野美香です。 マーケティングとプロダクトマネジメントのご支援をしているフリーランスです。
Nobuhiro Seki
こんばんは、関信浩です。
普段はニューヨークで投資等をしております。
現在は、イベント屋として、だからファンモデル、金誕生をしております。
Mika Ueno
商売誕生、いいんじゃないでしょうか。
Nobuhiro Seki
久しぶりにチケットが出ると課金されるのが出てくるんですけど、今時代からウェブラウザでも当然随時アップデートされて、数字がどんどん上がっていく。
あれは魔薬的だと思われますよね。
大した額上がってるわけじゃないんだけど、数字がカチャッカチャッと上がっていくと、ちょっと小さく満たされるみたいな。
ああいう小さい満足感を頻度を多くやったほうが、人はモチベーションが上がります。
Mika Ueno
いいですね。ちょっとずつ日々幸せと日々満足を積み上げていくという。
Nobuhiro Seki
だからチケットも普通のチケット50ドルで、割引とかあると40ドルとかになってますけど、そうすると40ドルとか25ドルとかそういうのってさすがに慣れてきたんですけど、
やっぱり日本円で言うと5000円とか言うとオッとか思うじゃないですか。
でも25とかって数字ってなんかやっぱりそんなに大きい感覚がない。
25ドル10セントと25ドル90セントって100円以上違うんだけど、なんか多数だからあんまりどっちも一緒な感じじゃないですか、なるんです。
だからやっぱり円のほうが大きい方が動いてる感じがするみたいな感じがあって。
だから12ドル増えました、25ドル増えましたっていうと、なんかちょっと寂しくて。
たまに大きいチケット売れて350ドル入って、お!って感じになるんですけど、だんだんだんだん画面の右端のほうに小さいブラウザの画面をつけてですね、それがカシャカシャ上がるようにして、ちょっとモチベーションを高めてきてます。
Mika Ueno
いいですね、いいですね。
Nobuhiro Seki
それでもちょっと上がらないとウェブサイトが直したり、これで変わらないかとかっていう感じになってしまう。
Takuya Oikawa
素晴らしい。
Nobuhiro Seki
なんか久しぶりにウェブの世界に戻ってきた感じ。
Mika Ueno
いいですね。
ちょっとずつとか変化が少しずつあるっていいことですね。
音楽のサンプリング技術
Mika Ueno
話変わるんですけど、最近面白いと思ったやつ、ちょっと今動画で共有するんで、これ見ていただきたいんですけど、音楽のサンプリングなんですよ。
ちょっとこれ短いザガキ見てもらっていいですか?50秒ぐらい。
Nobuhiro Seki
これどういう経路で見つけたんですか?
Mika Ueno
これSNSの投稿で見て、へーっと思って、でもなんかフィグだと嫌だなと思って、元ネタ元ネタ探していって、このYouTube動画に当たりました。
ちょっと待って、これも忘れてた。
Nobuhiro Seki
もう一枚です。
Mika Ueno
さっき送ったやつは1曲だけなんですけど、今送ったやつは1990年から2024年までの中で年に1曲取り上げてっていうサンプリング楽曲なんですけど、
最初のダフトパンクのワンモアタイムに始まるところのサンプリングのやつ見て、まずその見せ方がすごい上手。
この曲、何年の曲だこれ。
1979年のモア・スペル・オン・ニューっていう曲があって、その波形が示されてて、この部分とこの部分とこの部分って波形で色がついてるじゃないですか。
その色のところを、バラバラのところなんで、それを繰り返していって、トーン、ピッチを変えていくとワンモアタイムになっていくみたいな。
そのプレゼンテーションとか見せ方がまず超上手なのと、あとこのサンプリングっていう技術というか音楽の作り方っていうのは、これであの曲できてんの?みたいなのがすごいびっくりして。
このトラックリブっていう会社が、北欧の会社らしいんですよね。
調べたら2017、18年かな。創業した会社で、既存の曲、著作権がある既存の曲をサンプリングするために、クリエイターが権利関係とかをクリアできるように。
そういう目的で作られてるやつなんですけど、みたいなんですけど。
他のも見ると、こんなにあの曲もこの曲もここを使ってたんだみたいな驚きがすごい。
Nobuhiro Seki
これやっぱり見せ方の勝負な気がしますけどね。
Mika Ueno
この音って一番見えないじゃないですか。目で視認できないから、このトラックリブの見せ方自体がすごい面白い。
聞けば聞けばすごい面白いじゃないですか、このワンモアタイムのもそうですけど。
これを視覚的な情報で見せやすく、分かりやすくしてるっていうのはなんか、上手だなぁと思いましたね。
トラックリブの紹介
Mika Ueno
で、このトラックリブ自体は全然知らなかったんですけど、ミュージシャンの仲間に聞いたんですよね。
