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社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
今のバルテスさんなんですが、バルテスさん、もともと上場は目指していらっしゃったんですか?
そうです。設立の時から、もともと設立の時に大阪商工会所でベンチャースクールっていう、
ちょっと経営者を目指している人たち向けのスクールみたいなのが1年間あったんです。
結構、35、36回ぐらいのコースがあったんです。それに一緒に参加していた人がパートナーでいてて、
そのパートナーと一緒に作ったので、ベンチャースクールっていうのは、
IPを指しましょうっていう、将来IPを目指しましょうみたいなところの1年のいろんな講座を学ぶとか、
ファイナンスであったりとか、当然知的商業圏であったりとか、民事、経事みたいなところを含めて、
いろんなコースを学んだんですけど、その時に一緒に学んだメンバーと一緒に設立したので、
当然最初から上場を目指して作りました。
今までお聞きしていると、3社ともいわゆる共同経営者がいらっしゃったような感じなんですが、
共同経営者でやる方って少ないとは思うんですけど、
選ばれている理由は何かありますか、共同経営者の前から前から。
特に別にそういう、選んでということではなく、たまたまそういう流れになって、
3社目も残念ながら、共同経営者のもう一人、パートナーは途中で会社を辞めると退任するということにはなってしまったので、
結果一人になってしまっているというのはあるんですけど、別に意図的にやったわけではないです。
ちょっと座禅するご質問なんですが、共同経営者でやっているのは、私の見えだと成功している社長さんは割と少なめというか、
だと思うんですけども、何か共同経営者でやっていく上でのノウハウといいますか、
こういうのを注意した方がいいよみたいなアドバイスもしございましたら、
多分リスナーの皆さん聞きたいんじゃないかなと。
逆に言うとおっしゃられたように、成功していないから別れているんですよね。
どこかでなかなか難しいですよね。どうジャッジするのかということをちゃんと明確にしておかないといけないし、
当然最後の今の会社のときは必ず最終ジャッジは私がするということでそういう約束はしていたんですけど、
そうすると相手方としたら不満じゃないですか。
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不満しか残らないので、結局またそこで出ていってしまうということになるので、
お勧めは一人で起業するほうがいいのかなという感じはします。
なるほど。ありがとうございます。すみません、余計な質問をしてしまったかもしれませんが、
上場に向けて苦労されたこととかそういうのはあられましたでしょうか。
かなりいろんなことが山あり谷ありで、もともとたまたま今の想定テストのビジネスというのは、
我々2004年に設立したんですけれども、2003年の12月にこのテスト業界初の上場会社がマザーズに上場しまして、
それで第三者テストとか検証とかというのがちょっと注目され始めた時期だったんです。
そのタイミングで、うちは2004年の4月に作ったんですけれども、
わりと世の中が認知されだした時だったので、わりと1年目、2年目、3年目と順調に、
1年目は5000万円弱で、2年目が2億3000円、3年目が5億3000円、10億とかこんな感じで順調に来ていたので、
すごく途中でも証券会社さんも主幹事も決まって順調に来ていたんですけれども、
やはりあまり順調に来ずると何かあるんですよね。リーマンショックがありまして、
一旦途中まで上場準備を進めた段が一旦クローズになって、そこから立て直して、
2年3年経ってようやくそろそろちょっといけるなと思って、
また主幹事さんにお願いして途中から再スタートしたというのが経緯なんです。
2008年、2009年あたりからリーマンショックで、4年後ぐらいに設立して、
4年ぐらいにドーンと来て、今のコロナみたいなのが。
コロナよりもひどかったですね。
その当時はどちらかというと、ソルターテストといっても組み込み系なんで、
製造業さんの組み込みソフト、製品に組み込まれているソフトのテストが多かったんです。
ということは、リーマンショックで何が起こったかというと、
製造業がことごとくダメになったので、すごくダメージが多かったんです。
それでディストラクチャリングという、いろいろ事務所も拡大して、
いろいろやってたやつをまとめて再スタートしたんですけど、
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その時の経験があるので、まずは資金的なところをちょっと余裕を持とうということと、
あとはやっぱり人的なところでいくと、結構伸びていたので、
割と無理して採用していたんです。
ちょっとレベル感が欲しいという人も含めて、いろんなレベルの人を採用していたので、
そういう意味ではリーマンショックの時にレベル感のちょっと低い人たちが
ことごとく契約が終了になったと、みたいなことも経験があるので、
まずその辺りも人生もかなり専別をしてというところで来たので、
幸い上場もできていたので、資金も調達できましたし、
もともとの分厚くしていた部分と上場の資金もあって、
そういう意味で今結構リーマンの時よりはすごく気持ち的にアラックです。
なるほど。今の田中社長様のお話はコロナになった後のお話にお話しいただいているということで、
実際の皆さま方もご理解いただいていると思いますけれども、
今そうするとテストの方は製造業というよりは幅広くなっているんですか?
