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2024-04-19 28:48

ライターが使う言い換えテクニック|「表現の引き出し」はこう増やすべし #175

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・伊藤謙三

横浜出身。青山学院大学経済学部卒業後、フリーランス活動を経て株式会社YOSCAに入社。2020年にライティング講座「あなたのライターキャリア講座」を立ち上げ、現在は主に講座の開発運営およびライターの育成マネジメントを行っている。趣味はカラオケ、スケートボード、DTM。2020年に第一子が誕生。

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・西東美智子

広島県出身。一橋大学社会学部卒業後、国立大学事務局、文芸雑誌編集部を経て、2015年にフリーライターとして独立。2020年以降は「あなたのライターキャリア講座」講師も務める。執筆における得意分野はEdtech、バックオフィス改善(働き方、業務効率化)。趣味はミュージカル鑑賞、ゲーム、文学創作、犬・猫と過ごすこと。

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サマリー

ライターがよく使う言い換えテクニックについて解説しています。言い換えテクニックを増やす方法や具体例について話し合っています。ライターが使う言い換えテクニックは、文章を綺麗に整える作業であり、身近なライターの表現から学ぶことができます。洋服を手作りすることができるようになりたいと思っているライターもいます。初心者の段階ですが、レザークラフトに興味があり、自分の興味に研ぎ澄まされていると感じています。

00:01
こんにちは、株式会社YOSCA、編集者の伊藤謙三です。 フリーライターの西東美智子です。
伊藤謙三
いつもお聞きいただきましてありがとうございます。ライターの本音、悩めるライターの疑問や不安を解消すべく、現役の編集者ライターが本音で語り合うポッドキャスです。
言い換えテクニックの重要性とバリエーション
伊藤謙三
本日のテーマ、こちら。ライターがよく使う言い換えテクニック。
西東美智子
はい。言い換えテクニックって、なんづやって話なんですけど、よくね、原稿を書いてると、ついついこう使ってしまう、何回も何回も使いそうな表現ってあると思うんですよ。
例えば、なんかこう、ハウツー記事、こう何々のやり方とか何々とはとかっていう記事を書いてる時に、何々が大切ですとか重要ですばっかりになってしまったりすることってあると思うんですよね。
でもそれって、同じ言い回しをずっとずっと繰り返してると、なんか芸がないというか、幼稚だししつこいしみたいな感じになるので、ちょっと言い換えた方がいいよねとか、よく編集者とかも言うと思うんですけど、その辺どういう言い換えをやっているのか。
私もけんぞうさんも多分それやってると思うので、私たちはどういうふうにやってるかとか、その場合は選択肢っていうんですかね、言い換えテクニックのバリエーションとかってどうやって増やしたりとかしてるのかなみたいな話を、今回実用的な話になるかもしれないですけど、やっていこうと思います。
伊藤謙三
ぺけたん はい、ありがとうございます。いや、わかるねこれは。例えばね、誰々がこう言いましたみたいなのもさ、鍵かっこでね、インタビューとかもね、と言いましたとかね、何々と言っています、と言っていますみたいなね。まあそれその通りなんだけどね、これやっちゃうと本当になんか幼稚というかね、なんかダサいなこれってなっちゃうんだよね。
西東美智子
ぺけたん あ、そうそうそう。そうですね。
伊藤謙三
ぺけたん まあ伝わるんだけどな、ちょっとダサいなみたいな。だからこれをね、こういろいろ、何だろう、言い換えることで何かこう、原稿の質を高めるというかね、雰囲気を変えるみたいなね、技があるわけなんですけど、まあ今日はね、そんな話をしようかなと思っております。
ぺけたん この番組は、プロライターの思考力を身につくオンラインスクールあなたのライターキャリア講座のサポートでお送りしています。ライターの本音第175回です。よろしくお願いします。
西東美智子
ぺけたん はい、お願いします。
伊藤謙三