これってプロも使うって言うんだけどって。
2018年のやつだから過去に作ったものはこのトラックリブ使ってるわけじゃないんですけど。
でもいろんな世界の有名なプロミュージシャンがこういうところをオマージュとかリスペクトも込めて、こういうところをサンプリングして自分の曲にしていくみたいな。
そういうのがあるんだって。
トラックリブ自体はその権利関係とか使いやすさとかそういったものを意識して作られたと思うんだけど、
サンプリング自体もこの曲からサンプリングしたよっていうものもあれば、サンプリングっぽく作る手法もあるんですって、音楽家からすると。
それはどういう表現をしたいかっていう自分たちの想像性とかセンスとかもあるから、
そこはサンプリングする場合、それっぽく聴かせる場合、作ってるけど違う場合っていう。
それもその人のセンスなんで奥が深いんですよねみたいな話をしてて。
Takuya Oikawa
これなんかアプリも出してるんですね。
Mika Ueno
見たいですね。よく上にダウンロードみたいな。
Takuya Oikawa
デスクトップアプリとモバイルアプリがあった。
Nobuhiro Seki
これ上のやつもしかしたらクリックするといきますか。
Mika Ueno
過去20年、20年ちょっとに渡るこの長い方の動画の一番最初に出てくるDelightの楽曲なんですけど、
これはもうめちゃくちゃ聴いてたので、
多分サンプリングだろうなって思うところは分かりやすいところあるんですけど、
そうじゃないところとかもイントロがほぼ全てこれでできたっていうのはすごいびっくりした。
このアプリで、日本で言うとこのJASRACとか権利関係をクリアしてるっていうのをサービスでやってるってことだから、
Nobuhiro Seki
こうやって分配してるんだ。
区画を一時通ってる。
ビデオを見てると、話するんじゃなくてビデオ見ちゃうときあるよね。
Mika Ueno
これ本当にここなんだみたいな。
どっかの曲で出てきますけど、このサンプリングをちょっとピッチを遅らせて、
かつそれを逆再生してるみたいなやつもあって、
ブラックリムは音楽のすごいファンだから、こういうのを見つけるみたいな投稿をSNSにしたりするんですけど、
このパターンを発見するのって多分AIがやってると思うんですけど、
これを見つけてるっていうのがすごいな。
自分たちの創業よりも全然前の楽曲をサンプルで撮っているんで。
Nobuhiro Seki
なんか色々聞いてて笑いそうになっちゃうかもしれない。
Mika Ueno
なんかほーっと思っちゃいますね。
最近ちょっと面白いなと思ったやつでした。
Nobuhiro Seki
これはテクノロジーとミュージックですね。
Takuya Oikawa
三河さんこういうのをSNSで見つけたって言われたじゃないですか。
Mika Ueno
うん。流れてきた。
Takuya Oikawa
どうやったらこういうのが流れてくるんですかね。
僕んとこクソみたいな、分断をあふるような論調のやつとか。
Mika Ueno
ありますよ。めちゃめちゃありますよね。
ハンチエイジングを歌う怪しげな民間医療みたいなやつとか。
そんなやつしか僕んとこ流れてこないんだけど。
それは個人に最適化されしているのかな。
Nobuhiro Seki
でも面白いのは、僕英語と日本語のアカウントがあると、最初英語がまず汚染されたんですよ。
汚染されたって言って変だけど、そういう分断されるような値段になって。
だんだん英語のやつを見なくなったんですけど。
日本語のやつを見せたら、ある時から急にそういうのがすごい増え始めて。
気がついたら、日本語も英語も分断を促進する感じになってしまって。
最近だからX見なくなっちゃったんですけど。
Mika Ueno
それは分かりますね。
ここでも何回も言ってますけど、自分が興味があって見てるんじゃないんだけど、
自分と全く正反対の意見とか考えられないような、
バジ増語を言ってるやつとか分断居るようなやつを、え?と思って見てしまっても、
システム側がお前これ興味あんの?みたいな感じでそれがリコメントに入れられるっていうのは、
あれは本当に何とかしてほしいと思いますね。
Nobuhiro Seki
お前興味あるの?と思ってリコメントしてるのかどうかもよくわからないですけどね、もはやね。
Mika Ueno
そうね。
Nobuhiro Seki
分断を煽る側にバイアスが勝ってもおかしくないよなとか。
ポジティブなフィードバックの影響
Mika Ueno
それで言うと、この前Xの投稿ですけど、この間すごい幸せな投稿があって、
多分見られたと思うんだけど、
企業のサービスに対してすごい良いねっていうのをすごい良いから、
それをお客様のドムチに伝えたと。
そしたらすげーありがとうみたいな返事が返ってきたっていう。
これが流れてきて、投稿読むと、
