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2023-10-04 29:31

ep48 人や地域が一体になるイベントのスゴさと、メディアやアプリが果たしている役割

spotify apple_podcasts youtube

メディアのリニューアルは数多くあれど、ユーザーが参加するソーシャルメディアの改名は違う? アメリカではライブが地域経済に大きな影響力を与えているが、日本ではアニメやゲームがその立ち位置!?

そしてXCrossingはもうすぐ1周年。アンケートにご協力お願いします → https://bit.ly/xc-srvy-23

(TwitterをXに名称変更する)ポジティブな要素はなんだと思う?

メディアで編集長が代わったときにまずやること

ブランド変更とユーザー側の納得感

スーパーアプリは便利だけど中央集権、でも各機能が別サービスになるとそれはそれで不便

サマソニのライブでイーロン・マスクがステージど真ん中に

2時間遅れで開始したビヨンセのライブ、地下鉄を動かすために数十万ドル

テイラー・スウィフトのライブにあわせて街の名前を変えて盛り上げる

ツアースタッフに臨時ボーナス、トラック運転手に10万ドル

横浜でPokemon World Championshipとポケモン祭りが同時開催

街全体での盛り上がり:ワクワク感の醸成、来た人が感じる参加してる感

お金かけるところとかけない施策のバランス(ドローン、ウォールステッカー、床ステッカー)

人のアイドルと、キャラクター、アート、それぞれの街イベントの盛り上がりの違い

リアルタイムな時代をともにするアーティストと、世代を超えるアイコンやキャラクター

日本は世代間を超えるものがアニメに集中しているかも

教科書に載っている尾崎豊

リアルタイムではない世代から(Night Tempo)から掘り起こされているシティポップ


エピソード内で取り上げた情報へのリンク:


プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりを専門とする及川卓也。アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資する関信浩。マーケティング・広報・プロダクトマネジメントを幅広く手掛ける上野美香。テクノロジー業界で働く3人が、気になる話題を毎回、異なった視点で語り合います。

XCrossing website https://x-crossing.com/

XCrossing Official X account (former Twitter) @x_crossing_

及川卓也 @takoratta

関信浩 @NobuhiroSeki

上野美香 @mikamika59

サマリー

XCrossingは、新しい要素を導入することによってXのメディア的な要素を変えることについて話し合います。ツイートの説明や街全体で展開されるイベントの盛り上がりについてお話ししています。イーロン・マスク氏やテイラー・スウィフトさんの活動からも、キャラクターやイベントが世代を超えて多くの人を巻き込む力を学びました。ポケモンのゲームで育った世代が親になって一緒にイベントに参加することで、人や地域が一体になる感覚を味わうことができます。また、日本では特定のコンテンツが世代を超えて愛されることが少ないため、古いものを再評価し、新たな魅力を発見するためのインフラが必要です。

