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2022-05-20 04:41

#50 銭湯の思い出

5回に1回別の話。銭湯での経験と学び?(^_^)
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銭湯の思い出、という話です。
5回に1回は、シミポタとは少し離れた話をさせていただいています。
と言いながら、このポッドキャストも50回目になりました。
仲間と食事をしたりしながら、いろんな話をしていたんですけど、
私が生まれ育った町は、銭湯が多い町なんですね。
銭湯って、皆さんの町に今も残っていますか?
ありますか?
数パーセント違いますよ。普通のお風呂屋さんですよ。町のお風呂屋さんね。
私も高校を卒業するまで、お風呂屋さんに通っていました。
家風呂がなかった、そういうお家が多い町で生まれ育っています。
子供の頃から銭湯に行くわけですけど、最大の思い出を1個、
今日はどうしても喋りたいなと。
子供の時、3歳ぐらいの時に父親に連れられて、
近所のいつもの銭湯に行くわけです。
子供ですから、当然、先に体、頭を洗っていただいて、
親が洗ってくれて、洗い終えて、水も全部流して、
ちょっと待っとけと、次はお父ちゃん頭を洗うから待っとけよと言って、
父親の横で待っているわけなんですよね。
暇ですから、うろうろしたり、きょろきょろしているんですが、
たまたまちょうど父親が頭を洗っているときに、
その座っている椅子の横に、背中にがっつり絵の描いたお兄さんが入ってきはるわけですよ。
ちょうど横に座るんですね。
3歳ぐらいですから興味津々ですよね、その背中に描いてある絵に。
じっと見ていまして、そのお父ちゃんは特に何も言うわけでもなくおったんですが、
ちょっと我慢しきれなくなりましたね。
3歳の僕が、隣の背中に絵の描いてあるお父ちゃんに聞いたんですね。
こう聞きました。
お父ちゃん、この蛇は何なん?
するとね、お父ちゃんがね、こういうふうに答えました。
僕、これはな、蛇屋のお手、竜屋。
と優しく教えてくれたんですね。
父親はそのやりとりを聞いてまして、
頭に石鹸、シャンプーつけたままね、僕の口を押さえて連れて行ったという、
そういう思い出があるんですけど。
銭湯っていいですね、なんかね。
やっぱりそこで社会を学んだり、コミュニケーションを学ぶ場だなというのをすごく今更思うわけですよ。
友達と遊びに行ったら、遊びに行ったら言ってますね。
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銭湯に行ったら2時間以上はね、銭湯にいます。
コミュニケーションしますし。
男ですから、女にね、ある程度の年齢までしか女にはいきませんけど、
その時にもしっかり覚えてるんですけど、
赤ちゃんを連れた女性が女の世に入ってきはった時に、
赤ちゃんをですね、全然知らんそこら辺におるおばちゃんがね、
見といてくれるんですよね。
あんた赤ちゃん見といてあるから頭洗いみたいなね。
その優しさとか、なんかその温かさみたいなのを銭湯でずっと見ていて学んできました。
公衆浴場というふうに言いますけど、
やはりコミュニケーションと情報交換の場、そして居場所。
みんなで阪神タイガースのテレビを見て一喜一憂し、
わーっと盛り上がって腰に手を当てて牛乳を飲んだ場所なわけですけど、
そうやってコミュニケーションできる場っていうのが、
やっぱりこれからの生活の中においても大事なんちゃうかなって改めてやっぱり思うわけです。
そういう場所を作ったり、そういう行き場所を作るというのが、
社会活動の目的になっているというようなこともたくさんあるかと思います。
落ちないんですけども、
銭湯ってやっぱり素晴らしい場所だったなということを50回目に言いたかったということでございます。
51回目からまた真面目に喋ると思います。
今日も聞いていただいてありがとうございました。
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