ぺけたん さて、今回はライターがよく使う言い換えテクニックというところなんですけど、これ確かね、斉藤さんよくね、昔から言ってたなと思って、この話、プライベートの会話とかでも。多分、いろいろこだわってるところなのかなと思うんですけど、どうですか、この辺は。
西東美智子
ぺけたん まあ、こだわってる。もしかするとですけど、私よく言ってるのが、ライターになる前って小説家になりたかったっていうところもあるので、なんかそういう文章表現こだわりがちライターではあると思うんだよね。
伊藤謙三
ぺけたん はいはいはい。
西東美智子
ぺけたん だけど、よくさ、今、駆け出しライターの方から、今私が質問を受けたりするんですよ。語彙がなくてもライターになれますか?みたいなね。実際ね、ライター、商業ライターだったらなれるんだよね、ほんとに。ほぼ語彙とかなくてもなれるんだけど、この言い換えテクニックがさ、唯一ちょっと語彙が求められるところかもしれないとかね、なんかさ、最近思ったりもね、してるかなっていう。
伊藤謙三
ぺけたん これってある種の引き出しみたいなもんですよね。手数というか引き出しというかね、もうテクニックに近いような気もするんで、なんかやっぱ経験とともに増えていくような気がしますし、なんか意識すればするほどね、その引き出し、技の引き出しが増えていくようにも思いますね。
ぺけたん 例えば、さっき言ってたこうなんだろう、大切ですみたいなのって、他にどんな言い換えあります?
西東美智子
ぺけたん まあ、重要です、大切です、あとね、私がすごい好きなの、欠かせませんがすごい好き。
伊藤謙三
ぺけたん あのー、
視点が変わるね、ちょっとね。
西東美智子
ぺけたん そう、語尾も散らせるじゃん、それ。
伊藤謙三
確かに。ですからね、ませんみたいにね。
西東美智子
ぺけたん そう、あとこれもちょっと視点を変えたのが、必要ですとか、求められますもちょっと近いニュアンスで使うかな。
ぺけたん あとは、欠かせませんの言い換えになるのかもしれないけど、不可欠ですとかもね、ちょっと使いますね。
ぺけたん あとは、そうですね、何々が鍵になりますとか、成功の鍵になりますとか、あと何々が何とかのポイントですとか、
ぺけたん 単体で鍵です、ポイントですっていうのは、ちょっとふわっとしすぎてるなとは思うんですけど、何々の鍵ですって使えるときには、こうちょっと使ったりもしますかね。
伊藤謙三
特に重要なポイントですとかね、その前に出したものの中で、特にこれが重要ですとかいうときは、なんかポイントとか使いやすいですよね。
西東美智子
ぺけたん そうですね。それで思い出した。押さえておきたいポイントですとか、押さえておきたいところですとかも結構使うかもしれない。
伊藤謙三
はいはいはいはい。
また、こんだけあれば確かにかぶらないですよね。
あとなんか、たぶんその原稿内でかぶるって言っても、たぶん2、3個ぐらいだと思うんですよ。
2、3個続いちゃってちょっとダサいなと思うから、ちょっと散らしたいなって感じなんで。
その意味では、2、3個知っとけばね、散らせますよね。ある意味。
西東美智子
ぺけたん そうそう、そうですよね。
伊藤謙三
うん。だからこんだけあったら、あとなんか他もあるのかな。ちょっとあんま僕も出てこないですけど。
西東美智子
ぺけたん そうかな。今私が…
伊藤謙三
カナメ、カナメですとか。
ぺけたん カナメです。あ、キモですっていうの見たことある。
あー確かに。
西東美智子
ぺけたん キモになります。
伊藤謙三
肝心ですとかかな。他に。
西東美智子
ぺけたん あ、肝心ですもあるかもね。
伊藤謙三
ぺけたん ちょっとね、どんどんニュアンス変わっといっちゃいますもんね。
ぺけたん 欠かせないともまあ一緒か、ほとんど。
言い換えの具体例と使い方
西東美智子
カナメ 使えるシーンと使えないシーンがあるから、そこを見極めるみたいな感じですよね。
カナメ 言い換えれたら言い換えるみたいな風にしてるかもしれない。
伊藤謙三
ぺけたん 例えばね、必要不可欠ですとか言ったら、ちょっと周りくどい気もしちゃいますもんね、場合によってはね。
西東美智子
カナメ あーそれ2つくっつけたらちょっとね、なんか。
伊藤謙三
ぺけたん なんかちょっとアピールしすぎだよな、これみたいなね。
ぺけたん なんですけど、引き出しの一つとしてはね。
ぺけたん 例えば、もしさっき僕が言った、〇〇インタビューのね、原稿とかインタビュー系で、〇〇と〇〇さんは〇〇と言っていますみたいなの、言い換えてあります?
