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2020-03-11 20:32

第166回 小池義則氏(株式会社コドモン代表取締役)【後編】

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今回は株式会社コドモンの小池義則社長にお越しいただきました。

在籍していた東証一部上場企業で出会った仲間と起業するも、経営方針の違いから解散し、別会社を起業。顧客からの依頼でシステムを作成する中で、保育園の課題を解決する方法を見つけ、こども施設業務サポートサービス「コドモン」をリリース。現在では全国4,000施設以上の幼稚園・保育園・学校にサービスを提供するまでに成長したエピソードを、ぜひお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
最初は、いわゆるウェブシステムというか、IT系の企業の創業というのが本当の本格的独立というのを感じていました。
と思っておはなやけあらけやったんですけど、それを全くできなくて。
当時、ウェブの営業会社がすごく伸びていた時期だったんですね。
ベンチャーリンクさんも一時提携された会社さんとかもホームページ売られていたと思うんですけど。
5年で300万円ぐらいですみたいな。
営業マン1人雇うようなもので安いですよみたいなので、売るような会社が乱立している中で。
僕もホームページをたくさん販売するにあたっては、電話営業とかすごくしたんですけど。
電話営業というかガチャ切りされることが多くて、1日80件かけても1件もワープを取れないみたいな状況があったり。
入社にあたって勢い余って1人採用したりしたものですから、固定費もちょっと上がっていたりして。
ホームページ全然売れないなというので、一番初めにしたのは名刺の作成とか、チラシの作成とか。
そっちの方がアポ率が高かったんで。
名刺なんて参入消費すごく低いんで、名刺安く作りますよって電話したら、じゃあ試しに作らせてやるよみたいなところが載ってきてくれたり。
チラシとかも、今いくらでやってるんですかって。
10万だったら8万にうちはコストダウンできますよっていうトークって、なかなかそんなことやってる会社もなくて。
結構アポ率があったので、名刺のお金をいただくという上では、結構そこでうまく回ってしまったというか。
そこでお金がついてきてしまったので、一旦ウェブではなくて紙で食べていくみたいな時期が1年以上続いたというのが一番初めの起業だったと思います。
なるほど。その後もう一回ウェブ側に戻ると言いますか。そんな感じですか。
そうですね。すごい距離感の近い営業だったので、社長直の営業でしたし、名刺を作った後はチラシを作ったり。
チラシを作るってことは何らかの反則をしたいんですよね。売上げを取るためにお客さんに何かPRしたいというところなので、ウェブのニーズってのは必ずあったんですよ。
なのできちんと誠実にチラシを作って、そこで納品をして、その中のコミュニケーションの中で次はどういうプランをしましょうというのを一緒に話す中で言うと、
ウェブ作れるんだったら作ってよみたいな声が出てきて、電話では取れなかったんですけど、既存のお客さんが広がってくる中でウェブの仕事が増えてきたというのがあります。
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今お聞きしているとベンチャーリング時代に学ばなきゃいけないことを独立してから学ばれたみたいで、素晴らしいなと私は思うんですけども、
途中で子どもという子どもの施設受け業務サポートサービスというのをリリースされていらっしゃいますが、これはなぜそういうことを思いついたと言いますか、そういうのを出すことができたと言いますか。
そこはいろいろなきっかけがあったんですけど、独立3年ぐらいでずっと悩むことがありまして、案件数が増えてきて、自分の制作能力が上がってきたので収益がどんどん伸びてきたんですけど、
結局自分って何のために独立したんだろうという部分がずっと大きいことしたくて独立するとか、もうちょっと言うとおじいちゃん以上になるみたいな、結構祖父はそれなりの会社をやっていたのでそこを超えるみたいなのが僕の目標であったんですけど、
やっていることはフリーランスのチラシ屋さんみたいなことをずっとやっていて、その先に何か大きな、いわゆるベチャー肉で言うと食わ立てがあったかというのはなくて、でも食わ立てって自分で作ろうと思ってもなかなか作れるものでもなくて、どこかがうさんくさくなってしまったり、
というところで、住宅ではなくて自分で何かビジネスとプランして自分の事業をやっていきたいというのがずっと悩んでいるところであった時期が独立3年目ぐらいからあったことです。
なるほど。それで子どもというサービスを思いついたみたいな。
いやこれは思いついたのではなくて、これも住宅だったんですね。ホームページの制作を進める中でちょっとしたシステムの制作とか顧客管理の仕組みとかを住宅をするようになったのでシステムが作れる体質にうちの会社がなっていたんですね。
その時に同じくベンチャーリンクル時代の先輩が声をかけていただいて、新しく保育園を作るからそこのシステムちょっとやってみないかというので予算を取っていただいて作ったんですね。
それでそれなりの規模感があったシステムだったので、僕は1年ぐらいそこに時間を使うことができたんです。
そうすると現場の方とのコミュニケーションを取らせていただくとかすると保育園の課題みたいなのがなんとなく見えてきて、しかも作るサービスも規模感が大きかったので、このサービスであればもしかしたらうまくすると自社の事業として展開できるんじゃないかという期待を持ったんです。
その先輩にこれは自宅で納品するサービスですけど、自分の事業としてパッケージで他の保育園さんにも販売していいですかという許可をいただいて、いいからいいからやっちゃえという話で、それでうまく展開できたというのが僕にとって初めの幸運でしたね。
