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2021-06-09 18:00

第231回 川合大無氏(リビン・テクノロジーズ株式会社代表取締役社長)【後編】

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今回は、リビン・テクノロジーズ株式会社の川合大無氏にお越しいただきました。
不動産とWEBテクノロジーを融合したプロダクトの開発・運営を展開し、不動産売却領域では日本最大級にまで成長させた社長様です。

川合氏は、大学の就職活動時に「社長になり、世の中にインパクトがあることをしよう!」と決意されました。ニチモウ株式会社、バリューコマース株式会社、株式会社サイバーエージェントを経て、2004年株式会社シースタイルを設立し、代表取締役に就任。2018年リビン・テクノロジーズに社名変更をし、2019年6月には東証マザーズ上場を果たされました。
差別化のしづらいネット広告業界の中、世の中にインパクトを与えるニッチトップ戦略へとたどり着いたエピソードから経営のヒントが得られます。ぜひインタビューをお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
2004年に株式会社Cスタイルを設立して、独立だと思うんですけども、
独立するきっかけとかいうのは、先ほどの5年でっていうやつでらっしゃいますでしょうか?
そうですね、5年で起業しようと思ってたんですけれども、
一人じゃあまりやる気がしなくて、誰かと一緒にやろうと思って、いろんな人に声を掲げてきてたんですね。
で、たまたまですね、一緒にやろうっていう仲間がですね、
これは一社目の日語の時のですね、同僚なんですけど、
一緒にやろうぜみたいな話になったんで、これはチャンスだと思ってですね、
じゃあもうすぐやろうぜっていうので、仲間が一緒になってきたから、
やろうっていう風に決めたというような感じですかね。
株式会社Cスタイルさんはどんな事業、どんなコンセプトでやろうなんていうことでいらっしゃったんでしょうか?
そうですね、会社やろうぜって決めたときは、何の仕事やるか全然決めてなかったんですよ。
で、新たに会社作るんで、別に何やってもいいじゃないですか。
何の業種やってもいいんで、完全にゼロベースで何やるかっていうのをですね、
考えて、社名をCスタイルっていうようにしたのが、何やかよくわからないじゃないですか。
何やにでもなれるように、何やでも良さそうな名前にしたんですよ。
会社設立、実際に統計して作って、
それぐらいにですね、心理カウンターで派遣の事業みたいなのをやったら面白いんじゃないみたいなのを、
単純に一緒に起業する仲間と思いついて、
じゃあそれやろうぜって言ってスタートしたんですよ、事業自体は。
なんですけど、全く未経験で何やっていいかよくわからなくてですね、
結局商品自体が出来上がらなくて、
1ヶ月ぐらいでこれじゃ潰れちゃうねって言うんで、
僕がネット広告の代理店、昔サイバーの時にやってたんで、
ネット広告の代理店だったら絶対飯は食えるよとかって言って、
じゃあとりあえず日銭を稼ぐためにネット広告代理店やろっかみたいな感じでですね、
2ヶ月目ぐらいからネット広告代理店を何となく始めたんですよね。
それがですね、今の会社のスタートみたいな感じになりますね。
今のLiving Technologiesさんの事業に近づくっていうのはどんなタイミングでらっしゃったんでしょうか。
そうですね、ネット広告の代理店をやり始めたのが2004年の2月ぐらいなんですけど、
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そこからネット広告の代理店をずっとやって、
売上とかも結構伸びてきたんですよね、8億円ぐらいまで。
3年ぐらいかな、4年ぐらいで8億円ぐらいまで伸びたんで、
まあまあだったんですけど、やっぱり広告の代理店、差別化できないんですよね。
今もそうですけど、GoogleとYahooの広告っていうのが当時からメインで、
それはサイバーも他の会社もみんな同じ広告を同じ値段で売るっていう風になっていると、
やっぱりうちから買う理由っていうのは特にないんですよね。
そういう感じだとやっぱり企業としては成長できないかなと思って、
やっぱり自社の商品を売らないとダメだよねっていうので、
ちょうど2006年ぐらいから新事業みたいなのを何個も立ち上げたんですよ。
そのうちの1個が不動産の査定サイトだったんですけど、
それ以外のお墓の比較態度とか、
ホームページの製作じゃなくてメンテナンスだけやるっていう事業だったりとか、
アパレルのオンラインショッピングとかですね、いろいろ立ち上げたんですけど、
結局まあまあ伸びていったのがこの不動産の査定サイトだったっていう感じになります。
独立当初、設立当初から上場というのは狙ってらっしゃったんですか?