めちゃくちゃ好きなドリップコーヒーのメーカーに好きすぎる、本当に美味しすぎるみたいなのを送ったら、
嬉しすぎる、ありがたすぎるみたいなお返事が来たっていう。
これ1億ビューとか見られてるんですけど。
これがすごいこの投稿がきっかけになって、
みんなが私もこれもある、俺もこれもあるっていうのをガンガン投稿が続いたんですよ。
すごい、1億2340万ビューとか。
なんかいいなと思って、その後もいろんな投稿が来るんですよね。
これがあまりに幸せでいいなと思って、
SNSのいいとこってあるじゃないですか。
いろんなものが連鎖して、大喜利もそうだし、いい投稿もそうだし。
このドリップコーヒーのきっかけにして、私見たやつで、
投稿聞いちゃったんですけど、
洗剤を使っていたらしいんですよね。
その方がたぶん牛を飼っているのを楽能家の方なのか、牛に関係する仕事をされてたと。
いつも牛の尿とか強烈な匂いがついてて、洗っても取れないものだと思ったんだけど、
その某メーカーさんの洗剤を使ったらめちゃくちゃいい匂いが落ちて、
絶対落ちないと思っていたものまで落ちて、
落ちすぎる、良すぎる、いい匂いすぎるみたいなやつをメーカーに返したんですって。
そしたら、これは本当に嬉しすぎる、開発チームに伝えすぎる。
最後に牛栄えよみたいな感じのお返事が来たっていうのが書かれてて、
最後に牛栄えよにすっごい笑っちゃったんですけど、
そういう投稿が本当に溢れてて、
こういう景色を見たいんだよっていうのを思ったのを思い出しましたね。
それ見てると、似たようなやつがガンガン流れてくるから、
そうそう、これで埋め尽くされてほしい。
この時に思ったのが、やっぱり企業の窓口担当者の方って、
やっぱりクレームを受ける窓口、どなられるとか叱られるとかそういうのに面してるから、
こういうプラスのフィードバックが来るのってとっても珍しいことだと思うんですよ。
やっぱり開発者とかサービス提供者のモチベーションにつながるし、
この良いフィードバックが伝わって、開発者とビジネスサイド、
作ってる人だけじゃなくてビジネスサイドの両方のモチベーションアップにつながっていくじゃないですか。
良いフィードバックの循環
Mika Ueno
かつどこが良いかが分かるから、機能開発の役だったりとかっていうのがあって、
そういうループが回ってるのを目の当たりにすると、
前、私Evernoteっていうところにいた時にも同じようなことを経験してて、
嬉しいフィードバックが来ると本当に良くなるんですよね。
みんなの意識も上がるし、各国からそういうのを聞かされると。
やっぱり一つ日本の問題点としては、アプリストアでいうと、
もう世界の中で突出して悪いんですよね、日本の評価って。
これはもう、私がEvernoteに行った時は10年以上前ですけど、
その時からもうセオリー化していて、
日本はとにかく悪い、突出して悪いから、
それを差し引いてレポートしないと理解されないっていうのが社内であって、
すっごい苦労してたんですけど、
でもだからといって良い評価つけてくださいっていうのもそれもおかしい話なんで、
このXの投稿であって、
良いことがあったらどんどんフィードバックしていこうよっていうのをみんな投稿してたんですけど、
本当その通りで、
普段の例えばお子さんの教育とか、
友達とか面接するときもそうなんですけど、
ありがとうとか、これいいねとか、
思った感想をそのまま伝えるだけなんですけど、
それってもっと根付いてほしいな、
2本でって思いました。
Takuya Oikawa
なんかタクシーで、
どこだっけな、
イビスかどっかのイタリア板飯屋に、
六本木に勤めてたときに、
俺と二人で行ったんですよ。
で、ついて、
イタリア料理店とかって、
似た名前の別の店って普通にたくさんあるじゃないですか。
なんとかテリアとかなんとかあるじゃないですか。
Nobuhiro Seki
トルトリアね。
Takuya Oikawa
そうそう。
で、降りて、
入って予約確認したらないって言われて、
間違えたって思ったときに、
まだそのタクシーが店の前に止まってたんですよ。
で、そのまま乗って、
間違えちゃったんで、
もう一回乗って行きますって言ったら、
料金このままでいいですよって言われて、
すぐ近くだからって言うんで、
そこまで送ってってくれたんですよね。
えー。
で、タクシーって後ろに、
はがきがついてて、
なんかこう、
フィードバックを返せるようになったりするじゃないですか。
で、あれパッと取って、
したら一緒にいたのが、
タクヤさんどうするんですかって、
いや、こういうのあったら絶対にちゃんと、
ちゃんと運転手さんの名前覚えておいて、
その名前書いて、
素晴らしかったって送るようにしてんだよって言って、
Nobuhiro Seki
ああ、素晴らしい。
Takuya Oikawa
それは素晴らしいって言ってくれて、
タクシーエピソード
Takuya Oikawa
でも、
