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2021-06-23 17:59

第233回 堤裕氏(株式会社紀文食品代表取締役社長)【後編】

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今回は、株式会社紀文食品の堤 裕氏にお越しいただきました。

同社は2021年4月13日に東証1部へと上場をされました。84年の歴史を誇る老舗企業が「なぜ、いま上場をするのか?」上場の立役者としてご活躍された堤氏からお話を伺いました。

そして、収録の翌日には素敵な手書きのお葉書が届きました。
100年企業を目指す上で「変わるもの」と「変わらないもの」とは?お客様から愛され続ける経営のヒントが得られますので、ぜひインタビューをお聞きください。




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社長に聞く＀in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通記をお聞きください。
2017年代表取締役の社長、COOにご就任されていらっしゃるんですが、
社長にと言われた時は、どんな感じで言われて、どういうふうなお気持ちだったか覚えていらっしゃいますか?
今回上場するにあたって聞かれていることと同じようなことなんですけども、
どうして今上場するんですか?というようなことを多く質問を今回お受けしています。
当社は今、84期、83年目に入っているわけですが、
その3年前に、執念事業として80周年の記念事業というのを実施をしてきました。
前社員に対して、その当時は専務だったんですが、
前社員に対して、100年、20年後の当社のグループに対して、
どういう姿になっていたかという意見をもらった時に、やはり出てきたのが、
もっと仕事をしたい、生き生きとやりたい、グローバルに仕事をしたいという、
かなり前向きな意見が多く出てきた時期がありました。
そういったことを考えている時に、やはりビジネスを回していくには、
一つはファミリーカンパニーですと、どうしても内向きになりがちなので、
目線が外に行かない、それから資金的にも限りがあるので、
ビジネスのスピード感がないということで、上場という一つの選択肢の中であって、
それで、それをしたい、自分のこの会社でお世話になっている間にしたい、
ということを思っている時に、そういう機会をいただいたということになります。
なるほど、じゃあもう、専務の時から上場を目指そう、みたいなことを
鶴見様が思っていらっしゃったということですか。
専務の時というか、その終年事業の時に、今当社がやるべき内容のことは、さっき言いました。
誰がやってもいいわけですけども、そういうようにしていかなきゃいけないという思いを強く持った時に、
社長というご指名をいただいたということになります。
なるほど、お聞きしていると、そういうことを先にじてお考えになっていたから、
社長というお仕事が回ってきた、みたいな感じでいらっしゃいますね。
いやいや、そういうことではないんですけど、誰が持ってもいいことですけども、
やはり社員が幸せになるということが、やはり一番大事で、
やりたい仕事ができる環境を作っていくことが、やはり上にいる者の務めだと思いますので、
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そのためにすべきじゃないかなというふうに思います。
なるほど、ありがとうございます。
上場に向けて、ご苦労なんていうのはあられましたでしょうか。
やはり、当然業績計画と実績の乖離が出てしまうと、
まずうまくいかないということと、それからガバナンスのことですけども、
やはりファミリー企業ですので、それと同時に80年間のこれまでの仕事の仕方、
社内の体制というものがありますので、あるべき姿、
それから指示コードに合わせるように変えていくということがやはり大事だった。
この2点がやはり大事なことだったなと思います。
ありがとうございます。
おそらくリシスターの皆さん方も皆さん、よくご存じでいらっしゃると思いますけれども、
事業内容を、ぜひ気分食品様の事業内容を教えていただけたらと思います。
当社は気分食品、気分グループの親会社として気分食品の社長をさせていただいておりますが、
気分食品は魚肉練り製品を中心として、
総在、免除商品、お正月商品、総在といったものをメインに製造販売を国内で実施をしています。
グループも含めて、北海道から沖縄まで、
世界9カ所に現地法人、提携先を設けて国内、海外でビジネスを行うとともに、
関連事業としてロジスティック事業も実施をし、
83年の歴史のある企業だということでございます。
ありがとうございます。皆さん方、よく食べていらっしゃると思いますが。
ありがとうございます。
ちょっと全く違う質問をさせていただければと存じますが、
好きなものを好きなことを事前にお聞きまして、
美味しいもの、楽しいこと、楽しめば何でも良いですということで、
美味しいもの好きということで、食品会社の社長さんがお答えでもあるんですけど、
やっぱりかまぼことかそういう系もよくはお食べになられるのですか。
はい。
やっぱりかまぼことか、そっちも美味しいなって感じながら食べたり。
美味しいものを食べているときは、人間は幸せだと思いますし、
自分が食べていなくても、人が美味しそうに食べていることっていうのは幸せになる。
