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社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
株式会社サインドさんは、最初はどういう事業で伸びていこうという戦略を立てられたんでしょうか。
元々は比較サイトというのを運営していて、いろんな価格比較サイトで家電製品の比較だったりしている会社さんで、僕もその部署にいたんですけれども、
もう一つは手間要らず株式会社になっているんですけれども、
ホテル旅行業界で楽天トラベルとかジャランネットっていろんな集客サイトがある中で、
そこの空き枠の管理って一個一個の管理画面でやると非常に手間がかかるという中で、
そこを間に入ることによって在庫管理を自動化する仕組みを開発しているサービスを運営していたので、
そこが今主力になっているというところですね。
なるほど。
上場は株式会社サインドさんは元々狙いに行っていたんですか?
株式会社サインドは、創業の時にもう創業メンバーと約束していたんですけれども、
せっかく全職がマザーズに上場していたので、当時今一部なんですけれども、
あそこの会社を超えたいよねという話を創業時にしていて、
なので上場は創業メンバーとの約束みたいなところがありましたね。
なるほど。10年ぐらいで上場されていらっしゃるんですけれども、
何かこの10年間で苦労されたとかそういうことはございましたか?
最初の3年は本当に絵に描いたようなベンチャーの生活をしていて、
お金もなかったし、家賃も払えなかったので、
事務所に寝泊まりするような生活をして、
深夜にセブンイレブンでバイトをしながら生活を何とかしていくみたいなところで、
本当会社からの給料で一切生活できないような状況が2年ぐらいは続いていましたかね。
親御さんとかはご心配なさらなかった?
若かったので何とか許してくれたのは正直あるかもしれないですね。
なるほど。じゃあ3年目ぐらいから軌道に乗ってきた?
そうですね。3年目ぐらいから徐々にお客様がついてきて、
当時からお客様は一部いらっしゃったんですけれども、
そういった中でお客様の声をずっとずっと愚直に機能に落としていくという作業を
繰り返しやっていくうちに徐々に浸透してきたという形ですね。
ビジネスとしては今のビジネスとほぼ一緒でぐらい?
そうですね。変わらずですね。
上場の準備とかが始まったのはどのぐらいから始められたんでしょうか。
本当に2011年上場して、本当3年前ぐらいなので18年とかぐらいですね。
その上場の苦労というのは何かございませんでしたか。
そうですね。主幹事が野村証券だったのもあったので中間審査があるんですけれども、
中間審査は本当に苦労しましたね。
初めての経験というのもありましたし、いろいろ質問が来るんですけど、
その質問の量も大量だったのでそこは大変でしたね。
何か一番思い出のある質問みたいなのはございましたか。
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割と創業時の背景みたいなところも結構質問があって、
正直仕事の中で例えばこういったところのリスクをどう対応するのかという質問が中心かなと思ったんですけれども、
僕らの背景みたいなそういったところも含めて質問があったのでそこは結構意外でしたね。
なるほど、リスナーの皆さんも上場を狙っていらっしゃるならば、
ぜひ今の岡崎社長のお話を覚えておいていただけると、もしかしたら同じ質問が来るかもしれない。
そうしましたら、今やっていらっしゃる事業内容をぜひ宣伝方はご説明いただけたらなと思います。
ありがとうございます。当社がやっているサービスがリビュー業界に対して予約管理システムという
ビューティーメリットというサービスをご提供させていただいております。
リビュー業界のお客様の特徴なんですけれども、
僕らのサービスはお客様を2層に分類してまして、
新規のお客様とリピーターのお客様と分類しているんですけれども、
新規のお客様の獲得においてはリビュー店舗さんは集客サイトを使っているんですけれども、
そこの管理というところで複数の集客サイトに出している際に、
その在庫管理に非常に手間がかかるというところを自動化する一元管理機能と、
あとリピーターのお客様の顧客体験をどう満足させるかというところで、
その体験をサポートする公式のスマートフォンアプリなどの自社の予約システムというところを
パッケージでサービスで提供させていただいているというのが当社のサービスになりますね。
なるほど。上場して宣伝になるのでお客さんってどっと増えるようなものですか?