新しいメディア的な要素の意図
Mika Ueno
XCrossing、英語でスクランブル交差点を意味します。
趣味も世代も、住んできた街も違う3人がスクランブル交差点で出会うように、
様々な話題を聞かせるおしゃべりの交差点です。
今日のXCrossingであなたが出会うのは、どんな話題でしょう?
こんにちは、上野美香です。
マーケティングの支援、プロダクトマネジメントなどをやっているフリーランスです。
Nobuhiro Seki
こんにちは、関信浩です。
ニューヨークでスタートアップ投資などをしております。
Takuya Oikawa
こんにちは、及川卓也です。
久しぶりにフルネーム言った気がします。
はい、以上です。
Nobuhiro Seki
フルネーム言ったから、もう喋んなくて良しと。
Mika Ueno
本題に入る前にですね、ポッドキャストも間もなく1周年なので、アンケートをやっています。
これを聞いていただいている方々の感想とかコメントとかですね、
どういうふうに知ってもらったのか、なんていろいろ聞きたいことがあってアンケートしているので、
この概要欄にリンクがあります。
ぜひともご協力お願いします。
Nobuhiro Seki
今まで、Xツイッター、旧ツイッターですか、こちらの方でコメントいただくこともたまにあったり、
あといいねとかツイートみたいなことをしていただいたりはしてたんですけど、
なかなかどう思われるか分からないので、今回アンケートという形でやっておりますので、
ぜひぜひご回答いただけたらと思っております。
Mika Ueno
ちょっとドキドキしますね。どのぐらい答えてくれるかとかね。
Nobuhiro Seki
さっきのツイートしてくださいじゃないですけど、Xしてくださいとかっていうのってやっぱり、
日本語でも気持ち悪いですよね。
Mika Ueno
動詞にするのはなかなか、今でもツイッターっていう人はいるけど、
ユーザーが慣れてくるっていうのは慣れちゃうというかね、そうなっていくんだとは思うんだけど、
あまりにも汎用的な言葉なので、戸惑いはまだありますね、全然ね。
Takuya Oikawa
関さんメディアの人だから、メディアの人だったわけなので、
そういったメディア的にツイッターからXに変えることの、もちろんネガティブな要素はたくさんあるけれども、
あえて考えてポジティブな要素って何になると思いますか?
Nobuhiro Seki
メディアが報道するときにってことですか、それともX社がXに変えるっていう?
Takuya Oikawa
そっちです、後者で。
Nobuhiro Seki
やっぱりツイッターがやってきたことっていうのをある意味、変えたいと思ってるところがいっぱいあるわけじゃないですか。
だからどっちかというとメディアとしてっていうよりも、メディアって実は編集者が変わると何するのかっていうと、
ロゴ変えたり、コラムの構成変えたりとか、だいたい新しいことをするために呼ばれてくるみたいなことが多いんで、
やっぱり過去やってきたものを否定するわけではないんだけど、
特にちょっと前にあまりうまくいってない時期があったりすると、
手越えするときにやっぱりリニューアルしますとか、刷新しますとか、
場合によってやっぱり雑誌とかの場合でタイトル変えたりするときもあるじゃないですか。
だからやっぱりそれに近い感覚なんだろうなっていうのは見てて思う。
やっぱりそこに編集長たる、今回のケースでいうとオーナーですよね。
オーナーの顔が出てるだけじゃなくてオーナー自身が喋ってる。
生でライブで見えちゃうっていうのがちょっと生々しすぎるっていうのがすごい大きいんじゃないのかなっていうのはちょっと思うんですけど、
逆に言うとうまくいってるとみんな割とスッとなじむんでしょうけど、
今、監視もうまくいってるっていうか、新しいオーナーの意図っていうのがうまく伝わってないところも結構多いような気もするんで、
そこがやっぱり新しい名前に対して抵抗がある。
古いカルチャーとか歴史とかに教習があるっていうことでみんなやっぱり、
かっこ、旧ツイッターとか言いたくなっちゃうっていう。
そういうのがあるんだろうなって思うんですよね。
Takuya Oikawa
でもツイートとかリツイートとか、我々はもう慣れているんで、それに対して抵抗感ないしむしろ愛着があると思うんですけれど、
