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2023-05-24 25:18

ep29 初めて見たスラムダンクが映画館だったからこそ分かったことと、日本の本屋さんがコスプレーヤーの「聖地」になるニューヨーク

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スラムダンクをリアルタイムで読んでなかったけど、信頼している人のオススメで映画館で退路を断って見たら良かった話から、アニメは本当に世界で通用するコンテンツになったことが、ニューヨークの紀伊国屋書店の変遷で分かった話

  •  映画「THE FIRST SLAM DUNK」鑑賞後に(昔の)アニメを見たら、サプライズ…!
  •  映画冒頭の5分で見続けるかどうか決まるが、映画館という場所だと見る
  •  1990年から連載開始のスラムダンク「また絵がうまくなった」
  •  アニメーターが描いた絵に赤入れをする井上雄彦監督の細かい修正
  •  「THE FIRST SLAM DUNK」と、新海誠監督の「すずめの戸締まり」を見た違い
  •  「バガボンド」の3mを越えるオブジェが超かっこいい
  •  ニューヨークの紀伊國屋書店の2階にあるマンガフロア
  •  マンガフロアに集まるアメリカのマンガファンのためのコスプレイベントと体験作り
  •  ニューヨークの紀伊國屋書店は現地の人にとってどういう存在か
  •  マンガで英語を学べるアプリ「LANGAKU」
  •  マンガの英語化:縦書きと横書きの変換、翻訳効率化、未知語処理
  •  日本語を英語にするOCRのオープンソースは、コミックを日本語から英語にするためにやっていたものが多い
  •  2020年に設立されたMANTRA社(LANGAKUを作っているベンチャー)
  •  古代語をAIで解釈:データ量が違うのでアプローチが異なる

リンク:トーク中で取り上げた記事や情報へのリンクです。

プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりを専門とする及川卓也。アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資する関信浩。マーケティング・広報・プロダクトマネジメントを幅広く手掛ける上野美香。テクノロジー業界で働く3人が、気になる話題を毎回、異なった視点で語り合います。

