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2020-01-15 14:54

第158回 黒野源太氏(アイティクラウド株式会社代表取締役社長兼CEO)【後編】

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アイティクラウド株式会社の黒野源太社長にお越しいただきました。

大学時代から経営者になりたいと考え、2004年に最初の起業を行う。その事業を解散後にソフトバンクに入社。
仕事をする中でレビューサイトが事業になると確信し独立したエピソードから経営のヒントが得られます。ぜひ、黒野源太氏の経営者インタビューをお聞きください。




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社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、ソフトバンクに誤入者という感じなんですね。
社長業をやってから、ある意味サラリーマンに戻るという感じなんですが、その辺の葛藤とかはあられなかったんですか?
やっぱりありましたね。その事業自体が、ある意味そこまでうまくいってなかったんですよね。
結局、アーティストのライセンス事業なんで、当たりもあれば外れもあって、売上も安定しないとかっていうのがあって、
割と売上がない時代とかは、自分の資金を自分から自ら出してやってたので、
はっきり言ってしまうと、自分の資金が枯渇してしまって、もう抜けざるを得ないというか、やめた方がいいだろうという風になって、
決断して、自分は抜けたという形になりました。
なるほど。ソフトバンク誤入者した後は、どんな部署を回られたんですか?
最初のきっかけは人材の事業に入ったんですけれども、その後、すぐに社内で新規事業が立ち上がるというところで、
その公募がありまして、そこに手を挙げて、ソフトバンクモバイル、旧モバイルの中の広告事業があったんですね。
例えばドコモさんでいうと、D2Cという会社があったりとか、KDDIさんでいうと、メディーバといったモバイルレップというのがあって、
ソフトバンクだけなかったんですよね。それで広告事業をソフトバンクも始めるということで、そこにまた入れたというところがあります。
なるほど。そうすると割とアルバイトタイムをしても、アーティストライセンスのときもソフトバンクも、
割と新しい事業にどんどん立ち上がっている感じの動きになるんですね。
そうですね。
なるほど。ITクラウドというのは、その後、創業というか立ち上げになられるんですか?
はい。さらになんですけれども、ソフトバンクの広告事業を3年ぐらいやった後に、また社内のイノベンチャーというソフトバンクという公募制度があるんですね。
それに、まずはマーケティングソリューションの流通事業をやったらどうだというのを提案するわけですね。
それが最後、孫さんまでプレゼンに行くような形で、大体年間で5000応募ぐらいあるんですけれども、
その最終的な5人の中に入って、そこでOKをいただいて、その流通事業をやりなさいということで、
まずは流通事業をやることになりました。
その流通事業というのは、結局マーケティングのソリューションを、いわゆるクラウドサービスとかをいろいろ集めて皆さんに販売する仕事だったんですけれども、
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それをやっていく中で、今ITクラウドというのはソフトウェアのレビューサイト、いわゆる口コミサイトをやっているんですが、
そのアイデアに当たったというか。
その時はマーケティングソリューションの流通事業は社内でやっていたんですけれども、
これはレビューサイトなので会社を立ち上げるべきだという提案をその社内でして事業化されたという経緯があります。
本当に新しい事業を次々と作っていらっしゃるのが、クロン様の経歴というか歴史というか。
もうビジネスディベロップメントとか、それしかできないような体になっている感じですかね。
素晴らしいですね。
そうしましたら、ITクラウドさんの今の事業についてご説明をお願いしたいんですけれども。
今のITクラウドというのは、ITレビューという名前のサイトでして、いわゆるクラウドサービス。
例えばウェブ会議だったらZoomさんとか、オンラインストレージだったらDropboxさんとか、情報共有のツールだったらSlackさんとかあると思うんですけれども、
そういったクラウドサービスの口コミが見れると。
口コミを見て、皆さんがどの製品がいいのかというのを選択できるような、そういうサイトを運営しております。
皆さんぜひ使っていただければ、見ていただければという感じでございますが、ちょっと違う質問をさせていただければと思います。
好きなものを好きなことを事前にお聞きしてまして、ジョギング、テニス、ギターの弾き語り、そしてシンバシンな立ち飲みやめぐりというふうにお答えいただいているんですが、
この田町もたまには飲みやがりなんですけれども、飲むのは結構お好きでらっしゃるんですか?
好きですね。お酒自体が好きというか、お酒を飲んで人と話したりとかっていうのが好きですね。
飲みながらギターの弾き語りなんかもされるんですね。
飲みながらはないかもしれませんけれども、はい。
もう一つは座右の銘なんですけれども、やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、褒めてやらねば人を動かすという山本勲の言葉と、勝つまでやれば負けはなしという元吉野山安部社長の言葉、2つを選ばれていらっしゃいますが、
これ選ばれた理由というのは何かございますでしょうか?
やってみせという山本勲さんの言葉は、自分が事業をやっていく上で、最初は自分で動かなければいけないと思うんですよね。
今回のITクラウドを立ち上げたときも、去年立ち上げて、まず最初自分が営業に行って、自分が売ってみせる。
それがないと部下の営業マンたちもどうやって売っていいかわからないし、自分自身がお客さんの声を聞くというのを率先推翻するというのが非常に大事だというのと、
やってみせて、その次に言って聞かせて、させてみてというのは、まさにマネージメントの王道なんだなというのがあって、
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それを戦時中の山本勲さんが言っていたので、非常に感動したというか、胸にスッと入ってきた言葉だったので、
それをだいたい飲みながらでも話したりすることはよくあります。
もう一方の勝つまでやれば負けやなしというのは、実は吉野家の元社長の方が言っていたというのは知らなかったんですね。
やっぱり自分がいろんな事業をずっと続けてきているので、もちろんある意味失敗した事業もあったんですけれども、
今の事業は順調に進んでいますが、最後結局そこで勝てば前の負けなんて小さいと、誤差だと思えるようになるので、