そうですね。
2年目ぐらいから上場とかしたら、
なんとなくかっこいいよねみたいな感じで、
準備みたいなのは1回したんですよ。
2003年、4年、5年ぐらいにかけて。
4年と5年で売り上げがちょうど上がってたタイミングなんですけど。
多少準備したんですけど、
結局一緒に卒業したメンバーが全部で3人。
僕入れて3人だったんですけど、仲間割れしちゃってですね、
僕しか会社残んなくなっちゃって。
とはいえ2人がそこそこ営業って重要なポジションを示してたんで、
いなくなっちゃうとですね、売り上げが激減していくわけなんですけど、
これでもう上場できないねっていうので、
一旦そこは上場諦めたっていうのと、
それと同時にネット広告代理店業みたいなのがですね、
崩壊していくっていうような感じになるんですけど。
なるほど。
じゃあ本当の上場準備入ったのは、
ここ3、4年ってことでらっしゃるんですか?
そうですね。今から5年前ぐらいですかね。
2015年ぐらいからかな。
前準備した時は2005年とか6年とかだったんで、
10年ぐらいは一旦休憩ってわけじゃないんですけど、
準備とか全くしないで、
というか上場しなくてもいいんじゃねえかぐらいな感じだったんですけど。
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もう一回やっぱり上場させようって思ったのは、
どんな思いがあられたんですか?
そうですね。ネット広告の企業が、
もう本当に下火になって、
その代わり、この不動産メディアがですね、
代わりに売上が伸びてきたんですよ。
それで、このビジネス自体がですね、
結構売上結構伸びんじゃんとかっていうふうに思った時にですね、
思って、いかがだったかな、
売上6億円ぐらいの時ですかね。
同じぐらいの売上で、
もちろん人数少ない会社、ネットのメディアがですね、
上場したんですよね。
それで、やっぱりこんなとこ上場できるのかと思って、
うちでもできんじゃんとかって思ってですね、
そこから準備を始めました。
それが今の5年か6年前ぐらいですね。
なるほど。上場に向けてのご苦労なんていうのはあられたんでしょうか。
まあ、ご苦労っていうほどのものではないですけどもね。
一応、万々企業みたいなのが急に、
ちゃんと上場の基準を満たせるような社内の組織にしなきゃいけないみたいな意味では、
しっかり準備しなきゃいけなかったし。
あと、マインドとかもありますかね。
ただの中小企業の社長みたいなのが、
慣れちゃっている自分のマインドをですね、
上場企業に耐える、上場企業みたいな、
ちゃんとしているような、やらなきゃいけないみたいなマインドに
直していかないといけないみたいなのが一番大変だったんですよね。
多分お聞きになっている方は、そういうのもあるのかと思いながらも
お聞きになっていると思うんですけど。
そうしましたら、リビンテクノロジーズ様の事業内容をぜひですね、
ご宣伝がてら、ご説明いただけたらなと思っております。
はい、うちはですね、リビンバッチっていうですね、
不動産のメディアを行っているんですけど、
どのようなメディアかというとですね、
不動産の査定をですね、
複数の会社に機に依頼できるという、
一括査定サイトというのをですね、メインのビジネスにしています。
お持ちの不動産を売ったらいくらぐらいするかっていうのを、
複数の不動産会社さんに一気に取り合わせができて、
一番高い価格で売れるであろう不動産会社さんを
簡単に見つけられるっていうようなですね、
サービスをメインにしている会社ですね。
ありがとうございます。
そうしましたら、ちょっと全く違う質問もさせていただければと思います。
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしました。
お酒でウィスキーとビールがお好きと、
あと好きなメンバーで飲みに行くことということで、
趣味がなくて困ってらっしゃるという話で、
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お酒も十分趣味かなと思うんですが、
結構お酒は相当飲まれるものなんですか?
そうですね、料理というよりも毎日ですから、
頻度が結構多いですから、今だと週6.5ぐらい、
日ぐらい飲んで。
私と一緒で趣味がお酒が一緒だなと思いながらですね。
趣味がお酒って良いのかなと思うんですが。
そうすると私もダメになってしまうので、
いいんじゃないかと思いますけども。
で、座右の銘を、これもちょっとお目指して、
自分はできるという座右銘を出していただいたんですが、
これ何か選ばれた理由はございますでしょうか?
そうですね。
いつも思っているというだけなんですけど、
他の人ができて、僕にできないわけないだろうと、
いつも自分に言い聞かせているというだけですね。
別に今できなくても、いつかできるようになるだろう、
みたいな意味でも、自分は絶対に僕だったらできるはずだと、
自分に言い聞かせています。
何かこれ、暗示を自分で自分にかけている感じで
らっしゃいますか?
