1. XCrossing
  2. ep34 1250年間続く行法の中に..
2023-06-28 41:31

ep34 1250年間続く行法の中にまさかの裏打ちリズム、保存できない発音の伝承と再生、海上と山頂でスターリンク利用

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1250年間続く東大寺の行法の中にみた、日本とは思えない裏打ちリズムや音楽やサンスクリット語の読経。昔は残すことができなかった音楽的なリズムや話し言葉の発音がどこに残り、どう変化して、どう復元されてきたかについて話しました。後半は話題のスターリンクを海上で実際に使ってみた感想と、山での使い方と可能性について取り上げています。

  • 奈良の東大寺で1250年間続けられている「修二会(しゅにえ)」の行を生で見せる企画
  • 読経のリズムがまさかの裏打ちだった!
  • 木下駄のリズムは歌舞伎の柝(き)を彷彿
  • サンスクリット語での読経があって、昔から伝承されてきた言葉の発音を聞く
  • 昔の言葉は今より子音が多く、日本語にも「F」の音があったらしい
  • 日本語の「ん」の音の歴史:空海の時代までさかのぼる
  • 源氏物語の当時の楽しみ方は「読む」ではなく「聞く」
  • 日本にしか残っていない五弦の琵琶と文献
  • 音そのものは残っていないが、いろいろな情報から復元を試みる方法 − 骨格から声再生
  • 昔の偉人の声が録音された蝋版を再生しようとした人たち
  • パイプオルガンの発祥と祭事での使われ方
  • 農耕と狩猟とリズム打ち方
  • 海の上でスターリンク使ったら、速度280MB(!)
  • 地球上のどこでも利用可能(ただし国ごとの利用制限あり)
  • イニシャルコストと月額利用料金の安さ
  • スターリンクとKDDIが提携してサービス展開
  • 山小屋WiFiは便利だが、問題は電源
  • 自然の中にデジタル体験が取り込まれると何が生まれるか:キャッシュレス決済、山小屋予約、XRでリアルな情景や体験を活かす
  • 山の”リアルタイム”なデータ取得の有用性 − 気象情報の予想、危険の回避
  • 山の中にある低消費電力のワイヤレススポットが農業している人の判断、プランニングに役にたつ

リンク:

XCrossing website https://x-crossing.com/

XCrossing Official Twitter @x_crossing_

及川卓也 @takoratta

関信浩 @NobuhiroSeki

上野美香 @mikamika59

サマリー

このポッドキャストでは、僧侶、下駄、博物館、日本語、英語、そしてデータについて話がされました。行法には、昔のことや発音の伝承がリズムに裏打ちされていることが注目されました。山小屋でのインターネット利用による新たな体験や情報収集の方法が考察され、頂上や海上での通信や気象予測のリアルタイムデータが安全対策や農業に影響を与えることが指摘されました。また、スターリンクを利用したビジネス破壊についても言及されました。

00:02
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人がスクランブル交差点で出会うように、
様々な話題を聞かせるおしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
こんにちは、上野美香です。マーケティングと広報、プロダクトマネジメントをやってます。フリーランスです。
Takuya Oikawa
ジャスミンティーというプログラミング初学者向けの学習サービスを出しております、及川です。
Nobuhiro Seki
ニューヨークの関です。スタートアップ投資、ニューヨークだけではなくて、他の市場でもやっております。
Mika Ueno
ちょっと最近の、最近のアートエンタメ系のお話をちょっとアップデートしておくとですね。
エンタメでもないんですけど、この間東大寺の「修二会」という、毎年2月にやっているお水取りってことですかね。
法要の伝統と楽器
Mika Ueno
でっかい松明がこう、二月堂の廊下をダダダッと走っていって、月1回やってる、月じゃない、年1回やってる法要なんですけど、それが1250年続いてるやつなんですね。
でも毎年必ずやってて、コロナの間でも、もう二重の業法っていうふうに言われてやっているやつなんですけど。
12人、11人か12人の連行僧が2月にこもって、2週間祈りを捧げるっていう、すべての生き物とか植物に対して祈りを捧げる、そういう営みなんですよ。
それを1回も途切れずやっているので、すべてのものが記録に残ってるんですって。
その1250年分の記録と、どんな僧がどういうことをどういうふうに参加したかっていうのも残っているものなんですけど、なんかそれを東京の国立劇場で実際に見せるっていうのをやったんですね。
10何年ぶりやったらしいんですけど、それを本当は東大寺を二月堂のお堂の中でやっているっていうものが、舞台で生で見れるっていう貴重な機会だったんですね。
コロナの時に、テレビカメラが初めて入って、NHKのBSとか4K、8Kとかだったかな。