最近ちょっとやんなくなっちゃったけど、
できるだけやるようにしてるんですよね。
今ちょっと一個メッセンジャー送りますけど、
某ラッカー店の売り場に、
で、カバンを探してて、
で、こんなのって言ったら、
いや、これがいいですかね、これがいいですかねって、
いろいろ持ってきてくれて、
結局ちょっと自分の希望と合わなかった。
買わなかったんですけど、
その時、
もう15年、16年ぐらい前だから、
まだスマホとか、
スマホはギリやったな。
でもタブレットとかなくて、
Nobuhiro Seki
失礼なことに、
Takuya Oikawa
僕店の中でパソコンパーッと開いて、
こんなのが欲しかったんですとかって、
グワーッと検索して一緒に見せて、
これですね、こういうとこがいいんですかとかって、
一緒に画面見て考えてくれて、
じゃあこれとかどうですかって、
次から次に持ってきてくれたんですよね。
フィードバックの重要性
Mika Ueno
素晴らしい人ですね。
Nobuhiro Seki
でも僕もこの同じ系列の、
ライセンスでやってたお店があったんですね。
でもやっぱこういう似たようなやつがありましたね、
フィードバックしたら。
この会社のブランドじゃないんですけどね、
アメリカの店舗を全部この会社がやってたって話をしたら、
で、その時偶然その会社の社長が僕の友達だったんですけど、
あそこまで上がってったって言って、
いきなりその友達から連絡があって、
すごいなんか褒めてくれてありがとうみたいなやつが
連絡きたわけなんですけど、
やっぱりそういうふうにすごい、
この会社を意識して、
僕も大体似たような人だと思うんですけど、
僕は日本に来たんです。
Mika Ueno
大岡さんへの返信メール、
伊勢さんからの返信メール、これもいいですね。
返信しちゃった。
全然ブランド名言ってなかった。
そのことカットしておきます。
Takuya Oikawa
別に言っちゃってもいいんじゃないですか。
Nobuhiro Seki
言ってもいいんじゃないですか。
Takuya Oikawa
そうだ、まさにこれはいい、
対応してくれてるところだから、
ちゃんと名前を言うべきですね。
伊勢さん、ありがとうですよ。
ありがとう。
Nobuhiro Seki
でもアメリカに、日本にいてもそうなんですけど、
やっぱりいろんなサービス業とか、
あと子どもとかで子どものサービス作れるところもあるじゃないですか。
あと飛行機とかに乗っても、
やたらしきりに1ヶ月に1回とか、
良かった人を表彰するのをすごいやってるんで、
いいと思うエンプロイの名前を上げてくださいって、
よくメール来ますね、こっち。
だからやっぱり普段から上げるんだろうけど、
やっぱり選ぶとしたらどうですかとか。
飛行機に乗ってもそうですね。
特にいい人がいたら、
その人の名前を覚えて、
Takuya Oikawa
あとから教えてくださいっていう紙を配ったりするんですよね。
そう、デルタ昔それ配ってて、
今はやってるのかな。
わかんないけど。
Nobuhiro Seki
ありましたよね。
Takuya Oikawa
僕ユナイテッドやってます。
ユナイテッド、今悪口言ってました。
Nobuhiro Seki
わかりますよ。
Takuya Oikawa
言いたいことわかりますよ。
気をつけます。
航空会社によってはむしろこいつが最低だったとか、
Mika Ueno
いかにも書きたいことがありますけど。
Nobuhiro Seki
でもだからそういうのは書かないでってくれるわけですよ。
ある意味、いい方をお願いしますって。
そうですね。
それってすごい重要ですね。
そうしないとやっぱり、
そういうふうにビデアリティされちゃうんじゃないですか、意識が。
いつもそれをやることによって、
いいところを探してくださいっていうのをすごい意識してやるっていうのはすごいありますね。
Mika Ueno
めちゃめちゃ大事ですよね。
教育もそうじゃないですか、褒めて育てるみたいな。
それと一緒だなと思いますよね。
Nobuhiro Seki
だから英語でビジネスコミュニケーションやってるときにやっぱり、
否定的な意味のある言葉を肯定的な意味のある言葉で言い換えるってすごい練習させられるんですよ。
よく、ほら、サンクスフォーノットスモーキングとか、
最近出てないんですけど、
それだとそうじゃないですか。
ドントスモークじゃなくてサンクスフォーノットスモーキングとかみたいな。
なんかやっぱり全然違うじゃないですか。
やめろって言ってるのと、
感謝を表してますって言ってることは同じだけど全然違う。
それを聞いた人のメンタルのモードは変わります。
それは京都人になれってことですね。
Mika Ueno
それは理解力をもっと上げなきゃいけない。
Nobuhiro Seki
いやいや、京都人に対するリスクがありましたね。
Mika Ueno
リスクがありました?