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2018年11月には株式会社コドモン、別会社を設立されていらっしゃいまして、そこで子育て支援事業本格稼働ということなんですが、この株式会社コドモンさんの事業内容についてまずはお教えいただきたいんですが、どんな事業をやっていらっしゃいますでしょうか。
はい。掲げているミッションというのが、子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力で良いものにするというミッションを掲げたものでして、大きく分けると、保育園とか幼稚園とか学童とか小学校、習い事塾とか、総称して社内では子ども施設というふうに言っているんですが、子ども施設に従事する先生方の業務負担を軽減をして、
子どもと向き合える時間を増やすようなツールをまず一つ開発をして展開をしています。
例えば保育園というのは、1日の3割ぐらいは何らかの事務処理をしているんですけれども、日中はほとんど子どもと過ごさなきゃいけないので、事務処理というのが夜中に続いてしまったり、子どもを見ながら空き隙間時間でやらなきゃいけなかったりというので、結構労働環境としては劣悪なんですね。
それでせっかく子どもが好きで保育士になったのに辞めざるを得ないという状況が続いているので、それをICTを使ってなかなか自動化をしたり効率化をするようなパッケージを展開しています。
もう一つが、子どもを取り巡る環境でいうと、保護者ですね。家庭内でのサポートをするというので、今直近でやっているのは、いわゆる保育園とか幼稚園とかとの連絡というのが、今連絡書を使ってかなり煩雑にやっていたりするんですけど、
それをアプリでワンタップで形跡連絡とか、子どもの様子を園に申請できるような、そういうアプリを開発して展開をしています。
なるほど、ありがとうございます。
そうしましたら、全く知らない質問をさせていただければと存じます。
好きなもの、好きなことを事前にお聞きしているのですが、仕事?って書いて、その後デジモノということでお二人とお答えするんですが、仕事好きしていらっしゃるとは思うんですが、?って入れたのは何か理由がありますでしょうか。
他にも趣味が欲しいなと思うんですよね。何が趣味ですかと言われて、仕事以外思いつかなかったので、引退した後とか、自分はどうするのかなという日々を感じながら、とはいえ仕事が好きなので、
家庭も大事にしながら、家庭がない時は寝るか仕事をしているかみたいな、そんな過ごし方をしています。
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なるほど、もう一つデジモノということで、デジモノって何ですか。
今はIT関係の仕事をしているのもそうなんですが、パソコンとかオーディオとかデジタルグッズみたいなのが大好きで、僕の個人的に何か買うと言ったらデジタル系のものが多いかなと思います。
スマホとかも大好きですね。
スマホも大好きですね。毎年買い替えて。
ありがとうございます。
財務の目なんですが、生きているだけで丸儲けとのことで、こちらを選ばれた理由は何かございますでしょうか。
起業してちょっとした時に大失敗した時期があって、その時に絶望したんですけど、生きているなという最低限のラインを見つけたんですよね。
その時に生きているだけで丸儲けというのはアカシア様の財務名なんですけど、その時にたまたまその番組があって、アカシア様がそうだというのを見て、これすごくいいなと。
生きているという人間でいうと最低限のところに対しての感謝の気持ちさえ持っていれば、経営者である以上はリスクをとって授業をするわけですけど、
一番最後に命さえあればまたやり直せるんじゃないかなという思いを込めて財務名にしています。
なるほど。素晴らしいですね。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしくは起業社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っております。
いつか成功するというのは確信だと思うんですよね。僕自身生まれてからずっとパッとしない人生で、歩いたのもたしか16ヶ月までずっとハイハイをしていたり、自転車も小学校まで乗れたかったり、運動神経が悪かったり、勉強もそんなにできなかったり、
ただ親の愛情は受けたつもりがあって、親が僕に期待をしてくれたというのが僕の自己肯定感につながっていて、なので全然僕は能力値でいうとすごく低い人間でいろんなものが欠けているんですけど、将来絶対に成功しているんだろうなという自分は常にいて、
このままでいくとそこに到達することは確実なんですけど、到達しなくなるということはすごく怖くて、なので自分の成長曲線がそこに見たかったときにはすごく恐怖を感じて走ったりするんですけど、
成功の秘訣は何かというと自分を信じる心というか成功しているんだろうなという確信みたいなことは必要なんじゃないかなみたいな、そこだけが僕の光みたいな感じでいつも働いています。
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ありがとうございます。大変深い話でございまして、そんなに小池社長、僕が後輩だと優秀だったかと思いながらすごく優秀でいらっしゃって、今私自身は驚いている時代でございます。リスナーの皆さんも本日お忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
本日はどうもありがとうございました。小池社長、本日はどうもありがとうございました。
本日の社長に含むインウィルビズは小池社長、私の後輩ですね、コドモンの小池社長でした。
前に一緒に働いていたときはこんなに優秀だった記憶が生まれなかったんですが、岡本部大夫らしい、わりと頭脳面積で論理的に話せやしちゃったので、びっくり業点ということですし、