そこで一晩、ずっと一晩中祈るんですけど、それをライブ中継もしたし、録画としてアーカイブとしての映像記録として残っているんですけど、そういうものも初めて取り組みをされたんですよね。
それで見ていたものが生で見れたんですけど、テレビカメラで映すときは、お堂の入り口からしか映らないんですよ。もう中に入れないし。
でも舞台で見るときは、お堂をぐるっと180度展開させて、本来なら見えないはずのお堂の中の壁から見てますっていうような視点で見れたんですよね。
僧の方の祈りのときの動きとか、どういうふうに配置されているのかっていうのが全部見えるっていうのがめちゃくちゃ貴重なものだったんですけど、その中ですごい強く感じたのは、今いろんなものが今現代につながっているっていうのをすごい感じて、
まず文化に与えている影響、装束から祈りと光、真っ暗じゃないですか、ろうそくの光だけで演出をするとかって文化に与えている影響がめちゃくちゃ強いなと思ったのと、あと音楽っていう点ですごく気づきがあって、
南無なんとかなんとかって、南無妙法蓮華経みたいになるじゃないですか、あれを略して南無観って言うんですよね。南に無しに観、観賞の漢字があるじゃないですか。南無観ってどんどん略していくんですけど、その南無観南無観っていうのを繰り返してお経を唱えていくんですけど、そのリズムが南無観南無観南無観南無観っていうふうに言うんですね。
まさかの裏打ちだったんですよ。ポンポンポンってじゃなくて、ッダッダッダっていう裏打ちのリズムで、日本の民謡とか日本のリズムって、すごく正打ちって言うんですか、こういうポンポンっていうリズムだと思ってたんですけど、なんかちょっとブラックミュージックみたいな裏打ちだとか思ったんですよね。
それが、僧侶の方が動きと唱えと、多分リズムとちょっとこうなんでしょうね、没入してるのもあると思うんですけど、そこが、それが1250年続いてきているものなので、どこかで変わったりとかね、いろいろアレンジが加わったりとあると思うんですけど、なんか思い込みだったかもしれない、日本の音楽が退屈なのかっていうのは思っていて、そういう中にも現れているんだなと思ったんですよね。
で、僧侶の方が木の下駄を履いて、祈りをするんですね。木の下駄なんてものすごい音がするんですよ。ガガガっていう。その木の下駄をあえて踏み鳴らして、お堂の中を歩くんですけど、その時に踏み鳴らしていく音が、まさに歌舞伎のタンタンタンタンタンってあるじゃないですか。表紙みたいな、あれだったんですよね。
それを祈りで他の修行僧に物を渡すっていう時に、タンタンタンタンタンっていうふうに持っていくんですよ。それが歌舞伎の登場の拍子を彷彿させて、随所いたるところにそういうのがいっぱいあって。
で、僧侶の方がホラガイも吹くんですけど、ホラガイ吹くのがオーケストラの音合わせに聞こえたりとか、それぞれが交音しているので、誰かがホラガイ鳴らすと交音するような吹き方をするので、何ででしょうね、これが昔から続いてきたものなのかっていう、1250年の歴史と今に繋がっている時間の一致をすごい感じて、それが作り上げられた様式美っていうのと自然感っていうのにすごく感動しました。
自分たちがその積み重ねの上にできた文化とか、価値観とかの上に今いるんだなっていうのはすごく感じたんですよね。
途中で、文語って何でしたっけ?
サンスクリット語での読経も入っていて、サンスクリット語がどれかわかんないんですけど、音で聞いただけでは。
でもその横に字幕の説明が出るんで、今、文語での読経してるっていうのを見たときに、サンスクリット語、多分奈良の天平時代がそのまま続いてるはずなんですよね、それが。
で、それって書籍、書物に残っていても多分発音なんかも多分できないし、これが生ける歴史というか、そういうのをすごい感じましたね。
生ける歴史というか博物館みたいな感じをしました。
昔の言葉の発音とかって絶対に今って再現しようがないと思うんですけど。
それを伝えているっていうのが、今までは舞台芸術で見てましたけど、こういう形のお寺での行われている行法の中にも生きてるんだなっていうのに、なんか。
深く感動しましたね。
Nobuhiro Seki
発音が残ってるとかみたいな話になると、日本だとあんまり戦争とか、誰かが攻めてきて国のことが変わったりとかしてないから、日本に来た後はそんなに変わってないのかなって思ったりするんですけど、一方でなんか最近、本を読んだんですけど、本の中身、紹介とか見てると、実は昔はもっと音が多かったんです。
シーンがもっと多かったんですみたいなやつを見てて、ちょっと読もうと思って忘れちゃってるうちにどっか行っちゃったんですけど、わかんないですけど、昔はこの音はこうだったっていうような、そういうのちょっと最近見たんですけど、ごめんなさい、の忘れしちゃったんですけど、音が減ってきてるみたいな、みたいなやつは残ってたりとか、日本語にもFの音があったとかね、
なんかそういうような話とかも結構いろいろ持ってるみたいだった。あと、2年ぐらい前に読んだんですけど、五十音の最後の「ん」って音があるじゃないですか、「ん」の歴史みたいなやつを本とか読んで、結構話が空海ぐらいまで戻ったんですけど、そっからずっとこういう音があって、こうこうこう、なんかあって、
