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2023-08-30 25:04

第346回 鮄川宏樹氏(株式会社モンスターラボホールディングス代表取締役社長)【後編】

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今回は、株式会社モンスターラボホールディングスの鮄川宏樹氏にお越し頂きました。

「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」というミッションを掲げ、2023年3月に上場。世界20の国と地域でデジタルコンサルティング事業等を展開しながら、事業を通じた社会貢献にも意欲的に取り組むお姿から、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
https://keiei-note.com/

■WizBiz社長塾
https://www.youtube.com/channel/UC16VkcI4PaUISDD4UL7pFvQ




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社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、モンスターラボを創業されていらっしゃるんですが、これは創業のきっかけはどんなきっかけでいらっしゃいますでしょうか?
独立系の、いわゆるインディーズといわれるようなアーティストの音楽を配信する
インディーズ音楽配信プラットフォームを作りたいということで、2006年に創業しているんですけど
このアイデアというか、この事業自体は
その少し2002年くらいから考えていたことで
インターネットが普及してですね
ロングテールというかですね、アマゾンとかでも
マニアックな本が、これまで書店に並ぶことなかった本が売れることになっていたり
海外とかだと、iTunesとか出てきて、iPodとかが出てきた頃で
まだiPhoneとかはなかったんですけど
いくらでも音楽がこのiPodに入る
で、いろんな音楽が今です
レコードショップとかCDショップに無かったようなものが聞けるようになっていく
逆に言うと、メジャーレベルとかに属してなくても
個人が発信したりすることで
ニッチだけども、好きな人が
どんな音楽でも好きな人たちが届けることさえできれば好きな人たちがいるみたいな
そういう多様な才能を持った人たちの
配信プラットフォームを作りたいというのがあって
それで、その事業をやるために起業したという感じでしたね
なるほど、その起業に対しての怖さとか恐怖感は
あまり今までも話を聞いたことがなさそうだなと思うんですが、なかったでしょうか
なかったですね
基本的には資産もないし、家庭もないし、失うものもないと
スキルがあれば稼げるというのもあったので
実際に失うものがないんじゃないかなって
今でも思うので、若い人たちの起業という意味で言うと
そういう意味では怖さはなかったですかね
気持ちしかなかったって感じですかね
創業時代の苦労なんてのはございませんでしたか
苦労しかしてないぐらいですけど、楽しいけど苦労しかしてないって感じですけど
最初のモンスターFMという
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インディーズのアーティストの配信プラットフォームを立ち上げたんですけども
アーティストも結構集まってきたり、メディアからの注目というか取り上げていただいたりもして
最初のスタートは決して悪くなかったんですけど
アーティスト集まるけどそもそも売上が上がらないとか
事業としてはやっぱりこううまくいかなかったんですねプロダクトが
2006年に創業して
2006年の5月か6月ぐらいにプロダクトを出して
プラットフォームを出して2007年には資金調達をして
VCとかも入ってっていう感じだったんですけど
やっぱりそれが売上とかが立ち上がっていかないので
かつ資金調達とかもなかなかいい環境ではなかったので
非常に経営があと半年とかで資金ショートして
このままだと潰れるみたいなそういう状況で
そうすると何かしらお金を得る事業を作らないといけないということで
EC1時代とかにもやってきたので
自宅開発でいろんな他の企業から仕事を
受託しながらそこで出たお金を音楽配信の方に投資して
なんとか生きのみながらやっていくということをやってましたね
なるほどありがとうございます
上場は最初から狙われていらっしゃいましたか
上場はベンジャーキャピタルからお金を投資してもらうってことは
イグジットをいつかは提供しないといけないイグジットの機会を
ってなると会社を売却するとかってことは考えてなかったので
そうすると上場IPOしかないっていうかですね
だからお金を集めた以上は上場するしかないっていう
そういう感じですかね
上場に向けてのご苦労はございましたでしょうか
音楽配信で創業してからちょっとその子に至るまでの