やっぱり続けて、とにかく続けて勝つまで続けることが大事なんだなというふうに思っています。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でした。ありがとうございます。
では最後のご質問なのですが、この番組は経営者向け、もしくは全国の社長さん向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っております。
これもさっきの勝つまでやればという話と同じなんですけれども、やっぱりとにかく続けることが非常に大事だと思います。
やっぱり続けることで知見も広がってくるし、その事業に対する考え抜くというアイディアも出てきたりとか、
あとやっぱりいろんな方とお話しする機会とか出会いとかがあると思うんですね。
そうするといろんな次のアイディアだったり、次の事業というのもどんどん出てくるので、
私もこのITクラウドをやっていたときは、先にその手前でマーケティングツールの流通事業をやっていたとお話しましたけれども、
そこでやっぱりどうやってこのマーケティングツールがいっぱいあるんだとか、
そういうのがない限り、この何でしょう、口コミサイトみたいなのを見つけることはできなかったわけですよね。
やっぱりやり続けることで新しい出会いがあったりとか、やっぱりそういうところが非常に大事なんだ。
それが成功の秘訣だというふうに思っています。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございます。
ぜひ皆さまの参考にしていただければと存じます。
本日は黒野社長さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズビは黒野社長様でいらっしゃいました。いかがでございましたでしょうか。
やっぱり次々と新しい事業を立ち上げていらっしゃるということは、ある意味根性もあり、
頭の面積でもありということなんだと思いますし、お聞きしていると本当に頭の良さがはまみれて素晴らしい社長様でした。
財務の目でもおっしゃっていらっしゃいますけれども、勝つまでやるというのがおっしゃっていましたので、
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私もそうしなきゃなと思いながらお聞きしました。
皆さま方はいかがでしたでしょうか。ぜひ参考にしていただければと思います。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力番外編。
本日の社長の孤独力番外編は、黙っていてもお客様がやってくるようにしたい。
商品サービスのレベルを徹底的に上げろということで、口コミが来るようにするという話でございません。
これはもう大変難しい話でございます。
はっきり言うとこれは前々回でしょうか、同じくブランディングにつながる話なんじゃないかなと思います。
特に商品サービスのレベルを上げなきゃいけませんね。
例えばあるお客様がこの飲食店に対してここはおいしいよと言って友達を連れてくる。
友達を連れてくるとその友達はまた次を紹介してくれる。
こんなような感じが黙っているとお客様がやってくるようにできるということなんじゃないでしょうか。
私の知り合いの社長さんとあるフグのお店に行きましたら、看板が出ていないお店でございまして、
そこのお店はどこが看板かわからなくて、入り口を探しに探してやっと入れたというお店だったんですが、
実は紹介制になっていまして既存のお客様が誰かをお連れしたら、そのお客様はまた連れてくることができるという形で、
場所もわからない、紹介もしないとわからない。
実はホームページさえも出していなくて、電話番号もショップカードみたいな名刺をもらってそこから電話するしかない。
こんな感じであって、しかしところは大変おいしく、焼きフグがおいしいので大変おいしく、
そのお店にはいろんな社長さんがいらっしゃっていつも混んでて予約も取りにくくなっているとこんな感じになっていました。
つまりこれが黙っていてもお客様がやってくるようになったという瞬間でございます。
この焼きフグ店がまずいけている理由は一つは商品サービスがレベルが高い、つまりおいしいということですね。
必須条件です。さらにおいしいから、そして個室もなっていて雰囲気もよくてサービスもよい。
さらに紹介性になっているのでちゃんとしたお客さんしか来ないから何かトラブルというのもない。
そしてお客様が知り合いの社長さん、知り合いの方からの紹介ですからここはちゃんとしていると思うからお客さんが増えていく。
これが黙っていてもお客様がやってくるようになるとこういう感じでございますね。
それよりも私は社長様方のお付き合いがあるので、多くのいろんなお店に行きますと実は1日7名しか取らないお店。
そしておいしい、そして予約取るの大変なので朝10時から予約開始のその日にたった5分か10分で3ヶ月後の予約が埋まってしまうみたいなお店も何個も連れて行っていただいてまして知っております。
そういうお店は黙っていてもお客様が来るわけですね。
どちらのお店も今ご紹介したどちらのお店もやっぱり商品サービスのレベルがやっぱり高くおいしいわけですよね。
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そうすると黙ってもお客様が来るということは一番最初に自分の商品がお客様に価値ある商品かどうかということが一番最初のキーワードだと。
そしてその次はそれをきちっとご提供する雰囲気だったりサービスがきちっとしているか。
そして最後はそれに対して満足感が高いみたいなものがありなかなか予約が取りにくいみたいな選ばれしものしか食べれないものみたいなもの。
選ばれしものしかそのサービスを作ってくれないものことみたいな感じになると黙っていてもお客様が次々とやってくる。
これがブランディングというやつなんだと思います。
その意味でブランディングって大変重要だし何かあったらここに相談すればいいかみたいなのもブランディングの一つだと思いますので。
ぜひそういうことを考えながら御社、皆さま方の企業様のブランドというのの価値をどう高めていくかということを考えていただけると黙っていてもお客様がやってくるようになるんではないかなと思います。
ぜひ頑張っていただければというふうに思います。
本日の社長の孤独力番外編はここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞き下さり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
その内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆さんの会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズビはここまで。また来週。
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