西東美智子
カナメ そうね、これも結構私言い換え意識してるね。
カナメ 私ね、その、だである調でやることが多かったりしてるんですけど、
カナメ まあちょっと、インタビューってさ、いくつかこうパターンがあるじゃないですか、Q&Aみたいなパターンと、
カナメ インタビューされてる人が一人で喋ってる系のパターンと、あとはさっきけんぞうさんが言ってる、こう、字の文プラスセリフみたいなパターンで、
伊藤謙三
カナメ やっぱ困るのって、字の文プラスセリフの時の〇〇と言うが困るってことですよね。
西東美智子
カナメ 私は〇〇と〇〇し、みたいな、そういう対言止めにしちゃうパターン、なんかよくあるよね、ぽくなるとか、で、あとはそれこそニュアンスによって使うとか、例えば、
カナメ いい、成功した、みたいなことのセリフを言ってる時だったら、〇〇と〇〇は笑顔を見せる、ってしますからね。
伊藤謙三
なるほどね、なんか涙を浮かべるみたいな、あんまないと思うんですけど、みたいな感じですね、雰囲気とか表情を伝えるとね。
西東美智子
カナメ そうそう、あとは過去のことを喋ってる時には〇〇と振り返るとかもありますね。
伊藤謙三
いいですね。
西東美智子
カナメ あとはそれこそ大事な重要なことをすごく言ってる時に〇〇と力を込めるとか、強調するとかも使うかもしれないですね。
あとはもうちょっとニューターのところだと〇〇と話すとか、〇〇と語るとか、もうマイナーチェンジもするかもしれない。
伊藤謙三
これだけでもだいぶ違いますね。笑顔を見せるとかって改めて見ると結構かっこいいですね、こういう印象ね。
カナメ かっこつけてる感じがするかもしれない。
ただこれはプロとアマの違いみたいなところが出せそうですね、これだけでも。
例えばインタビューって言ったら、依頼を受けて作ってお渡しするみたいなパターンだとして、やっぱりこういう笑顔を見せるみたいな言い回しをしてくれた方が完成度高い気がしますよね。
西東美智子
カナメ 自分では出てこないかもしれないって思ってもらえるかもしれないよね。
会社の代表インタビューとかだったら割と過去を振り返って、今までの奇跡とかを振り返るにしても、こういう言い回しがなんとなくちょっとかっこいいというか、ドラマチックに見せられるかなと思ってね。
カナメ 確かビジネスの感じだと使いますよね。
伊藤謙三
いいですね、早速実用的ですね。これってどう増やしました?これ自分で思いつきました?それとも誰かに聞いたとか調べたとかいろいろあると思うんですけど、なぜ増えた?こんなに。
西東美智子
カナメ 増えた?意識的に増やしたっていうのはあります。冒頭でけんどうさんがおっしゃったような意識して引き出し増やすじゃないですけど、最初はやっぱり調べてたんですよ、一個一個。
カナメ 私が調べるのによく使ってるのが、ネット上で無料で使える連想語辞典っていうサイトがあるよね。それは類義語よりもかなり広いニュアンスとかも含めた言い換えがいっぱいいっぱい出てくるんだよね。
カナメ なので、私は結構それを割と使うんだけど、それこそあまりにも広く取ってるから膨大なんだよね、その言い換えとかが。あまりにも膨大だから、ピンとくるのも見つかるけど探すのも大変。
カナメ 調べてたら、それこそ馬鹿みたいっていうか、ちっちゃい表現一つにこんなにこだわってちゃダメだろうっていう気持ちにもなってしまうので、じゃあ次の段階何したかっていうと、英語の単語帳みたいな感じで、よく使う言い換えリストみたいなの作ってた時があった。
伊藤謙三
真面目。
西東美智子
カナメ そう、スプレッドシートとかにまとめてたことがありました。
伊藤謙三
そのデータベース、もう有料で販売してもいいぐらいじゃないですか。
西東美智子
カナメ どうですかね。でもどこにあるだろうな。覚えてないんですけどね。