Takuya Oikawa
日本でもトイレに行くと、
いつも綺麗に使っていただきありがとうございますっていうのは、
綺麗に使うよな、お前ごらんって言ってるわけじゃないですか。
Nobuhiro Seki
あの言葉使いは確かに感じますよね。
日本語では確かに感じる。
Takuya Oikawa
インダイレクトすぎるとあまりよろしくないかもしれないっていうところがあるのかもしれないですけどね。
Nobuhiro Seki
人間無礼に感じますよね。
もうちょっと言い方あるだろうって逆に思ったりしますよね。
Mika Ueno
英語とかThank you forで始まった方が、
コミュニケーション上もいいし、伝えやすいっていうのもあるし、
言語によって伝え方があるでしょうね。
さっきのソフトウェアの評価のところに戻ると、
日本があんまりにも悪いから、
悪いっていうのはすごくこれは日本で何て言うんだろうな、
文化というかそれで育ってきちゃってるのかもしれないんですけど、
基本文句があるとか、
これは違う、不評価だって言った時に、
だけ声を出すんですよね。
良いサービスとか順調に回ってる時とか、
その時は何も言わないっていう、
この習慣っていうのをすごくよく感じる、
感じましたね、すごくね。
だから良い時こそ、もっと意識的になればより良いかなと。
かといって、悪い時に何も伝えちゃいけないって、
そういうわけじゃなくて、ちゃんと建設的にね、
報告すればいいと思うんですけど、
伝えつつ良いと思ったところはちゃんと言ってほしいなっていうのはありますね。
サービスでいくと、日本があまりにも悪いって、
それがずっと状態化していると、
じゃあここちょっとリリース遅らせるわとか、
無視されてくるんですよ、市場として。
それはすっごい良くないし、
プロダクトとしてなくなってしまう危険性まで払っているんで、
そこんとこはマジでユーザー、
多分リサの方もね、皆さん何かしらの仕事してると思うんですけど、
仕事してる提供者側に立ってみた時に、
同じような気持ちになると思うので、
良いフィードバックっていうのは大事だなと思いましたね。
Nobuhiro Seki
NPSとか使ってるとかって、すごいモロに出ちゃいますよね。
そうですね。
すごい低いやんって言われて、
なんでかと、上の3つとか誰もつけないからですよね。
Mika Ueno
あの設計も1から10の中で、9と10がとにかくOKで、
7と8は少し、ちょっと要注意みたいな、あるじゃないですか、
測り方がね。
で、7か6以下が、もう要改善みたいに設計されてるんですけど、
日本人的感覚からすると、
5と6っていうのは、別に合格点より上ではないっていう感覚なんですよね。
そこが、欧米の設計された人の思想と、
日本人的な評価の人が全然違うところで、
そこについてはマーケットの仲間の中でもすごい話すことがあるんですけど、
あれ5と6が要改善と思ってつけてる人って多分いなくて、
私も前、車買ったときにセールスの友達に、
絶対9か10しかつけないでって言われたんですよ。
で、そのNPSの構造知ってるから、あったよねと思って、
それでその通りにやりますけど、
いいなと思った、問題ないよと思ったらもう10をつければいいんですよね。
だからあれは10か0しか本当はない方が、
日本人的にはいいかなと思いますね。
すごく思想の違いを感じますね、マーケティング的にあれは。
Takuya Oikawa
サーベモンキーとかクアルトリックスとかが調査してるやつがあるんですよね。
今、メッセンジャーに貼りましたけど。
やっぱりみんなが言ってる通り、真ん中をつける規模があるし、
サンプリングの技法
Takuya Oikawa
すごい良いことをすごい良いと褒める文化があまりないってことを言ってますよね。
Mika Ueno
あ、インドもそうなんだ。
Nobuhiro Seki
何にもないよ、とりあえず5とか10つけますからね。
ウーバーみたいなやつに乗っても。
今日の人は普通だったなと思って3とか押しちゃうと、
どこが悪かったんですってすっごい聞かれるから、
Mika Ueno
ごめんなさい4でした、5でしたとかに直しますねとかありますけど。
ちょっと前よく話題になった食べログの評価も、
だいたい3.5前後で平均するじゃないですか。
でも美味しかった。
でも自分で言ってみると、めちゃくちゃ美味しいじゃんとか、
すごい良いじゃんって思うとかたくさんあって、
だからあそこの数字の評価はほとんど見ないようにしてるんですけど。
Nobuhiro Seki
あれってそもそも平均なんですか?なんか違うんじゃないですか?
Mika Ueno
何千件の平均じゃないですか?あれ違うの?
