1. 社長に聞く!in WizBiz
  2. 第165回 小池義則氏(株式会社..
2020-03-04 17:19

第165回 小池義則氏(株式会社コドモン代表取締役)【前編】

spotify apple_podcasts youtube

今回は株式会社コドモンの小池義則社長にお越しいただきました。

在籍していた東証一部上場企業で出会った仲間と起業するも、経営方針の違いから解散し、別会社を起業。顧客からの依頼でシステムを作成する中で、保育園の課題を解決する方法を見つけ、こども施設業務サポートサービス「コドモン」をリリース。現在では全国4,000施設以上の幼稚園・保育園・学校にサービスを提供するまでに成長したエピソードを、ぜひお聞きください。




00:05
社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、株式会社コドモン代表取締役の小池義則社長様でいらっしゃいます。
まずは、経歴をご紹介させていただきます。
1980年生まれ、兵庫県出身で、横浜国立大学経済学を卒業後、当初一部上場のコンサルティング会社、
私の後輩にあたりまして、株式会社ベンチャーリングにご入社をされ、
その後、会社をされ、株式会社スパインラボを設立、中小企業向けウェブシステム、企画、設計、デザイン、運用などを支援されました。
その後、株式会社コドモンを設立し、子育て支援事業を本格的稼働されていらっしゃいます。
私の後輩の社長様でいらっしゃいます、小池社長、本日はよろしくお願い申し上げます。
よろしくお願いします。
まず最初にお越しの質問なんですが、ご出身は兵庫県ということなんですが、
小学校・中学校時代はどんな幼少期をお過ごしになられましたでしょうか。
基本的には少しおっとりしているというか、よくボケとして心配されるような、そういう子供だったかなと思います。
今のイメージからずいぶんかけ離れた感じでいらっしゃいます。
今も妻からそういうイメージで見られるんですけど、あまり変わっていないかと思います。
そうですか。
高校時代はどんな感じでいらっしゃったんですか。
基本的にはずっとおっとりした形で、中学生の頃は新学校に中古一環で入ることができたので、
学校時代は地域では良い学校であったんですが、その中でも目立った存在でもなく、
男子校だったんですけど、スポーツがすごく得意なわけでもなかったので、
どこにでもいる子供だったんじゃないかなというのが感じですかね。
小学校の時代は中古一環に行くということは、相当小学校に勉強されたということですか。
そうですね。小学校4年生から西農圏という新学塾に入りまして、
それで3年間勉強して入りました。
なるほど。じゃあ相当頭も良いということだと思うんですけども。
そんなことないんですけどね。
その後、横浜国立大学経済学をご入学されていますが、何かこの横国を選んだ理由というのはあられるんでしょうか。
一番は一人暮らしをしたかったんですよね。
出身が兵庫県で、当時自分が行くとしたら、あまり親に迷惑をかけたくなかったので国公立がいいなというのがあって、
近場でいうと神戸大学みたいなのが僕の偏差値的には狙うところだったんですけど、
神戸大学だと自宅から行かなきゃいけなくて、やっぱり一人暮らしするんだったら東京がいいなというふうに思って、
03:02
東京で僕が入れそうな国公立の大学がなかったので、横浜もちょっとおしゃれなんじゃないかなというので横浜国大を受けたというのがあります。
なるほど。横浜国立大学をご入学できると相当勉強もやっぱりできたんじゃないかと思うんですけど。
そんなこともないですよね。
大学時代の思い出とか、こんなことあったな、こんなことやったななんてありませんでしたか。
ありませんでした。僕の今でも元となる現体験みたいなものは実はありまして、
大学の時はほとんど実は大学は行ってなくて、多分3年間で行った日数って200日いなかったんじゃないかなというふうに思っています。
ずっとバイトをしたんですね。いわゆる居酒屋のバイトとかもしたんですけど、
一番長くやったのが家庭教師の営業の仕事をずっとやっていまして、
元々言葉がうまく出るタイプでもなくて人とのコミュニケーションもそんなに苦手だったので、
学生時代それを勉強しようと思って始めたバイトだったんですけど、
そこで働いているメンバーがすごく意識の高いメンバーで、
当時横浜、家庭教師のグループ横浜校というのがあって、そこで20名から30名くらいの学生スタッフがいたんですけど、
全員スーツ着て学生だけで運用しているようなオフィスの中で学生ながら社会人の議事体験みたいなのをさせてもらって、