結局、調べても結構大変なんですよね。適切なものを選ぶというかね。その中で斎藤さんが選んでくれたのであれば、それお金払う価値ありそうだなとか思っちゃいましたね。
伊藤謙三
あとは最初言ってた連想語。要は調べたものとちょっと飛躍したものも出てくるってところだったんですけど、飛躍したところを見てるのも勉強になりそうだなと思って。
これ今使わないけど、こんなのあんのねみたいな。確かにこれありだなみたいな。そういう偶然の出会いみたいなのがありそうだなと思って。
西東美智子
なんか結局、さっきさ一瞬ちらっと語尾を散らせるみたいな話あったと思うんですけど、よくこのラジオでも言うかな。
よくそのライター文章のリズムをよくするときに、ですですですっていうのがずっと続くとか、ますますますって文章表現が何回も連続するのって、やっぱちょっとダサいよねっていう話で、
そこで単純にですますを散らすだけじゃなくて、そもそも視点を変えないといけないとかっていう話もなんかする気がするんだよね。
何々することができるの、ことを避けるためにもう視点を変えて表現をガラッと変えないとみたいな。
主語を変えるぐらいのね、例えばね。 そうそうそう。そういうのもヒントになる気がする、連想語が結構。
伊藤謙三
確かに確かに。これは良いですね、良い種類です。
言い換えの重要性
伊藤謙三
なんかあれですよね、僕らもよくこのポッドキャストのテーマを企画会議みたいなところでね、やるときに、例えばこんなの面白いよねってときに、なんてタイトルどうしようかみたいな話をするんですよね。
こんな話をしようかなっていうときに、なんかいいしっくりくる表現あるかなってときに、割とお互いこう類語とかを調べたりしますよね。
西東美智子
そう、私もそのときに連想語、すごいよく使ってます、なんか開いて。
伊藤謙三
そう、調べて、確かにこの言葉の方がマッチするねみたいなね、やり方するんですけど、やっぱりあれ重要ですよね、あの作業。
ねー、いいですよね。 なんかボキャブラリーも増えてるような気がしますね、あれのおかげで。
西東美智子
めっちゃ頭使うしね、なんか。それもなんかしてる、何か良いこと、想像性の高いことをしてるみたいな気持ちにもなるっていうか。
伊藤謙三
そうそう、ちょっとおもろいですよね。
さらに言うと多分今時だとこの作業って、チャットGPTとかが得意なのかなと思っちゃいましたね。
例えばこういう、どのような指示を出すかはさておきですけど、こういうものが欲しい、こういう表現を言い換えたいんだけど、
100個出してって言ったら、使えるか使えないかは別、100個くらい出してくれそうかなと思って。
西東美智子
確かにな、一回やったことがあると思うんですよね、私。
なんかね、上手くいかなかったかな、指示の出し方が悪かったかもしれないですけど、
結局その表面的な語尾尾を変えるとか、デスマスをダ・デ・アルに変えるとか、
あとは必要ですが、それこそ求められますという、2パターンしかないとか、あんまりバリエーションが増えなかった気がするんだよね。
伊藤謙三
確かに、それはありそう。なんか日本語はそんな強くないですもんね、そもそもね。
たしかに、あんまり当てになんないな。
たぶんその、言い換えるみたいな感覚もなさそうですよね、チャットGPT的には。
西東美智子
そう、あんまり文章を綺麗に整えるみたいなのがね、その綺麗っていうのがあまりにも主観的すぎるからだと思うんですよね。
まだそういううまくこうちょっとアルゴリズムに乗せられ、乗せにくいと言うか。
伊藤謙三
だってチラスってなんだよって感じですよね、正直ね。
西東美智子
そう、だからね、ちょっと完全にこうちょっと脱線するかもしれないんですけど、
