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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
今の関通さんの形みたいに変えようと思った瞬間というのは、どの時期ぐらいですか?
印刷業を長く、大きな印刷会社さんともお取りきいただいて、その当時、やっぱり印刷不況というのが2000年過ぎぐらいからやってきまして、
商売も大きくなる従業員がその当時約40名ぐらいいてまして、やっぱりミスもあるんですね。
ミスもあったら、井上一番にお客様とお謝りに行って、土下座もして、さらに寝引きも黒で、
こんなのやってられへんのちゃうか、みたいな感じになりまして、ある時、楽天アワードというものの参加を得られる資格は持ってましたんで、楽天ビジネスをその当時使わせていただいてまして、
行ったら、やっぱりうちの営業マンと行ったんですが、他のイコマスのショップさんがいっぱいなんですね。
おまけに何本売ってるかも表彰で分かるんですね。
名刺交換すると、ボツリラさん、うちのやってくださいってお客様から言われたんですよ。
あ、これはいけるわと。やったことないのに、できますかって言われたら、できますって言って。
本当にびっくりしました。お客様からやってくださいって言われる業界なんや、みたいな。
やっぱりその当時は、イコマスといっても500万売り上げてるのが大阪で、1店舗か2店舗でしたから、
本当にレアなケースで、だいたい30万ぐらいの売り上げで、マンションの1室でやってはる方が非常に多かったですね。
だから、棚で言うたら5棚、10棚が非常に1つのショップで多かった。
それを受託して、その350坪の中に入れていき、あれはあれよという間に場所が足らないようなと思って、
次にまたもう、今の本社のある物件を購入できるチャンスが来まして、購入して、
そこからイコマスをこっちに特化しようというところで、そこが分岐点ですね。
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しばらく、その当時も2000年過ぎから、イコマスの売上が極端に伸びたかというと、実は極端に伸びてなくて、
あれみ2010年以降から、ぐるぐるっと桁が変わるようなショップ様が出てきあって、我々の成長もそこからなんですね、実は。
だからやっぱりお客様の出荷数が伸びないと、我々物業会社、業績も伸びませんので、
もうそこからあれよ、あれよ、あれよという間に、
そうですね、約2万5千坪ぐらいまでは行きましたね。
どんどん伸びている最中に上場を狙い始めたんでしょうか。
上場はもう少し後で、2010年から倉庫と人を手配するのに一生懸命なってまして、
どんどんどんどん会社は大きくなる。
人もたくさん増える。
けどやっぱり自分らの核となる部分というのが、やはり会社の核っていう部分を考え出して、
ある銀行さん、お取引している銀行の遠取がおいでいただいて、我々の会社をご覧いただいたら、
もう社長これで上場できますんで、我々銀行としても支援させてもらいますから、上場してはいよと言われて、
え?と思って、人派系にしてくれんねんやったら上場しますわーって。
で、活動に入ったんですね。
そしたら、3年で納期通りっていうのか、当初書いたスケジュール通りに、
こんな上手いこといくとは思いませんでしたけどね。
正直。
何かご苦労とか上場に向けてのご苦労とかなかったんでしょうか?