優秀な元が良かったんでしょうね。それで学んだことをちゃんと活かして、仕事に活かしていけるということで、大変素晴らしい社長ですし、そういうふうに育ってもらっているのがちょっと嬉しかったですし、素晴らしいなと思いました。
ぜひ皆さん方も参考にしていただいて、企業発展にご尽力いただければと思います。
本日の社長ニック、インウィルビズはここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は第4章5号。商品を世界中に売りたい、世界中の代理店を作れということでございまして、結局、広がっていったビジネスというのは何なのかって考えていくと、フランチャイズ方式とか、もしくは代理店方式というのは一番多く広がっていったパターンなんではないでしょうか。
昔、ソニーがラジオを作って、それをアメリカで売ろうという時に、一番最初に売ったのはアメリカのラジオの代理店というか卸というか、そういったところにラジオをこんな良いものを作ったから、小売の卸で売ってくれというのをやったんですが、なかなかそれでもうまくいかなくて、一番最初は小売店まで営業していって、そしたら卸の人たちがこうして、ぶわっと代理店もがきて売れていったと。こういう歴史でございます。
昔、車の報道というのは、アメリカが日本に進出して、車の報道を日本でも売ろうという時には、日本で代理店も築きました。
トヨタも、トヨタのディーラーさんというのがいて、それぞれ地域地域の名刺みたいな方々が、ディーラーさんを営んでいて、そしてトヨタのディーラーとして一生懸命車を販売している。
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ホンダも日産も一緒ですね。結局代理店もフランチャイズも築いていくというのが、一番簡単な広めていく方法なんではないかなと思います。
そういうふうにできますと、一番やるべきことは、フランチャイズ方式とか代理店方式というのを検討して、世界で代理店もフランチャイズも築いていくというのが一番いい方法なんではないかなというふうに思います。
私自身実は前の会社でフランチャイズのコンサルタントとしてコンサルティング部長をやって、フランチャイズのパッケージ化にお手伝いしたり、フランチャイズ本部さんの経営戦略を作るチームで一部お手伝いさせていただいたり、
またフランチャイズの方面開発分野や物件開発分野の責任者をやっていると、様々なフランチャイズに関わってまいりました。
そういう点でフランチャイズという方式は大変いい方式で広がっていく部分も広げやすい部分もあるではないかと思います。
一方でフランチャイズ方式の時に代理店方式も一緒ですが、悩ましいことはやっぱりパッケージ化できてないといけない。
それも素人がフランチャイズのマニュアルを読んで、こうすればいいんだと分かるぐらいのレベルまで落としていかなきゃいけない。
そのレベルまでしないと広がっていかない。こういうことがあります。
世界で最も広がっているチェーンというのは何かというと、今セブンイレブンとハンバーガーチェーンなどが競っております。
それもフランチャイズ方式で広がっていますが、それらはほとんどマニュアル化がしっかりしていて、
そのマニュアルをきちっと守らせることができ、そして素人でも同じようにマネジメントができ、料理ができ、そしてオペレーションができる。
だからこそ広がっているとこういうことになります。
これができるかどうかというのは大変重要な分け目ですね。
それも世界中にということは、世界中に言語も英語やバイトやヨーロッパの言語、もしくはアジアの言語に訳されていかなきゃいけません。
その意味でこのフランチャイズ本省をきちっと作れるかどうかみたいなのも鍵になってくるのではないかなと思います。
私自身は現在もコンサルティングで代理店方式とかフランチャイズ方式とか、または認定行使制度みたいなもので、
実質フランチャイズや代理店に近いものを広げていくお手伝いを何年もしています。
何社もさせていただいています。
その中で一番重要なのは初めてビジネスに携わる人でもマニュアル読めばできるようになるという、
マニュアルという作りを目指して作るご指導をさせていただいています。
その言葉をひねり出し、大変苦労の作業でございますけれども、
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それができるとそれを英語に訳したり、また違う言語に訳し、
それをまた地域の企業さんたちや経営者たちと一緒に広げていく。
そんな感じで広げていくと非常に広がっていくと言えるのではないかなと思います。
それがマクドナルドやセブンイレブン、もしくはトヨタのディーラーや日産のディーラーみたいなことになってくるのではないかと思います。
そういう意味で、この代理店方式、フランチャイズ方式というのも検討し、
世界中に商品が売り込めるようにすることを検討いただくことは大変重要じゃないかと思います。
もし分からない点がございましたら、一応フランチャイズの専門家のハッシュプレーダーがございますので、
何々とご相談いただければ多少のアドバイスができるのではないかと思いますので、
ウィズビーやシンタインにご相談いただければなと思っております。
本日の社長の孤独録番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くinWizBizをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビーが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の解釈に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くinWizBizはここまで。また来週。
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