そうですね。お客様からのお問い合わせは直近だとちょっと増えたかなという感じがしますね。
やっぱり上場効果というのは。
ありますね。はい。
ありがとうございます。最後もう一つだけ会社の方ですが、
上場してから社長様の生活とか変わったことはございましたか?
特に変わってないですね。取材とかは多少増えたんですけども、
それ以外は特段変わってないですね。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、ちょっと全く違う質問もさせていただければと思うんですが、
好きなのも好きなことで、サッカーとペット、犬と過ごすことということで、
サッカーは本当に今もやってらっしゃるんですか?
いや、今やってないです。未寮法ですね。
未寮法ですね。なるほど、なるほど。
ペットと過ごすって犬を飼ってらっしゃるということですか?
そうですね。犬飼ってますね。
そんなことをして犬と戯れてらっしゃるのかと。
いや、わりと犬と散歩していると本当に何も考えなくていいですし、
仕事の中でいろいろ数字を見ることが非常に多いんですけども、
そういった中でリフレッシュになるので、そこでは本当に犬との散歩というのは貴重な時間ですね。
社長様らしいお答えでありがとうございます。
座右のメモに関して、これがまた素晴らしいんですが、
つながりというふうにおっしゃっていらっしゃいます。
このつながりを選ばれた理由というのは何かございますか?
もともと当初のミッションが、インターネットを通じて心のつながりを提供するというミッションなんですけども、
本当にこのミッションを考えたきっかけが、僕の小学生の時の現体験にあるんですけども、
当時小学生なんで、友達の誕生日会みたいなのがあるじゃないですか。
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その中で、友達でプレゼントをそれぞれ持ち寄って、その誕生日の友達にプレゼントをするんですけども、
僕のプレゼントが、すごい周りに比べて安かったんですね。
多分1000円ぐらいで、周りが3000円ぐらいのプレゼントを出してたんですけども、
そういった中で、僕なりに一生懸命その友達のことを考えてプレゼントを渡して、
最後にちょっと恥ずかしい思いだったんですよ。値段的にちょっと安かったので。
最後にその友達が、君のプレゼントが一番嬉しかったよって言ってくれて、
当時それが結構印象的で、使った金額ではなくて、
その人の体験というものをしっかりとサポートすることによって、
それ以上の価値が与えられるんだなっていうところで、
それって繋がりによって生まれるところがあったので、
それをインターネット上でも実現したいなと思ったのが、
本当にミッションのきっかけでもあって、
その繋がりっていうのはずっと小学校の時から心に留めているところがありますね。
なるほど。素晴らしいお話でありがとうございます。
最後のご質問なんですけども、この番組、経営者向け、
全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけませんでしょうか。
多分一般的だと思うんですけど、やめないですね。
あとは仲間を大事にするというところが重要で、
僕、会社を作って28歳くらいまで、従業員を含めた中で一番最年少だったんですよね。
そういった中で早い段階で自分の能力よりも優秀な能力を持って
メンバーが集まってくれたというところで、
そこのメンバーと一緒に会社を作っていくというところと、
それを絶対に諦めないでやり続けるというところ、
それが大事かなと思いますね。
なるほど。大変素晴らしいお話ですし、深いお話ですね。
私も真似しなきゃなと思いました。ありがとうございます。
リスナーの皆さま、本日はお忙しい中お聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さまのご参考にしていただければと存じます。
奥脇社長様、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に喰うインビビビは株式会社サインドさん。
12月上場ですので、つい2ヶ月前ぐらい上場ですかね。
素晴らしい社長様です。
素晴らしいですね。
一番私が感心したのは、新卒1年生の時に
さらっと辞めてさらっと会社を作れるって。
いやー、私はですね、サラリーマンで常務までやって、
39の時に会社を作ってますので、
いやー、羨ましいですね。
本当にこれが一番ですね。かつ10年経って上場する。
いやー、素晴らしいですね。最初から上場するで狙うね。
素晴らしいですし、なんかこうちょっと負けた感満載ですね。
それぐらい素晴らしい。かつ謙虚でいらっしゃいますね。
やっぱり社長業って謙虚じゃなきゃいけないんだなということで、
私なんかは謙虚が足りない時がありますので、
反省、反省、反省みたいな感じでございます。