今の授業に至るまでの話をすると音楽配信で創業してから最初のプロダクト
うまくいきませんでしたで自宅開発を始めました
それが2008年ぐらいで2013年14年ぐらいの時期に
一つ大きな判断をしてるんですけども
もともとそれまでは音楽配信のために稼ぐための
自宅開発事業だったんですけどその過程でですね
EC1でも経験があった日本だけではなくて中国に開発拠点を作ったり
ってことになってたんですけど2013年ぐらいの時期に
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日本って人口減少でどんどん生産力が低下していて
ITに関して言うとすごく需要が引き続き大きい
今でいうDXみたいなことも起きていくっていうことで言うと
非常に深刻なエンジニア不足になるだろうと
経産省とかも2030年までに70万人とか
というエンジニアが不足するっていう発表もしてましたし
一方で中国だけじゃなくて他の東南アジアとかいってみるとですね
ベトナムとかフィリピンとかインドだったり非常に若くて
エネルギー可能性のある若者が多いわけなんですけども
彼らはまだまだ仕事の機会が少ないとすると日本だけじゃなくて
アジアも含めたところで言えば人口は増えてるわけで
そういう海外の人材を活用して日本の企業のDXを実現するような
そういう事業が加速できるんではないかと
これは本当に日本に必要な事業になるんじゃないかと
かつ自分が音楽監視にやりたかった個人の才能を生かす
多様性を生かすみたいなことを世界のエンジニアクリエイターを
エンパワーするという形で実現できるんじゃないかと思ったんですね
それでそれまでは音楽監視のためにやってきた事業だったけども
グローバルソーシングという言い方をしてたんですけど
世界中のエンジニアを活用してDXを行うみたいな
今のデジタルコンサルティング事業の当社のですね
起点となるような事業をその2013年14年の時期にスタートさせまして
そこからかなりアグレッシブにまた資金衝突をしたり
海外の会社を買収したりということで
この10年間年間40%ぐらいの成長でずっと来てるんですね
で苦労って話で言うとやっぱり海外の人材が
2017年にヨーロッパの会社2019年にはアメリカの会社を買収していて
世界のトップレベルのDXコンサルになるためには
やっぱりこう世界の大きな市場として
北米とかヨーロッパに進出する必要があるということで
で買収したんですけども
その後にアメリカの会社が
組織的にもカルチャー的にもいろんな意味で
マネジメントはすごく苦労して
買収した会社の創業メンバーが抜けたりしたこともありましたし
やっぱりそのアメリカの会社の創業メンバーが
アメリカの会社の創業メンバーが
日本が本社ですけども
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本社との間で結構壁があったりとかして
バリエーションが起きたりすることもありましたし
どこまでインテグレーションしていくのかということと
どこまで自由度を持たせてアントレプレナーシップを大事にしていくのかということの
狭間でも結構苦労しましたし
そんな感じで苦労の連続大変なことの連続だったとは思いますね
でも最終的には特にうちのファイナンスとかコーポレートチームとかの
努力がすごく大きかったと思うんですけど
子会社30社ぐらい抱えて世界20カ国で展開してみたいな会社なので
非常にIPOの難易度が高い会社だったと思うんですけど
そういう意味で何とか
ファイナンスコーポレートチームが他のグループ社員の力で
上場できたなっていうのが感想ですかね
なるほどありがとうございます
皆さん方にも解説なんですが上場するにあたってですね
よく我々コンサルタントが言うのが一社のままで日本でっていう言葉をよく言います
それは海外の子会社持ってたりすると費用も時間もすごいやることも多いし
費用もかかりますし
モンスターラボさん本当に私コンサルタントの目からも素晴らしいよくできたな
すごいなというふうな感じの感想でございまして
皆さん方の楽にいこうと思ったら日本国内一社でっていうのがですね
コンサルタントのよく言う言葉でございますので覚えていただけるとありがたいなと思います
そうしましたらですねモンスターラボ様の事業内容をぜひ宣伝ガテラ
ご説明いただきたいんですが今どんな事業なさってらっしゃいますでしょうか
デジタルコンサルティング事業と言ってるんですけどもいわゆるDXを実現するのに
どちらかというとですね当社は業務システムとか機関システムとかを
いわゆるシステムインテグレーターさんとかやってるというシステム導入というよりは
ビジネスのお客様がいてその顧客タッチポイントとかですね顧客体験とか
UI UXみたいな言い方もしますけどそういった部分も含めた
ビジネスそのものの変革とか顧客体験の変革を伴うようなDX
こういったところを得意としています
なのでかなりそのまだ何ですかねやることが決まってない