真ん中よりちょっと上ぐらいのつける人が多いんだろうなと思ったりしますけどね。
もういいと思ったらもう最上級のつけとけばいいんですよって思いますね。
仕事するようになってからより思います。
Nobuhiro Seki
特にここにいる人はなかなか仕組み知ってるから申し上げなくて、
語以外はつけられませんってなりがちですよね。
Mika Ueno
そもそも仕組みは知ってるとそうなっちゃうんですよね。
その仕組み知らないで1から10までの10段階で評価してくださいって言ったときに、
それぞれの地域の評価に対する習慣とか文化の違いっていうのが大きく出るなと思いますね。
Nobuhiro Seki
今日イベント終わったんでこの後にアスナーサイズでサーベイ送るんですけど、
やっぱり10段階とか14段階とかあるんですよ。
こっちでね、つけるから出すからあんまり気にならないんですけど、
割と高く出るからね。
日本人のイベントだったらちょっとNPSつけるのやめようかなと思っちゃいます。
Mika Ueno
よくアンケートとかで自由回答とかあったりすることがありますけど、
自分が参加したイベントとか何か体験があったとかだったら、
いっぱい書きますよね、いろんなものを。
Nobuhiro Seki
でもやっぱり自由回答を自由回答にしないようにするのを結構意識します。
こんなことをこういうふうに書いれば誘導しちゃうと思ったんですけど、
特に良かったことと悪かったことを一個ずつ出してくださいとか、
例のときにポジティブに出すとかすると絶対アンカリングされるんですよ。
逆に何もなしでプレイになって一応、このサーベルどうなすかとかってAIにすると、
そういう誘導をしてきます。
こういうふうに書いたほうがいいと思います。
多分そういう学習をしてるんですね、と思いながら。
Mika Ueno
ああいうアンケートものが来ると、職業から絶対回答するんですけど、
そのアンケートの設計を見たいから、
こういうツールを使ってるんだとか、こういう説問の仕方をするんだとか、
そういうので絶対見たいのと、
あとはどういう意図でこれを収集したいなっていう相手の意図を感じられちゃうから、
絶対協力しますみたいな感じで答えるんですけど。
Nobuhiro Seki
こっち側でよく子どもの病院に行くんで病院のやつが来るんですけど、
サーベル絶対しなきゃいけないと思ってするんですけど、
とんでもない、たった一回いただけたのに、
80個くらいクリックしなきゃいけないんですよ。
Mika Ueno
それは多すぎません?
Nobuhiro Seki
だからまずはあなた、最初はどうでした?
アポイントに入れたときはどうでしたか?みたいなやつ。
行く前のアポイント段階だけでも1ページあるんですよ。
終わったら次は当日の受付はどうでしたか?
1ページくらいあって、また今日お会いした先生はどうでしたか?
1ページ大体だから8個くらいあるんですよ、選択肢。
だからそれだけで40くらいになるんですけど、
この後はホスピタルについて。
つまり最初はエクスペリエンスを聞いてですね。
その次はオーバーウォールで建物に行ったときにどういうインプレッションでしたか?
そのときに何か困ったことありましたか?
会った場合誰かに聞きましたか?
聞いた人の対応はどうでしたか?と思って。
確かにすべての場所を聞きたいのは分かるんだけど、
だから本当にたった1回20個くらいしか行ってないアポイントでも、
アンケートに80個多くの答えが見えなくてですね。
さすがに忙しいときとかって、
やらなきゃと思って開くんだけど、
3ページ目くらいで挫折してそこで止まったままブラウザを開きっぱなしにしたりするんですけど、
そうすると数日後にまた迷惑。
まだ終わってないですけど、やられませんか?みたいな感じ。
結局終末にやるんですけど。
Mika Ueno
その質問数とか聞き方とかね、それも意図というか設計のひとつですからね。
Nobuhiro Seki
もちろんコンシーマブラウンとかだと質問が短くて、
アップルスターどうでしたか?とかグーグルスターどうでしたか?って来て、
最後の方になって、まだ時間ありますか?みたいな、イエス・ノーで、
まだありますって答えるとまたそこから30分くらい出るんですけど、
さらに終わった後に連絡してもよろしいですか?
