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社長に聞くin WizBiz。
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
なんかこう、上場目指すまででも上場目指してからなんですが、ご苦労とかはあられましたでしょうか。
そうですね、ターニングポイントが2つあってですね、1つは2009年ですかね。
その前年にリーマンショックがありまして、当社のメインのお客様がリクルート様で、やっぱり広告ビジネスなので業績が厳しくなる中で、やっぱり我々の発注量も減って業績が低迷するということがありました。
本来テクノロジーは価値を生み出すもので、そういう景気交代においても価値提供がしっかりできていれば選んでいただけるんですけど、そこでやっぱり選んでいただけなかったというのは、もっと我々に価値をつけていかなきゃいけないというところで、純粋に目の前のお客様からお仕事はもらってるんですけど、将来的にやっぱり企業がサバイブしていくためには、
もっと技術をしっかりキャッチアップして価値を上げていかなきゃいけないということがあって、それで2009年からクラウドビジネスを始めたというのがあります。
なので、目の前はリクルート様のビジネスを続けることはできるんですけど、将来的な企業の危機感を感じてですね、経営の危機感を感じて新規ビジネスにトライしたというのが一つ苦労だった点になりますね。
もう一つは、まさに2015年に先ほどお話したセールスフォースベンチャーズからご出資をいただくきっかけになった事件なんですが、その前の段階でクラウドビジネスがおかげさまですごく伸びてですね、非常に企業の引き合いも多くいただいてたんですね。
なんですけど、先ほどの話通り家族的経営をずっとやっていたので、やっぱり供給するリソース体制がやっぱり限界があってですね、すごくお断りするケースが増えているんですね。
お断りした後、お客様が他のベンダーに発注して、失敗したのでやっぱり助けてほしいってまた声がかかるんですけど、それさえも断ってしまうというのがあってですね、本当に企業や社会のためになっているかっていうのをその時の経営陣ですごく議論しまして、
特定のお客様だけじゃなくて、もっと提供価値を最大化していくのが当社のやっぱり使命だよねということで成長戦略に舵を切って、先ほどのご趣旨もいただいたということがあってですね、そういう意味ではその2つのターニングポイントは大きかったかなと思っています。
なるほど、そうすると2008年、2009年あたりが逆に言うと、今のフレクト様の原型というかスタートというか、そんな感じでいらっしゃって、2015年が上場への一番最初の一歩みたいな感じでいらっしゃると、こんな感じでいらっしゃいますね。
03:17
はい。
上場に対してはご苦労はあまりなかったでしょうか。
いえ、もう苦労の連続です。
はい、その意味では成長の壁であるとか、上場企業に向けた要件を満たすためとか、非常に多くの壁にぶつかりながら一つずつそれを突破してきたという感じですかね。
一番苦労した思い出なんでございますか。
一番苦労した思い出。
そうですね、やっぱり企業経営の中で人が抜けるところが、組織の崩壊みたいなところですかね、がやっぱりすごく大変だと思っていて、どちらかというと外の環境の変化とかには組織が一丸になって立ち向かえるんですけど、中の崩れっていうのはやっぱりすごく回復に時間もかかるし、大変だというのは実感しております。
多分今リスナーの皆さん方もそうだそうだと思いながらお聞きになると思うんですけども、そうしましたらですね、フレクト様の授業内容をですね、宣伝側からちょっとご説明いただきたいんですけど、どんな授業をやっていらっしゃいますでしょうか。
はい、ありがとうございます。
当社はあるべき未来をクラウドで形にする、これをビジョンに掲げてクラウドの先端テクノロジーとデザインで企業のDXを支援するマルチクラウドインテグレーターになっております。
2つビジネスがありまして、1つはクラウドインテグレーションサービスになります。
こちらはクラウドの先端テクノロジーで新しい顧客体験を形にするセメのDXを支援しているプロフェッショナルサービスとなります。
具体的にはIoTモビリティやAIのサービス作り、この中においてはB2B向け、もしくは店舗と連携するECサービスやカスタムできるオンラインビデオ、そして顧客とつながるコミュニティサービス、
新規ビジネスとしてはシェアリングやマッチングといった企業の既存事業、新規事業のデジタル変革を支援しております。
もう一つは新規事業にあたるキャリオットサービス、こちらはSaaS型のモビリティ業務、最適化クラウドサービスとなります。
