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2020-10-14 18:38

第197回 森田昌宏氏(株式会社gamba代表取締役社長)【後編】

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高校時代にNECのPC8000シリーズに触れ、プログラミングなどを学ぶ。大学院を卒業後はNTT研究所や楽天トラベルを経験後、2012年に株式会社gambaを創業。
SNS型日報アプリ「gamba!」を、累計10,000社を超える企業が活用する日本最大級の日報アプリへと成長させたエピソードから、経営のヒントが得られます。ぜひインタビューをお聞きください。




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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、株式会社gambaを創業されていらっしゃるわけですが、
独立しようと思ったきっかけなんて何かございましたでしょうか?
前からここまでいろんなネット業界見てきて、最後はやっぱり自分でやるしかないよな、
っていうのはあって、いつかやりたいと思っていたんですね。
その中で、当時楽天に行ったときに、夜いろいろと
こんなものを作ったらどうなるんだろうか、みたいなことを
半分エンジニアなんで作ってたんです。
その時は思ってたのが、楽天という会社は結構ミーティングがすごくたくさんある。
もうちょっと幹部クラスになると、ほぼ1週間、朝から晩まで全部定例ミーティングで埋まるみたいな。
そのミーティングの中で、すごくいろんなことが話し合われているのかというと、
ほとんどが進捗確認。このプロジェクトはどうなっていますとか、
今こんな感じで動いています、みたいな。数字が今こういう状況です、みたいな。
そういう進捗確認とかで、時間がかなり浪費されているんじゃないかなって思っていて、
実際僕もいろいろミーティング出るじゃないですか。
横の人たち、ノートパソコンをカタカタいじってメール返ってたりとか、
自分の場になるとしゃべり出すみたいな。
そんな人たちがすごくたくさんいて、これって意味ないんじゃないのか。
それを改善するようなツールって、もしかしたらできたらいいんじゃないかなって思って、
今のGammaの、ずっと前進になるような、すごくしょぼい機能しかなかったんですけど、
デモのアプリを作り始めて、それが今の原型になっている形ですね。
なるほど。
じゃあそのアプリというかプログラミングが何となく動き始めたんで、
じゃあこれで独立しようかなってこんな感じでやらせています。
ただそんなに僕もそれでいけるとは自信がなかったので、
いろんな人に話を聞いてみたりとか、実際に使ってもらってみたりとかしている中で、
サムラインインキメイトの坂木原さんと出会いがあり、
それでこんな話を考えているんですけど、どうでしょうかっていう話をして、
じゃあそれやってみようよという話になって、2012年。
あれ早かったですね。2012年の6月とか7月ぐらいに最初お話をして、
そこから一気に立ち上げて、2012年の11月ぐらいに会社を創業した形ですね。
なるほど、そろそろ出会いで独立したという感じでいらっしゃる感じですね。
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実際の皆さん、たぶんサムラインインキメイトの坂木原さん、
ご存じない方もいらっしゃると思いますが、
VCの中ではちょっと得意なVCで、本当のハンズオンで、
場合によってはオフィスなんかも提供して、自分も会議に参加してという形でやっているVCを運営されている坂木原さんでいらっしゃいまして、
フジテレビなんかとも組んでいらっしゃったり、
最近はイスラエルに住むとか住まないとかって聞いたことがありましたけども、
イスラエルはもう立ち上がって、今イスラエルの舞台に任せているみたいですね。
じゃあ戻ってきていらっしゃいますかね。
私もお会いしたのはもうかれこれ10年ぐらいかもしれませんが、
そういう方ですので、リスナーの皆さん方は知らないと思いますので、
ちょっとご解説を入れさせていただきました。
ガンバの方、創業してから何か苦労とかそういうのはあられましたでしょうか。
非常に大変な思いいっぱいしました。
やっぱり人の採用とか広告とかそういうの全然わからないうちに、
とにかくなんか面白いものできたからやってみようぜみたいな感じで立ち上げているので、
そこから先は非常にたくさんの苦労がありました。
どんな苦労があられましたか。
まずお金の話から始まって、
どうやって人を採用するのかとか、
あるいは開発とかもですね、
まとまった形で開発するっていうのは、
僕の中では割と初めての経験というか、形だったので、
どういうふうに開発のマネジメントしていけばいいのかということも全然わからない中、
とにかく当時はいろんなピッチのイベントがあると、
そこにとりあえず顔を出して、こんなものがあるので使ってみてくださいみたいなことを
ひたすら喋りまくり、
コードを作り、みたいな形で、
なんとかユーザーを集めてやってきました。
なるほど。何かがんばの創業して学ばれたことなんてあられましたか。
ありとあらゆることが学びでしたね。
どうやったら物ができるかってこともそうだし、
お客様は何を求めているのかとかっていうことも
やりながら学んできた形ですね。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、もしよければがんばさんの事業内容を
リストの皆さん方に宣伝があったらご説明いただけたらと思っております。
私たちが今やってますのは、
日報共有アプリがんばというものをやっています。
