2025-07-18 11:28

第186回『Season4-ep.7 "Key Points to Consider When Working in Non-English-Speaking Countries" (「“英語圏以外”で働くときに意識したいこと」)』

第186回『Season4-ep.7 "Key Points to Consider When Working in Non-English-Speaking Countries" (「“英語圏以外”で働くときに意識したいこと」)』というテーマで語っていきます。


【ハイライト】

・英語圏じゃなくても海外で働けるのか?

・現地の言葉を少し話すだけで、距離がぐっと縮まる!

・生きている人間とのコミュニケーションは大事だ!

・田村が海外勤務していた国とは?

・田村の言葉が通じない国での過ごし方を語る

・ボディランゲージの重要性を語る

・うまい言語能力より恥ずかしがらない事が最重要だ!

・フランスへ行ったらBonne journée!現地語を覚えよう!

・田中の言葉が通じない国での過ごし方を語る

・「通じる」と「繋がる」は別物論


英語だけじゃ足りない?国際協力の現場で気づいた大切なこと


今回のテーマは「英語圏以外で働くときに意識したいこと」。国際協力キャリアコーチ田中が、ネパールをはじめとする国際協力の現場で体感してきたリアルな気づきを語りました。


国際協力や海外勤務といえばまず思い浮かぶのは英語。しかし実際に田中が最初に担当したネパールでは、現地スタッフ2人のうち1人は流暢な英語に加えて日本語まで堪能で、仕事自体は英語だけでも十分進められる環境でした。


それでも田中が大事にしたのは、英語だけに頼らず、ネパール語の簡単な挨拶やメールで使える言葉を覚え、少しずつ使っていくこと。

テクノロジーが発達し翻訳ツールが当たり前になった今だからこそ、人の口から直接伝えるコミュニケーションの力を痛感したと言います。

この「ちょっとした現地語」が、相手への敬意や歩み寄る気持ちとして確実に伝わる――それが国際協力の現場で学んだ大きな学びでした。


ボディランゲージと笑顔が突破口!南アジアでの働き方から学ぶ


ここからは田村Dを迎え、より具体的な経験談へ。田村Dは大学生の頃バングラデシュで働き、社会人ではパキスタンやインドを中心に南アジアでビジネス経験を積んだ人です。


現地では英語がある程度通じるものの、完全にローカルの人たちとのコミュニケーションではやはり通じない場面も多く、頼りになったのは「ボディランゲージ」と「笑顔」。

例えば相手がキャプテン翼の話題を振ってきたら、実際にシュートのポーズをして見せる。そうしたやり取りから自然に心の距離が縮まっていったと言います。


また、英語が話せなくてもジェスチャーと日本語で堂々と伝えに行くことで、相手も理解しようとしてくれる。インドのプログラムに参加した人たちの中には「全く英語ができないけどジェスチャーだけでインド人と笑顔で会話した」という人もいたそうで、言葉の完璧さより「伝えようとする姿勢」が何より大切だと感じさせられるエピソードでした。


一言の現地語がもたらす大きな変化──フランスで感じた「良い一日を」の魔法


さらに田中が紹介したのは、今年3月にフランスを訪れた時の話。プログラム参加者に「bonne journée(良い一日を)」というフランス語のフレーズを教え、スーパーやレストランでぜひ使ってみてほしいと伝えました。


最初は戸惑いながらも実際に「bonne journée」と店員に声をかけた参加者は、フランス人から温かい笑顔と「良い一日を!」の返事をもらい、たった一言でも大きな達成感と喜びを感じたそうです。


こうした経験は「ただ英語で済ませる」だけでは得られない特別な瞬間。お金を払って商品を受け取るだけの無機質なやり取りに、人間的な温度が加わることで、国や文化を超えた小さな信頼が生まれます。


「英語は確かに便利なツール。でも通じることと“繋がる”ことは別物」という田中の言葉通り、一言の現地語や小さな勇気ある声掛けが、その国の人との心の距離を大きく縮めてくれるのです。


~お知らせ~

私たちイッポラボ合同会社は、子供たちの第一歩や一歩一歩の成長を後押し出来る商品やサービスを提供しています。


『国際協力キャリアコーチ 田中大一の世界を舞台に働こう』は、アジアやアフリカの10カ国以上で、学校建設や教育支援に関わってきた「国際協力キャリアコーチ」の田中が、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、英語学習のお悩みなどにお答えする番組です。


将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信するポッドキャストです。


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田中大一 (イッポラボ合同会社代表)

鳥取県生まれ。大阪教育大学教育学部卒業後、東京外国語大学大学院に進学し、国際協力専攻を修了。

日本の政府開発援助(ODA)プロジェクトのマネジメント業務に就き、東南アジア、中央アメリカ、アフリカの国々に小学校などの教育施設を建設する案件を担当した後、インテリア家具の商品開発、大手広告代理店の営業を経て、2018年にイッポラボ合同会社を創業。鳥取県を拠点に、木製玩具を中心とした子どもの成長に役立つ商品作りや運動スクール運営等の「教育関連事業」や、発展途上国の子どもたちの学習能力が向上するよう、子どもたちに学習道具を提供する「国際協力活動」の二つの軸で事業に取り組む。