物流やフィールドサービス、営業などで利用する車両の位置や状態を見える化して従来の電話のお問い合わせ業務の削減であるとか、車両管理業務の効率化によってお客様の生産性向上を支援するサブスクリプション型のビジネスとなっております。
ありがとうございます。ぜひリスナーの皆さんもフレクトファミリー、いろいろIT系でご相談されるとうまく前に進むこともあるかもしれません。ぜひご相談いただければと思います。
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そうしましたら、全く違う質問させていただきます。好きなものは好きなことで、黒子社長、これだけいっぱい答えていただいた方は珍しいんですが、わりと多趣味でいらっしゃるというか、いっぱい好きなことがあられますね。
ちょっと読み上げると、ニューバランス、パタグニ、移動輪輪車や自動車、ビジネスといって顧客や社員、社会に貢献できて喜ばれていること、旅行、読書でローマ人の物語に始まる歴史好き、そして一つも体を動かすこと自体、また競争も好きだということで、非常に幅広いご趣味なんですが、
ちょっと冒頭にも出てきました、私これに注目したのはローマ人の物語。これは私の師匠も大好きで、お前らも読めって言われて、私一巻目の途中で終わってしまっているダメな人間なんですが、歴史はやっぱり大学で選んだぐらい、相当好きでいらっしゃるんですか。
そうですね、今につながるルーツがあって、なぜここに立っているかというところの学びとか楽しみとか、そういうのがすごく好きです。
ローマ人の物語はどの辺がお好きでいらっしゃいますか。
今やっぱり欧米中心の文化が基本的には世界の文化のベースになっているんですけど、欧米の文化の元がローマの文化だったりするので、ローマの文化だったり、
キリスト教の発展とか、そういうところの経緯がすごく事細かに書かれていて、分かりやすく読めるのが楽しさの一つかなと思っています。
ありがとうございます。大変多趣味でいらっしゃる黒川社長様ですが、座右の銘もお聞きしまして、自分が幸せと思える人生をお書きいただいたんですが、
どうしてこちらを選ばれたか、何か理由がございますでしょうか。
そうですね、座右の銘みたいなのが特になくてですね、自分が自分がというわけじゃないんですけど、周りも幸せにすることが当然大事だと思う中で、
とはいえまずは自分が幸せと思えないといけないと思うので、一時の人生、ちゃんと幸せと思いたい。そのためには苦労も含めた幸せがあると思っているので、
いろんなチャレンジをして、結果としてちゃんと幸せを感じたいなと思っている。そこを大事にしているという感じですかね。
ありがとうございます。リーダーの社長さん方も自分もそう思うと今思っていらっしゃると思うんですけども。
最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、もしよろしければ社長の成功の一つを教えていただけたらなと思っております。
はい、ちょっとそもそもですが、まだ自身が成功しているとは思っておりませんで、成功と思った時点でその先の進化発展はないのかなと思う方で考えております。
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なのでちょっとご質問を変える形では恐縮なんですが、経営で大事にしているということでお話しますと、とにかく人を大事にしている。
これはお客様だからとか社員だからではなくて、見ず知らずの人も含めて公平に接したいなというのがありまして、人を大事にするのは自身としてはすごく大事にしています。
あとは経営に自分の意思を持ってしっかり向き合うこと、やっぱりこだわりを持つことはすごく大事だと思ってますし、その結果ちゃんと社会やお客様に価値提供ができるとも思ってますので、それをちゃんと信じて向き合うことのこの2点は自身としては大事にしていることになります。
ありがとうございます。人を大切に、大変素晴らしいですね。リサの皆さんにも感銘を受けた方が大変多いんじゃないでしょうか。リサの皆さん、本日はお忙しい中お聞きいただきまして誠にありがとうございました。ぜひ皆さんの参考にしていただければと存じます。黒川社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に聞く、インウェルザ上場企業の株式会社コレクト、黒川社長様でいらっしゃいました。黒川社長、すごく謙虚なんですが、インタビュー前ですね、いやもう喋ること何もないし普通の平平凡凡なんておっしゃっていらっしゃいましたが、いやそれで上場企業の社長様でいらっしゃいますからね。