本当にもうデスとかマスを3回以上連続さすなとか、ことは何にすることの、使うなって指示を入れても使ってくるから、伝わりきってないのかなとか思った。
確かに確かに、そうかもしれないですね。何が悪いのって話なんですよ、たぶんね。チャットGPTとかからしたらね。
伊藤謙三
連続とかの指示もね、どこからどれが連続なのみたいなね、定義も難しそうですもんね。
西東美智子
ね、あれ一回英語にしてから日本語に直してるとかだと、これでやっぱりおかしくなる。
伊藤謙三
いやー、そうですかね、もしかしたら。
ちなみに今英語って出ましたけど、英語とかって何か活用します?この言い換えの時に。例えばその、英語に訳してからみたいなことってやります?
西東美智子
ないですね、そんな村上春樹みたいなことはしないですね。
インプットと表現
西東美智子
そう、なんか斉藤さんなりやりかねないなと思って。
伊藤謙三
やらないですね。
僕ももちろんやらないとかできないんですけど、なんかね、新たな扉開きそうですよね。
西東美智子
面白いですね。
伊藤謙三
英訳したらこうねと。であればこれも使えるなみたいなね。
そうかそうか。確かにこういう地道なリサーチというかね、情報収集によって引き出しが増えるというのもあるんですけど、
やっぱり斉藤さんの場合特に小説とかから何か吸収してる部分ってあるんですかね?
スタートはね、小説を書く側だからこそこだわりたいみたいなのがあったんですけど、インプット的な意味ではあったりするんですかね、小説とか。
西東美智子
小説はあんまりないかな。でも、ちょっと違うかもしれないんですけど、
普通に既存のいい文章からのインプットは意識してやることもありますかね。
特に意識するのって、なんかね、身近な、知り合いのライターが書いた文章を読むときって結構その言い換えテクニックのインプットになるなって私思うんです。
なんでかっていうと、例えばライターの友達とか、私の夫も記者、編集者なので、よくインタビュー記事とか見るんですけど、
解説記事も見るかっていうのを見ると、なんて言うんですかね、この人は知り合いのライターだからっていう目で見るから、内容だけじゃなくて表現も見ちゃうんだよね。
うまいなこの人、やっぱりこういうところがあるとかって、そう見るから、なるほど、こういう表現使うんだ、メモしよ、みたいなのは結構ありますね。
全然知らない人が書いたやつだと内容ばっかり見ちゃうんで、表現が流れちゃうんですけど、そういう点でやっぱり知り合いの力。
伊藤謙三
たしかに身近な人の方が吸収しやすいというか、飲み込みやすいかもしれないですね。
じゃあ村上春樹さんが書いたやつを真似しろって言われても、なんかちょっとあまりにも遠いみたいなね。
西東美智子
そうそうそうそう。
伊藤謙三
でも短いだとね、さすがだなとかね、こういうことを意識してるんだろうなみたいなね、想像がしやすいですよね。
西東美智子
うーん、そうそうそう。それこそけんぞうさんが書いてる文章とかから何かを学んでることもあると思いますよ、やっぱり。
伊藤謙三
いいですね。
西東美智子
それあるよ、ほんとに。
伊藤謙三
あるかな、そうだといいんだけどね。
西東美智子
すぐに思い浮かばないですけどね。
伊藤謙三
僕も多分ね、斉藤さんよりこういう似た表現が繰り返されちゃったらちょっとダサいなって思うタイプなので、結構僕も気をつけてるように思いますね。
例えばその文末表現をチョークさせないみたいな話も、それはさせない方がいいと思うけど、回避してますよってのが伝わっちゃうのもちょっとダサいなとさえ思うわけですよ。
西東美智子
そうなんだよね。
伊藤謙三
それさえも感じさせないぐらいのナチュラルなチラシをね、しないといけないわけで。
今回の言い換えに関しても、頑張って言い換えてるなって思わせないぐらいのね、ナチュラルさが一緒なんですよね、本来ね。