いや、コツは分かりましたね。
はい。
上場する際にいろんな、
そうですね、まず証券会社。
あると思いますよね。
だからその証券会社のショートレビューから始まって、で、監査法人のやいのやのが来て、
抗わんことですよね。
従うことです。
なかなか重い言葉ですね。
そうすれば上場できるかなと思いますね。
大変上場狙ってる社長さん達もインタビュー聞いてると思いますんで、
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大変重い言葉をおっしゃっていますね。
そうです。
私なんか本当に関西の典型的な商売、日本一社長ですから、
もうね、どっちかって言ったら批判されたくない、
何回言われたら言い返す、みたいな。
自分自身もそう思ってたんですけど、やっぱり上場目指した瞬間、
全ての意見をきちんと受け止めて、
ぜあぜ、日は日で、ちゃんと考える自分でないと、
持てへんやろうな、というのがまず第一にありましたね。
だから言われたことを言われた通りやってみようと、
すごい素直さ、意外ですねとは言われましたね。
そうですか。
前田の私の知ってる達人の社長は素直な感じがするんですけど。
そうですか。ありがとうございます。
そうなんですよ。それが上場できたっていうところですね。
ありがとうございます。
そうしましょう。ぜひですね、関西様の事業内容をですね、
専念があったらちょっとご説明いただけたらなと思います。
そうですね。まずお客様の中心層は、
eコマースのショップの方々や通販事業者の方々、
B2Cに対して利用を行われているのがお客様の主体でございますので、
我々の強みもB2Cの物流会社というところをやってまして、
お客様の商品を保管させていただき、ネットで売れました。
そのデータをもとに毎日毎日出荷をしていくというのが、
まず一つ。そしてもう一つは、昨今始めましたWMSの販売、
ウェアハウスマネジメントシステム、在庫管理システムです。
当社が開発した在庫管理システムの販売と、
仕事の自動化というキーワードで、いろんな自動化機械であったり、
ITソフトウェアであったりを組み合わせて、
生産性を上げていくお手伝いをさせてもらう、
ITソリューション事業、ITオートメーション事業と呼んでますが、
その事業の二つがメインの私どもの事業領域でございます。
ありがとうございます。経営サービス、トラックから始まって経営サービスに行って、
そして走行事業から、今ではIT、DXという企業に変わられているんですが、
その変わられていることで、何か辰司総社長様のお気持ちとかに変化とかありましたでしょうか。
そうですね、やはり何でまずそのWMSを販売するのかといったら、
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我々は今約年間1200万個出荷しています。
この1200万個出荷を続かなくやられている仕組みというところで、
お客様の走行見学会なんかをすると、
これ売ってくれと言われて、これ売れるんやと、
これ売ろうというところから入ったので、
そういう点では非常に強みを商売にできるという部分ですよね。
それは何かというと、我が社が使っているからです。
だからWMSのソートベンダーさんなんかは、
現場のことはよくご理解されているけど、
自社で現場を持っていない。
我々は現場を持っていますので、この現場が日々改善していけれるWMSなんじゃないかなという部分で、
そういう観点から新規事業をどんどんどんどん膨らましていこうというふうに考えています。
はい、ありがとうございます。
そうしましたら、ちょっと全く違うご質問させていただければと思いますが、
今日もお話出てきましたが、好きなもの好きなことでゴルフクラブゴルフということで、
ゴルフそんなにお好きでらっしゃるんですか?
そうなんですよ。もう本当にゴルフは好きですね。
大若い時からですか?
そうです。申し上げたように27歳の時にゴルフを始めまして、
一番最初に倉庫にネット貼って、そこで練習してましたんで。
今も会社の一部に健康スタジオの中に置いてます。
これは社員の誇りも全部含めてやってますので。
じゃあ毎週のようにゴルフ場に?
そうですね。
ありがとうございます。もう一つ、座右のメモを聞きました。
これも素晴らしいんですが、すぐやるっていうお答えで、
これは選ばれた理由が何かございますでしょうか?
そうしてきたから今があると思います。
意思決定の早さもそうなんですが、決めたらすぐやるっていう部分ですね。
我々がいろんな倉庫情報がいち早く取れるのは、意思決定の早さです。
本当にすごく意思決定が早いので、いろんな業者さんが
いの一番に持ってきてくれますので、そういう意味ではすごくいいかなと思ってますし、
また、我々社員の評価の中心もそこなんですよ。
すぐやる子が評価が高い子なんですね。
これ以上の行動規範ってないんちゃうかなと思いますね。
やっぱりすぐやるとすぐに失敗に気付ける。
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やり直せる時間がいっぱいできるっていうところで、
繰り返し繰り返し失敗しても成功するまでの時間が絶対に短いと思うんですね。
僕はもう本当にうちの評価基準はすぐやってるかです。
たぶんすごくリスナーの社長さんたちは感銘を受けてらっしゃると思いますけども。
最後のご質問なんですけども、この番組は経営者向け、全国の社長様向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
