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例えば、喉が渇いているとします。水を飲んで喉を潤したい。その喉が渇いている現状と、喉を潤したいという理想とそのギャップが、その差がニーズだと言われています。
そして、ウォンツは何かというと、ペットボトルの水が欲しい、オレンジジュースが欲しい、冷たい氷が欲しい、それがウォンツですね。
ウォンツはちょっと違うんですよね、人によってね、それぞれね。でも、喉の渇きを潤したいという、喉が渇いている人がいて、喉の渇きを潤したいというニーズが、あなたのやっている活動はニーズですか、それともウォンツですか。
ウォンツを聞いてみてね、そこから、それはなぜなの、それはどうしてということを突き詰めていくと、ニーズが見えてくるかもしれませんね。
例えば、お腹を空かしている子どもさんがいるという現状があって、それを解決したいというニーズがあるとしたら、ウォンツはいろいろですよね、子ども食堂としてご飯を食べさせてあげるというウォンツもあれば、
その子どもが何で背とお腹を空かしているかという根本的原因を探って、いろんなところに原因があるならば、それを解決したいというウォンツはあるわけで、ウォンツはそれぞれですね。
そのウォンツを突き詰めていくと、ニーズが見えてくるということなのかもしれません。
社会活動もそうですね、ニーズとウォンツがあるから、どちらなのかということをしっかり把握をして支援をしていかなければならないのかもしれません。
ニーズとウォンツの違いで、それぞれ対応の仕方が多分変わってくると思います。
ただね、これはどちらもあっていいと思います。ニーズで動かれる方もいらっしゃるし、ウォンツで動かれる方もいらっしゃる。
社会活動を始めるきっかけとしては、根本的なニーズから入る方もいらっしゃれば、個人的にこういうことがしたい、こういうものが欲しい、こうなればいいのにというウォンツから入る方もいらっしゃると思います。
どちらから入っても、課題を解決していくということには変わりないと思いますので、それも見極めて支援していくことが大事かなと思っております。
今日はニーズとウォンツの話、スタッフさんとそういう話をしたのでさせていただきました。またお聞きください。ありがとうございます。