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例えばですけども例えばじゃあ資金が将来的に銀行業務というのは人口も減っていくし
オンラインバンキングだとかいろんなもので出てくる中で資金というのはどういう形で将来変革していったらいいのかとか
そういったところを経営目線それからDXという目線ユーザー目線で考えてですね
新しい資金の在り方プロダクトとかデジタルを活用したビジネスモデルの変革みたいなところを支援してる感じです
それをプロダクトを作って実際にプロダクトを出して終わりじゃなくて
そのローンチ後もですね回収改善を繰り返したりデータ分析をしたりってところまでかなり長い時間伴奏していくので
戦略から開発運用グロサックデータ分析みたいなところまでを一気通貫でやってると
それも日本だけではなくてベトナムだったりフィリピンだったりバングラシアだったり世界中の人材を活用してある程度低価格でもできる
それから場合によっては小手企業のお客様とかで言えば海外にも事業展開されてる会社が多数ありますけども
そういう会社のですね例えばアメリカ市場でもプロダクト展開したりとかヨーロッパにも展開したりとか
そういう企業の海外進出とかですねローカライズとかそういったところも支援しています
ありがとうございます
そうしましたら全く違う質問をさせていただければと存じます
好きなもの好きなことを事前にお聞きしまして
私割と好きですね
物を持たないこと
小民家など古い場所や古いもの自然に触れること
自然の中にいること
社会を良くしようとする若者をサポートすること
ワークアップというお答えをいただいたんですが
割と自然とかアウトドアとかそういうのがお好きでらっしゃるんですか
そうですね
やっぱり山とか川とか海とかに囲まれたような場所にいて
東京はもちろん利便性はあるし
いろんな面白い人に会えるとかっていうメリットある一方で
ずっと都会にいるとやっぱり心が疲れるところもありまして
そういう自然があるところに時間があるときは行きたいっていうのがありますね
なるほどありがとうございます
もう一つですね
若者をサポートすることというのをお答えいただいているんですが
お聞きになっているリスナーの皆さんの中に
若い起業したい方も結構いらっしゃると思うんですが
そういう方が長谷社長さんのところのお尋ねになっても
大丈夫なものなんでしょうか
そうですね
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やっぱり僕ももう48なんですけどになってきていて
次世代を担っていく若い人たちが未来を救っていくっていうところがあるので
自分もまだまだもちろん現役で頑張るつもりなんですけど
あともともと教師になりたかったっていうところがあって
結構高校生ちょうど同級生の息子娘さんとかが高校生だったり
みたいな世代でもあったりするんですけど
母校で講演をさせてもらったり
島根に若者を応援するような企画を
地元のサインチューテレビっていうところが主催でやっていたり
いろんなそういう機会を通じて
高校生だったり若者をサポートするみたいなことを多少やっていたりしますし
世界でいうとストリートチューデンとかですね
そういうところの支援に携わらせていただいていたり
あと社会企業というかですね
別に上場するとかだけが全てではなくて
世の中により良くするための身近なところでの課題解決するとか
地域課題を解決するとか
いろんな活動をしている人たちが最近増えている印象もあってですね
そういうところの伴奏をしたりとかですね
ちょっとしたサポートをしたりとか
そういうところはなるべく
地元だったり若い人だったりからのご相談は
なるべく応えるようにしてますね
ありがとうございます
長所長にご相談いただければという感じでございますが
財務の面もお聞きしてるんですが
財務の面はありません
生き方綺麗で大切にすることはいかということですね
ちょっと読み上げさせていただきます
誠実に生きる人を大切にし仲間を信じる社会に世界に貢献すること
会社の存在価値はその会社がある世界とない世界の差分である
大きな目標から逆算して考えております
一時情報を大切に現地で起きていることを自分で感じ
直接人と対話するということで
割と多くの動画が聞いただいているんですが
こういったことは普段からずっと考えて生きてきたから
こういうお話が出てくるという感じでいらっしゃいますよね
そうですね
財務の面ってパッと浮かばなかったので
最近というか普段から
指針としていることとか考えていることを
いくつか書かせていただきましたね
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なるほど
割と弊社なんかも誠実に生きるみたいなことはよく言うんですが
誠実に生きるなんていうのは
例えばどうしてこんなことを思いついたというか
そういう経緯とかありましたでしょうか
そうですね
チャレンジしていって経営していくって
すごく複雑なことが複雑なというかですね
いろんな問題が起きたり
大きくなればなるほど
判断が難しいこととかもたくさん出てくるんですけど
