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リーダーの素質、という話です。
5階、2階、シミポタとは離れたところで、いろいろお話をさせていただいていますが、
去年でしたかね、今ちょうど公開されています、
新ウルトラマンの庵野秀明監督と、ダウンタウンの松本ひとしさんの対談の映像を、
去年かな、見たんですけど、結構面白かったんですよね。
庵野監督がね、監督という職業は、「OK!」という言葉と、
リテイクというボキャブラリーを2つだけ使えば誰でもできるって言われたんですよね。
いやー、なかなか斬新やなと思ったんですが、
まあでも、映画監督はOKなんかNGなんかを判断するのが仕事ですから、
それ以外のことはそれぞれの分野の仕事をする人に振るんやっていうのが、
監督のいる意味であるということを言うてはるんやと思いますけれども、
それだけではちょっと不足に思い張ったのか、
対談の中では監督に必要な要素は他に2つありますということも出てるんですね。
テロップで紹介されたんですけど、それは何かというと、
OK、リテイク、言う以外に2つあると。
それはスタッフ・キャストが監督と認めていること、これが1つ目。
2つ目、作品内容に関するすべての責任を持つ覚悟があること、
というふうに2つ紹介されていました。
これって結構大事ですよね。監督は確かにね、OKかNGかを出すだけやったらね、
結構それ楽やんけみたいな話になるんですけど、
そんな簡単な仕事かという話なんですけど、
でもしかしそれ以上にですね、周りのスタッフや出演者が
みんながその人のことを監督と認めていると言うということはね、
とっても大事やし、あいつの言うことなんか聞けるかみたいなことやったらね、
監督できないわけで、OK、NG、言うてもね、
そんなあいつの言うこと聞けるかになったら監督にはならないわけでして、
みんなが監督として認めているということはとっても大事なことですよね。
そのためにはやっぱりね、人間性も良くないといけないでしょうし、
みんなが言うことを聞きたいと思うぐらいの技術力やったり企画力やったりね、
持ってなあかんわけですから、つまり実力がないと
みんなが監督として認めないということだと思います。
もう一個は、全ての責任を取る覚悟があること。
作品の内容に関する全ての責任を持つ覚悟があること。
例えば、実力なかったとしてもというか、すごく評判が悪かったとしても、
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業績が悪かったとしても、例えば借金で膨れ上がったとしてもですね、
その責任を全て自分で被るというその覚悟があるという人は、
やっぱり監督として認められる。
あの人は技術もあるし覚悟もあるということが、
総合的な監督として認められる評価というふうに、
リーダーの素質やということで言うと、
みんなが認められる、もっと言えばそれをね、
全て責任を持つ覚悟があるということが、
リーダーの監督としての素質なんやという話を、
庵野さんと松本人さんの対談で聞きました。
皆さんどう思いますか。
はい、私結構同感です。
信頼と責任、とっても大事ですよね。
みんなに認められるほどの実力があるんかと、
みんなの責任を全て被る覚悟があるんかということが、
リーダーの素質かなと。
いやー厳しいな。
頑張ろう、頑張ろうとそう思っている、
今日この頃でございます。
皆さんいかがでしょうか。
今日も聞いていただいてありがとうございました。