音って残ってないから調べらんないのかなと思いつつも、こういうところでこういう音があって、これもちょっと暗号とか古い字が読めないとかと一緒で、やっぱり音は保存されてないから、例えばラテン語とか、今のラテン語の発音ってきっと昔のやつと違うっていうか、その発音は完全に失われてしまって文字だけ残ってたから、その文字から戻して喋ってるけど、
でも今のラテン語の発音って、基本はドイツ語、ドイツに残ってたラテン語の読み方で、それは返協に行けば行くほど、その音が維持される傾向にあるから、ドイツって当時はローマ時代だと返協だから、そこで使われてる発音にしてるけれども、
音楽の進化と伝承
Nobuhiro Seki
イタリア人はイタリア語の方が正当だから、ラテン語を違うように読むんです、みたいなことを聞いたことあるんですけど、それと一緒で、やっぱりサンスクリットからずっと渡ってきて、日本に来て、日本に来て、それで千何百年続いてるっていうのが、もしかしたら本当にどのくらい残したかわかんないですけどね、それが実はサンスクリット語の発音にすごい近いとか、なんかそういうんだったらちょっと面白いなと思って。
Mika Ueno
本当に音って、崩し文字のものも、よく源氏物語って、かなで書かれて書籍とか本にもなっているんですけど、あれ当時って、天皇とかお付きの者の人たちがいるところで、口頭で読み上げるものがスタイルだったらしいんですよね。
読むんじゃなくて聞くっていうものが当時の楽しみ方だったらしくて、じゃああのまま読めばいいのかと、多分全然発音が違ったんだろうし、そういう研究されている方もね、いましたよね。でも今となったらそれは知ることはできないけど、今は音とか映像とかいろんなものが記録できるから、当時はこうだったんだとかってわかるでしょうけど、昔のものはね、本当にわかんないですもんね。ずっと伝承し続けている以外はないですよね。
Takuya Oikawa
音ってなんか基本的にはどうなんでしょうね。時とともにどんどん簡潔化されていく。先ほど日本語にもしかしたらFという詩音があったかもしれないっていうのがなくなっていくみたいに、どんどん簡略化していく方向になるのか、それとも増えていくってこともあるんですかね、我々の発声する言語という意味でおいて。
Nobuhiro Seki
でも英語は結構ね、この10年20年で結構その若い世代の人の発音が随分違うよねって話をよくしてますよね。だからアメリカの中でもこの音の発音はなんか東海岸のこの辺から常に変化してますみたいな。
そういうようなやつとかもたまにこう調べてると出てきて、やっぱりテレビとかかなり画質的になってるみたいなところもあるんだけど、世代間は結構違うらしいんですよね。だからやっぱりイギリスの中でも地方によっていろいろ発音が違って、どこどこの発音がどの職業に反映してるとか、そういったものはありますけど、
最近もちょっと見てたらやっぱりイギリスのこの発音に近いような発音を最近東海岸のどこどこ州の若い人が使ってるみたいな、なんかすごいスペシフィックなそういうデータとかあって、確かに調べてるとちょっと前ぐらいからそういう発音に変わってきてますね。
最近ってちゃんとデータも取れるじゃないですか。だからそういう意味で言うと確かに変わってきてるとかっていうのは出てきて、僕らあれなかなか母国語じゃないから分かんないけど、それでも僕らでも分かるレベルで違ったりもするし、それはやっぱり当然言語を調べてる人からするとすごい面白い事例になってるんだろうなみたいな、っていうのはよく感じますね。
Takuya Oikawa
そういうデータってあれでしょうね、きっと今AmazonとかGoogleとかに大量に集まってるんでしょうね。
Nobuhiro Seki
集まってますよね、絶対。
Takuya Oikawa
公開してほしいな。
Mika Ueno
ね、本当ですね。
言語情報の集約
Nobuhiro Seki
コロナの時にね、クラウドの体温計みたいなやつをやってる、医者に医療機関に置いてあるやつとかを見て、それの温度の分布を見てどこでCovidが流行ってるかみたいなことが分かるみたいなことをスタートアップが情報を出してましたけど、それに輪をかけてすごい言語情報が集まってるわけですよね、GoogleとAmazonはね。
Mika Ueno
地域で伝承されてる民謡とか、ローカルな歌とか、あと日本で言うと伝統芸能とか、ああいったものが音声をそのまま人が伝承してきてるっていうのでいくと、でもそれでも表現でも650年ですかね、650年前のものをそれで見るっていうかね、それで伝えるくらいですね、知る手段はそこぐらいしかないみたいな。
Nobuhiro Seki
そういうので、あれが描けそうですね、ミステリーが描けそうですよね。
Mika Ueno
昔の言葉遣いとか、私表現好きで見るんですけど、ちょっとかわいいので、現代語から見るとかわいい言葉遣いとかするのがあるから、ちょっとね、燃えて好きだったりします、昔のこととか。
Nobuhiro Seki
それを声優さんに話してほしいみたいな。
Mika Ueno
それたまんないですね、そんなことしてたらずっと聞いてますね。
残ってるっていうのだと、同じ東大の方から聞いたんですけど、正倉院に残っているものっていうのがもう、あれこそ国宝ですけどね、あの中に琵琶があって、五弦の琵琶っていうのがあるんですよ、五つの弦がある琵琶があって、