問い合わせがあったお宅に行ってそこで営業をしてクロージングをしてみたいなことをやって、
そこのトークとかをみんなで振り返ってみたいなのをやったというのは、
自分自身は社会人として成功したいなとか、その中でも活躍できた方でもなかったんですけど、
一緒に働く仲間とかにすごく影響されて、僕もキャリアアップしたいなみたいな思いがあったのが大学時代でしたね。
大学時代から社長になりたいなんて思い始めていらっしゃったんですか?
それで言うと、小学校あたりから社長になるんだろうなというのはずっと思っていたようで、
父方も母方も経営者関係なんですね。母方はテントを作る会社で、
父方は大阪の繊維の商社を経営をしていて、母と過ごす時間も幼少期はほとんどないので、
母親が父親のことを自慢して喋っていたのを僕は影響を受けて、将来企業をして何かするという思いは
06:01
昔から自然と身についていたんじゃないかなと思います。
その後、大学を卒業後、私もいたベンチャーリンクという会社に入られましたが、
ベンチャーリンクを選んだ理由は何かありますか?
企業化排出機関というのが当時の採用の大きなキャッチコピーとしてありまして、
もともと僕も社長を起業するという意識がある上に、大学時代、先ほど言ったような意識の高いバイトをやっていたので、
僕の意識も最高潮に当時上がっていまして、短期間でどうスキルアップするんだみたいなところで、
そこで打ち出されるキャッチコピーとか、面接で会う方がみなさんキラキラしていて、
ここに入ったら僕も変われるんじゃないかなみたいな、そんな思いを持ったような気がします。
ベンチャーリンク時代というのは何か学べたこととか辛かったこととか楽しかったこととか何か思い出はございますでしょうか?
一番楽しかったことは同期に恵まれたというのは一番楽しかったことで、同期が90、内定したと言うと100名近くいた時期で、
会社の業績はちょうど私が内定した頃からずっと坂陸町ではあったんですけど、
入ってくるメンバーはすごく僕と同じく夢を持って入ってくるメンバーが多くて、今でも年に何回も飲めるメンバーですし、
そこが一番楽しかったことですかね。
なるほど。ベンチャーリンクには5年くらいですか、いらっしゃったの?
そうです。
5年でもう独立したということですね。
そうですね。
独立しようと思ったきっかけというのは何かありましたか?
正直なことを言うとあまり健全な当時の気持ちで独立はしなかった記憶がありまして、
当時社長になりたいみたいなところで入ったんですけど、
勤めているうちに経営者になるという意識はちょっと薄れてはいたんですね。
でもその中で会社の業績が少し下がってきて、中小企業を活性化するという大きなビジョンを持っている会社で、
それに対してやっていることというのがどうしても言動不一致のような状況が、
まったく僕の立場からしても少し目立つようになってきて、
業績が悪くなってくるとどうしてもマネジメントの仕方も少しうまくいかない状況がなってくる中で、
僕自身の心が少し不健全になっていて、会社の中で成果を上げていたかというと全然成果も上がっていなかったにもかかわらず、
会社が悪くなって自分が成果が出ないのは会社のせいだみたいな意識もちょっと正直ありまして、
そんな会社は辞めてやるみたいなところもありながら会社を出ていったみたいな記憶があります。
09:05
なるほど。スパインラボという会社が一番最初の会社ですか?
実はその前に共同経営をしていまして、それもベンチャーリンクの仲間たちなんですけど、
当時そういう不健全な状態で夜飲みに行って会社の悪口を言うと今なら恥ずかしいようなことを、
ダメだよなこの会社、俺たちだったらみたいな、そんなことをしていて、
それぞれ独立するみたいな話だったのが、独立するのが怖いところもあって、
じゃあ俺らみんなで一回やってみようよみたいなノリで、
僕は外食関係の部署にずっといたので、
外食専門の人材紹介会社みたいなのを始め起業しました。
なるほど。それが大体2年ぐらい?
1年半ぐらいです。
そこからスパインラボというのを設立された理由は何かあったんですか?
4人で企業を共同経営した会社というのは途中で空地分解をしたんですね。
というのもそんなにビジョンがあったわけではなくて、
それぞれ元々社長した主体メンバーが集まってきたので、
みんな考えていることもバラバラで、
企業して人材紹介は営業力でなんとかなるみたいな考えもあったんです。
そんなに甘いものではなくて、全然紹介もうまく進まなかったんですね。
私はその中で人材紹介だけで収益を上げるのは難しいというので、
採用専用のホームページを作るみたいな授業を自分で社内の中でやり始めて、