OKの場合は電話後もしくはメールアドレスを入れてくださいみたいな感じで、
積極的な人を少しずつ古い落とすように、最近UXになっていることが多くて、
それだと今日は疲れたから普段だったらOKって言うんだけどやめようとか。
それに対して病院とかってやっぱりちょっとお役所っぽいな、
80個全部取りたいんです。
中でやめると何回でも送ってくるみたいな、いろいろ思いますね。
Mika Ueno
アンケート、この間、今年だったと思うんですけど、
バンドのグレイが30周年のライブをやってたんですよ。
全国ドームツアーで超巨大なツアーだったんですけど、
そのライブ終了後にアンケート取ってたんですよね。
バンドでそんなことやってるの見たことなくて、へーと思って。
私はそのライブ行ってないんですけど、そのアンケート見たんですよ。
今はもう無くなっちゃったけど、見れたってことはグレイの公式アカウントでURL出したのか、
友達が教えてくれたからどっちか忘れちゃいましたけど、
私も見れるやつで、Googleフォームみたいなやつだったんですけど、
ライブについて聞いてるっていうのと、あとどういう曲が良かったかとか、
どの曲をやってほしいかとか、行こうと思ったきっかけとか、
すごい色々認知経路とかっていうのを聞いてたんですよね。
それをライブ直後の一番興奮状態というか、上がってる時に速攻で撮ってて、
ここから是非意見聞かせてくれみたいな、次のに生かすからっていうのを言ってて、
バンドもこんなのやってるんだっていうのはすごい衝撃を受けたんですけど、面白かった。
それも裏側の宇田方さんがやってるだけじゃなくて、
バンド全体でやってる感がすごいあったんで、
音楽もめちゃめちゃビジネスですけど、こういう手法なんだなっていうのが思いました。
フィードバックの重要性
Mika Ueno
それがビジネスしようがしなくて、バンドと君たちと一緒にやりたいからみたいな感じでやってて。
Nobuhiro Seki
コミュニティ的な感じなんですよね。
ちょっとネガティブな話が絡むから、さっき言うの溜めらしたんですけど、
イベントをやってて、3つイベントやったんです。
やっぱりこっちだと、アメリカ人の人って、こんなイベント初めてですとか、
ちょっと大げさぐらいに褒めるじゃないですか。
だいたいやってくれて呼んでくれて、そういう感じになるんですけど。
昨日一人だけヨーロッパの大陸から来た経営者の人なんですけど、
むちゃくちゃ態度悪かったんですよ。
久しぶりに国から来た経営者なんですけど、
その人は、そもそも部下の人がイベントの参加のネゴシーショップをしてて、笑っちゃうんですけど、極端な話で金も払わないんです。
なんかゴリ押しして入ってきたのに、
だから僕はホストで、もう一人場所のホストの人がいて、その人にいろんな人を紹介しようと思ったんだけど、
その場所の一番偉い人っていうのが、そのおっさんに完全に専用されて、ずっと喋ってるわけですよ。
ネットワーキングしてるから当然いろんな人に譲りたくて、僕もその人に場所のホストの人に紹介しようと思って連れて行ったら、
俺は喋ってる中、「来るな!」みたいな感じの人がいて、「すごい態度悪い。こんな態度悪い。初めてだな。」と思っていたら、
最後帰るときにエレベーターに座ったんですよ。だから僕もちょっとキレて、「こんなにそういう人は初めてですか?」って言ったら、
その人は寝床を僕に返されたんですね。
人にこんな態度悪い人って久しぶりに会ったなーみたいな感じですけど。
Mika Ueno
そんな人いるの?
Nobuhiro Seki
でも今日もイベントに来てますからね。
Mika Ueno
本当!?
Nobuhiro Seki
どこの国にもそういう人っているんだなって思いました。
Mika Ueno
いますね。本当そうです。そういう話聞くとね。うわーすご。
Nobuhiro Seki
なるべくそういうことしないようにしようね、みたいな話をね。
特にこの国にいるとあんまり怒らせるといきなり打たれたりするから気をつけないといけないよとかって、よく冗談で言うんですけど。
Mika Ueno
人の振り見てたんですね、ほんとね。いいフィードバック、適度な建設的なクレーム、バランスですよね。
Nobuhiro Seki
でもやっぱりそれもね、国によって違うみたいな話があって。
そういうことを調べている教授がいてですね、確かインシアルとかなんかの教授なんですけど、もともとアメリカ人ですね。
国ごとにそういうフィードバックの仕方が違うみたいな話があって、
その本の最初に、アメリカ人の上司にフランス人の部下がついて、そのフィードバックをする話が最初のエピソードに載ってるんですけど、
アメリカ人って、すごいいいことを最初に言って、本当に悪いことがあったら最後のほうにちょろっと言うんです。
フランス人と逆らしいんですよ。とにかくお前もこれもダメだ、あれもダメだって言うから、
終わった後にそのコンサルタントの人なんですけど、両方にインタビューをしたら、
上司の人は、フランス人のメーカーはこういう問題があって、それをちゃんと伝えましたって言ってました。
で、今度はフランス人側の部下の人に聞いたら、私はあの人の部下として最上級の評価を受けましたって言っていて、
それは何でかと言うと、最初に褒められて、最後落とされたんだけど、フランス人からすると最初褒められたから、
それってことはつまり私も最上級だった。その後のことは聞いてませんみたいな感じになっていて、
全然フィードバックが全く通じてませんでしたって話が載ってるんですけど。
似たような話が、アメリカの会社とドイツの会社の合併のときにもそういう話があって、