中国本土にも、もはや五弦の琵琶っていうのは一個も残ってないらしくて、四弦はあるんですって、四弦の琵琶はあるんだけど、もう五弦の琵琶っていうのは完全になくなってしまって、残ってない日本の正倉院だけだっていうのを聞いて、保存というかね、それこそ博物館というか、
昔のものが再現できる、保存されるっていうこの民族性というか特徴というかね、いいところに働くこともあるんだなと思いましたね。
Nobuhiro Seki
中国の昔の本とか、それこそ孫子とかね、そういう時代の古い本とか、そのぐらい元じゃ新しいかもしれないですけど、結局ね、清、清ってあの清い方の清ですよね、末期とか、新しく革命が倒れたみたいな時って、やっぱりなんか日本とかにしかもう残っていないそういう古い中国の文献とかが結構あって、
日本に亡命してた人たちが日本にそういうのがあるっていうことで、なんか感動して移して持って帰ったとか、そういう話がよくあるじゃないですか、あるんですね。やっぱりその、中国とか結局ね、清の結局で満州族の立てた国ってことで、基本的にはやっぱり外国に攻められて占領されてるっていう政権なんで、
そういうものはなくなったり、燃やされたりとかね、するみたいなやつって、中国の歴史見てるとよく本が燃やされたりするんでですね、だからそういうのがやっぱりなお逃れて日本にありましたみたいな話っていうのはよく、よくてかたまに聞くんで、やっぱりそういうのはね、比較的平和な国っていうのは、そういう意味では古いものがいっぱい残ってるっていう意味で言うと何かまたさっきのね、その伝統だけじゃなくて、
なんかいろんなものが残ってたらいいなーみたいなことは思いますけどね。
Mika Ueno
例えばあの無声映画みたいな、映像は残ってるけど音がついてないけど、今AIで音つけましたみたいなとか、あとは街の雑踏をつけましたみたいなのがあるじゃないですか、音がつくだけで全然臨場感が違ってくる。でもそれは本当の音ではないんだけどっていう、なんかそういうのもね、推測してとか、もっともらしいものがつけるようになったらさらに面白くなるかもしれない。
Takuya Oikawa
なんかそうですよね、その音はリアルの音はやっぱり残ってないっていうのはその通りなんですけれど、いろんな情報からそれを復元するっていうことをされるのはできるようになってると思うんですよね。
だからまあ、例えば骨格が残ってるならばその人の声はこうであったろうみたいなこととか、そういうのが再現されたりするのがあるので、すごい面白いですよね。
村上春樹の本に骨を触って何か読むとか聞くっていうやつ、女の主人公かなんか出てくるやつ、主人公じゃないな、女性の登場人物がやってるやつがあるんだけど、なんかそういうようなのかなと思いますよね。
Mika Ueno
おー、それは面白いし聞きたいですよね。織田信長のこうよこうだったとかね、そういうの。
Takuya Oikawa
結構でもその昔のやつがギリ残ってるのはあるみたいですよね。なんかみかさんがこないだ教えてくれた緊急時報、地震警報とかのやつあるじゃないですか。
あれの音作った人の話、確か共有してくれたと思うんですよね。あれ読んでるとあの方は、もともとレコードってなんていうんだっけな、蝋で固められたやつでできてたんです。
ローキョーってあるんですけど、それは残ってはいるんだけど、それを再生する手段が今なかったりして、ヨーロッパでそういうのが残ってるときにそれをちょっと再生してくれみたいなことを言われて、その再生をしたことからNHKの人と仲良くなり、緊急地震速報みたいなところの音を考えてくださいっていう依頼が来たみたいに。
確かジャーナルなんかのPDF共有してくれたと思うんですけれども、あれに書いてあったように思いますね。そういうのは多分過去にあると思うんですね。例えばクラシック音楽にしてもそうだし、和楽もそうだと思うんですけれども、昔はピアノがなかったときに、
例えば、バッハだとかっていうのは、チェンバロでいいんでしたっけ、ああいったものでやっていて、昔だったらこうやるはずだっていうのを再現するのとかって普通にあると思うんで、昔の音を再現するのっていうのは面白いですよね。その時の時代にまた踊ってたような気分になって聴けるところはあるかなと思いますね。
Mika Ueno
そうですね、ピアノ、チェンバロ、確かにそうですよね。今はバッハとか中世の音楽を聴くときにピアノで聴きますけど、当時はピアノの前だからチェンバロ、チェンバロで聴くと全然音色も違うじゃないですか、残響も違うし、当時の人たちはこれで聴いてたっていうのを聴いて、一番最初に知ったときに結構衝撃だったんですよね。
なんか全然違うと、聴こえ方と脳内に再生できる情景っていうのも、音楽ってすごい情景と結びついてると思うんですけど、あれが全然違うとか思って、すごい衝撃を受けました。
Takuya Oikawa
なんかパイプオルガンとかもいいですよね。
Mika Ueno
いいですね、空間の。
Nobuhiro Seki
パイプオルガンっていつぐらいに作られてるんですかね。
Mika Ueno
いつなんですかね、どれどれ。
紀元前3世紀。
Nobuhiro Seki
本当だ3世紀BCってことですね。
Mika Ueno
紀元前3世紀、北アフリカ地方で発明された水圧オルガンにさかのぼります。
Takuya Oikawa
本当だ、すげえ。
すごいですね。