そうですね。
ゲームとかいろんな分野が出られているんですか?
弊社はゲームだけはやっていなくて、ゲームとかパーツ銀行ソロトークとか遊戯機みたいなことはやっていなくて、
組み込み系もやっていますし、あとウェブスマホ系、
あとエンターテイメントという業務システム、巨大な銀行のシステムだとか、
生命保険だとか、あと流通だとか、そういう巨大なシステムですね。
そういうところに幅広いドメインでやっています。
特に最近伸びが大きいのはエンタープライズという業務系のシステム、機関系のシステムだとか、
大きなシステムの需要が結構来ていますので、
5月伸びていると、今後も数字の方がさらに伸びていく傾向にあるかなと思っています。
今後、アフターコロナ後というか、ウィズコロナという言い方もできるのかもしれませんが、
コロナ後は、いわゆるDX、デジタルトランスフォーメーションというか、
そっち側についていくと、本社側はもっと分野が広がっていくと思われるんですけれども、
多分そうすると株価もスーッと上がっていく感じでよろしいですか?
期待値で上がっていただけると非常にありがたいなとは思うんですけれども、
そういう意味で、DXでいくと2025年の問題もあったりとかしますので、
今はレガシーなシステムを面倒見てきた方が引退をされる時期に差し掛かっているので、
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今それまでには新しいアーキテクチャの下に作り変えるとか、
押し返るとかということがこの5年ぐらいでやっていかなかったというところと、
計算所のDXで生産性を上げるというところ、IT投資をして生産性を上げなさいというところと重なるのと、
もう一つコロナの影響で、今回見ていただいたら分かると思うんですけれども、
行政のIT化がめちゃくちゃ遅れているじゃないですか。
この辺りも不具合がいっぱい起こっていたりとかしますよね。
補助製品の申請のシステムが動かないとか、いろんな問題もあったので、
当然品質というところもフォーカスがされるでしょうし、
行政のIT化ということもかなり予算をつけてやっていかないといけないということも気がついたと思いますので、
トリプルでいろんなことがこの数年でやってくるということが予想できるんじゃないかなと思うので、
期待しています。
行政のオンライン化は実際7.5%しかやっていないらしいですので、
バルテスさんおそらくぐっと伸びられるんじゃないかということで、
リスナーの皆さんぜひご注目でご期待いただければと思います。
ちょっと違う、全く違う質問をさせていただきたいと思うんですが、
好きなもの好きなこと事前にもいろいろお聞きしていて、
奥様との旅行がお好きということで、奥様家族好きということで、
これも大変素晴らしくてですね、社長様としては珍しいんじゃないかなと思われるんですけれども、
毎年ぐらい旅行行ってらっしゃる感じですか?
そうですね、大体大きな旅行を2回ぐらい、年2回ぐらい、
お二人の旅行を数回みたいな感じで行かせていただくんですけれども、
特にハワイが好きで、特に大和は好きなんですけれども、
たまにハワイ島なんかも行ったりというところで、
趣味は奥さんということをみんなに触れ込んでいるというのが可能性です。
本当に素晴らしいので、私社長様ばっかりとお付き合いしていますが、
奥様との旅行とお答えいただいたのがまた初めてぐらいの、
奥様家族みたいなのも初めてぐらいでございました。
本当に素晴らしい社長さんがいらっしゃいますが、
もう一つ、財団のメモをお聞きまして、
傾向となるも優吾となるなかれということで、
くらい色のが捉えていらっしゃると思うんですが、
大変難しい小力だと思いますが、
これ選ばれた理由というのは何かございますでしょうか?