そういうのがちゃんと伝わってると思って全く通じてないってことが文句が違うとむちゃくちゃありました。
あとはずっと書いてあるもんですけど。
Mika Ueno
結局ここが言いたいってところをいろんなところでラッピングするじゃないですか。その順番とか言い方とかってそれぞれありますよね。
Nobuhiro Seki
だからそのときに思ったのは、フランスにはラッピングやっぱりしないんだって思ったんですよ。
文化の違い
Mika Ueno
最初に言って後に言うんですけどね。
Nobuhiro Seki
だから言われなかったから私も最上級みたいな話があって、なるほどみたいなことを思いました。
相手によって本当にコミュニケーションを変えないと伝わらないっていうのは本当にすごいことなんだなって。
この本自身は10年くらい前に読んだんですけど、いまだに時々読みます。
Mika Ueno
自分自身にインストールされてる文化とかっていうのがあるわけじゃないですか、アイデンティーとか。
それを使い分けるっていうのはそれこそ機械とかじゃなければできないですよね。
自分のやり方とか育ってきたものとかもあるからね。
Nobuhiro Seki
最近iOSでも聞いたらすぐ翻訳するみたいな機能がついたじゃないですか、今回。
結局ね、言葉は翻訳されてもまさに今言ったような話す内容の話し方によって通信ないっていうことはずっと残っちゃうじゃないですか。
Mika Ueno
すごい便利だなと思ったんですけど、ふと使ってみたりするじゃないですか。
翻訳のアプリとかめちゃめちゃ今便利なの出てきますけど、日本語で伝えてそれを英語に上手い感じでなったとしても、
言い方とか物の伝え方の順序とか、強調するべきはここっていうのが全然違うから、
同時通訳を言葉で置き換えるじゃなくて、自分はこう言いたいんだけど、英語圏の人たちが理解しやすいような形で文を再構成してくださいっていうのを
私、長いメールとかの時にちゃんとGPTとかにお願いするんですけど、そうするとすごい短くなったりとか、
この言語圏の人たちだったらこれを先に言った方がいいですよみたいなものがあるんで全然違うっていうのは、
これからまた同時通訳とかの違う技術に生かされてきたらいいなと思うところなんですけどね。
Nobuhiro Seki
昔、アメリカの当時の日本のお客さんとアメリカの人が逆とかやってると、
すごい喋ってるのに僕の翻訳がすごい短かったりとか、逆にすごい短いのにすごい長く翻訳してるとすると、
翻訳されてる人は不安があって、何か他のこと言ってませんかって聞かれるのと、
やっぱりそれってまさにそういうことをしないと通じないと思っていろいろ話したりするわけですか。
でもそれって言ってる方から熱像されてるんじゃないかみたいな不安もあって、
本当大丈夫ですかってよく聞かれましたよね。日本のお客さんに。
Takuya Oikawa
字幕、映画の字幕とかって同じことありますよね。誰でしたっけ。
キューブリックかなんかが、一旦日本語字幕して、もう一度英訳させて、
ダメだから翻訳者変えたとかってあるじゃなかったですか。
Nobuhiro Seki
それで言うとね、最近って本社に設けられて直訳のコピーとか多いじゃないですか。
そう?
これ日本語ってちょっとおかしいじゃん、みたいなコピーとかありますよね。
Mika Ueno
日本語ね。
Nobuhiro Seki
防衛者のキャッチコピーとかあって。
ちょっとこの日本語ないんじゃないって時々言われます。
Mika Ueno
直訳っぽいときね。
Nobuhiro Seki
これもうちょっと変えないんだ。でもそれって別に時間がなくて直訳になったりすると、
多分変えるなって言われてるんだろうなと思ったりしながら見てます。
Mika Ueno
ビジネスサイドとかで言うと、その召集感とかオーディエンスの捉え方が違うんで、
私はそのローカリゼーションとかね、そのブランディングにも関わるところだと思うんですけど、
直訳、本社との兼ね合いで直訳のそれはわかるんですけど、
この表現をこの市場で使っても全然意味ないよみたいなところがたくさんあるんで、
そこのところはその市場に根差している人たちの意見を聞くべきだなと思いますけど。
言葉のみならずビジュアルもそうですね。映画のポスターとかもそうじゃないですか。
日本の場合だとめちゃくちゃ文字がたくさん追加されるけど、
海外とかの映画ポスターってただタイトルともう本当に絵しかないみたいな。
こっちのほうが伝わるとかね、商品のポスターもそうだったりしますけど。伝え方の違いはありますね。
Nobuhiro Seki
昔よく楽天のホームページ、サイトを持ってきて、これどういうことなのって言われたことありました?
Mika Ueno
あれは美学ですからね。チラシの美学ね。
私は理解できないけど、すっごいごちゃってるやつが。
でもあれ、あの中から探すのがいいっていう結果なんでしょ?
Nobuhiro Seki
わかんないけど。
Mika Ueno
本当わかんないけど、あれも。
Nobuhiro Seki
すごいですよね。
Mika Ueno
あの霞が関スタイルのプレゼンテーションなの。
もう全部字みたいな感じと。
あれも美学だと思いますけどね。
Nobuhiro Seki
というポジティブなものとか感謝とかは伝えていくといいなと思った話かな。
かなり戻しましたね。
Mika Ueno
かなり戻しました。
っていう感じでした。
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