逆に全く知らない人からすると、ツイートって何? RTリツイートって何?って感じなので、
投稿ですよとか再投稿ですよとか、英語で言うとポストとかリポストとか、
言われる方が分かりやすいところもあるかもしれないので、
新規ユーザー獲得、それは米国とか日本においてはそんなにも必要ないかもしれないんですけれども、
メディアのブランディング変更
Takuya Oikawa
他の地域でもっとXの普及を図りたいと思うんだったら、
あえて一般用語化していくっていう戦略を取るのがあるのかもしれないなとは思ったりしましたね。
Nobuhiro Seki
実際そういうふうに思ってるのかなと思う時ありますよね。
やっぱりツイートとかって言葉がオタクっぽい、つまり一般用語じゃないってことは、
それを知っている人しか受け入れないっていう、ある意味狭い村社会的なものを感じさせるところがあるじゃないですか。
一般名詞に変えたいっていうのは分からないでもないっていうところがあると思いますよね。
そうですね。
ブランディングでサブブランドでやったらよかったんじゃないのとか思ったりする時もあるわけですよね。
例えばトヨタとかっていうのがトヨタじゃなくてレクサスとかホンダがアキュラでしたっけ。
やっぱりそういう新しい層に行くときに違うブランドやるみたいな作戦もあるじゃないですか。
だからツイッターはツイッターでツイッターが好きな人たちっていうのを残しつつ別のことやる。
だからメタとかがそうなのかもしれないんですけど、メタテクニックですね。
そういう中でいうと、そういうふうにサブブランドで違うコミュニティをやるっていうようなことも結構やってるところ多いと思うんですけど、
Xのケースでいうと全部を一個にするっていうのをすごい言ってるじゃないですか。
なんでもXからできるみたいな。
だから逆にシングルシンボルみたいなのをすごい意識してるのは分からないでもないっていう感じ。
それがやっぱりコミュニティとして愛着がある人からするとちょっと過去を全て壊しちゃうみたいなところにやっぱり抵抗があるっていうのはすごい分かるんですけどね。
Takuya Oikawa
スーパーアプリ化を目指しているっていうところがあるのと、
あとは多分ニロンマスクは過去のツイッターをそんな評価していなかったから、
コミュニティも含めてブランドも含めて壊して構わない。むしろ壊そうと思ってるんだと思うんですよね。
だからサブブランドっていう方針はなかったのかなと思いますね。
Nobuhiro Seki
ただそれだったらツイッター買わなくても自分で始めたらみたいなことは思ったりはしますけどね。
Takuya Oikawa
でもあれ作るのなんだかんだでやっぱ大変だと思いますから。
なのであの仕組みは生かしつつってことなのかもしれないですね。
Mika Ueno
例えば決済っていうかマーケットプレイス的に個人対個人のビジネスがあそこで成り立ってますっていう機能がちょっとでもあるとか、
あとYouTubeに変わるような動画の配信プラットフォームとしてもあるとか、
そういうものがポンポンって新しいもの見えてきて、
ツイッターやっぱりなんかいろいろ文字だけじゃなくて広がってるなっていうのがありつつの、
じゃあ統合してこういうプロダクトの名前変えますっていうんだったら納得感もあったと思うんですけど、
今別にそれがないところでまずは最初に統合したブランドにします。
ドーンってなったから、だから順序的にすごくなんですよね。
スーパーアプリ化の意義と国のカルチャー
Mika Ueno
他の人たちがなんで今変えるのっていう違和感が拭い切れないのは他の新しいものとか納得感?
これだったらやっぱりごちゃごちゃしてるのはまとめた方がいいよねっていうところがないのかなっていうのはまだちょっと思ったりはしますけどね。
ここから出てくるのかもしれないですけど。
Nobuhiro Seki
スーパーアプリとかってね、例えば日本だと説明でWeChatかみたいなこと言うんでしたっけ?
Takuya Oikawa
あとLINEもスーパーアプリになってますからね。
Nobuhiro Seki
だから日本だと全機能ないけどFacebookとかもそうじゃないですか。
例えばFacebookこれメッセージじゃなかって実はお金も送れるし、
そういうのって日本では稼働してないんですけど。
結構そういう機能。
Mika Ueno
使ってます?それ。
Nobuhiro Seki