これは文字通り日報を書いて共有するためのアプリになっているんですけども、
私たちがお客様にいつも申し上げているのは、
会社を育てるために何をしたらいいかっていうことをいつも申し上げておりまして、
例えば皆さんがお仕事をされる中で、
仕事がうまくいった仕事もあれば、うまくいかなかった仕事もある。
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あるいは仕事の中でこれをやろう、こういう風にやろうと思って、
計画通りにうまくいったこともあれば、
突然何か突発的な要因で仕事をしなければいけなくなった項目だったりとか、
そういういろんなものがあると思うんですけど、
その中でいろんな仕事が思い通りにやってうまくいくという状態を
何回たくさん作っていくかっていうことが、
多分会社のうまく回していくために一番重要なことなんじゃないか。
逆にうまくいかなかったことは何が原因でどう直したらいいのか。
それを社員の皆さんが全部やっていけるようになる。
あるいはいろんなやってみた中でたまたまうまくいったことは、
みんなでやれるようにするという形で、
どんどんやれる仕事、うまくいく仕事をどんどん増やしていくということが
多分重要なんだろうなというふうに思っています。
日報っていうのはそれを増やしていくためのツールだというふうに思っているんですね。
つまり誰かがこういう仕事をやってうまくいかなかったです。
じゃあそれはどうやったら次うまくいくのかということを
コミュニケーションを取りながら直していったりとか、
あるいは突発的にたまたまやってみたことがうまくいったら、
それをうまくいくやり方をみんなに広げてみんなでやるようにしたら、
もっとうまくいくようになるはず。
これを日報に書いて、それをみんなでコミュニケーションする。
あるいは社長の方がそこにフィードバックを返していくことで、
よりよく仕組みとして回っていくように改善していくというのが
日本の役割なんじゃないかなというふうに思っていまして、
それをいかにやりやすくするコミュニケーションツールに仕上げていくのかというのが、
Gambaでは今追求しているところになるかなと思います。
ありがとうございます。
もしよろしければリーさんの皆さん方、
Gambaさんの日報アプリを使っていただければなと。
ぜひよろしくお願いします。
私は質問をさせていただければと存じますが、
好きなものを好きなことで、
事前にお聞きしているんですが、
プログラムを書くこと。
海外旅行1人旅、1人で飲み歩き、
空手、クロービーでキックボクシングがお好きということなんですが、
プログラムの話は大変お話しいただいたので、
1人酒、1人旅、お一人結構好きでいらっしゃいますか?
そうですね。
あまり人とつるんでどこかへ行くということはあまりしないですね。
そうですか。
私も1人酒は好きで、
部下たちに飲みに行きたい人というとみんなに断られるというのが、
毎日のように繰り広げていますが、
お一人で飲み歩くの好きな理由なんてあられるんですか?
旅もそうなんですけど、
その行った先でどういう人がいるかというのが、
すごく僕は興味があって、
たまたま隣に座った人とどんな話ができるのか、
そういうのが好きなんですよね。
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去年、香港に行った時に、
香港がまだ今みたいなぐちゃぐちゃな状況になる前だったので、
その時にたまたま同じドミトリーみたいなところに泊まった人と、
すごく意気投合して、
例えばマカオ旅行に行ったりとか、
そういう話が突然起きるというのが好きなんですよね。
予想できないことが。
当然逆に何も出会いも何もなくて、
今日つまらなかったなということもあれば、
今日すごい面白い相手とご飯食べられたみたいな、
そういうのがすごく好きなんですよね。
なるほど。
まさに企業家、創業家のお話だなと思いながらお聞きしましたけども。
座右のメモをお聞きしまして、
好きの力を信じるということで、
こちらを選ばれた理由は何かございますでしょうか。
今会社やってて思うんですけど、
嫌いな仕事とか得意でない仕事、苦手な仕事で、
やっぱり人って成果を出すのすごく難しいんじゃないかなって思っていて。
できることなら、
その会社の社員の仕事がその人にとってすごく好きで、
なおかつそれがすごく得意な仕事になっているっていう、
それだけで構成される会社にしていきたいなって思うんですよね。
どういう仕事が好きかとか得意なのかって、
想像を遥かに超えるレベルで、
みなさん全部違うことを言うので、
僕は例えばプログラム好きですけど、
他の人から見たらプログラム絶対に嫌だっていう人もいるわけで。
その中で、それが好きって思ってくれる人だけで会社を構成すると、
多分すごく効率的に、
なおかつやってて楽しいんじゃないかなって思うんですよね。
僕らの会社は、笑顔で働く人を増やすっていう企業理念を掲げてるんですけど、
そのためには嫌いな仕事ではなくて、
できれば好きな仕事でやっていってほしいなって思うんですね。
それに好きであれば、とりあえずそのうち得意になってくれるんじゃないかなって思うんです。
嫌いな仕事を得意になるってなかなか難しいですけど、
好きな仕事だったらそのうち得意になってくる可能性があるので、
少なくとも最低限、僕らが誰かの社員を採用するときには、
その仕事が好きなのかどうかっていうことをいろんな方法で見極めて、
いろんな話をしながらとか、
そういった中で見極めて、
その人に徹底的に好きを追求してもらえるような環境を作っていく。
そしたらきっとこの仕事が得意になって、
僕らもそこから成果を得られるんじゃないかなって思ってるんですね。
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なので、極力好きの力を信じるみたいなことを