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大変ですね、サインドさんの授業も大変面白そうな授業でございますので、
ぜひ注目して、株価なんかも注目していただけたらいいんじゃないかなと思います。
本日の社長に聞くイン・ウィズビズはここまで。また来週。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはD社様建設業だそうです。
弊社はP2B商材をたくさん使っており、
主に展示会や資料ダウンロードなどでマーケティングを行っています。
しかし名刺交換やダウンロードをいただいたお客様へ電話でヒアリングすると、
参考までにとの回答が多くなかなか受信に至りません。
現業の営業部員は既存顧客へのフォロー認知感が取られるばかりなので、
営業マンの数を増員してプッシュ型の営業部隊を作りたいと考えています。
そこで相談したいのが営業体制の仕組み化です。
単に営業部員の部隊を増員して終わりではなく、
俗人的な営業部の構築を目指しています。
これに対して相談体制を仕組み化すれば可能でしょうか。
成功や失敗を共有し、データ資産として蓄積したものをどのように有効活用すべきなのか、
成功率を飛躍的に向上させる製作や事例やアドバイスをいただければ幸いです。
これは素晴らしいですね。
ぜひ営業マンを増員して仕組み化することをお勧めしたいと思います。
私なんかがコンサルタントとしてご指導させていただくのは、
セールステップというのを作るとこういうことをお話します。
展示会にまず行って名刺交換したらお電話をしますと。
が2ステップ目ですね。
お電話して次会いに行くというのが3ステップ目。
そして会いに行ったらホロ面談をして4ステップ目。
そして契約受注というのが5ステップ。
みたいな感じで階段を作るわけですね。
その1階段目から2階段まであるのが何パーセントぐらい。
2階段目から3階段まであるのが何パーセントぐらいみたいなのを仮設定をして、
その後何回か繰り返すと実際のパーセンテージが見えてくる。
実際のパーセンテージが見えるとそのパーセンテージに行くために
こういうことをやらなきゃいけないのとか。
そのパーセンテージをもっとパーセンテージを良くするために
ノウハウを作ろうみたいな動きをしてくると、
営業部隊のメンバーたちのいわゆる平準化ができてきたり、
もしくは成功しているステップアップ確率が高い人たちの
マネをさせるとステップアップ確率が低いメンバーの業績が
上がったりするみたいなことができるので、
まずはセールスを階段に見立ててステップごとに分ける。
そしてステップアップ確率を見出す。
見出した後その確率をもっと上げるために
一番良い確率のメンバーに合わせてノウハウを抽出する。
そしてノウハウを営業部隊全員に行き渡らせ、
同じようにできるようにするためにトークとかツールとかを
作るみたいなことをやって繰り返していくと
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業績が上がっていくとこういう形になります。
ですので一番最初にお勧めしたいのはセールステップを
組み上げてパーセンテージが出るような状態を
作り上げるというのがお勧めでございます。
今でいうKPIという言い方なんだと思います。
我々は昔からセールステップと言ってましたが、
アメリカから来たKPIという考え方に近いんじゃないかなと
思います。
そういうことをして熊松と営業部隊の仕組み化ができてくる
と思いますので、ぜひそんなようなことをやっていただいたら
いいんじゃないかなと思います。
もしこの話を話そうと思うと3時間でも5時間でも話す話になって
しまいますので、もしご相談したいということであれば何々と
おっしゃってください。
無料でケース相談も最近はオンライン等で行っております。
何々とおっしゃっていただければと思います。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり
誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューを
お届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが
運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるように
しております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆さんの会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと
思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと
入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。
また来週。