XCrossing website https://x-crossing.com/

XCrossing Official Twitter @x_crossing_

及川卓也 @takoratta

関信浩 @NobuhiroSeki

上野美香 @mikamika59

00:02
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた町も違う3人がスクランブル交差点で出会うように、
様々な話題を聞かせるおしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
Nobuhiro Seki
関信宏です。ニューヨークでスタートアップへの投資をしております。
Takuya Oikawa
プロダクトマネジメントの各社への支援やVCや自社サービスの提供を行っております。
Mika Ueno
上奈美香です。マーケティング、一部広報、プロダクトマネジメントをやっています。フリーランスです。
Nobuhiro Seki
何をクロスさせる?
Mika Ueno
また始まる。XCrossから始まりましょう。
Nobuhiro Seki
映画見に行ったんですよ。
Mika Ueno
何の?
Takuya Oikawa
The First Slam Dunkってやつを見まして。
僕、スラムダンクって漫画も読んだこともないし、アニメも見たことないし、
アニメ映画も何個かあったみたいですけど、見たことないんですよ。
で、うちの会社のエンジニアがご家族と週末に行かれて、
上奈美香さん面白かったと。
彼もスラムダンク初体験だったけど、それで面白かったって言うので、ぜひ見た方がいいですよって言われて。
行こうかなって言ったら、今週中ですとかって言うから、えーって思って。
Mika Ueno
本当?そうなんだ。
Takuya Oikawa
で、その日、月曜日に一緒に働いてたんですけれど、
調べたら、普通に今いるところから歩いて20分くらいの東方日本橋、総合シネマ日本橋なんですけれど、
そこの夜の会が全然見れるなって言ってきたんですよね。
Mika Ueno
どうでした?
Takuya Oikawa
面白かったです。面白かった。
面白かった?
Mika Ueno
読んだことなくても面白かった?
Takuya Oikawa
面白かったですよ。
Mika Ueno
素晴らしい。
Takuya Oikawa
お二人ともスラムダンク知ってます?
Mika Ueno
知ってます。映画も見ました。
Takuya Oikawa
僕は見てない。
めちゃくちゃ見ました。
僕は映画で見て、面白かったわけですよ。
で、これちょっと原作というか、原点を見てみようと思ったら、ネットフリだったと思うんですけれど、
普通にアニメの方が最初に公開されていたので見出したわけですよ。
そしたら、もうサプライズがあったんですよ。
何かっていうと、
The First Slam Dunkは、主人公が宮城亮太なんですね。
結構シリアスなスポーツアニメ映画になっているんですよ。
で、普通に原作の方のアニメを見たら、桜木花道が主人公で、かつかなりコメディなんですよね。
Mika Ueno
そうですね。
Takuya Oikawa
それを見て、えーっと思って、これこうなるんだと思って。
03:03
Takuya Oikawa
いやー、あれは意外でしたね。
Mika Ueno
そっかそっか、そこですね。
映画に出てこない、二頭身などが出てこない。そっか、そうですね。
Takuya Oikawa
あんまりコミカルなところはあるんですよ。
やっぱり桜木花道とかがやるやつとかで、彼を中心としたところでコミカルなところは普通にあるんですけど、
基本的には宮城亮太を主人公として、彼の小学生時代のところからのエピソードを織り混ぜながら、
他の登場人物もいろんなエピソードを織り混ぜているんだけど、
基本的には彼の高校2年生、17歳になるまでのところをずっとたどるようなことを、
その試合のところにエピソードとして絡めていく、結構ガチなシリアルスポーツアニメなんですよね。
これいいな、熱血モンなんだという頭で、普通に原作が入っちゃう。
なんだこれ、コメディなの?みたいな。
これは面白かったんですけど、これはすごいなと思いますね。
逆に言うと、ああいった原作があり、アニメが今まであり、そこで今回の20何年ぶりかなんからしいんですけど、
あのアニメ映画を、しかも原作者の井上竹彦さんが監督されてるんですよね。
Takuya Oikawa
これはすごいと思って、面白いと思いました。
Mika Ueno
なるほど、その感想がすごい新鮮というか、確かにそう見えますよね。
本当にスラダンをジャンプで読めましたみたいなところだったから、
今回リョウタが軸なんだと思うのにすごい感動したんですけど、確かにそうですね。
最初見ると主人公花道はそんなに出てこないから。
なるほどね、そう見えますよね。
いやー、そうだったんですよ。
Takuya Oikawa