ですから美味しいものっていうのは、やはり世の中、人間だけではなくて、
犬や猫も全てそうですけども、幸せ感を感じる。
やはりいろんなことを忘れられる。だから美味しいものって大好きです。
ありがとうございます。本当に食品会社の社長様らしいお答えで、
大変ちょっと共感というか、私も注目してしまったんですけども、
座右の銘もお聞きしまして、感謝即実行ということで、
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これが社税ということでいらっしゃいますが、
こちらを座右の銘に選ばれた理由というのは何かございますでしょうか。
上り坂下り坂という話をしましたけども、
自分が登っているんだと思うと、下っていってしまいますので、
やっぱり登らせていただけることに感謝を感じるということもあります。
感謝という言葉も必要ですが、やっぱり感じたら何か表現をする。
ありがとうというとか、それからそのことを何とかするということで、
やはり感謝だけではなくて、感謝プラスできるときに、
ちゃんと形に表して表現するということで、当社の社税にもなって、
創業者がこの言葉を感謝即実行と言ったときには、
こういうエピソードがあるんですけども、何かいいことをしてしまって、
お礼を言おうと思って、いいやと。
今度会ったときにと言ったら、その方が亡くなってしまって、
その一言を本人に伝えることができなかったというエピソードから、
感謝を持ったときにはすぐ表現をするんだというのが残ってまして、
これまで自分のサラリーマン人生の中で共感するものがありますので、
この言葉を好きな言葉としてあげさせていただきました。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございますが、
最後のご質問なんですけれども、この番組は経営者向け、
全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の1つを教えていただけたらと思っております。
はい。どれが成功して、まだ今が成功しているかどうかも分かりませんので、
くち幅ったいようなことかもしれませんが、成功するってこういうことなんだろうな、
という形でお話をさせていただこうというふうに思います。
今少し話しましたが、女性手は返す波と同じことで、
波を押せば波が返ってくる。
これの繰り返しが人生だというふうに思いますので、
アクションを起こす。波を押して足元が返ってくる。
やっぱりちゃんと波を返していくと。
コミュニケーションもそうですし、先ほどの感謝即実行もそうですし、
もらったものをちゃんと返す。返ってきたらもらう。
それから一番やっぱり大事だなと思うのは、自分から先に出す。
いつももらうことばかり考えるのではなくて、
商品でもおいしいものを提供すれば必ず買っていただける。
買っていただけないということは、自分がお客様の満足心を出してきていないんだと
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いうことを思いますので、まず自分からあらゆることをやってみる。
返してみるということが大事なことではないかなというふうに思って、
そういうことを肝に収めながら、できない自分を知ったげっきりしています。
ありがとうございます。謙虚でいらっしゃるだけだと思いますけれども、
大変勉強になるお話でございました。
リースナーの皆さんも本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
本当にありがとうございました。ぜひ皆さんもご参考にしていただければと存じます。
津泉社長様、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に聞くインウィズビザ、あの気分食品さん、
そして4月に当初一部に上場していただける津泉社長様でございました。
津泉様がいわゆる上場の立てやすさですね。
80年ですからね、そんな歴史の中で上場しなくていいんじゃねってなりそうなところを
津泉様がもっと長く会社が続けるならばということで、
おそらく上場を目指されたんじゃないかというふうに思います。
そういう意味では津泉様というのは素晴らしい、
才覚もエネルギーも能力も全て素晴らしい社長さんでしたので、
特に私は感動したのは感謝即実行、これは社税だと。
社税でそれを身に付けているからやっぱりサラリーマンとしても出世し、
代表として社長になり、そして上場企業になられていらっしゃるという感じだと思いますので、
やっぱりよくわかったことは経営理念とか社税とか、
こういう言い方、いろんな言い方をしますけど、
そういうのを徹底した企業がやっぱり生き残るし長くいくんだなと。
そしてそれが実現できている社員さんたちがいるところが、
次の社長も次の社長も生み出してくるし、長く続けられる理由なんだなと。
津泉社長さんを見せましたら、いわゆる社税が徹底的に体に入り込んでいる。
それをちゃんと実行しているし、謙虚、ものすごく謙虚。
感謝即実行って、ある意味謙虚な言葉ですからね。
気分さん、気分職人さんはそこら辺が多分社員さん相当設定されているんで、
素晴らしいな、そりゃあ成功するだと、さすがだなというふうに本当に心から思いまして、
やっぱり気分職人さんみたいなのをウィズウィズ株式会社を目指さなきゃいけないんだ。
私がもっと謙虚にならなきゃいけないんじゃないか。
僕が感謝即実行しなきゃいけないなというふうに一番反省した次第で、