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サマリー

非英語圏での仕事においては、現地の言語を理解し、コミュニケーションを図ることが重要であると語られています。また、田村Dの南アジアでの経験や、英語が通じない環境での工夫が紹介されています。

非英語圏での仕事の重要性
国際協力キャリアコーチ田中大一の 世界を舞台に働こう!
この番組は、イッポラボ合同会社の提供でお送りします。
アジアやアフリカの10ヶ億以上で、学校建設や教育支援に関わってきた 国際協力キャリアコーチの田中です。
この番組では、国際協力に関するお話のほか、海外で働くことの楽しさ、 英語学習のお悩みなどにお答えしています。
将来は海外で働いてみたい、開発途上国の発展に貢献したい、 そう願う高校生、大学生、社会人の方々に向けて発信していきます。
はい、みなさんこんにちは。国際協力キャリアコーチの田中です。
今回は、英語圏以外で働くときに意識したいこと、
Key Points to Consider When Working in Non-English-Speaking Countries
っていう話をしたいと思います。
国際協力や海外勤務と聞くと、まず英語が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
確かに英語は国際的な共通言語として多くの国で通じますし、 実際に話せる人も多いです。
ヨーロッパに行くと大抵の人は話せますし、 最近は例えば韓国でも英語能力が上がっているというニュースもあります。
しかし、もし海外に住む、働くとなった場合に、 英語圏ではない場所に行くこともあります。
実際私もそうでした。
国際協力の仕事を始めたとき、最初に担当したのはネパールでした。
ネパールはきっとこの仕事をしていなければ訪問することも、
ネパール人とここまで深くコミュニケーションを取ることもなかったと思います。
ネパール側には現地スタッフとしてネパール人2人が担当されていました。
2人とも英語はペラペラで、2人のうち1人は日本語も堪能でした。
この2人のスキルを使わせてもらえれば、 仕事自体はスムーズに進めることができます。
でもチームとして案件に当たるにあたって、 ネパールのことを知るべきだと思ったし、
こちらからも寄り添うことが大事だと思いました。
そこでまずはネパールでの簡単な挨拶を学び、 またメールでも使える表現を少しずつ覚えていきました。
いざそれを実践してみると、
「田中さんネパール語わかるんですか?お上手ですね。」 とお世辞も交えて喜んでもらいました。
もし英語圏ではない場所で働くとなった場合、
現地の言葉を少しでもいいので使ってみる、 話してみるということはとても大切です。
テクノロジーの発達で母語から外国語への翻訳、 通訳は簡単にできるようになりましたが、
やはり生きている人間の口から外せられる コミュニケーションの大切さは今でも残っていると思います。
では今回も田村Dをお呼びして話をしていきたいと思います。
田村D、こんにちは。
こんにちは。
今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回から海外向けの田村Dというふうに 変わっていったんですけれども、
今回もその視点からぜひ話を聞いて、 聞かせてもらえたらと思ってるんですが、
田村D、これまで海外で働いていたことも あったと思うんですけど、
どちらで働いておられましたかね?
そうですね。働いていたのは、 大学生のインターンの時はバングラデシュで働いて、
社会人になってからはパキスタンとインドの 海外出張だったんで、
基本僕南アジアでしか ビジネスしたことないですよね。
南アジアですね。
完全に。
南アジア人材だと思うんですけど。
その参加国は英語は通じるんですかね?
一応そうですね。英語は通じるんですけど、 本当にもうローカルの人もいるんで、
母国文からないみたいな人はやっぱりいましたね。
なるほど。
そういった言葉が通じない場所に行った時に 田村D、どういうふうに対応してましたか?
僕は多分ボディランゲージを対応してましたね。
とりあえず向こうが知っている日本語の、
例えばアニメだったらキャプテン翼みたいな話が出てきたら、
キャプテン翼になりきるみたいな。
ノリツッコミというか、普通にシュートしましたみたいなポーズしたりとか。
なるほど。
知っている単語をやってきたらそれに対するポーズをするみたいな。
そしてちょっとずつ心の距離を近づけていくみたいな。
相手も知っていることを出して、田村Dと仲良くしようとしていたって感じなんですか?
多分そうだと思います。
誰かしら英語を喋れる方がいるんで、
その方に伝えてローカルの人に伝えてもらうんですけど、
やっぱりどうしてもローカルの人と私で喋ることもあるんで。
その時には伝わってないですけど、笑顔だけは通じているみたいな感じでは。
なんか意識してましたね。ボディランゲージはとりあえずやってたみたいな。
ボディランゲージでも正直通じるときは通じますもんね。
そうですね。