これで僕は、マイティ業界だけじゃないかもしれないけれども、
いろんな例えにほぼ全ての人が知っているであろうものを使うことってあるじゃないですか。
それはワンピースであったり、スラムダンクであったり、いろいろあるわけですよね。
僕はワンピースも見ないし、スラムダンクも知らなかったし、
この間までゼルダもわかんないし、アツモリも知らないしって人間で、
他のゲームはどうにか僕は克服しつつあるんですけれど、
アニメ系とかっていうのは僕全然見ないんですよね。
アニメ系とかっていうのは全然見なかったんですけど、
スラムダンクは多少ちゃんと分かったふうにできるようになった気がします。
Mika Ueno
すごいですね、そこを口コミの力というか、引きつけ力というか、
それがすごいんだなと思います。
12月に公開したからめちゃくちゃやってますよね。
Takuya Oikawa
本当に最後の最後なんですよ。
今週いっぱいで終わりみたいなやつで。
いやー、でも映画館に行ってみてよかったですよ。
Nobuhiro Seki
やっぱりね、それはすごいですよね。
映画館に行ってまで見ようと思ったっていうね、
06:00
Nobuhiro Seki
そのモチベーションがちゃんと、インセティブが働いたってことですもんね、
その話で聞いて。
Takuya Oikawa
だからやっぱり、信頼している人からのおすすめは、
やっぱり信頼するっていう、
そのレコメンデーションでの鉄則みたいなやつあるじゃないですか。
やっぱりそれですよね。
でも僕、映画始まってしばらくは、
やっぱり少し冗長的なやつなんですよね。
少しゆっくり進んでいって、
エピソードの絡め方も多少ズバリじゃないから、
もどかしいというか、
行き急いでいる人間からすると、
このスロープペースやってられないなと思うわけですよ。
もしあれが、ネットフリックスとかアマプラとかで
後で見れるよってなったら、
僕は最初の5分でもういいやってやめてる可能性がすごい高いんですね。
おお、そうなんだ。
でも映画館っていうところでも、
金払って入っちゃってて、
最初の5分10分で出るのはさすがに良くないなと思うから、
我慢してみるじゃないですか。
見てるとどんどん引き込まれていくわけですよ。
映画ってこういうタイプのやつが本来は多いはずなんですよね。
でも、例えばスポティファイみたいな
サブスクの配信系のやつもそうですけど、
音楽とかって最初のイントロのところっていうのを
イントロできるだけ短くして、
すぐに歌に入るようにしたりっていう、
このサブスク自体の楽曲の作り方ってもあるんですけれど、
映画もそうなりちゃう可能性があるんだけど、
やっぱりそうじゃないと思うんですよね。
映画ってそもそもやっぱり2時間近くあるわけで、
そこでいろんなものを盛り込みつつっていうのがあるから、
基本最初は我慢してみるべきなんですよね。
なんで映画館っていうところに強制的に閉じ込められて、
見ざるを得ない状態になっていくっていうのはいいなと思う一方、
ダサくだったときは地獄だろうなと思います。
Mika Ueno
たまにあるじゃないですか、
Takuya Oikawa
誰しもがダサくっていう、あえて言いませんけれど、
最近の昔を復刻したようなアクションもの、
ヒーローものみたいなやつ、日本のやつとかであったりすると、
もう最初から最後までダサくでしたみたいなやつ。
ああいうのとかってもう言っちゃったら地獄でしょうね。
Nobuhiro Seki
でもそれもやっぱりお金払ってから最後まで見て、
ダサくということを噛み締めてしまうわけですね、ある意味で。
そういうパターンだと。
Takuya Oikawa
で、たぶんあれですよね、ダサく見ちゃったぜっていうのを
ネタにするしかない感じでしょうね。
Mika Ueno
そうですね。それをぶちまけるのがソーシャル現状なんじゃないですか。
そのときのイライラというかすごいけど、
ありますよね、そういう作品になっちゃうときって。
Nobuhiro Seki
スラムダークミスで、ちょうど僕がジャンプを読むのをやめた頃に始まったんですね。
Takuya Oikawa
僕もそうなんですよ。
Nobuhiro Seki
僕はね、88年ぐらいに読むのやめていて、
90年から始まったんですね、スラムダークって。
Takuya Oikawa
僕も社会人になって、やっぱり全然見なくなった訳じゃなくて、
やっぱりほとんど見なくなった時にそこに始まってたんですよね。
Mika Ueno
見てから、前巻。よくあるあるで前巻買いましたね。
09:03
Mika Ueno
前巻買い直して、これはもう見るしかない。
この映画をやった後に、映画また上手くなりましたとかって言ってて、またすか?みたいな、でも確かにその通りで
あのね、後ろにスラさんの映画の本があって、中にね、アニメの人たちが
まさに、まさに用意してたかのように思ってますね
Nobuhiro Seki
アニメの人たちが書いてあるのを、監督としての井上武彦さんが赤入れをするみたいなのがこうあってね