決定とチェックをすぐやることですよね。
やっぱりチェックはしてあげないと、もうね、手は離しても目は離してあかんとかね。
どっちかは置いとかなあかんと思うんですよね。
やっぱり任せるっていうことの意味っていうのをね、やっぱりしっかりその経営者さんにおいての理解度でいいとは思うんですけど、
僕はやっぱり社長がチェックするっていうところで、その意思決定の早さがやっぱり僕の仕事じゃないかなと思ってます。
ありがとうございます。おそらくお聞きになっている社長さんたちがうーんと唸っている声が聞こえてくるような質問です。
ありがとうございました。
リスナーの皆さんも本日は大勢最新の中をお聞きいただきまして、本当にありがとうございました。
ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
本日は達次郎社長様、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。失礼します。
本日の社長日記は達次郎社長様、株式会社関通様、東京マザーズに上場している企業様であって、
私達次郎社長様と10年ぐらいのお付き合いでお知り合いだったんですが、初めて聞く話も多くてですね、大変素晴らしいですね。
すぐやる。そして決定とチェックだと。社長の仕事は。私自身が反省しなきゃなと思うようなお話で、その通りだろうなと。
社長というのは決定をすることとチェックをすることだと思うので、手は離しても目は離す。
おっしゃる通りですね。本当に胸が痛い感じでございまして、私もサブらないといけないかなと思いました。
もう一つはすぐやるですとね。
おっしゃる通りですね。早くやれば失敗何回しても成功にたどり着くのが早い。
おっしゃる通りですね。やっぱり行動が一番本当に重要ですので、さっさとやれとこういうことなんだと思いますので、
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そういう意味では本当に達成総合社長様のお話が私に一番胸に響いて、一番反省したとそんな次第でございます。
皆様方もいかがでございましたでしょうか。
ぜひ皆さん方も徹底とチェックとすぐやるということで、ぜひ良い経営者、良い社長になっていただき、良い企業を作っていただければと思います。
本日の社長見つくインブジはここまで。また来週。
本日の3分コンサルティングは従業員17名のお会社さんですね。
ご会社を設立し、多言語対応の観光アプリの開設を進めることになりました。
当社のメンジー側はアジア圏を中心にした旅行代理店のため、製品開発者のノウハウは全くなく、すべて外部委託します。
現在開発会社の先頭を行っておりますが、あいみつも栄養価は特に大差はありません。
ただ弊社のプロジェクト担当者も初めての開発経験のため、
今後契約に至った際に、契約書のドラフトの良し悪しな判断、委託先と言われるがままの内容になりかねません。
委託先と開発後のトラブルを避けたいので、契約書に埋めるべき項目や注意点をご教示いただけますでしょうか。
私ども、ちょうどビジネスマッチングアプリのBizOnというのを、昨年スタートさせています。
2年前に開発スタートしたわけですね。
その時はこんな風にしました。
10社ぐらい真っ白なりプレゼンなりをしてもらって、その中から3社ぐらい選び、さらにプレゼンテーションをしていただいて、
3つまで提案書を出していただき、さらに2社に絞って、最後に2社と話し合って、1社に絞って開発スタートした。
そのぐらいのことでありました。
何でそんなに何回も打ち合わせをしたかと言いますと、やっぱり相手方がちゃんとした会社かどうかとか、
我々の言っていることの理解を示してくれるかどうかみたいなことを見極めるんですね。
そういうコミュニケーションを一番最初に重要視してやられてきました。
ですので、結果的に小さなトラブルはいくつもございますが、大きなトラブルもなく、今、Vizone というアプリができ、
そして大変評価をいただいてまして、どこのビジネスマッチングアプリよりもユーザビリティ高いですねと、
よくお客さんに言っていただく状態が作れています。
ですので、結果的によくあったんじゃないかなと思います。
ちなみに横見されますが、その企業とはZoomで面談をし、リアルで一回もお会いしないで何百万というお金を支払っていますので、
そのリアルであるかどうかというのは重要かというと重要ではないと私一緒に思っています。
むしろ向こうの考え方やコミュニケーションの取り方の方が重要だと思っています。
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さらに契約書に関しても、開発が遅れた場合は違約金情報があるとか、開発ができなかった場合は返金情報があるとか、
そういうこともやっぱりきちんと契約書には入れるべきだなと思います。
違約金については3倍とか5倍とかいうふうに書くケースが多いんじゃないかなと思います。
やっぱり絶対はないので、契約書にはそういうことをきちんと踏んでおけばスケジュールとかが遅れなかったり、
または開発ができないということがなかったりすると思いますので、
それはきちんと入れた方がいいんじゃないかなと思います。
何よりも契約書より相手方とのコミュニケーションがうまくきちんと取れていけるかどうかの方が一番重要ですので、
ぜひそこをお気をつけてアプリを開発していただければと思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。