昔使ってました。最近は使ってないけど。
Mika Ueno
本当?
Nobuhiro Seki
なんでかと日本人の人が一人でも入るとできなくなったりとかしたりとかするから。
やっぱりFacebook使ってる人日本人が多いんで、
僕が知り合うアメリカ人はあんまり使ってない人が多いから。
だからお金掲載しようと思ったらやっぱりVenmo。
Venmoってまた多分日本でないから知らないと思うんですけど。
お手軽にお金を送金できる。
PayPayみたいなやつですね。
VenmoはPayPalに買収されたんですけど、
やっぱりそういうのがあって全部別なんですね、アプリがね。
だからそれを一箇所やりたいっていう気持ちもわからんでもないんだけど、
一方で一箇所にまとめられてもどうせまた新しいのってアメリカで出るじゃないですか。
そういうカルチャーだから。
だからあんまりまとめられてもメリット感じないみたいなところはありますよね。
多分中国とか日本とかってスーパーアプリ化しやすいと思うんですよ。
LINEだったら全部入れちゃうとかYahooだったら全部入れちゃうとか。
多いじゃないですか。やっぱり大手がすごい一挙になりやすいから。
でもアメリカだと一挙になろうとすると、
その分野に特化してそれを潰しに来るとか結構出てくるじゃないですか。
だからなかなかそういう風にならないから、
あんまりスーパーアプリ化っていうのは一瞬だけ起きても本当に長く持たないみたいな感じもするから、
あんまりそこに魅力は感じない。
でも中国とか日本とか見てるとスーパーアプリになったらすごい強力になっていくんで、
そういう風になりたいよねって思うのは変わらないんじゃないかなって気がします。
Mika Ueno
なんか面白いですよね。
そうやってドーンと一箇所でワンストップでできるっていうのはめちゃくちゃ便利な一方、
それを中央集権って呼ぶ人もいるし、でっかくなっていけばいくほど分散だとかそういう風になるし、
それの繰り返しな感じですよね。
分散になったらなったらそれはそれで不便で、
いろいろと一箇所でできたほうが便利っていうのは、
人が利便性を求めるっていう意味ではこっち行きがちなのがすごい分かるし。
Nobuhiro Seki
やっぱりその時に国のカルチャーとか出ますよね。
カルチャーマップとかいろいろこう最近調べてて、
改めてちょっといろいろ見てるんですけど、
国によってそういうのが例えば違うじゃないですか。
だからよく最近だと戦争生活してるけど、
ロシアとかってやっぱり中央集権的なものをすごい求めるとか、
中国とかでもやっぱり全然そうじゃない。
国とかあると何でああなったか分からない。
でも逆から見ると何で逆にそういう風にならないのか分からないみたいな感じ。
やっぱりそこはなかなか文化が違うと分かり合いづらいみたいな。
もう意識もしてないからそういうことを指摘されても
その指摘の意味が分からないみたいなことになったりするみたいなことが結構多いんですけど、
やっぱりそれって日本もそういうとこありますよねっていうのは思って。
特に職場環境とかって仕事変わらないから、
ある会社のカルチャーにどっぷり使ってるけど、
外に出るといきなり分かんなくなるみたいな。
まして日本に出ちゃうと分かんなくなるみたいなやつっていうのはやっぱり感じてて、
それがやっぱり説明されないみたいな。
だから相手には分かりませんみたいなことっていうのはよくあるなって思ってて、
ライブでのイーロン・マスクと、ビヨンセのライブ後の神対応
Nobuhiro Seki
それがやっぱりさっき出てきたツイートとかいう言葉でもそうじゃないですか。
ツイートって何ですかって説明してくれない、されないみたいな。
分かんないのが悪いじゃんみたいな。
出直してきてるのがダサいみたいなやつってやっぱりそういうところはあったかな。
ローコンテクストだとやっぱりそれを説明するみたいな。
ツイートとはみたいなことを書いて感じて説明してくれる。
そういうのもやっぱり僕らがエクスクローシングとかいろんなカルチャーとか、
場所によって常識が違いますみたいな話ってここで時々出てきますけど、
そういうとこはあるなって思うんですよね。
イロン・マスクさんがね、もともとあの人って南アフリカ出身ですよね。
で、カナダに行ってからアメリカに来てるんですよね。
Takuya Oikawa
カナダ住んでるんですね。