ちょっと聞いてみると、スポーツを得意だったりとか趣味も他趣味でいらっしゃるんで、いやいやそんなことないんじゃないかと思いながらお聞きしてたんですが、またやっぱり歴史好きというのも含めて聡明でいらっしゃって、相当奥深く考えていらっしゃるし、ご本人もおっしゃっている人を大切にというお客様も社員も含めて人を大切にとおっしゃっていらっしゃって、人間力のある、人間味のある社長様でいらっしゃって、
だからこそ上場できたんじゃないか、成功していらっしゃるんじゃないかと思える社長様でございました。皆さんはどうお感じになられましたでしょうか。私もですね、黒川社長みたいにですね、ちょっと人間力を上げていかなきゃいけないか、じゃないと上場なんか得意な思った次第でございます。ぜひ黒川社長様みたいに皆様真似ていきましょう。本日の社長ニームーズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
12:15
オンライン化のコンサルをすればいいと。ただ悩みがございます。現実にこだわる方に対してオンライン化の営業をするのは印象が悪くなり取引がなくなるだろうと。現在のつながりを重視して何もしないのと、切られるリスクを承知で営業をかけるのか。
決断の参考にしたく思いますので、陳谷さんのご意見をお聞かせいただけないでしょうか。これ大変難しい問題ですね。
正直、もうオンラインしかダメとしても構わないと思います。その代わり、いわゆるリアルの面談を求める人は切る。この覚悟を持たないといけないですね。
オンラインの面談だけで売り上げを伸ばすんだとか、今の売り上げを維持するんだという決断をしなきゃいけない。誰がリアルにこだわるかで、どのお客さん達をいなくなると思って動いてたまたま残ってくれたらラッキーぐらいでいいんじゃないかなと思います。
一方で、リアルの面談が本当になくなる確率はなくならないと思います。正直、私の周りにも、例えば、リクナビとかインディードの代理店さん、リューザンの代理店さんみたいなのやってる、アットタイプの代理店さんみたいなのやってる人材系の媒体の代理店さんたちは結構リアル面談してます。
会社がオンラインしかダメって言ってても、内緒で営業しに行ってる人何人も知ってます。それを求めてるわけですね。求めてるんだからもうしょうがないじゃないかっていう発想もあります。なので、どっちがいいかはちょっと難しい話だなと。これ決断だと思います。
K社長様のご決断だと思います。私はオンライン営業しかダメで、リアル営業しても経営コーチも出さないし、それが見つかったら処罰するぐらいのことをやるかもしれないなと思います。一方でオンラインカウントコンサルってどんなことでしょうか。
これでお金を取りますか?無料ですか?これね、あんまりお勧めしません。内緒コンサルそんなに儲かるかなという感じなんですよね。逆に言うと、Zoomも使えない社長さんとか、もうこの後生き残ることはないと思うんですね。だってみんなスマホを持ってるじゃないですか。
スマホってDXとは言えないけど、ITかネットかじゃないですか。そう考えると、スマホ持ってるんだから、もう自分でオンラインはできるでしょう。できない人は、もう第4次産業革命に取り残されるぐらいでもいいんじゃないかなと私自身は思っています。
15:00
オンラインカウントコンサルは覚えられるかなと。私昔70代の社長さんにFacebookを教えたんですが、ちゃんとその人メモまで取ってるんですけど、また忘れて進退した。あれってどうやるんだって言って1年後に来てくるんですよ。また2年後にまたあれどうやるんだって。同じことを3年連続しゃべった気がするんですね。70代の。
まあ無理な方は無理だと思うんですね。だからそれはちょっと簡単じゃないんじゃないかななんて私自身は思ってまして、もう最次代の流れだとできる人はできるし、ちなみに80代の社長さんでも三和銀行の元取締役で、80代の方でもFacebookだろうが何ドルは全部使えてもらってる人いらっしゃいます。
建設業の社長さんでパソコンでメールで全部やる方いらっしゃいますので、もうそれはしょうがないと思ってリアルしかダメって言ったらしょうがないんだということで、どっちかですねリアルを認めるのか認めなくて切るのかどちらかじゃないかなと私は思いますけども。
これちょっと難しい話なので、もしよければ警視庁様、それこそオンラインで無料で警視相談に乗りますので何なりとおっしゃっていただければと思います。本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆様の会社経に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。