いや久々にちょっとですね、今までのインタビューもものすごい皆さん方勉強になったんですが、
ちょっと私が反省するようなインタビューでございました。
皆様方はいかがでしたでしょうか。
ぜひ皆さん方も経営理念を徹底していっていただければというふうに思います。
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本日の社長日、ウィズウィズが株式会社気分職人、辰巳社長様でした。
それではまた来週。
3分コンサルティング。ウィズウィズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、ケイ様、ゼリー市事務所だそうです。
こんにちは、ケイと申します。私は都内でゼリー市事務所の代表をしております。
オンラインでの商談が増えてきたこともあり、インサイド成立に力を入れようと考えています。
そこで一つの課題となるのが、安定したリード、見込み客の獲得です。
現在はホームページを通じてターゲット企業にアプローチをしたり、既存のクライアントからの紹介が中心です。
この構造に頼らず、見込み客は発掘できないと考えているのですが、
そういったことには疎いもので、何かアドバイスをいただければともにご相談いたしました。
何とぞよろしくお願いいたします。
ゼリー市事務所さんは、私もよくご相談いただいています。
お勧めするのは、セミナーをやることです。
それも今だとオンラインですね。
2つの方法があります。Zoomとかでライブでセミナーをやる方法と、
動画を撮って実際にホームページに貼り付けたり、YouTubeに出して宣伝してみてもらう方法と、
2つの方法があります。
ゼリー市事務所さんで、例えば資金調達とか、事業計画の作り方とか、
または融資獲得できる事業計画の作り方とか、いろんなテーマがありますので、
そういった設定とかもあるかもしれませんね。
セミナーをやるというのが1つの方法じゃないか。
それもオンラインでやるというのが方法なんじゃないかなと思います。
もう1つ考えなきゃいけないのが、やっぱりホームページの充実ですね。
ホームページからお客さんが引っ張られるので、SUO対策が必要になってきます。
私がよく言っているのはホームページとオウンドメディアです。
オウンドメディアということはコラムなどをいっぱい書いて、200記事とか100記事とか書いて、
それでSUO対策をすると。
さらにそこにSNS、FacebookとかTwitterとかInstagramとか、今だとClubhouseですか、
YouTubeとか、いろんなものをうまくつなげながら、
うちなんかPodcast、これPodcastですけども、つなげたりとかいろんなことをしながら、
ホームページに戻ってくるようにする、みたいなことをしております。
もう1つがメールマガジンとかLINEアカウント、今でいう公式アカウントですね。
LINEの公式アカウントでお客さんを囲い込んで定期的にメールマガジンを出したり、
LINEを出したりすることによって戻ってくるようにする、みたいな仕組みがオウンドメディアです。
そんなような仕組みをしていくことは大変大切です。
場合によってはFacebook報告なんかも打ったりとかですね。
リスニング効果がちょっと効くかどうか分かりませんが、やったりとかそんなことをやるというのが、
王道っちゃ王道ですね。
その中にセミナーとかセミナーの動画とかをうまく絡めていくと、それを対策としてもいいと。
YouTubeをやると、ちゃんとホームページをつなげなきゃいけませんが、
YouTubeをやってホームページとうまくつなげると、
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YouTubeはGoogleなんで順位が上がりやすいみたいなのがありますね。
そんなようなことを考えていただければと思います。
私のコンサル先もセミナーを数多くやっている会社で、
年間100本、200本やっていて、この前なんかは3000人ぐらい集めてセミナーをやっていました。
Zoomでやっています。もしくは違うオンラインの仕組みでやっています。
そんな感じでやっていますが、もう完全にホームページとSNSをうまく組み合わせて、
YouTubeとか組み合わせてうまくやっています。
それもメルマが会員登録が3万人とか、YouTubeのチャンネル登録が3万人とか
登録できるようになってきます。
そういう意味ではウェビナー、セミナーなんかをやるのが王道、
茶王道なんじゃないかなと思います。
私も実はセミナー集局の代行をやらせていただいています。
有名な税理資料の者さんもお手伝いしておりますし、
コンサルティング会社さんなんかも毎月のようにお手伝いをさせていただいています。
そういう意味では、社長様と出会いたいということでしたら、
私どもにご相談いただいてもいいんじゃないかなと思います。
最近の経営相談、結構社長と出会うためにはどうすればいいかというので、
私も相談していただきまして、いわゆるうちの広告部にしていただければ、
私どもがいわゆるリード客、見込み客をお渡ししますというサービスをやっていますので、
ご相談いただければと思います。何卒よろしくお願いいたします。
本日の3分コンサルティングは以上となります。
ぜひ皆様ご参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。また来週。
17:59

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