Nobuhiro Seki
確か大学はカナダでダウンして、それからアメリカに来てるんですよね。
国籍は南アフリカとアメリカしかないと思うんですけど、
僕がさっきのカルチャーマップとかを見たときに南アフリカってどうなのかってちょっとあんまり、
普段あんまりコンテストなんか出てこないからあんまり注目したこともなかったんですけど、
考えてみると確かにPayPalマフィアと言われる中にも他にも南アフリカ出身してる人いるじゃないですか。
デイビッド・サックスとか。
Takuya Oikawa
デイビッド・サックス誰でしたっけ。
Nobuhiro Seki
PayPalにいて、Yammerの創業者ですね。
今は確かオールインワンのポッドキャスト4人のうちの1人ですよね。
VCですよね。
そういうのをもうちょっと調べると、どういうカルチャーがああいう方に影響したのかわからないですけど、
それもちょっと調べたいなと思いつつも、時間がなくてって言うとちょっとあれなんですけど、
今日みたいに言っといて今晩調べてみようかなという緊張となってますけどね。
Mika Ueno
こないだイーロン・マスク日本来てましたね、お休みで。
Takuya Oikawa
そうなんですね。
Nobuhiro Seki
サマソニ行かなかったですか。
Mika Ueno
サマソニの元パートナーのグライムスのライブ行って、ステージのど真ん中に上がって、自分がですよ。
そこからライブ中継して、後ろの観客から見えねえ、邪魔だどけとかって言われているツイートを私は見て、
日本いるんだみたいな感じで。
その後、チームラボの豊洲のに行って、光のカーテンみたいなのがあるじゃないですか。
あそこにお子さんと言ってとかね、そういうのが上がってましたね。
Takuya Oikawa
やりたいことある。
Mika Ueno
本当にすごかったですよ。いっぱい動画が上がってますけど、ステージのグライムスの目の前に黒い人が立っているんですよ。
例えば、サマソニというかね、ライブのオーナーとかでもなく、なんであれができるのか本当にわからない。
Nobuhiro Seki
VIP待遇ってやつなんでしょうけどね。
Mika Ueno
だってライブですよ。
あの辺が一本きれいなんだろうなと思いますね。
ファンからしたら本当にどけですよね。
Nobuhiro Seki
たぶんね、アメリカのライブとかって結構無秩序になりがちじゃないですか。
日本では割と整然としているイメージがあるんですけど、みんな大人しくちゃんと聞いていて、うるさくなったりとか、邪魔にならないようにしようみたいなところは結構強いのかなという気はして、そういうのはあんまりないなって思います。
うるさいし、こっちだとか聞いて。
Mika Ueno
あと規模とか全然違う。
ビヨンセがワシントンとかどこかでライブをして、雨か何かで悪天候で2時間会社が遅れたんですって。
2時間会社遅れると終わりがほぼ真夜中になっていて、地域で帰れない人が続出すると。
なので地下鉄全部動かすために10万ドル払ったって言ったかな。
1時間だけ全駅を動かしてファンが帰れるようにしたみたいな。
もっと言ったら規模が違うみたいな。
Nobuhiro Seki
30万ドルだっけ?なんか結構もっと大きかったですよね。
Mika Ueno
もっと大きかったでしたっけ。
例えば東京で地下鉄を動かすなら大変なことになるから。
すごいな。
あとテイラースウィフトは今ワールドツアーやってるんですけど、地域とかの盛り上げがすごくて、
ファンのことスウィフティって言うらしいんですけど、スウィフティシティっていう風にそのライブあるときに名前を変えたそうなんですよね。
市とかが。
その地域あげてテイラースウィフトが来てそのライブ盛り上げて一生懸命コミュニティの盛り上げともちろん経済的にもいいと思うし、
街全体で盛り上がってるっていうのを作ってすごいなと思いました。
Nobuhiro Seki
それで言うと、その後ツアーがすごく多かったんで、ツアーに参加してる人に全員にボーナスを貼ったって言い過ぎですけど。
Mika Ueno
出てましたね。
Nobuhiro Seki
トレーラー運転手の人10万ドルとか。
すごい。
全部で数ミリを払ってるはずですけどね。
確かにね、彼女レベルで言うと本当にそれもポケットマネーなんでしょうけど、
1回で入ってくる収入がすごいから。