そういう時にもちろん事業も大事なんですけど
やっぱりそれが本当に
やれたかどうかというのも大事なんです
結果も大事なんですけど
やっぱり正しいことをやろうとしたかとか
っていうのもすごく大事だと思っていて
やっぱり自分で
社会を良くしていくという信念を持って
少なくとも誠実に生きていけばですね
仮に会社がうまくいかないとか
いろんなことがあったとしても
ちゃんと胸張って生きていける
それがやっぱり自分自身を最終的に支えることになるんじゃないかな
というふうには思っています
なるほど素晴らしいですね
ありがとうございます
最後の質問なんですが
この番組経営者向け全国全世界の社長さん向け
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと存じます
成功してるっていう
そういうとこまでいってるとは思ってないんですけども
まだまだ成長過程でまだまだ課題だらけで
全然世界のトップレベルのDXコンサルファームになるとか
っていうことで言っても
まだまだスタートしたぐらいの感じだと思ってるんですけど
とはいえ20カ国に展開して
上場も一つのマイルストーンとして実現できたみたいなことで言うと
やっぱりこう
人から見ると無茶だと思うようなことに関しても
実際にはですね
本気でやってみたら
そんなに難しいことじゃないというか
すごくものすごい特殊な能力があったからできたとかではなくて
やっぱりこう目指すものを
イメージしながらそこに対してアクションを取って
目標から逆算してアクションを取って
いったことなので
常識を疑い
自分で壁を作らずに思い切って行動してきた
その積み重ねなのかなというふうには思ってます
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あとはカルチャーとか
バリューみたいなところはかなり浸透させ浸透というかそこを大事にしている会社で
そういう会社の理念やバリューに共感してくれる仲間が
たくさんの仲間が集まってくれてるってことが
今の会社の大きな力になってるというふうに思いますね
ありがとうございます大変勉強になるお話でございました
リスナーの皆さま本日はお話しながらお聞きいただきまして誠にありがとうございます
ぜひ皆さまのご参考にしていただければと存じます
稲川社長さん本日はどうもありがとうございました
ありがとうございました
本日の社長に行くインウィズビューは株式会社モンスターラボ
リクスプ代表としての社長の稲川ひとき社長さんまでいらっしゃいました
素晴らしいですね
それこんだけ大きな会社を運営されていらっしゃって
戦略コンサルを学ばれ
DX IT対応っていうのを学ばれ
その両方を組み合わせた今モンスターラボという会社を運営し
上場もしそして20カ国に展開するということですから
すごいですね本当に
日本のDXか世界のDXかを一番助けてくれる企業の一社じゃないでしょうかね
逆に言えば日本を引っ張ってくださる一社なんじゃないかなと思います
その根底にはやっぱりその稲川社長様の生き方
考え方が色濃く反映されていらっしゃるので
素晴らしい生き方ですし素晴らしい人生でいらっしゃるなと思いますし
日本にはなくてはならない時代を一人なんじゃないかなと
感じさせていただくほど素晴らしい方でいらっしゃいました
ぜひ私も真似て稲川社長さんみたいにならなきゃなと
強く感じた試合です
ぜひリスナーの皆さん方も稲川社長さんみたいに
素晴らしい生き方をしていただければな
素晴らしい考え方を世界に広げていっていただけたらな
というふうに思っております
ちょっと一つブレイクスルー大学の話が出てました
尾前健師さんのセミナー9月に私とも主催でやりますので
もしよろしければ尾前健師さんのセミナーも
お聞きいただければと思います
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで
また来週
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり
誠にありがとうございました
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております
24:00
これまでにたくさんの成功社長
成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました
この内容は全てテキスト化いたしまして
私どもウィズビズが運営するウェブサイト
経営ノートでも閲覧いただけるようにしております
音声だけでなく文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして
サイトの方にもさせていただいています
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております
本日の社長肉インウィズではここまで
また来週
25:04

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