西東美智子
そうそうそうそう。でね、ちょっと時間的に最後かもしれないんですけど、例えばさっきね、インタビュー記事でこれだけバリエーション何々というのバリエーションがこんだけあるっていうのはあると思うんですけど、
継続?インタビューの継続案件だと、これこいつ選択肢使い回してるなっていうのがバレてるだろうなっていうのはありますね。
伊藤謙三
確かに。こいつ5パターンぐらいしかないのかみたいな。
西東美智子
そうそう。こいつはいつも、例えば導入事例とかってさ、何個も何個も作るじゃないですか。で、絶対過去の課題を振り返ってる時に振り返るって使ってるなみたいなパターンがね。
伊藤謙三
それはね、それは起きる。それは正直。
西東美智子
そう、だからやっぱりこんだけ選択肢があっても、やっぱりワンパターン化しないようにって常々今でもやんなきゃいけないなと思ってるところですかね。
伊藤謙三
いいですね。これは日々勉強ですね、これはね。
西東美智子
すごい真面目な話してるよね。
伊藤謙三
久しぶりに真面目な話をしたね。テクニックの話をしましたね、ライティングは。
西東美智子
そうですね。本当にこの番組聞いてらっしゃるライターさんもね、こういう言い換え使えるよみたいなのが、手の内を明かすのもちょっとあれなのか。
それは情報共有として、ぜひお寄せてほしいのでですね、当番組ではリスナーの皆様からの質問や感想も募集しておりますので、
youtubeの概要欄またはポッドキャストの詳細の欄に記載している投稿フォームからお寄せいただけると嬉しいです。
伊藤謙三
はい、ありがとうございます。それでは後半でございます。後半はフリートークの時間でございます。
ライティングの自己成長
西東美智子
はい、ちょっとね、けんぞうさんまたね、私が最近始めた新しいことの話聞いてもらってもいいですか。
伊藤謙三
はいはいはい、なんでしょう。
西東美智子
はい、またね、丁寧なクラシカが止まらない斎藤シリーズなんですけど。
伊藤謙三
いいですね。待ってたよ。
西東美智子
あのね、ミシンを買ってね、リメイクを始めました。
伊藤謙三
おい。
西東美智子
煽ってくんなよ。
伊藤謙三
いいですよ。聞いてますよ。煽ってないですよ。盛り上がってますよ、僕は。
西東美智子
そうなんですよ。なんかね、まだそんなに難しいリメイクはできないんですけど、
例えばね、ブラウスの襟とかを取って、ちょっと形を変えて縫い合わせたりとかっていうのは。
伊藤謙三
結構、想像より上行ってましたね、今。なんかちょっと直すとかね、かと思ったら。
竹裾を直すとかかと思ったら、ちょっとリメイクなんですね、本当にやってることが。
西東美智子
そうなんですよ。なんかね、きっかけみたいな話からしたほうがいいのかは言えないですけど、
丁寧なクラシカが止まらない斎藤、できるだけ異色重に関わることで自分でDIYできることを増やしておきたいなみたいなのが、
なんか最近、高まりつつあるのかわからないですけど、家庭再現をしてみたりとかね、なんかこうDIYで家具を作ってみたりとかっていう中で、
なんかね、服とかがちょっと弱かったんですよ。
伊藤謙三
あ、異色重の中でね。
西東美智子
そう、異色重の中で。衣が弱いなって思ったから、それで、それこそ最初はちょっとお直しというか、
穴が開いたらそれをちゃんと塞ぐのをやってたんですけど、いや、もうミシンがあってなんぼやろうと思って、
ちゃんとしたコンピューターミシンって言うんですかね、なんかピッピッピッと押してちゃんと、
初心者でもガツガツちゃんとできるようなやつをですね、それは本当に夫にプレゼントしてもらったんですけど。
伊藤謙三
うん、素敵。
西東美智子
それね、やってるんですけどね。ミシンとかって使ったことあります?