やはり大きな巨大な組織のお尻のほうでポツンと、
中の一つの歯車じゃなくて、
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やはり小さな組織でも頭になって色々コントロールできるということのほうが、
よりいいんじゃないかなと。
私はそのほうを目指してやってきたし、
その意味で小さくてもいい企業をして社長になろうということでやってきたのは、
ことわざが自分の中の財団の名なので、
そういう小さくてもいいので企業をして社長になろうというのをそこに込めています。
なるほど。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、
この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、
もしくはこれから企業をする方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらなと思っております。
弊社の行動指針、うちは8作で言っていて、8個あるんですが、
その中の1つでもあるんですけど、
やはり何事にも興味を持ってチャレンジするというところがすごく心がけていて、
やはり私、今の会社もそうですけど、
そういったテストを専業なりわいとしてやっていこうと、
専門的にやっていこうと、
プロ集団を作ろうというところもチャレンジですし、
プロ集団を作るためにはそこに欠かさない教育をしたりとか、
そこの研修カリキュラムを作ったりとか、これもチャレンジです。
弊社はやはり今、他社と違うところはかなり教育の力を入れていて、
全てのエンジニア、新卒も未経験も中途の社員も、
全てに同じ教育を施して、
同じプロ集団として我々のバルテス流のやり方、
バルテスメソッドと言っているんですけど、
それを自分に浸透させて広げていこうというのを今やっているので、
そういうチャレンジしてそれをちゃんと達成するというところをきちっと、
目標をちゃんと達成していくというところを心がけでやるのが一番いいのかなというふうに思っています。
そういう意味では、女女も1回はレインボーショックで駄目だったんですけど、
やはり目標としていたところなので、
最初にアレンジをしてそこを諦めないというところがすごく必要なんじゃないかなというふうに思っています。
はい、以上です。
ありがとうございます。大変素晴らしいお話ですし、
たぶんリスナーの皆さん方も良しチャレンジしよう、
諦めないで頑張ろうと思っていただけたんじゃないかと思います。
リスナーの皆さん方も、本日は青井さん、品川さんにお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんをご参考にしていただければと存じます。
田中社長様、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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本日の社長に行くインウイビズは、
マザーズ上場企業のバルテス株式会社田中慎二社長様でいらっしゃいました。
大変素晴らしいですね。諦めない、チャレンジする、そして上場する。
3日半もやっていらっしゃって、チャレンジし続けているというのは本当に素晴らしく。
かつ、1962年生まれでいらっしゃいますので、割とベテランの経営者でいらっしゃいますが、
もういろんなことを経験していらっしゃるので、本当に素晴らしい経営者。
私本当に真似したいなと思います。
また、DX時代には本当に必要な企業を作られていらっしゃって、
その先見をくれたりは本当に素晴らしいなと思います。
そういう意味では、本当にバルテスさんの注目だと思いますけれども、
ぜひリスナーの皆さんも諦めずチャレンジし続けていただけたらいいのではないかなと思っております。
ぜひ頑張ってください。
本日の社長に行くインウイビズではここまで。また来週。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
本日の社長の孤独力、番外編は弁護士や税理士や労使が使えない。
使えない専門家はキレイでございます。
皆さんやっぱり弁護士、もしくは税理士などなどは大変大切ですね。
私も当然いろいろ使わせていただいてます。
それはやっぱり私の知識では足りない部分を持ってらっしゃるし、
事例を持ってらっしゃる、反例を持ってらっしゃるから使うわけですね。
私の知らないことをいろいろ教えていただける。
そういう意味では専門家というのは大変大切です。
ただし私は思うに、やっぱり弁護士の先生とやり取りできるぐらいの
法律の知識は持った方がいい。
税理士とやり取りできる税務の知識は持った方がいい。
会計士とやり取りできる会計の知識は持った方がいい。
私はそう思ってます。
うちも上場準備している会社ですので、監査法人に入ってますが、
監査法人とやり取りするとき、会話がかみ合わないとダメですよね。
でも会計士さんがこの社長全然分かってないのは勉強してないなと思うと、
会計士の先生の言いなりになるしかないですよね。
そういう意味で言うと、社長さんがまずは自ら勉強することが大変大切だと思います。
それは法律という面も税務という面も会計という面も、もしくは労務という面も。
やり取りできるようになった状態で、
初めてその専門家の本当の正しい意見を聞き出せることができると、
専門家をうまく使えるということになります。
よって、使えない専門家がいたら切るべきですが、
その前に社長さんが勉強しないとダメなんだと思いますね。
昔私は会計の知識をもともと持ってますし、
壊されたのですから監査法人とやり取りして、
結局監査法人を変えたことがございます。
それはやっぱり知識のないなと考えたわけですね。
逆に言えば税理士なんかにも意見を求めると、
こんな方法あるよ、あんな方法あるよと言われて、
そんな方法あるのと言って大変助かった事例もございます。
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これは弁護士もそうです。
裁判になった時に、こうやってあげてて、
私が言ったら審査員さん、そこまでやりますからやれますけども、
ということで何度も勝ってまいります。
やっぱりそういう意味では、
こっちが知識を持っているから、
向こうの持っている良い情報を引き出すことができると、
こういうことです。
でもこっちが何にも知識を持っていないから、
じゃあこれで表面的な感じで、
なんだかな、うまく使えているのかな、
うまくこの専門家本当にプロなんだろうかって迷ってしまう。
そんなことがございます。
ですので、知識のない専門家は私は
千切るべきだと思いますけども、
その前に社長さんがまずは勉強すべきだということを
思ってほしいと思います。
そして見極めをできるように、
社長さん自らが見極めをできるようにしないといけない
というふうに私自身は思っております。
ぜひそんなことを考えて、
まずは自分自ら勉強していこうということを
考えていただければと思います。
全ては自己責任でございますので、
社長様は自ら勉強し、
自己責任のもと経営をしていかなきゃいけないんだと、
こういうふうに思っていただく方がいいんじゃないかな
というふうに思っている次第でございます。
本日は社長のことをくるく、
番外編はここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞き下さり
誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、成功経営者の
インタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべて適当化いたしまして、
私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく文字で読み返すことで
新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないか
と思いまして、サイトの方にも貼っていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと
入力いただきKAノートのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。
また来週。