Nobuhiro Seki
こんな昔から。
Mika Ueno
すごいですね。
Nobuhiro Seki
割と早い時期から教会にも置かれてるってことなんですかね。
Takuya Oikawa
紀元前ですからね。
Mika Ueno
紀元前3世紀、北アフリカってエジプトとかそういう時代ですよね。ローマのちょっと前ですね。
Takuya Oikawa
でも楽器として使われるのは、8世紀とかそのぐらいなのかなって書いてありますね。
Mika Ueno
楽器としてというより祭祀の道具、なるほどね。
祭祀、神館とかそういう儀式とかだったんですかね。
Nobuhiro Seki
古代ギリシャって書いてありますもんね。
Mika Ueno
教会とかホールのパイプオルガンを聴くと、あの騒音の感じっていうのは圧倒されますよね。すごいですよね。
Takuya Oikawa
そうですね。
Nobuhiro Seki
幼稚園がプロテスタントだったんで、あんまり礼拝は行かなかったんですけど、パイプオルガンを聴けるときだけ行ったりとかしてましたね。
親が音楽を聴きたいけど礼拝には興味がなかったからっていうのがあると思いますけど。
確かに生で聴くとすごいやっぱり全然違って感動したというかありますね。
Takuya Oikawa
賛美歌っていいですよね。
Mika Ueno
自分の住んでる世界じゃない神の国というか天国というか、それが美しくこういう世界があるんだっていうふうに思えることで、
教会とか神の威厳というかね、権威というかそういうのを高めていくのもあるんでしょうね。
美術もそうだって言いますからね。
言葉で伝承するんじゃなくて、こういう世界があるよって見せるっていうことが教会とかの美術の意味だったみたいな。
Nobuhiro Seki
一方でね、文字読めない、聖書読めないみたいな、中世とかそんなのもあって、そういうのが宗教界とかに伝わったんでしょうかね。
逆に言うとね、そういう直感に訴えるようなことだけで、後は口頭で説明して、いいように操れるみたいなというのももちろんあったみたいな。
やっぱりその辺って本当に人間が人間をどうやってある意味コントロールするのかっていう仕組みは結構その中で、
悪い意味でもいい意味でも培われている部分ってあるんだろうなっていうのはちょっとよく思います。
Takuya Oikawa
先ほどの音楽で、後乗り、裏打ちって言いましたっけ。
裏打ち。
裏打ちっていう話をしたんですけど、日本は農耕民族なので、クワでガッチャンコって掘るときのやつが親打ちっていうかそれになっていて、
西洋は狩猟民族であると。なので馬に乗るときのそのパッカパッカのやつで必然的に後打ちになっているっていうのを言われたことがあって、
確かになと思ったことがあって、そこら辺なんだと思うのを考えると、なぜお水取りのときのやつがそういった裏打ちな感じになっているのかっていうのは面白いですよね。
Mika Ueno
そうですね。12人の僧の形が立って、祈りを捧げながら、お経を読みながらその中でナムカンっていうのが出てくるんですけど、
お経もリズムとかイントネーションとかがあって、その中があってずっとそれを奏でていて、ナムカン、ナムカン、ナムカン、ナムカン、
最後に出てくるところが、そういう独特のノリというかね、グルーヴというか、それを生んでる感じはしたんですよね。
途中でいろいろアレンジが1250年の中でアレンジされたものなのか、ちょっと今度そういうの聞いてみよう。
行法の中にまさかの裏打ちリズム
Nobuhiro Seki
でもね、きっとそれって、今の農耕民族って話もパッと今思うんですけど、ローマとかって農耕民族じゃないよねとか思ったり、
あ、じゃなくて狩猟民族じゃないよねとか思ったりして、こういう文化とかで、カトリックはやっぱりローマ中心だとすると、あんまり狩猟民族の影響を受けてないのか、
やっぱりそういうのって、もっと後、弾効国以降なのか、ちょっと調べてみたいなとかって急に思い始めました。
Takuya Oikawa
確かに、クラシックって別に裏打ち、後乗りじゃないですからね。
Nobuhiro Seki
このタイミングだとなかなか、スターリンクの話になりづらいですね。
Mika Ueno
全く違う方向に持って行ってしまいました。
Nobuhiro Seki
スターリンクはね、すごい早かったんですよ。
Googleファイを持って、携帯を持ってやってて、データ通信とかしてて、割とデータもすごい使っちゃうし、スピードはそんなに遅くはなかったんですけど、
でもスターリンク使ってる船に行ったら、なんか280メガとかでした。
いきなりなんか、すごい湯水のように使ってて。
基本は持った形でローミングとかできないように、国ごとに決まって、国の外に出ると使えなくなるみたいな感じだったらしいんですけど、
そういうローミングできるように、確か去年ぐらいになってて、
それのおかげなのか、それとも海の上だからって言って使っちゃったのかよくわかんないですけど、
確かにあれ、すごい早いし、どこでも使えるし、
既存の携帯会社、キャリア全部死んでもおかしくないっていう、まさに完全ビジネス破壊者っていう感じでしたね。
値段もそんなに高くないし。
Takuya Oikawa
そうなんですよ。値段が安いんですよ。
Mika Ueno
高くないの?