Mika Ueno
このアニメーションの上に赤入れをしていくんですよ。で、それがすごい微妙で
ルカワがこう、ダンクを決めようとするんだけど、敵がいるこの体の傾きと腕の向きをちょっと変えてるんですけど
本当に微妙なところ。で、アニメーターとかせっかくだからしたらたぶんたまんない細かい銃声だと思うんですよね
で、あのね、このアニメーションの上に赤入れをしていくんですよ。で、それがすごい微妙で
ルカワさん映画見ました?The First Slum Dunk
見ました見ました
あれ、確かオープニングのところにもなんかその何でしょうね
Takuya Oikawa
こう、主人公たちをスケッチみたいな形で徐々に描いていくようなやつだったんじゃないかな
Mika Ueno
あれもやっぱりそうですよね。なんか上手いなぁと思いましたよね
Takuya Oikawa
そうですよね
で、その、アニメーションの上に赤入れをしていくんですよ
で、その、アニメーションの上に赤入れをしていくんですよ
Mika Ueno
あれ、確かオープニングのところにもなんかその何でしょうね
こう、主人公たちをスケッチみたいな形で徐々に描いていくようなやつだったんじゃないかな
あれもやっぱりそのですよね。なんか上手いなぁと思いましたよね
そうですよね
で、ちょうどでそのスラム、スラムダークを見る直前に
あの新海誠さんのすずめの閉じ間りを見た、見てたんですよ
なんでその絵と見せ方っていう点で
受けるところは所々にあって こんなに違うんだ
でもその筆のタッチが分かるような絵でも
本当にアニメとして成立してて すごいなって
ちょっとね感動したのがありました
両方とも素晴らしいですけどね
Takuya Oikawa
僕今なんか急に思い出したのが
今調べたらもう13年前だったんです
東京現代美術館って
牙のあたりにある美術館があるんですね
そこに何かのやつを僕は見に行った時に
そのエントランススペースのとこに
でっかく井上竹彦さんの
今調べたらバカボンドってあるじゃないですか
12:02
Takuya Oikawa
あれの作品の何かでっかい大作を
3メーターコイルって書いてあるんですけれど
それがボーンと
もっとあった
もっと大きかったんですけど
それが飾ってあったんですよね
僕全然井上竹彦さん知らないし
バカボンドも見てないし
スラムダンクも読んでないしだったんですけれど
でもこれかっこいいなぁと思って
Mika Ueno
見てたのを思い出しましたね
Nobuhiro Seki
それ言ったらニューヨークも
実はキノクニア書店ってあるじゃないですか
キノクニアって昔はロックフェラーにあったんですけど
2000年代のたぶん半ばが後半ぐらいに
ブランパークのすぐ隣に移ったんですね
でそこのそこに来たら
なんか1階が普通の本屋なんですよ
あの洋書普通に売ってるんですね
で地下には日本の雑誌とか
日本の本とか売ってるんですけど
2階が漫画なんですね
でエスカレーターがあって
2階に上がった正面にバカボンドの絵が描いてあるんですよ
あの壁に多分ね
それこそ2メーター四方ぐらいの
でそれもやっぱりその
で実際そのキノクニアって
なんかコスプレの何かこうイベントは
ニューヨークであったりとかすると
もうね10人とか20人とかコスプレした人たちが来るんですよ
日本人もちろん誰もいないんですけど
でこうキノクニアにも近くの駅から
急になんかコスプレ師のなんか降りてきて
でずーっとこう店に入って
でその2階のコーナーに行くんですけど
そこでエスカレーター上がると正面に
和本の絵があるんですね
だからそういう意味で言うと
よくわかってらっしゃる
この外国の人たちが日本の書籍書店に来る理由はこれなんだよね
それが単にそのコンテンツ買いに来るだけじゃなくて
Takuya Oikawa
体験もちゃんとそういう風に作られていて
Nobuhiro Seki
だからなんかそれって別にね
ただエスカレーターの上がった正面に絵があるだけなんですけど
やっぱりそれ一つとってもね
やっぱりここっていうのなんか普通の本屋と違うんだって思わせてくれるような
で階段の途中になんかね
コスプレのコスプレのマネキンとかこう見ててですね
ここは本当に書店なんでしょうかと思いますけど
Mika Ueno
でもなんか心ぐっときますね
それはね
Nobuhiro Seki
多分ねアメリカの多分ニューヨークじゃなくて地方から来る人いっぱいいると思うんですけど
だから本当にアメリカとか他の国から来た人たちがコスプレをした後に
木の国に来るっていうのがあのちゃんとあるんだっていうのは
すごいなんかある意味感動しましたけどね
それ僕見たの5、6年前ですけどね
Takuya Oikawa
木の国屋ってそのニューヨークの木の国屋ってどういう存在なんですか
日本人がまあ普通に行くのはあるじゃないですか
そっちに住んでる日本人とか
その日本人じゃない人から見ると木の国屋ってどういうお店なんですか
Nobuhiro Seki
今はだからその例えば2階に行くと漫画で