突き詰めていきたいなと思っています。
なるほど。ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、
この番組は経営者向け、前後の社長様を務め、
もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ、社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
そうですね。まだ全然成功したというふうには思っていなくて、
まだまだ僕らの会社のこの規模、あるいは事業の売上の状況から考えても、
他に何百倍もたくさん売上を作っている会社、成長している会社さんがあると思うので、
なかなか僕はまだ成功したというふうには全然思っていないです。
それよりもまだまだ会社として、あるいは個人としてやりたいことがたくさんあって、
それをどんどんやっていくというのが、今僕の重要なことなのかなと思っています。
今ちょうどコロナの状況でオフィスを全部、ほぼ今まであったオフィスを半分に減らしてダウンサイズしているんですけど、
もしこれがうまくいったらですね、
例えば僕、海外に行って、海外で仕事をするみたいなこともやってみたいなと思っていますし、
まだまだ僕らがやっていないことをどんどんやっていきたい。
一つの、とりあえず山を乗り越えてきたかなというふうに思っています。
ありがとうございます。
本日はリスナーの皆さん方もおいほどしながらお聞きいただきまして、
本当にありがとうございました。
ぜひ皆さんのご参考にしていただければと存じます。
森田社長様、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に聞くDWebは、ガンバの森田社長様でございました。
小さい頃の98シリーズか、80シリーズ、66、60シリーズ。
そんな話が出てくると、ちょっと懐かしいなとともに、やっぱりプログラマーで、ずっとプログラマーなのかなと思いますし、
小さい頃にプログラミングができたから、いろんな事業に関われたというのもあるので、
うらやましいなと思うともに、やっぱりそういうのでずっとやっていらっしゃる方は、
創業、起業までいくのかな。
やっぱり時代が起業させるみたいなのもあると思うんですよね。
その典型的なパターンかなというふうに思ってお聞きしました。
ぜひNIPアプリ、皆さん方お使いになっていただいて、
もしかすると生産性向上につながるかもしれませんので、
ぜひというふうに思っております。
本日の社長に行くイベントはここまで。
それではまた。
経営者を応援する。社長の孤独力、番外編。
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本日の社長の孤独力、番外編は、10章以降、事業計画と実績に大きなギャップがある。
事業計画の問題ないか見直せという話でございます。
私、部下たちによく言っていたのは、マネージャーや支店長や、
昔の部下たちに当時言っていたことは、前後10%ぐらいの達成は、
マネージャーの努力で何とでもある。
だから90%までいったら、あとの10%というのはどうにかなる。
5%も何とかなる。
逆に言えば100%までいっていたら、110%まで伸ばすこともできる。
それはマネージャー次第だと。こういう話をしました。
これはマネージメントの努力で何とかなる。
しかしなら90%以下になってくると、計画の高さが悪かったとか、
例えば80%とか70%とか50%とか、根本的に多分いかなかったのではないか。
こういう話をよくしています。
そういう意味で、事業計画と実績に大きなギャップがあるというのは、
もともとの事業計画がダメなんだと。
ある意味、その事業は80%しかいかなかったんだ。
もともと環境が急に変わって、
これ、ちょうど撮っているときはコロナが起こっている最中というか、
コロナ禍というんでしょうかね。
with コロナかもしれませんが、その最中ですが、
そういうことが起こってしまうと、もうその事業計画なんて無駄なわけですね。
すぐに立て直さなきゃいけないわけですね。
ですから、環境が変わってしまったり、環境がおかしくなってしまったら、
その事業計画を言っていてもしょうがないわけです。
そういう意味で、実績と事業計画に隔たりがある場合には、
事業計画の方の立て方の問題なんだということを、私自身はよく言っています。
そういう意味で、きちんとその辺を、
事業計画の立て方が正しかったかどうかを分析するということが必要になるんじゃないでしょうか。
その結果として、事業計画が精緻になっていくみたいなことができるんじゃないかと思います。
そういう意味で、事業計画の立て方の方を見直していただければというふうに思っている次第です。
本日の社長の孤独録番外編はここまで。それではまた。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり、誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべて適当化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、
皆様の会社系に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、
18:02
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索でKAノートスペース社長インタビューと入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウィズビズはここまで。また来週。
18:38

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