Takuya Oikawa
安いんですよ。
Nobuhiro Seki
だからみんな、僕が言ってもらった友達のとこも、結局Googleファイル使ってるんだけど、結局遅いし、何だかんだ言ってローミングとかデータ制限かかっちゃうから、
結局月に何だかんだ言って500ドルぐらいかかってるとか言うんですよ、その携帯普通につなげてやってて。
600?
だから全然スタリフの方が安いと。
100何十ドルぐらいですね、確か。
だから早く買いたいんだけど、ここのローカルの国ではまだサポートしてないから、みたいな話をずっとしてたら、
その翌々日に呼ばれた船に行ったら、そこはイギリス、その人はイギリスから来た人なんですけど、
なんか普通に使ってて、すごい、もしあれだったらここでつないでてダウンロードしてていいよみたいな感じで、やたら応用に使わせてくれたっていう、すごい印象的でしたね。
Mika Ueno
そこぐらい価格差があるんだったら、それは使っちゃいますね、やっぱりね。
Nobuhiro Seki
日本も結構安いですよね、経営なんか。
Mika Ueno
いくらなんですか?
Takuya Oikawa
いや、なんか1万円知ってないと思いますよ、確か。
スターリンクによる山小屋でのインターネット利用
Nobuhiro Seki
すごい安くて、最初のイニシャルコストもそんな高くないんですよね、5万円ぐらいとかですよね、あれ確か。
モビリティ度合いはよくないっていうのはあるんですけど、結局電源とかちゃんとしっかりしてないとね。
Takuya Oikawa
でもね、なんかね、キャンプ行く人とか用のプランもあるんですよ。
それ契約証かと思ったぐらいで。
Mika Ueno
基本地球上のどこでもなんですよね、あれ衛星だから。
Nobuhiro Seki
そうそうそうそう。
Mika Ueno
ヒマラヤでもみたいなことですよね。
Nobuhiro Seki
理屈上は、だからどっちかっていうと既存のビジネスを壊さないために国ごとに代理店立てて、国外では使えないようにしてるみたいな感じだと思いますね。
低軌道のところを大量に飛んでるんですよね。
低軌道だからビュンビュンビュン回ってるっていう。
Mika Ueno
あれ衛星打ち上げとか地球の周りの軌道とかって国際的な取りに決めてないんですかね。
なんでXコムというかバニックだけぐんぐん上げられるんですか。
ただ早くやっちゃったからってこと?
Nobuhiro Seki
そうじゃないですか、早くやって金が。
Mika Ueno
他のコーロンの決め方もそうだと思うんですけど、国際的に何もなかったのかな。
すごい数なわけでしょ、あれ。
Nobuhiro Seki
すごい数ですね。
昔イリジウムとか言ってるときは88だっけ。
衛星上げてみたいな。
それが20年前、25年くらいなんですけど。
今のやつは数百とか上がってるんですよ、確かね。
Mika Ueno
地球を囲んで、すごい縦にいっぱいある図を見たことあるけど。
Takuya Oikawa
今価格調べてたんですけど、イニシャルコストが36,500円。
半額セール期間がずっと続いてるみたいで36,500円で月額6,600円。
Mika Ueno
変わんないですね。
Takuya Oikawa
RVプランっていう場所がどこでもよくて、契約を一時停止することも可能なやつは月額9,900円。
これ契約したくなりますよね、このぐらいだったら。
Nobuhiro Seki
なるなる。
Mika Ueno
別に電波、電話の電波である必要ないですからね、今。
Nobuhiro Seki
もちろん電話みたいに気軽に持ち歩けないってなるけど、
車とか船とかそういうものとか、あと山小屋とかみたいに。
設置するっていう意味で言うとね、あんまり問題もないし、下手に1,000円引かなくても、
ある程度持ってってすぐ繋がるみたいな意味で言うと、
確かに普通の携帯よりは高いけど、使いやすさ、モビリティとか考えると、
なんかあんまりその割に普及してないような印象もあるんですけど、そんなことないですかね、日本。
使ってる人あんまり聞かないと。
Mika Ueno
今、知る人と知るみたいな感じですからね。
Takuya Oikawa
でも結構話題にはなってましたよね。
使ってる人もそこそこいるんじゃないかな。
僕の友人では試した人は何人もいますね。
Nobuhiro Seki
僕も普通の友達が普通に買ってて、普通に使ってて。
Takuya Oikawa
ちょっと待って、出席者笑ってるけど、普通って何ですか?
Nobuhiro Seki
何かっていうと、特殊なアーリーアダプターの人がそういうのに多少高くても買うみたいなのがあるじゃないですか。
そうじゃなくて、一般的にそういうのをちょっと使いたいからって言ってやってみたら、
そんなに高くなかったし、すぐ買えたよみたいな。
ベランダに置きましたみたいなやつが普通にフェイスブックに載ってて。
Mika Ueno
本当に普通なんですか?
Nobuhiro Seki
業界バイアスの人よりは普通でしたね。
普通よりだった。
Takuya Oikawa
ちょっと待ってください。僕とミカさんは普通ですか?