漫画は英語のやつもあるんですけど
15:02
Nobuhiro Seki
やっぱり日本語のやつの方が多くて
でもそこには日本人はほとんどいないですね
だから原初の漫画を読みたいっていう人が来てるんですよ
Takuya Oikawa
原初の漫画?
Nobuhiro Seki
つまり日本語のやつだったら最新のやつ買えるじゃないですか
でよくアニメとかを見たいから日本語を勉強した人って
あの一定数いるじゃないですか
で聞くだけじゃなくて読むっていうのが
もう漫画を読むために読まなきゃいけないでしょ
だから読めるんですよ
読みに来てる人はいて
それで日本語を勉強してる
第一外国語で日本語を勉強してる人がいるわけですよ
Takuya Oikawa
結構多く
Nobuhiro Seki
そういう人たちが2階にいます
1階はある意味普通の用書とか本も売ってるんですね
でだからそこは普通の本屋で
ただちょっと雑貨みたいなものを売ってる
その雑貨みたいなものっていうのが
ちょっと日本っぽい感じ
だから1階に来る人は
ちょっと日本的な感じだけど
別に普通の本買いに来てるみたいな人もいます
で地下1階はもう完全に
日本の雑誌とか日本の小説とか
日本の参考書とか
日本の文具とかって売ってるんで
そこはもう日本人並みなんですよ
だからそこは完全に日本の情報欲しい人とかで
例えばよくフィガロがニューヨーク特集してると
僕もそこに行って
ニューヨークはどの辺のとこが取り上げられてるんでしょうね
と思うのは
日本人とかがああいう本作るときって
すんごいねもうね
こんなとこ来んの?みたいな
Takuya Oikawa
マップとか作ってるんですよフィガロとか
Nobuhiro Seki
昔僕はグリーンポイントに住んでたんですけど
それってウィリアムズバーグのすぐ上で
別にこっちの人もまだ
グリーンポイントって駅も
交通の便も悪いし
あんまり知る人ぞ知るみたいな感じの場所だったんですけど
すでに中戸城のマップとかにグリーンポイントがあって
それを見て
うちの周りとかウロウロしてる人いるわけですよ
だからやっぱりそういう情報もすごいし
そういうのがあるところに
人も集まってるっていう感じで
90年代にロクフェラセンターにあったときは
まだ電証もないし
つまりKindleとかもないし
日本から送ってもらうの大変だから
すごい2倍の値段で買うっていう
ほとんど日本人のサラリーマンと
ちょっと学生みたいな感じなんですけど
今はやっぱりもう
日本人のサラリーマンとか
そういう人たちだったら
別にアプリとかね
直接買えるし
Kindleもあるしっていうことで
逆にそういう日本の書店を体験したいっていう人の方が
やっぱりよりターゲットされてるって感じがしますね
Takuya Oikawa
確かに僕も90何年だあれは
93年にシアトルにいたときは
シアトルじゃなくてシアトル郊外なんですよね
シアトル行く前に車で
今はもっとかかるけど
当時でも20分か25分とかかかったんですけど
18:03
Takuya Oikawa
シアトルに木の国屋があると
やっぱりそこで漫画とか買ってきましたからね
あと日本から来てくれる人たちには
お土産は大体日本の雑誌なんですよね
やっぱり漫画雑誌だったりとか
普通の雑誌だったりっていうのドサーッと
彼らは飛行機の中で読んでくるわけですけれども
その読んだやつをそのまま置いてってくれるっていうのが
それがもう貴重な日本の情報源でしたからね
Nobuhiro Seki
日本の雑誌とかって
机の上に置かないでくださいとかって
僕も言われてて
なんでかというと結構水着とかあるじゃないですか
これがちょっとよろしくないので
日本から来たときには
日本人以外の人が見れるようなとこには
置かないでくださいみたいなことは
結構言われてましたけどね
僕も前の会社で
Mika Ueno
漫画とかそういうカルチャーから言葉を覚えるとか
文化が入ってくるって一番最初ですからね
若い時ね
今ねリンク一つ送ったんですけど
乱学っていうアプリがあって
漫画をいろんな言語で切り替えて読めるって
収益者が出資してたのかな
スタートアップをやってるやつなんですよね
英語をこの
例えば鬼滅の刃とか
ゆうすかいせんとか
あれを英語に置き換えて読めますよ
だから英語を学習しましょうみたいなアプローチなんですけど
さっき関さんが言ったみたいに
逆のパターンもありますよね
英語で読んでて
原書に日本語で読めばっていう
これ面白いのが
コマ数をコマ数1コマ1コマで
日へ切り替えられるんですよね
ちょっと英語はハードル高いから
まずは20%ぐらい英語で読みたいと
あとは所々日本語でって
そういうような切り替えができて
電子的に切り替えられるのが
面白いなと思ったんですけど
逆のパターンもありそう
Nobuhiro Seki
これは英語の勉強のためにやるの?
Mika Ueno
基本私が知ったのは
英語を漫画で英語を学びましょうっていうので
アピールもしてたし
それで知ったんですけど
逆のニーズも絶対あるだろうなと思いましたね
