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社長に聞くin WizBizです。
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
エアークローゼットの創業
その後、独立創業だと思うんですが、
このエアークローゼットさんを創業するきっかけは何かございましたでしょうか。
状態としては、自分が組織づくりのイメージをしたり、
組織づくりに対して一巡をしっかりとやらせていただいたという状態に至って
やったら考えたいなと思ったときに、私のチームも立ち上がって
社内でも一定の成果を出せるようにチームがなっていたところに
またちょっと考え始めて、コンサルティングファーム時代のときに
少し企業というのを思っていたので、実際の企業に向けて考えたいなと思い始めたのが
そのタイミング。結果、きっかけは3年ぐらい楽天さんに在籍させていただいていた
年末に忘年会兼近況報告会みたいなのをしようというのを
アビームコンサルティング時代の私の一番プロジェクトをたくさんこなした後輩の2人と
よく3人で飲んでいたので、3人でまた飲もうというので集まって
飲み会をしたのがきっかけで、その場で実はそろそろ自分も
企業をしようと思っているんだよねというのを2人に話をして
もしよかったら2人ももちろん状況も違うし立場もそれぞれ違うし
一人は家庭を持っていたりもしたので、自分もそうですけど
当時の考えとはもちろん、当時僕らがコンサルティングファーム時代に話していた
状況とは違うけど、もしよかったら一緒に企業をすることも考えてほしい
という話をしたら、彼らはその場でやりましょうよというのを言ってくれたのがきっかけですね
なので実はそこのタイミングではほとんど何も決めていなくて
何かのビジネスをやろうとか決めていなくて、とにかくその2人に声をかけて
会社をやるということがスタートでした
なるほど、ビジネスモデル作りはお三方で相談しながら決まっていたのですか
そうです
私も企業をしたいなと思ったのが、ある種ビジネスモデルとかそういったところというよりは
どちらかというと、我々って人生の中で一番時間を使うのが仕事の時間で
仕事の時間を人生の中で一番使うということは
仕事の時間がご機嫌だったら人生の大半がご機嫌になるわけじゃないですか
なのでご機嫌な仕事を自分が大好きな仲間と一緒にできたら幸せなんじゃないかな
というぐらいの感覚で最初は考えていて
企業を一人でするというのももちろんあり得ますけど
私の場合、性格が自分は絶対サボっちゃうなと
すごく寂しがり屋なんで一人でやっていて絶対サボっちゃうし
多分挫折しちゃうかもしれない、心が折れちゃうかもしれないというふうに思って
でも誰かと一緒だったら結構頑張れるという性格なので
誰かと一緒にやろう、しかも二人じゃなくて三人でやろうというのだけは決めていて
三人だと、二人ってお互い向き合って意見を出し合うので
喧嘩になっちゃうかもしれないなと思ってですね、真剣に仕事をしたら
もう一人いるとトライアングルってバランスがよくて
富に入ったりというのもできるので
三人で創業する、三人で何か会社をするということだけ最初に決めていて
ちょうどその二人に声をかけて三人でスタートしたというのが原点なので
そうですね、ビジネスモデルとかはその後じゃあ何やろうかというところから
三人で話していったというのがスタートです
なるほど、そういう感じで怖さとかそういうのはなかったんですか?
怖さとかはそうですね、正直あまりなかったですね
リスクという意味合いではあるとしたら自分が行って給与もそれなりにやっぱりいただいていましたし
そのまま社会人生活を歩んでいけば家という意味でも家庭という意味でも
ある程度の世帯としては過ごしていけるものの
そういう過ごしていけるなというふうに思っていたので
それがなくなる可能性がある
企業で失敗をしてそのまま例えば破産申告をしなければいけない状態になる可能性もあるので
そういったケースを想像したときに失うとしたらその数年間
例えばやって会社が倒産した場合にその数年間
自分がその社会人として残った場合との給与所得の差はあるんですけど
でも極論今私たちは日本というこの国に生まれて非常にラッキーだなと思うんですけど
究極何か職はあると思いますし
働かせてもらえないということにはならないんじゃないかなと思って
そう考えると別にリスクってその数年間失うかもしれない
自分の給与として稼げた分を失うリスク以外にはそんなにないんじゃないかなというふうに当時も考えたので
あまり怖さというのはなかったです
特に仲間がいたんで一人だったら怖くてできないと思います
私は心配症なので
なるほどありがとうございます
ビジョンの定義
上場は当初に狙っていらっしゃいましたでしょうか
ビジネスモデルそのときはまだですけど
ビジネスモデルを決めていった際に必ず資金調達が必要なモデルを選んだので最終的には
ということは資金調達をしていく以上はEXITの方向性として
AマンデーかIPOかのどちらかだなということは一定決めていて
基本的にはIPOの方向性というのを最初に3人で話をしました
なるほど上場へのご苦労なんてございましたでしょうか
そうですね今我々上場させていただいてますけどグロス上場で
グロスってある種ステップみたいなところなので何か到達したというところでは全くないので
あまりそこに対して苦労という感覚ではないかもしれないですね