伊藤謙三
えーっとね、いや、もう小学校でやったぐらいする、たぶん。やったとしたら。20年以上触ってないですね。
西東美智子
ね、あれさ、もう、だから私も同じだったんですよ。本当に、親が時々ね、学校に提出するためになんか雑巾布を出すみたいなのがあったときに、
じゃあ、あんた雑巾ぐらいやりなさいとか言われてさ、やったりしたことはあったんですけど、それ以来本当に何十年も、20年、10年以上はもう少なくとも触ってなかったんで、
伊藤謙三
うん。
西東美智子
本当に大変。その糸をまずさ、準備してみたいなところからさ、もうなんか分からん。何回も何回も説明書とYouTubeの動画を行ったり来たりしながらさ。
伊藤謙三
いや、ミシン意外と複雑ですよね。上糸下糸みたいなのありますよね。
西東美智子
そうそうそうそう。
伊藤謙三
もう覚えてないですけど、何にも。
西東美智子
そうそうそう。で、なんか私がそのミシン買ったところが、結構そのちゃんとした手芸店というかミシンの販売店で、その営業というか販売担当の人がうちまで来て指導してくれたの、最初。
えー。
なんかね、その昔ながらのミシンの店みたいな感じで、それ2時間ぐらい教えてもらったんだけど、それからしばらく会えたらもう全部、ほぼ忘れて。
伊藤謙三
いや、むずいよあれは。
西東美智子
そう。っていうのをしながらも結構苦戦をしてたんですけど、動かし始めたのが2月、それから文学不利もあってね、私自身が本作ったりっていうので忙しかったんで、それの後ぐらいからやり始めて。
で、今はでも結構ね、得り直したり。あと簡単なところで言うと、そのもうベルトのさ、なんかこう穴とかがコートについてたら、なんてベルトのこう留めるところがあれじゃん、わっかみたいな。
あのダサいなとかピョッピョッと取って切るようにするから。
伊藤謙三
おお。
西東美智子
ぐらいはちょっとね、切るようになった。
伊藤謙三
いや、これは多分一番今までで丁寧じゃないですか、これはもしかしたら。
うん、これは。
西東美智子
なんかね。
伊藤謙三
だいぶ丁寧ですよ。
ミシンを使った洋服作りへの興味
伊藤謙三
最近だって僕ね、たまたまなんですけど、息子の保育園で新級したので、防災図鑑のいろいろやってくれって言われて。
ミシン家にあるんでやろうと思ったんですけど、さすがに無理だわこれってなって、もう手で言ったんですよ。
手、大変。
そうなんだけど、確かあれですよね、玉留めとか玉結びとかしますよね。
うんうんうん。
それをうっすら覚えてて、なんだっけそれって言いながら、くるくる玉に丸めながらゴリゴリやったんですけど。
僕もそこそこ手は器用なんで、手はするんですけど、玉結び、玉留めみたいなのが全然上手くできなくて、なんかちょっとダサいなみたいな。
うーん。
でもね、楽しそうだなって僕はちょっと聞いてて思っちゃいました、正直。
西東美智子
だってね、けんぞうさんジーンズとか革とか好きじゃない?