それに近いかもしれないですね、かなり。
ありがとうございます。
そうしましたら、最後のご質問なんですが、
この番組、経営者向け、全国の社長様向け、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を
教えていただけたらと存じます。
そうですね。
僕、すごい今成功しているというほど、
成功しているとは思っていないですけど、
まだまだこれからだと思っているんですけど、
何か僕が一つ言えるとしたら、
継続して努力することかなというふうに思っていますね。
なかなか継続するのとかというのを難しかったりとか、
継続できるのも能力の一つなんじゃないかなという風に
思っているので、継続して努力することというのが、
あえて言うならそんな感じかなという風に思います。
ありがとうございます。
ちょっと私も継続して努力したいなと思っています。
ありがとうございます。
リスナーの皆さんも、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
河合社長様、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございます。
本日の社長日記インウィズビズは、
マザーズ上場企業のリビンテクノロジーズ株式会社の
河合社長様でいらっしゃいました。
非常に真面目な社長さんでいらっしゃって、
かつ自分のことをよくお考えになっているし、
非常にご優秀な社長さんでしたね。
努力を継続することが大切で、という話なんかは、
私もその社にはよく継続、継続という風に、
継続は善なりなんていうのもよく言ってますもんですから、
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非常に共感できましたし、
ある意味、コツコツ努力することの方が大切だったりします。
そういう意味では河合社長様の言っていらっしゃる通りだなと思いましたし、
自信はできるって暗示というふうに、
僕もそうしなきゃなーなんて思いましたが、
反省しましたが、ついつい私はネガティブなんで、
後ろ向きなことを考えながら、自分はできると信じて、
暗示をかけて前に進むというのは大変大切だなと思いました。
ぜひリスナーの皆さん方もご参考にしていただければと思います。
本日の社長日記ニューイーズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。
WizBizが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングは、
エフ様、食品加工業、従業員60人だそうです。
初めまして。千葉県で食品加工業を営んでいるエフと申します。
プライベートブランドの商品の製造が主力な社なのですが、
最近自社ブランドの商品の製造も開始しました。
近隣の小売店や通販などで販売しており、
お客様からの評価も上々です。
今は社長である私一人で営業しておりますが、
将来のことを考えて営業職を増やそうと考えております。
その教育のためにマニュアルを作ろうと考えているのですが、
お恥ずかしながら営業に関するマニュアルを作成したことがございません。
そこで信太さんにご質問です。
営業マニュアルを作る上で必須となること、
勉強した方がいいことなどがございましたら、
教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
まず勉強の方ですが、今はYouTubeの時代なので、
もしくは無料のセミナーも多くなっていますので、
YouTubeやセミナーなどで、
営業に関するセミナーをまずはいっぱい出てみたらどうでしょうか。
見てみてはいかがでしょうか。
そうするとマニュアルの方向性が見えてくるのではないかと思います。
マニュアルの作り方ですが、
マニュアルを作るのに大変私は大賛成ですが、
なるべく細かく作ったほうがいいですね。
特に新入社員や新人の人でも読めば分かるぐらいのレベルまで上がると、
本当はマニュアルはいいです。
ですので、もしかすると名刺交換の仕方とか、
電話だったら電話の挨拶の仕方、
面談のある意味面談設計の作り方、
面談の一番最初はアイスブレーキングが始まってみたいなやり方、
それで次の面談にどうつなげていくかみたいなことをですね、
事細かに書いていったらいいんじゃないかなと思います。
それも一番重要なのはトークとツールと、
私どもは営業のことは言うんですけど、
トークレベルで何て挨拶するのか、文言までちゃんと考えて、
社員に考えさせるんではなくて、
営業まで考えさせるんではなくて、
社長が使っている言葉を使うぐらいな感じで書いたほうがいい。
そのことによってですね、
新人でも新入社員でもまずは読んで研修すればできるレベルになってきます。
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それが大変重要なんじゃないかと思います。
あと考え方としては、私どもだとセールステップなんて考え方をしますが、
今でいうとKPIみたいな考え方ですね。
一番最初処方して、その後フォロー面談をして、
例えば社長と面談をしてもらって、最後契約まで至ると、
こんな感じの流れになるかと思うんですけど、
これをステップごとに考えるわけですね。
処方は処方、辞法は辞法みたいな感じでステップと考えていく。
だんだん面談する先が減っていって、
最後黒字が何パーセントぐらいの確率でいけるのかっていうのを
ステップアップ率と言いまして、ステップごとに上がってくる率、
階段を上がれる率をKPIとしてとっておいて、
そのパーセンテージを目指すみたいなんですね。
こういうこともマニュアルの中に入ってて勉強しておくと、
そういうのを意識して、マイルドストーリーなんかを意識して進んでいくので、
そういう意味合いで、そんなことを科学的に、論理的に書くことも大変重要なんじゃないかなと思います。
そんなことをセミナーなどを勉強しながら、聞きながら勉強していくと、
営業マニュアルがある意味重厚なものになってきて、
大変有効性が高いものになるんじゃないかなと思います。
ぜひ試しに作っていただいて、どんどんブラッシュアップしていっていただければと思います。
なかなか難しいようでしたら、私のほうで無料で経営相談をのらさせていただきません。
何なりとおっしゃっていただければと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトのほうにもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、
経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
18:00

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