Nobuhiro Seki
普通よりじゃないですよ。
Mika Ueno
ここ3人相当怖いですよ。バイアスかかってるというか。
Takuya Oikawa
そうかな。
Nobuhiro Seki
普通よりか普通よりじゃないかと言ったら、普通よりじゃないって強く断言する方ですね。
Takuya Oikawa
このスターリンクなんですけれど、KDDIと日本では提携してて、
KDDIとWi-I2っていうあちこちでWi-Fiホットスポットを提携してる会社があるんですけれど、
そこが今年から山小屋Wi-Fiっていうのを展開して、
僕さっき前回から話したみたいに山のほうなんですけど、
ネット使えないわけですよ。
それはそれでも仕方ないなと思い、ネット使えなくても大丈夫な準備していってるわけですけれども、
最近上の山小屋とかの近くだと普通に電波入ったりすることも多いんですけれど、
スターリンクを設置するようにっていうのを順次いろんな山小屋に拡大していくっていうのが発表されてて、
山頂に行っても普通にネットが使えるようになるんだなと。
AUユーザーは無料って言うんで、やった私はAUユーザーだ。
Nobuhiro Seki
恩恵を得られるんだ。
Wi-I2のホットスポットとして扱われるってことですか?
Takuya Oikawa
たぶんそうですね。今でもAUユーザーはWi-I2のやつ使えるんで、
それを延長させて山小屋のほうでも使えるようにするってことだと思うんですけど。
でもそうじゃなくても確か1人いくらだっけな。結構安かったんですよ。
780円とかそんなもんかな。
1日そのぐらいで24時間使えるっていうんで。
それ使いやすいですね。
Nobuhiro Seki
本当に変わりますよね。
だからよく有線の電話を使ってなかったらすごく携帯が爆発的に流行って携帯の普及率が高くなるみたいな話とかってあったじゃないですか、昔とか。
だから逆に言うと携帯が入んないとかあんまり普及してないから一気にそういうのに移行するみたいなところもきっとあるでしょうね。
コストもそこそこだし。
Takuya Oikawa
その通りなんですよね。携帯ってさっきも三笠さん言ってたけど音声にデータ通信を入れたっていうところから始まってるけれど、
もはや音声いらないっていうことも多くて。
僕今携帯スマホに2台持ちしてるんですけど、片方はもう音声カットしちゃってデータ通信のみですね。
Mika Ueno
SNSとデータだけ送ってもらえるようにしていて。
Nobuhiro Seki
SNSプラスデータでできるんですか?
Takuya Oikawa
できましたね。
Nobuhiro Seki
僕なんかそれやろうと思って、要はSNSがないと個人認証できないサービスとかあるじゃないですか。
利便性の向上と新たな体験
Nobuhiro Seki
僕日本のSIMを持つときにデータプラスSNSないんですかって言ったら、
SNSをやるたびには音声を契約してくださいって言われて泣く泣く持ったっていうのがありますけど、
それやったの10年くらい前だから多分ずいぶん変わったんでしょうね。
Takuya Oikawa
普通にやりましたね。
Nobuhiro Seki
変えてもらおう。
Mika Ueno
そのプランはいいな。
Nobuhiro Seki
やたら認証に使えますからね。
SNS認証、個人のテキスト認証がすごいんで。
Takuya Oikawa
で、ヤマゴやWi-Fiの話にちょっとだけ戻ると、
ネットは使えるようになったんでいいんですけど、今度問題は電源なんですよね。
だから登山するときってモバイルバッテリーをフル充電してできるだけ複数持ってって言ってやらなきゃいけないんですけれど、
今までどうせ上行ってもやることないからってスマホを切ってることが多いわけですね。
必要なときだけ入れるって形なのが、
Nobuhiro Seki
ずっと使えるとなると、使っちゃうと今度バッテリーがどんどん消費されていっちゃう問題っていうのが起きるなというふうに思います。
Takuya Oikawa
だからそこを今度はどう解決するかっていう話と、
Mika Ueno
あとは山行ってまでネット繋ぐ必要あるかっていうお好きな話が出てくるかもしれない。
Takuya Oikawa
緊急時だとか天気を確認したりだとかルートを確認したりだとかって情報収集のためには使うと絶対にいいんだけれども、
上でネットフリックス、僕の友人とかもネットフリックスの動画をスマホにたくさんダウンロードしてって、
山頂で外の景色を見ずにずっとネットフリックス見てる奴がいるわけですけれども。
Mika Ueno
本当にそれやってるんですか?山頂にいるのに?
Takuya Oikawa
多少は外の景色を見るだろうけれども、見ちゃったらトトト小屋の中に入ってずっと動画を見てるらしいんだけど。
Mika Ueno
本当?