ああいうのもやっぱり裏方とか過酷じゃないですか。
労働基準法もないみたいな状況で移動してきたりするみたいな。
そこに対してポケットマネーでボーナスを払ったという話は出てましたね。
すごい。
Mika Ueno
ちゃんとそれが還元されてるというかね、関わってる人たちがあって、ちゃんとそこにも目を行ってるし離れてる人たちっていう意味でもすごいいいと思った。
じゃあそれでファンがいろいろ文句言うかっていうと全然そうじゃなくて、生のライブを見に行くっていうってすごく大事なことだし、よりより貴重になってるから、
ちょっとチケットが自分のチケットが高くなってもっていうのは行きますよね。楽しいしね。体験が全然圧倒的に違うんで。
Nobuhiro Seki
そういうのもね、本当に現場に行くとあいつの方が多くもらったとかいうのは絶対やってるとは思いますけど、少なくてもそういうのがあまり出てこないですよね。
調べたらそういうゴシップとかを点々で調べていくと絶対出てくると思うんですけど、あんまりすぐにそういうのが表には見えないですよね。
Mika Ueno
ライブとかそういうの、雰囲気も醸成するし、関連でファイナンシャル的にも経済的にも儲かるからね、そういうのガンガンやってほしいのありますよね。
この間のお盆の時期なんですけど、横浜のみなとみらいに行ったらポケモンワールドチャンピオンシップっていうのをやってて、毎年日本一回やるんですよ、みなとみらいで。
ピカチュウの着ぐるみがいっぱい出てきて、ピカチュウ大行進みたいな毎年やってるイベントがあって、そこに今年はポケモンのeSports、世界のeSportsが来ましたっていうのが一緒になっててやってたんですよね。
毎年のピカチュウ大行進はめちゃくちゃ面白いし、家族イベントでほんわかするんですけど、今年はそこにいいスポーツのワールドチャンピオンシップが乗っかることで、世界から人が来てたんですよね。
もうポケモン大好きみたいなプレイヤーの人たちがいっぱいいたし、日本も前世代の人たちがいたし、街頭いろんなところにゲームのプレイしてるのが生中継されてるんですよ。
ディスプレイいろんなところに置いてあって、それがあってウォールステッカーとか、床面にステッカー貼ってあるとか、すごいちょっとした演出なんですけど、それが街全体で盛り上がってる感がほんとすごくて。
ポケモンと街イベント
Mika Ueno
で、フラッとみなとみらいに行った人でも、ポケモンってみんな知ってるから、ワクワク感醸成してるとか、あと何て言うんですかね、疎外感じゃなくて、あ、ポケモンなんかやってるんだって、そこに巻き込まれる参加感っていうのがすごいあってですね。
この街おこしとか何て言うんですか、街全体で展開するイベントっていうのは、これが必要なんだっていうのをものすごい勉強になって帰ってきたんですけど、お金をかけるところ、例えばゲームの生配信とかプレイするとか、あと夜はドローンショーやってたんですよ。
そういうのをやったりとか、でもそんなにお金はかからない、ウォールステッカーとか床のステッカーとか、ああいうものとかがちゃんと使い分けられてて、ものすごい参考になりましたね。
街っていうのでやるイベントって、私好きなアートとかね、いろいろやるんですけど、なんかそのアートやってるんだ、そうなんだっていう、ちょっとそんな参加できない感っていうのはあるんですけど、そこに関わってないと、知ってないと。
あのね、ポケモンのやつはすごく面白かったですよ。その場に行って、なんかそこに入れちゃう、楽しい。あ、ポケモンかわいいね、カビゴンそこにいるみたいな、それがすごく楽しかったですね。
Nobuhiro Seki
面白いですよね、さっきもビヨンセとかテイラー・スウィフトとかっていう、なんか人のアイドルじゃないですか、アイコンみたいな感じで、キャラとかってまたその人とかよりも、なんかもう少し世代またがってもいけそうな感じもするし、もっと中小企業になっていくと、だんだんアートとかになっていくと、逆に資金が高くなるって話をしたじゃないですか。
本当に一人を崇拝するみたいなところと、すごい中小的なものの間ぐらいにあって、その微妙な位置づけっていうのが、結果的により多くの人を適度に巻き込む力があるのかな、みたいなことは今、ちょっと話を聞いてて思ったんですけど。
Mika Ueno