伊藤謙三
いやもう素晴らしい、今すごいアシスタント。最近僕YouTubeでね、レザークラフトばっか見てるんですよ。
あははははは。
まあこのままで言ってありますけど、ちょっと一歩手前まで行ってますよ、サイト。
西東美智子
そうだよね、うんうんうん。
伊藤謙三
これはでもちょっと沼すぎるぞって言って、今ちょっとあんまり深入りしてないようにしてるんですけど、レザーでゴリゴリ作ってる人見て、
なんか結構ハードなさ、レザー用のミシンとかでさ、ガコンガコンみたいなこと言いながらさ。
西東美智子
はいはい。
伊藤謙三
靴とかさ、直してるの見たりしてさ、ああこれは見ないと思う、これ以上。
あははははは。
楽しそうだから、もうこれ以上俺の人生に楽しみもいらないわってね。
わかる、気持ちはすごいわかります。ミシンを使ってなんかね、そういうこと作る、直すみたいなのはもう絶対おもろいよなと。
西東美智子
まだね、でもそんなに本当に難易度の高いことはできてないから、いつかはね、例えば私あのお洋服のショップで襟とかって、Vネックってあるじゃないですか。
なんかあれが結構好きなんですよ。で、それこそ昔買ったやつとかでも、Vネックにしたら全然着続けられるじゃんみたいなのがあったりするんだよね。
伊藤謙三
でもちょっと難しいみたいなのがやっぱり、ズリ入りとって、牛ネックとかにするよりも難しいみたいで、いろいろ調べたらまだ私には早いなって思うのがいっぱいあります。
深そうだな、それは。
西東美智子
でね、あとは最終的な目標として、あのね、私あの、けんぞうさんご存知だと思うんですけど、着せ替え人形が好きなんですよね。
そう、りかちゃん、ジェニーちゃんとかが好きなんですけど、その洋服作れたらいいなって。
伊藤謙三
たしかにそう思うとすごい自然な流れですね、これはね、そのミシンを触るって。むしろ遅いくらいすんじゃんね、そう思うとね。
西東美智子
そう、なんか不器用だからっていう、すごく自分のコンプレックスがあったから、けんぞうさんと逆でね。
なんだけど、やっぱりやることが大事っていうかさ、なんとかなるかなみたいなもあって、実際ほんとミシン動かしても、ガクッ、あ、今ヤバいとこに針入ったとかも全然あるんです。
ぼちぼちね、ちょっとやってるかもしれません。
伊藤謙三
いいですね、僕ら世代もあるかもしれないですけど、自分の本当に興味のあるものに気づき始めるというかね、研ぎ澄まされてる感多くもあるんですよ。
興味に研ぎ澄まされる
伊藤謙三
なんかこれ今までやってたけど、俺別にそんな正直好きじゃないかもなとか。
西東美智子
わかる、それ。
伊藤謙三
なんか惰性でやってたし、なんか惰性でこのブランドの服買ってた気がするけど、なんか別に俺そんな好きじゃないかもなとかね。いろいろそぎ落とされ始める時期かなと思ってね。
西東美智子
大人って感じですかね、ちょっと。
伊藤謙三
今の話すごい、丁寧な暮らしって言ってちょっとね、ちょけてますけど、なんかそういうことなんだろうなっていうね、研ぎ澄まされてるって意味なんだろうなと思って聞いてました。
西東美智子
いい表現だわ、それ。
素敵です。
またね、ちょっと。
伊藤謙三
僕も今後もそういう丁寧な暮らしをし始めるとこだと思うので、これからも。聞いてね、その時は。
西東美智子
聞きたいです、革のね、レザーの話とかジーンズの話聞きたいですよ。
伊藤謙三
今初心者セット値段調べてますからね。
西東美智子
もうなんか秒読みじゃん、ほんとに。
伊藤謙三
なんか、ハンマーとか。
西東美智子
そうそうそうそう。
伊藤謙三
Amazonでね。
西東美智子
ね、いいですね。
ありがとうございます。
はい、じゃあ締めます回想とね。
はい、今回もご視聴ありがとうございます。少しでも面白いなと思った方は、YouTubeの高評価ボタン、チャンネル登録、ポッドキャストのサブスクリプション登録よろしくお願いします。質問・感想の投稿やコメントもお待ちしています。
伊藤謙三
はい、ありがとうございます。それでは来週の金曜日にまたお会いしましょう。さようなら。
西東美智子
さようなら。
28:48

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