ただ当然経営し始めたら日々山あり谷ありで
おそらくほぼ谷にいるんじゃないかという感覚なので
苦労と捉えれば苦労ですし自分の捉え方次第かなというふうには感じています
なのでものすごい日々きついです仕事ももちろん好きでやってるんであれですけど
ただ好きでやってるんできついんですけどしんどくはないですね
苦しいという字を使うかというとあんまり苦しくはないかなというふうに
すみませんちょっと答えが的確じゃないかもしれないですけど
捉え方によって結構やっぱり人って同じ出来事でもどういう捉え方をするかによって
人って全く受け止め方が違うと思うんであんまり苦労したなという感覚ではないですね
大変だったことはたくさんありますけどピンチだったこともものすごいたくさんありますし
ありがとうございました
そうしましたらエアクロゼット様の事業内容ぜひ宣伝があったらご説明いただきたいんですが
どんな事業をなさっていらっしゃいますでしょうか
メイン事業のエアクロゼットはファッションのレンタルサービスというのをやらせていただいていて
日本で初めてフランギン特化をしたレンタルサービスというのをスタートさせていただいて
特徴が月額会員制でお客様がすべてお選びになるのではなくて
私たちのスタイリストがお洋服を選定させていただいてコーディネートを組ませていただいた上で
お貸し出しをさせていただく月額制のファッションレンタルサービスというのを
日本で初めてスタートさせていただきました
ありがとうございます
そうしましたら全く違う質問もさせていただければと存じます
事前に好きなもの好きなことを聞いていて
インタビューの間もよく出てきました
仲間と一緒にできること全般ということで本当に仲間好きでいらっしゃるんですね
そうですね一人でいるのが弱い性格なのかもしれないんですけど
仲間とだったら頑張れるというか
結構大事なのが自分の性格を知ってどういう自分の捉え方をするのかとか
人によって価値観も捉え方も違うので
結構大事なのは自分の性格を知れるかどうかというのが大事かなと思いますね
あと自分が大切なものを知れるかどうかというのも大事かなと思います
ありがとうございます
時間の価値
座右の銘も大変素晴らしい完全燃焼という言葉を選ばれたんですが
こちらを選ばれた理由は何かございますでしょうか
会社のビジョンをつくったときにも通じるんですけども
結局組織っていわゆる群衆とは違うので
組織の定義ってビジョン目的があって
組織の目的と組織の所属している人たち全員に大切な役割があるというのが
組織の定義だなと思ったときに
我々会社をつくるときにビジョンスモデルの前にビジョンをつくって
この会社が何のために存在していて何を目的とするのかというのをつくったときに
我々に行き着いたのが
パッと流行ってなくなっていくようなものをつくりたい会社じゃなくて
人のライフスタイルを豊かにする会社をつくりたいというふうに思って
ただライフスタイルを豊かにするためにどうしたらいいかって考えていたときに
あんまり答えがなくて最終的に行き着いたのが
全ての人が平等で持っているんですけれども
使い方とか感じ方によっては
不平等になるのが時間の価値だなと思って
同じ1分でも1時間でもめんどくさいなとか
おっくいだなと思っている時間と
ワクワクしている時間だったらきっとこうしたのが価値が高い
人生って時間で限られているので
その時間の価値というのが高まっていけば
人のライフスタイルもしくは人の人生を豊かにできるんじゃないかというのを考えて
エアクロゼット社を創業したときの私たちのビジョンは
ワクワクが空気のように当たり前のような世界で
ワクワクが空気のように当たり前のような世界というのをビジョンにしているんですけれども
そのワクワクしている時間というのは価値が高いというふうに定義して
それが当たり前になる
人の時間の価値を高められるような会社をつくろうというのを
3人で話をしてスタートしたんですけれども
そのときに創業メンバーの1人なんで当たり前かもしれないですけれども
ものすごい共感したんですね
私が何で共感したのかなというのを振り返ると
私は先ほどもお話に出ましたけれども
父が新しいものを持ってきてくれてという話をしましたけれども
小学校でして兄弟3人の真ん中
男ばっか3人兄弟の真ん中なんですけれども
私だけすごい父についていっているタイプの少年だったんですけれども
小学校のときに父と食事をした後
ソファに隣に座って話をしていたら
父が倒れてそのまま他界したんですね
それを受けて父の最後の教えとして
人生って何が起きるかわからない
かつ時間は絶対巻き戻らないので
人生って限られた時間がただ過ぎていく
これを止めることはできないので
この限られている時間ってだんだんと減っていくので
その時間がいかに大切なのか
その時間を無駄に過ごすこともできちゃう
成功の秘訣
ということをすごく教えてもらって
それ以来やっぱり自分の性格の人生ですね
自分がいい時間の使い方をする
例えば先ほどもありましたけれども
何かネガティブな感情を持ってしまっているとか
人に対して悪口を言っている自分って
自分は性格上好きじゃないですし
そういう状態の自分でいる時間ができる限り
少ない方がいいというふうに捉えると
時間 瞬間の時間を大切にしていこうというふうに
考えていって 座右の面にしている
完全燃焼というふうに置いたのは
稲森さんがおっしゃっていた言葉から
私はこの完全燃焼をいつも座右の面にしているんですけれども
稲森さん 瞬間瞬間を完全燃焼すること