そうかもしれないですね、本当なんかキャラなのかと思ったりもしたんですけど、いや全世代が知ってるのってすごいぞ、例えばアンパンマンもそうだと思うし、いろんなものあると思うんですよね、佐々木さんもあると思うし、世界的に言ったらなんだろうな、他にもあると思うんですけど、キャラでみんなが親しめて可愛いね、何かしら自分のライフスタイルとか生きてきたところで接点があるっていうのがすごい大事なんだろうなって思いましたね。
Nobuhiro Seki
たぶん不変性とか、不変性っていうのはユニバーサルっていう意味じゃなくて変わらないっていう意味ですね。
要は人だと30年前すごい良かったんですけど、今なんかこう、例えばおじさんおばさんになっていて、なんかこう思想的にもすごい偏りましたみたいなのあるじゃないですか。
だからやっぱり人間で変わっちゃうけど、キャラって変えずにいられるじゃないですか。
だからそこが世代が変わっても同じように受け止められるっていうことなのかな、みたいなことはちょっと思ったりするんですね。
ちょっと宗教とも近いのかな。宗教もその場の時と伝説っていうかそれになった後とか違うじゃないですか。
なった後になるとやっぱりその人の終わってしまった過去みたいなものを組み立てるからその普遍性が生まれてるんですけど、今生きてるとやっぱり変わっちゃうじゃないですか。
だからアイコンとかキャラみたいなものっていうのは死んでしばらくして、もう変わらなくなってからっていう方がなんかそのいろんな世代にずっと継続して同じように接せられるっていう普遍性が生まれるけど、やっぱりあらひと神みたいな感じで今いるとちょっと前まではすごい良かったんだけど最近ダメだよねみたいな感じになっちゃうっていうのがなんかある意味すごい強いけど、
キャラクターやイベントの世代を超える力
Nobuhiro Seki
それを世代間で共有できなかったり、人が離れたりするのかなみたいなことはちょっと今聞いてる。
Takuya Oikawa
今現時代に生きてる人っていうのはやっぱり時代を共にしている形になるんですよね。
だからやっぱり自分の世代の前後ちょっとぐらいの世代の人を常に追う形になるし、だから例えばアーティストとかにしてもなんかやっぱり不安が同じ年取っていくような形になるっていうのが一般的なパターンですよね。
やっぱり死んじゃった人とかキャラクターって年取らないんで、そういう意味で言うと世代を超える可能性がすごい高いんだと思いますよね。
Nobuhiro Seki
そこにアニメってね何十年経っても、サザエさんとか何十年経っても同じじゃないですか。
例えばねドラえもんとかもですね。だからやっぱりそれっていうのがやっぱり世代を超えても体験をシェアできるみたいなところがすごい強いのかなっていう気がしますよね。
Mika Ueno
本当に小っちゃい男の子から女の子もいたし、であとポケモンのゲームで育ってきた世代が30代とか、ど真ん中の世代はもう親になってるし家族で一緒に来るし、
それより上のゲーム世代でもポケモンはねやっぱりポケモンGOやったりもするし、いろんな人たちが接点があって、かつそれがゲームだから自分がプレイするんですよね。
アンパンマンみたいなアニメみたいに自分が見るんじゃなくてプレイして自分がその中に入り込んでますっていうのがまたなんかその接点の持ち方としてね強いなぁと思いましたね。
あとお祭りだから地域のお祭りもそうじゃないですか。1階の地域のお祭りとかでかいお祭りとかも世代を超えて受け継がれていくあの巻き込まれ感っていうかね。
Takuya Oikawa
なんか日本の場合特に世代間を超えるものがやっぱりアニメとかそういうものに集中している感じはちょっとしますよね。
さっき関さんが言ったみたいに日本はやっぱり宗教に対するバインディングが他の地域や国に比べると薄いと思うので、なので宗教って基本的には世代を超えるものだと思うんですけれどもそこがないし、
あとやっぱり音楽とかも結構流行りしたりがあるような形のものが多い気はしていて、
関さんの方が詳しいからもし違ったら教えてほしいんですけれど、
米国とかにおいてブルースだとかカントリーとかっていうのは比較的その世代を超えて好まれているところがあるというふうに思うんですよね。
だから今でも現役の結構年のブルースギタリストみたいのがいたとしても若い人も普通にその人崇拝してるし、
同世代の人も当然その人崇拝してるってことは普通にあるような気がするんですけれど、