自分でエシテミノルを勉強して、
お客さんから仕事をもらってホームページに納品するみたいなことをやって、
そこは比較的うまく立ち上がってきたんですね。
人材は月に2、3名ぐらい送るような状態で、
月200万ぐらいの利益が出るような状態で、
僕のホームページがプラスして何とか収益が上がっているみたいな状態だったんですけど、
ちょっと1年ぐらいしてみんなで改めて今後のビジョンを話そうよというので、
経営合宿をしたんですね。
その時に僕はホームページが伸びていたので、
この会社はウェブ会社で伸びるんだみたいなことで資料をまとめて作ったんですけど、
見事にみんな考えていることが違って、
一人は焼き芋をやりたいみたいなことを言い出したりして、
僕にとっては全く意味がわからなくて、
芋は安く仕入れられるんだみたいな。
そういう状態だったので、少し抜けたという状態でしたね。
それで新しく、僕もそこで会社の看板をなくして、
仕事を取ってお金をいただくという体験ができたというのは、
すごく僕にとっては財産で、
12:02
何とか一人だったら食べていけるなというので、
すぐに独立ができたというのがあります。
経営者を応援する社長の孤独力、番外編
本日の社長の孤独力番外編は、
新しい商品を開発したお客様の生態的ニーズを想像しろということでございます。
前回もお話していると思いますが、
iPhoneは、スティーブ・ジョブズは何度もこういうのがあったらいいだろうというので、
スティーブ・ジョブズが言い出して、そして開発者たちが持ってくる。
持ってくるたびにスティーブ・ジョブズは、
違う、こんなんじゃないと言って水槽の中にポチャって入れたという有名な話がありますが、
そんな感じで開発されていらっしゃるんですね。
脱災の桜井会長も講演の時でおっしゃっていらっしゃいましたけれども、
ワインみたいな軽く飲める美味しい日本酒というのを、
当時なしで作ろうと決めて引き越えて開発したと。
こんな話をされていらっしゃいました。
結局のところ、成功する商品って何なんだろうというふうに考えていくと、
特に新しい商品、これからこの世の中にないものを作ろうという時には、
一番重要なことは、結局社長の感覚が一番重要なんではないかなというふうに私自身は思っています。
というのも、結局お客様のアンケートをとって、
こういう商品作ってあったら買うよみたいなアンケートほど当たらないものはないんですね。
だいたいそういうのは既存の商品側によります。
しかしiPhoneだろうが何だろうが、そんな商品なかったから、
これすごいじゃんって驚きがあるから買ってくれるわけですよね。
驚きっていうのは、いわゆる健在ニーズじゃなくて潜在ニーズなんです。
潜在ニーズって人の心の中にあるけども、実際には見たことないから、
言葉では表せない、アンケートなんかではまして表せないものが目の前に出てきたから、
わお、これ買おうぜみたいなことになる。
そしてその驚きがもっと好きになる。
これが新しい商品開発の一番肝中の肝ということなんです。
そういう意味で言うと、社長さんが世の中にこういうものがあったら絶対買うなみたいなのを
作った方が当たる確率は高いというふうに言えるんじゃないかと思いますし、
もちろんその感覚が間違っている可能性もあるので、
作ってみてやっぱり失敗だったねということもある。
それでもアンケートとかお客様の声を聞くなんてことよりも、
社長さんの感覚を信じて作った方がまだました。
こんな感じの言い方が新しい商品を開発したい時の考えるべきことなんじゃないかなと思います。
15:06
そういう意味で、お客様だったらどんな商品があったら驚くだろうかみたいな感覚で考えたり、
自分だったらこんなのが出てきたらわおってなるなっていうふうに思ってから
開発を始めるのが一番重要なんじゃないかなと思います。
だからそういう意味で、ぜひ新しい商品の開発については
自分の感覚を信じて作っていっていただけたらいいんじゃないかなと思います。
前回の話とちょっと逆のことを言っているというふうに思われるかもしれませんが、
実はそれが真実ですので、ぜひその辺でもお考えいただければと思います。
本日の社長の鼓動協力番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆さんの会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で、経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
17:19

コメント

スクロール