その点の連続が未来につながるというふうにおっしゃっていて
これってその瞬間というのが一番大事
例えば人生って過去はもう我々経験として過ぎ去っているんですよね
未来はまだ来ていない
人生において今この瞬間しか存在しないというのは
マインドフルネスの考え方でもそうですけれども
この瞬間というのはやっぱり大事
この瞬間をいかに自分の今の心の持ちようだったりですとか
こういうふうに皆さんにお話をさせていただくときにも
どれだけの自分の思い熱量をその時間に込められるのかが
自分の納得感だったりだとか
時間の満足度に変わっていくんじゃないかなというふうに思っていて
過去振り返っても勝ち負けいろいろあったりですとか
成功失敗いろいろありますけれども
その中でも自分が精一杯やっている
本気でその時間を完全燃焼していた思い出って全部きれいなんですよね
なのでやっぱりその時間に自分がどれだけ完全燃焼するかが
自分の中での人生の価値を決めていくんじゃないかなというふうに思っているので
財務面を完全燃焼にしています
なるほど大変勉強になる話ありがとうございます
とんでもないです
最後のご質問なんですが
この番組は経営者向け全国全世界の社長さん向け
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます
はいそうですね
成功の定義によるので正直成功したって思ったことがないのですけれども
ただ成功していく
自分が人生をしっかりと完遂していくという意味での成功って考えると
すごい簡単で自分がなりたい自分もしくは自分が作りたい状況を思い描いて
そこに向かってとにかく歩み続ける
最終的に自分が諦めさえしなければ必ず成功していくと思うので
どんな状況になったとしても諦めずにやり続ける
海外だとグリッドって言われますけれども諦めない心ですね
このグリッドが一番大事なんじゃないかなというふうに思います
必ず成し遂げていくぞという自分の気持ちですね
自分が決めさえすれば必ずできるので
どこどこに行こうっていうのも決めなければ絶対そこに行けないですし
意思決定を自分がした以上はその意思決定を形にするって決めさえすればいい
そうすると成功と失敗って成功って言葉があったのでお話しますけど
成功と失敗って別れ道じゃなくて
成功に向けて失敗がたくさんあるんですよね
一方道なんですよ
自分が決めているその成功自分が決めている状態に向けて
いろんな失敗していいと思うんですよ
とにかく失敗したとしてもこの成功の状態さえ思い描いて
諦めずにそこに向かって歩き続ければグリッドを持っていさえすれば
必ず人にとってどれが成功かわからないですけど
自分がきっと満足できる結果に至るんじゃないかなというふうに思っています
経営者向けの教訓
なるほどグリッド大変素晴らしいお言葉をいただきました
ありがとうございます
リースの皆様も本日はお久しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました
ぜひ皆様の参考にしていただければと存じます
天沢社長様本日はありがとうございました
ありがとうございました
本日の社長に聞くインウィルビーは株式会社エアークロジェット代表とします
社長研修医を阿南宗志様でいらっしゃいました
大変聡明な頭のいい方でいらっしゃって
かつチャレンジ精神旺盛で最後の方にグリッドという言葉が出てまいりました
諦めない精神心ということですが素晴らしいですね
社長様らしい社長様
基本的に緊張しいだとおっしゃっていらっしゃいますが
そういう感じが全くなく社会人で土があったのか
本当にもともとそこまでじゃないのか分かりませんが
常に学ばれようとしているご姿勢も含めて
やっぱり上々器用の社長様は違うなと感じさせていただきました
アビムコンサルティングという会社さんの先輩の方も
本当に素晴らしいことを言っていらっしゃいますね
毎日101%で365乗したら37倍なんだと
そうじゃなければ0.037になるという話で
なるほどと思わせていただく素晴らしいお話でございまして
そういう意味で社長様らしい社長様
上々器用の社長様らしい社長様だし
そういうふうに常に前向きにワクワクするなど
素晴らしいお言葉をいくつもお残しいただいたので
私もちょっと真似して根性を入れて
ワクワクしながら101%常に毎日という感じで成長していきたいなと思った次第でございます
ぜひリスナーの皆さん方も真似していただいて
ご成長いただければなと思っております
本日の社長に聞くINWITHですはここまで
また来週
本日も社長に聞くINWITHをお聞き下さり誠にありがとうございました
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております
これまでにたくさんの成功社長成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました
この内容はすべてテキスト化いたしまして
私どもWITHWITHが運営するウェブサイト
KA-NOTEでも閲覧いただけるようにしております
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして
サイトの方にもさせていただいています
ぜひネット検索でKA-NOTEスペース社長インタビューと入力いただき
このサイトをご覧になっていただければと思っております
本日の社長に行くinWITHではここまで
また来週