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自転車操業の話です。
今、収録しているのは5月ですので、
例えば3月末で年度を迎えられる法人なんかは、
2ヶ月以内にだいたい法人税ということなので、
5月に法人税を支払い張るところも多いのではないかなと思うんですが、
私たちも実はそうなんですけどもね。
自転車操業と言いますよね。
あまりいい意味では言いませんが、自転車操業なんですよ。
ちょっとその言葉が面白いなと思って考えてたんですけど、
自転車って、私も毎日乗ってますけど、
動力はどっちにあるかというと、後ろ、後輪ですよね。
一生懸命漕ぎましたら、基本的にはその動力、
人間が一生懸命漕ぐんですが、
それの動力として動くのは後輪。
後輪が動いて、前輪には何がついているかというと、
ハンドルがついているんですよね。
ハンドルで右に行ったり左に行ったり、
前輪は右左に動かすことができる。
後輪は右左に動かないですよね。
その代わり、動力に繋がっているということで考えたときに、
自転車操業と言いますけど、
その組織が進んでいくために、
動力となるのは後輪にありまして、
つまりビジネスもそうですし、
社会活動を継続していくにあたっても、
お金大事なんで、事業として稼ぐ、
それから回避収入やいろんな寄附収入だということ、
そのお金を稼いでいくということが動力、後輪にあたるわけで、
そこが安定すると、しっかり前に進む力が出てくるわけですよね。
前輪にはハンドルがついていますから、
ハンドルは右左に動きます。
そっちには動力がついていないけど、
逆にそれは組織の行く方向を決めることができる。
右の方に行くのか、左の方に行くのか、
上に上っていくのか、下に下っていくのか、
決めるのが前輪のさばきによって変わっていくということで言うと、
動力としての後輪、組織を前に進めるための後輪と、
組織の方向性を決めるための前輪のハンドルさばき、
これは大事でして、2つ揃わないと進まないわけで、
自転車創業もなかなかそういうふうに捉えるといいものだなと思いました。
皆さんの動力はしっかりしていますか?
皆さんの組織のハンドルさばきは、ちゃんと先を読んで進んでいるでしょうか?
自転車創業について考えていました。
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またお聞きください。ありがとうございます。