それこそこの間会社でインドスタディプログラムで日本人連れて行ったんですけど、
もう英語全然できませんみたいな。
英語できなくても弊社のプログラムは参加可能なのでその方も参加されてたんですけど、
でもインドの人とコミュニケーション取りたいって言ってたんで、
もう言語は日本語で、プラスジェスチャーで会話してました。
心強いですね。
みんなすごいねって言って、力があるなって言って。
レストランとかでも水くださいみたいな。
その時に空き瓶とかを交差しながら、
水くださいって言ってたんですけど、それが通じてたんですよね。
だから確かにジェスチャープラス日本語でも行けるときは行けるなって思ったことありましたね。
伝えようとせず文字文字するよりかは、
言葉の壁を越えて
恥ずかしがらず日本語でもいいから伝えるっていう風にしたら、
100伝わらないかもしれないけど35字は伝わって、
とりあえずコミュニケーションできるっていうのはあるかもしれないですね。
もう一つ思い出したんですけど、
今年の3月にフランスのスタディープログラムで行った時に、
参加された方にこれを知っておくといいですよっていう表現として、
ボンヌジョホネっていうことを伝えたんですよ。
これ日本語にすると、
良い一日をっていう感じだと思うんですけど、
全部お会計とかスーパーとかでお会計をして、
でも自分が去るタイミング、一番最後に相手にボンヌジョホネとかって言うと、
良い一日をみたいな感じで、
ちょっと優しい言葉を置いていくみたいな、
残して帰るみたいな感じなんですよね。
それ言われたらフランス人の方もちょっと嬉しくなるみたいな、
そういったワードがボンヌジョホネなんですけど、
もし言えたらそれだけでも使ってくださいって皆さんにお伝えしたんですよ。
それ以外も英語とかでもいいんですけど、
ボンヌジョホネだけは言ってみてくださいって言ったんですよね。
実際参加者の方がボンヌジョホネみたいなことを話してくれたんですけど、
そうしたフランス人もすごくいい感じで返してくれたんで、
その一瞬のやり取りだけでもすごい嬉しかったって探した人がいてて、
現地のフランス人と笑顔でジェスチャーできたりとか、
一瞬でも心が通じ合った感じがしたとかって言ってたんで、
一言だけでもいいから、
現地語を話すっていうことの大切さを改めてその時実感したんですけど、
それを今はちょっとまた思い出しましたね。
通じ合ってる感じはしますよね。
お買い物とか何気ない、
お金払って商品受け取るぐらいの関係だと思うんですけど、
そこにちょっと人間性をプラスするみたいな。
そうですね。
それはいいですね。
度胸を持って勇気を持ってそういったことをやってみるっていうことは大事かなって思いますね。
そうですね。
田中さんはどうですか?
僕ボディーランゲージでしたけど、
田中さんが言葉が通じないときに行ったときの対応方法でどんなところをやってたんですか?
対応方法は、
僕は結構英語に逃げるかもしれないですね。
言語でコミュニケーションできないとわかったとしても、
の意気で察してくれるだろうと期待して、
ひたすら英語で喋りかけるみたいな。
これが買いたいんだみたいな、これが欲しいんだっていうときは、
指を指して、
that one, that oneみたいな。
あれが欲しいんだみたいな。
英語プラスジェスチャーかもしれないです、僕は結構。
確かに。
簡単な英語くらいだったら分かりますもんね、向こうも。
期待してるんですけど、
あとはあれかな、
最近、本当に言葉が通じないっていうところに
あ、行きましたね。
こないだ中東に行ったのそういえば、
あぶなぎっていうところに行ったんですけど、
あぶなぎってどこ行ったんですか?
あぶなぎってどこ行ったんですか?
あぶなぎってどこ行ったんですか?
このあたりで、
こないだ中東に行ったのはそういえば、
あぶなぎっていうところに行ったんですけど、
どこ行ったの?
どこ行ったの?
あぶなぎ。
とアラビア語を読めなくて、
もう久々に言葉が通じない世界に行ったんですけど、
そのときは、
まだあれか、日本人の友達がいたので、
心不足なかったのだったんですけど、
もし1人で中東とか行ってたらあれかもしれないです。
行動できないかもしれないですね。
行動できないかもしれない。
もうホテルに行って閉じこもっておくとか あのスーパーとか行っても今日クレジットカードで払える例に並んで
はい会話しない方法を選ぶとかはい ちょっと逃げるかもしれないですね
確かにそうですね いや
なぜマスタムラリーはい今回も教えていただき ありがとうございましたありがとうございます
英語はとても便利なツールですでも通ずることとつながることは必ずしも同じでは ありません
非英語圏であっても心を開いて相手の文化に敬意を払いながら関わっていけば必ず 道は開けていく
それが私の実感です皆さんは英語圏以外の国で働いたこと旅した経験はありますか その時言葉の壁をどう乗り越えたか
よろしければエピソードを教えてください 次回の参考にさせていただきます
それでは
11:28

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