Takuya Oikawa
漫画で英語を学ぶのって
このアプリの前からありましたよね
やっぱり漫画で英語になってる本が普通に売ってて
それで勉強しようっていうのがあったりしたので
Nobuhiro Seki
これとかとてもいいですよね
逆は結構ね
僕もインタビューみたいなやつ受けたんですけど
日本の漫画を英語にするっていうやつで
どうしてたのか
縦書きと横書きとかも違うじゃないですか
縦だと横にできないとか
そういうのもあって
でもどうやって効率的に英語にするのかって
Takuya Oikawa
なんか僕OCRでちょっとなんかやらなきゃいけないのが
何年前だろう
7年前とか8年前とかかな
そのぐらいにあって
オープンソースのOCRのライブラリを調べてたら
21:00
Takuya Oikawa
確かGoogleがその時提供してたやつかなんかがあって
OCRで字を切り出して
関西みたいに縦書きを横にしてとかっていうのとかも
それがやってくれたのか別のであるのかできるのがあるんですね
それを調べていったら
そこにオープンソースでいろいろコントリビュートしたりだとか
いろんなユースケースを使って
自分はこんなふうにやってるっていうふうに発信してくれてる人の
かなりの割合が
やっぱりコミックを日本語から英語にするためにやってたんですよ
なのでその伝書家
もしくは自分で多分写真撮ってるんだと思うんですけれども
そこでそのツイートの部分を国境とかで切り出して
それを横にし
翻訳してから英語に横にするのかな
何かいずれにしろそれをやってるっていうのがあって
この人たちが一生懸命やってるから
このオープンソースはここまで進化してたなとかって思いましたね
Nobuhiro Seki
それすごいモチベーション高そうですもんね
自分のためだからきっと
Takuya Oikawa
今だとねスマホでこう撮っただけですぐ翻訳
縦書きでも横に
縦書きでも英語にちゃんとしてくれるって簡単にできちゃってるけど
7,8年前だとまだそんなに良くなかったんで
それ一生懸命努力してる人たちがいましたね
Nobuhiro Seki
今だとねその活字っていうかちゃんとした活字体じゃなくても
そのほら活字とは別に
例えば擬音とかって書いてあるじゃないですか
漫画とかってあれは分からなかったりするんだけど
ああいうのも全部認識できますからね
画像が画像があるよね
だからまさにAIの進化を本当にそういう意味で言うと
そういうコンテンツもほとんどリアルタイムで翻訳できちゃうし
だから本当にもったいないなと思うのは
なんか日本で放映されてるやつって
こっちで放映される前にすごいタイムラグがあるじゃないですか
でやっぱりあのロケーションで
アクセス禁止になったりするって
いまだにテレビそういう
そういうコンテンツ系のものってアクセスできないんで
例えばNHKとかでシェアしてもらっても
見れないって結構あるんですよね海外だとね
むしろアベマとかも見れないし
それ以外もやっぱりNetflixとかもそうですけど
やっぱりみんなすごいVPN対策とかすごいじゃないですか
なんかなんであそこまでこだわって
いまだに国別でやってるのかなとはちょっと思いますよね
Takuya Oikawa
この乱学っていうところをやってる
マントラっていう会社のところに
さっきシェアしてくれたページからたどり着いたんですけど
ここやっぱり漫画に特化したことやってるんですね
突き刺しの部分だけを自動検出して
でその検出したセリフを
やっぱりちょっと漫画ならではの変形したフォントとか
使ってることもあるんですけど
それも含めてちゃんと文字認識して
あとはその全体のセリフのところでコンテキスト意識して
Nobuhiro Seki
ちゃんと翻訳を加えってことをやってるっていうので
24:03
Nobuhiro Seki
マントラなんだ
僕がさっき言ってたやつもマントラなんです
Takuya Oikawa
マントラの立ち上げの時にインタビューされたんですよ
Nobuhiro Seki
だから今これ乱学っていうか違うかと思ったら
同じ会社でやってるんですね
すごい特化したですよね
Takuya Oikawa
2020年ってきた会社ですね
最近なんですね
機械翻訳道後処理とかって興味あるな
Nobuhiro Seki
道後?
Takuya Oikawa
未知な言葉
Mika Ueno
未知の言葉ね
Nobuhiro Seki
知られてない
Takuya Oikawa
そういっぱいありますよね
漫画は
自然言語処理というか
そのAIやっている先生が
知り合いで長崎の大学にいるんですけれど
その先生やってるのも
なんて言ったっけな
古代語っていうか現代語じゃないんですよ
昔の言葉をそれをAIで解釈するっていうのをやっていて
やっぱりデータ量が全然違うから
アプローチが違うらしいんですよね
その話を聞いたことがなかなか深いな
面白いなと思いました
25:18

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