日本だとそれに相当する音楽って演歌なのかもしれないけれども、演歌ってやっぱり若い人にそんな疲れていないっていう、支持されていないっていうのは未だにあるわけですし、
他の日本のポップスだとかロックとかっていうのもあんまりそうなりきれていない気がするんですよね。
例えば我々の世代とかもうちょい上とかしたかもしれないけど、
ユーミンとかサザンとかっていうのが比較的日本においては多くの世代に支持されているとは言いつつ、
でもおそらくやっぱりまだ若い人は全然聴いてないし、そんなそこまですごい好んでるわけではないっていうのはあると思います。
別に聴いてて不快じゃないと思うけれども、自分が不安であるって感じじゃないっていうのが多いなと思うんですよね。
そういう意味で言うともともとやっぱり世代を越えて愛されるような、そういった人だとかコンテンツだとかジャンルっていうものが日本はまだ少ないのかもしれないなと思いましたね。
Nobuhiro Seki
でもやっぱりアーティストだとその人となりとかとセットになっちゃうんで、早くしてなくなったりしない限りなかなか深刻化されないっていうか、いうところがあるんじゃないですかね。
だからやっぱり実際にライブやってる人はその人じゃないですか、今とかでも。
だからやっぱりその人が活躍しているその時その時によってやっぱり来てる人とかも違うだろうし。
Takuya Oikawa
まあでもユミとかサダンとかも、ユミはともかくサダンとかって普通にライブやってますけれど、僕はサダン不安でもないし行ったことないからわからないけれど、おそらくライブに行ってる人たちの年齢層はそんなに若くないんじゃないかなと思ってますよね。
でまた例えば、死んで深刻化したっていうので言うと、僕と同い年の尾崎豊がいて、尾崎豊って大体音楽の教科書に載るようになったら僕はロックとかってもう最悪だと思うんですけれども、いずれにしろ尾崎豊のやつって中学とかの音楽の教科書に載っちゃってるらしいんですね。
そうすると、もう若い人から見るとベートベンみたいなもんなんですよ、尾崎豊が。
Mika Ueno
クラシックだった。
Nobuhiro Seki
そうなんだ。
Mika Ueno
音楽とかね、ファッションとかって何十年おきに繰り返したりとか、あと若者からすると前のものを否定して自分たちの新しいものみたいなとか、やっぱあるじゃないですか、そういう若者の特有のみたいな。
でもその中で、最近シティポップがすごいめちゃめちゃ盛り上がっていて、山下達郎さんとかね、70年代とか80年代とか、あれが他の人から掘り起こされて、新しい形にアレンジされてめちゃめちゃかっこいいみたいなのが流行ってて。
ナイトテッポさんっていうDJが好きなんですけど、韓国出身の方なんだけど、日本のシティポップをすごいかっこよくアレンジして、クラブミュージックにするんですよね。
ああいうのとか言って、そこにさらに目を移して、それを掘り起こして、さらに今時にアレンジしてっていう、そういう流れもあるとね、受け継がれていくかなと思いますね。
Nobuhiro Seki
で、違うカルチャーの人は全く違うコンテキストで古いものを再注目するみたいなのがないと、やっぱりなかなか突然出てきたりしないですよね。
でもそれってアートとかもそうなんですよね。きっと例えば浮世絵とかが、結局西洋で評価されて抱えてくるみたいな、やっぱりそういう他者の視点がないと、割とさっき三笠さんが言ったみたいに、次の世代の人は否定したりするわけじゃないですか。
普通にやると、その否定されたままになっていると、古い、昔流行ったものっていうレッテルになっちゃうわけじゃないですか。
そうするとやっぱり普通にやっていくと、そのままなくなっていっちゃうんだけど、それを誰かが再発見しなきゃいけないわけですよね。
それはやっぱり、すごい年が離れているとか、違う文化だとかって、やっぱりそういうのがあると、やっぱり新たな魅力みたいな形で出てくるんでしょうけど。
やっぱりそうなるためのインフラとか、今とかは音楽とかも残っているからできるんでしょうけど、ある程度になると残らないからできないですよね。
だからそういう意味で言うと、本当に今、日本の昔のやつを、これなんか知らないけどすごいかっこいいじゃんとかっていうふうに思う人がいて、再評価につながっているのかなと。
29:31

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