Takuya Oikawa
でも本当はデジタルデトックスじゃないけれども、山行ったならばそういうのを絶つ方がいい体験なんじゃないかなと思う中、
Wi-Fiが通じることによって一体山小屋の風景はどう変わるんだろうとか思ったりはしますね。
Nobuhiro Seki
でもそれは飛行機がそういう時期があったじゃないですか。
飛行機に乗るとネットから切り離されて集中できるみたいな。
今全然みんな普通に繋がって普通にネット繋げてますよね。
だからそういう風に変わると思いますけどね。
Mika Ueno
せっかく自然の中で普段ありえない非日常な空間にいるからそこを体含めて満喫して私はそっちに多分行くけど、そこに至るまでに。
Nobuhiro Seki
家庭はそうだから山小屋についたらいいじゃんって思うのはあるかもしれないですね。
Takuya Oikawa
でもちょっとこのXクロッシング的に考えると、そういった自然の中にそこにデジタル体験が取り込まれることによって何が生まれるかっていうのは考えると面白いかもしれないですよね。
だから一つは利便性は確実に上がるんですよ。
一つのユースケースとしては山小屋で普通にキャッシュレス決済が使えるようになりますだとか、山小屋の予約とかっていまだに電話だけだとかっていうところも多いんですけれども、
そこで他にちゃんとウェブで常に見てますだとか、LINEで予約できますみたいにする山小屋も出てくるだろうということで、明らかに利便性は上がるというところはあると思うんですよね。
プラスNikaさんが得意なXRみたいなものを使っていろいろ体験できますみたいなことが出てきたらそれはそれで面白いかもしれないと思いますね。
Mika Ueno
今ちょっとお話を聞いてて、ARとかXRとか現実世界に1枚デジタルレイヤーを被せることでより体験がそこの山頂の体験が良くなるっていう、そっちだったらリアルの方を生かすみたいな方はありかななんていうのを思いましたね。
山での情報収集と可能性
Mika Ueno
そうですね、それはですね、例えば立体音響とかで、先人に登った人たちとか、すごい有名な登山家がここに立って何かを話していたようなコンテンツがあったら、その位置から聞こえるとかね。そういうようなものがあるとか。
あとはその山頂の景色の星空とか宇宙とか、あとはこの景色の方、こちらはどういう方向なんだとか。
Nobuhiro Seki
景色はね、リアルタイムでブロードキャスターすることができるから。
それは 要するに行かなくても 今 山で起こってる景色が見れますとかっていうのは
結構 それなりに響くと思ったりしますけどね
Takuya Oikawa
確かに ライブウェブカムとかっていうのは 山小屋が設置することとか
普通にあるかもしれないですね
あと ミカさんが言った 山頂に登ったときに あの山は何だろうって思うわけですよ 見える山が
で 詳しい人とかに聞くと あれは何さんだよと 何だけだよと教えてくれるわけですけれど
周りに聞ける人がいないことも多いし 僕はそもそも人見知りなんで 人に聞けないんで
自分で何だろうなって考えるだけなんですけど AR山ナビっていうスマホアプリがあって
これ オフラインでも動くやつなんですけれど 普通にカメラをこう構えていくと
あれは何々さん あれは何々さんって 全部示してくれるやつがあるんですよね
なので これだけでもだいぶ体験変わってますからね
Nobuhiro Seki
そう だから あと山の中とかでも なんか5,6年前でしたっけ
山の中にローラの 要は低消費電力のワン ワンっていうか 要は低消費のワイヤレススポットみたいな
ずっと山の道沿いに置いたりとかして それでデータとかを取っていけるみたいな
センサーがあるってことは 例えば温度の変化とか いろんな変化とかっていうのが取れるわけじゃないですか
頂上と海上の通信の利用
Nobuhiro Seki
だから 歩いてこの先で何かそういうの起きそうですとかっていう予想とかも
かなりミクロ単位でいろんな気象予想とかも できるようになったりするんじゃないのとか思うと
やっぱりそれが より太い回線でできるみたいな話になると
何か登山道とかの 例えば気象状況の急変とかも 予測できてアラートを出してくれるとか
何かそういうようなことも 多分 そういう仕組みがあると
すぐできるようになってくるかなっていうのは ちょっと思いますよね
だから安全っていう意味でもね 結構 緊急時の連絡だけじゃなくて
Takuya Oikawa
そういう危険を回避するっていう方法に使うっていうのも 結構できそうだなというのは ちょっと思いますよね
気象情報とかリアルタイムに分かるようになるってわけですよね
Nobuhiro Seki
そうそう それってすごい大きいですよね だから農業とかでも やっぱり山とかでコーヒー作ってますみたいな話になると
1個1個の木の状況とかって 全然分かんなくて だいたい勘で行ったりする
車で行って 行ってみたら まあ ちょっと早すぎましたっていうのを
1個ライブカムがあるだけで 全然変わるらしいんですよ
結局 そこに人やって行くって 車で何時間もかけて行ってみたら まだでしたのかってならないために
そういう湿度 温度 それから光学センサーみたいなやつ それでもずいぶん変わるって言ってたんで
それがより大きなデータを流せるみたいな話になったら その辺のプランニングとかもすごい変わるんじゃないですかね
結局 日本みたいにちっちゃいとこで農業してるだけじゃなくて すごい大きなとこでやってんだけど
収穫とか人でやるとかって 結構まだまだ多いと思うんですよね 世界中で言うと
そういったところって やっぱり そもそもそんなとこに携帯電話の電波も来ませんみたいな
いうのが当たり前で だから データをストアしておいて定期的に
1日に1回送るみたいな そういうことでも そういうデータを取るには十分らしいんですけど
それがもう少しリアルタイムで分かると もっとリアルタイムにできることがあるみたいな
いうのは多分 そういうのはすごい変わるじゃないですかね
41:31

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